穴ぐさ傾向と対策
菊花賞は父サンデー系以外の馬も!?
今週末の重賞は、菊花賞とアルテミスS。その予想に役立つ情報と穴ぐさの好走率が高い特別競走をご紹介します。菊花賞では父がサンデー系以外の馬にも注意を払った方が良さそう!?
先週(10月17日~18日)の穴ぐさは[4.3.5.96](複勝率11.1%)でした。重賞(秋華賞、富士S)では貢献できず、申し訳ありませんでした。
秋華賞はモンローウォークとギャラボーグの接戦になりましたが、圧倒的1番人気に支持されたモンローウォークがクビ差で競り勝ってG1制覇を成し遂げました。モンローウォークは馬体重が452kgで、ギャラボーグ(498kg)とは40kg以上の差があったものの、競り負けなかったですね。
モンローウォークはノーザンファームの生産馬で、今週末の菊花賞においても、同牧場の生産馬であるロブチェンが1番人気に推されそうです。昨年のホープフルSに加えて、皐月賞・ダービー・菊花賞という3歳牡馬三冠を制することとなるか。今週末は、先週以上に盛り上がる可能性がありそうです。
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先週にお伝えした通り、今年のJRAの芝G1ではノーザンファームの生産馬がずっと連対しているので、確認しておきましょう。
【2026年の芝G1(JRA)】
| レース | ①着馬の 生産牧場 |
②着馬の 生産牧場 |
| 秋華賞 | ノーザンファーム | ケイアイファーム |
| スプリンターズS | 村田牧場 | ノーザンファーム |
| 宝塚記念 | 三嶋牧場 | ノーザンファーム |
| 安田記念 | ノーザンファーム | ノーザンファーム ・追分ファーム |
| ダービー | ノーザンファーム | 新冠橋本牧場 |
| オークス | 飛野牧場 | ノーザンファーム |
| ヴィクトリアマイル | ノーザンファーム | 社台ファーム |
| NHKマイルC | ノーザンファーム | ノーザンファーム |
| 天皇賞・春 | ノーザンファーム | 社台ファーム |
| 皐月賞 | ノーザンファーム | 社台ファーム |
| 桜花賞 | ノーザンファーム | ケイアイファーム |
| 大阪杯 | ノーザンファーム | 三嶋牧場 |
| 高松宮記念 | 白井牧場 | ノーザンファーム |
【2026年の3歳限定の芝G1(JRA)でのノーザンファーム生産馬】
| 人気 | 着別度数 |
| 1番人気 | [5.0.0.1] |
| 2番人気 | [0.0.2.1] |
| 3番人気 | [0.1.0.2] |
| 4番人気 | [0.1.0.2] |
| 5番人気 | [0.0.0.1] |
| 6番人気以下 | [0.0.2.29] |
今年のJRAの芝G1での連対馬は生産牧場が上表の通りで、13レースすべてでノーザンファームの生産馬が連対しています。3歳限定の芝G1に限ると、ノーザンファームの生産馬はのべ5頭が勝利していて、それらはすべて1番人気に支持されていました。
今年の菊花賞に登録しているノーザンファームの生産馬は、ロブチェンのほかには、アウダーシア、エムズビギン、コンジェスタス、ジャスティンシカゴ、ダノンヒストリー、バステールなどがいます。
昨年の菊花賞で優勝したのはドゥラメンテ産駒のエネルジコで、今年の天皇賞・春はキタサンブラック産駒のクロワデュノールが制しました。芝3000m以上の重賞(JRA)は、2020年以降に33レースが行われ、次のような成績です。
【2020年以降の芝3000m以上の重賞(JRA)】
| 父系 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| 父サンデー系 | [17.17.19.251] | 5.6% | 11.2% | 17.4% |
| 父キングマンボ系 | [16.5.7.68] | 16.7% | 21.9% | 29.2% |
| 父ロベルト系 | [0.7.4.19] | 0.0% | 23.3% | 36.7% |
| 父ノーザンダンサー系 | [0.3.1.34] | 0.0% | 7.9% | 10.5% |
| 上記4系統 以外の父系 |
[0.1.2.24] | 0.0% | 3.7% | 11.1% |
【2020年以降の芝3000m以上の重賞(JRA)】
| 人気 | G1 | G2 | G3 |
| 1番人気 | [6.2.1.4] | [2.1.3.7] | [2.2.1.2] |
| 2番人気 | [4.2.1.6] | [5.2.1.5] | [3.0.2.2] |
| 3番人気 | [1.1.0.11] | [2.0.2.9] | [0.2.1.4] |
| 4番人気 | [2.2.5.4] | [1.1.2.9] | [0.0.0.7] |
| 5番人気 | [0.2.1.10] | [0.4.3.6] | [0.0.1.6] |
| 6番人気以下 | [0.4.5.146] | [3.5.2.97] | [2.3.2.61] |
勝ち馬は父がサンデー系かキングマンボ系で、G1での優勝馬は1~4番人気に推されていました。ロブチェンはワールドプレミア産駒(父サンデー系)なので問題なさそうですが、上表での連対率や複勝率を見ると、父サンデー系よりも父キングマンボ系や父ロベルト系の方が優秀なんですよね。
近10年の菊花賞を振り返ってみると、父サンデー系の馬が①~③着を独占したケースは2019年だけです。その2019年の優勝馬がロブチェンの父であるワールドプレミアだったんですが、今年の菊花賞においても、父がキングマンボ系やロベルト系の馬には注意を払った方が良いのではないでしょうか。
上記の33レースのうち、2023年以降のG1の7レースに限ると、前走の着順別成績が次のようになっています。
【2023年以降の芝3000m以上のG1(JRA)】
| 前走着順 | 着別度数 |
| 前走①着 | [6.4.4.27] |
| 前走②着 | [1.0.1.13] |
| 前走③着 | [0.1.0.8] |
| 前走④着 | [0.1.1.9] |
| 前走⑤着 | [0.1.0.5] |
| 前走⑥着以下 | [0.0.1.34] |
連対圏に入った14頭は前走が⑤着以内で、勝利した7頭は前走が①~②着でした。
前走が神戸新聞杯①着のロブチェン(ワールドプレミア産駒)や、前走がセントライト記念①着のジャスティンシカゴ(スワーヴリチャード産駒)は父サンデー系で、近2走で芝2600m戦を連勝しているダノンヒストリー(エピファネイア産駒)は父ロベルト系です。重賞実績馬たちを相手にして、ダノンヒストリーの台頭があるでしょうか!?
