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【第31回】フェブラリーSで評価すべき血統・臨戦過程は!? 2~3月の重賞攻略、サウジCポイント攻略、冬競馬対策に必読!「穴ぐさ選者の回収率UP!術vol.5」


CONTENTS
 フェブラリーS・2~3月の重賞攻略
サウジC ポイント攻略
穴ぐさ選者の回収率UP!術 vol.5

馬券ゼミのメンバー
 関東の人  サラブレ中の人(穴ぐさ・関東担当)
 関西の人  サラブレ中の人(穴ぐさ・関西担当)
 ローカルの人  サラブレ中の人(穴ぐさ・ローカル担当)

※記事内の集計データは、特に記載がない場合は2025年2月10日終了時点の、JRAのレースを対象としたものです。


フェブラリーSで評価すべき血統・臨戦過程・季節実績は?

関東の人 昨年のフェブラリーSは、【穴ぐさ・A】だったペプチドナイルが優勝した。11番人気だったけど、近年のフェブラリーSの好走馬のタイプにかなり合致していたんだよね。近5年の連対馬は、次のようになっている。

■2020年以降のフェブラリーS
連対馬 馬体重
2020年 ①着モズアスコット 494kg
②着ケイティブレイブ 524kg
2021年 ①着カフェファラオ 514kg
②着エアスピネル 488kg
2022年 ①着カフェファラオ 526kg
②着テイエムサウスダン 546kg
2023年 ①着レモンポップ 518kg
②着レッドルゼル 488kg
2024年 ①着ペプチドナイル 528kg
②着ガイアフォース 494kg

関東の人 近5年の連対馬は488kg以上で、色を付けたのは514kg以上の馬。近4年は514kg以上だった馬が制していて、フェブラリーSは冬のダート重賞ということもあって、まずは大型馬をチェックすべきだね。

関西の人 近10年の優勝馬のうち、馬体重が500kg未満だったのは、2020年のモズアスコット(494kg)と2018年のノンコノユメ(450kg)だけですね。

関東の人 その2頭は6枠12番で、馬体重と枠順に関しては、次のような関係性がある。

■2015年以降のフェブラリーS
馬番 498kg以下 500kg以上
ひと桁馬番 [0.2.1.24] [7.2.6.48]
ふた桁馬番 [2.3.2.36] [1.3.1.20]

ローカルの人 498kg以下の馬はふた桁馬番で勝っているのに対して、500kg以上で勝利した8頭のうち7頭はひと桁馬番だったんですね。

関東の人 ふた桁馬番で500kg以上で勝ったのは2016年のモーニン(522kg、7枠14番)で、その年は重馬場だった。大型馬は内枠が良いとまでは言えないと思うけど、フェブラリーSに出てくるレベルの馬は砂を被ったらダメとか揉まれたくないというタイプは少ないから、大型馬がひと桁馬番に入っても特に割り引く必要はないでしょう。

ローカルの人 ただ、近年のダート重賞は大型馬が多いですよね?

関東の人 近5年のフェブラリーS(出走馬80頭)では、498kg以下の馬が41頭、500kg以上の馬が39頭だね。2019年以降の近6年は、500kg以上の4~6歳でひと桁馬番に入った馬が好走を続けているから、大型馬は年齢と枠順を加味して選択すると良いんじゃないか。




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