主な 【穴ぐさ】 実績 と
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10月24日~25日に行われる東京、京都、新潟の芝の使用コースと特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。
10月24日~25日
| 場所 | 芝 |
| 東京 | Aコース・4週目 |
| 京都 | Aコース・4週目 |
| 新潟 | Aコース・2週目 |
10月24日
| 場所 | レース名 | 穴ぐさ 成績 |
| 東京9R | 精進湖特別 | [2.0.2.13] |
| 東京10R | 日本農業新聞杯 | 出走なし |
| 東京11R | アルテミスS | [0.1.4.36] |
| 京都9R | なでしこ賞 | [3.2.1.18] |
| 京都10R | 長岡京S | [1.1.3.25] |
| 京都11R | カシオペアS | [1.2.0.42] |
| 新潟9R | 稲光特別 | [4.1.3.22] |
| 新潟10R | 菅名岳特別 | [1.1.0.21] |
| 新潟11R | 魚沼S | [0.0.3.19] |
10月25日
| 場所 | レース名 | 穴ぐさ 成績 |
| 東京9R | 三鷹特別 | [1.0.1.13] |
| 東京10R | 山中湖特別 | [0.0.3.13] |
| 東京11R | 神無月S | [1.2.3.42] |
| 京都8R | 壬生特別 | [4.0.4.37] |
| 京都9R | 萩S | 出走なし |
| 京都10R | カノープスS | [1.0.0.17] |
| 京都11R | 菊花賞 | [1.2.4.53] |
| 京都12R | 嵯峨野特別 | [0.0.1.8] |
| 新潟9R | 柏崎特別 | [1.1.3.35] |
| 新潟10R | 村上特別 | [1.1.1.41] |
| 新潟11R | ルミエールAD | [4.0.3.23] |
☆注目レース☆
ルミエールAD(リステッド、新潟芝直1000m)
ルミエールADでの穴ぐさは[4.0.3.23](複勝率23.3%)で、複勝回収率は110%です。
このレースでの穴ぐさは、ふた桁馬番の馬が[4.0.3.17]、ひと桁馬番の馬が[0.0.0.6]です。牡馬が[3.0.3.8]、セン馬が[0.0.0.2]、牝馬が[1.0.0.13]で、ふた桁馬番の牡馬が要チェックと言えそうです。
☆注目レース☆
なでしこ賞(1勝クラス、京都ダート1400m)
なでしこ賞での穴ぐさは[3.2.1.18](複勝率25.0%)で、複勝回収率は145%です。
このレースでの穴ぐさは、中3週以内の馬が[3.2.1.13]、中4週以上の馬が[0.0.0.5]です。父か母父がミスプロ系の馬が[3.2.1.11]、それ以外の馬が[0.0.0.7]で、ミスプロ系内包馬の出走間隔を確認すると良いでしょう。
☆注目レース☆
稲光特別(1勝クラス、新潟芝直1000m)
稲光特別での穴ぐさは[4.1.3.22](複勝率26.7%)で、複勝回収率は100%です。昨年は【B】評価のスペルキャスターが8番人気で優勝しました。
このレースでの穴ぐさは、1~4枠の馬が[0.0.0.7]で、5~8枠の馬が[4.1.3.15]です。牝馬が[4.1.1.15]、牡馬が[0.0.2.4]、セン馬が[0.0.0.3]で、枠順と性別をチェックして臨みましょう。
■ちなみに…■
菊花賞での穴ぐさは[1.2.4.53]で、アルテミスSでは[0.1.4.36]です。昨年のアルテミスSでは【C】評価のミツカネベネラが9番人気で②着に食い込みました。
近10年の菊花賞では7番人気以下で③着以内に入った馬が9頭いて、3頭は馬番4~7番で、6頭はふた桁馬番でした。9頭のうち8頭は前走が③着以内で、そのうち7頭は前走でメンバー中3位以内の上がりを計時していたので、前走の着順と上がりは要チェックでしょう。
9頭は父か母父がサンデー系で、それらは父か母父がミスプロ系かロベルト系かノーザンダンサー系でもあります。9頭のうち7頭はノーザンファームの生産馬だったので、同牧場の生産馬は人気薄でも侮れないでしょう。
近10年のアルテミスSでは6番人気以下で③着以内に入った馬が7頭いて、これらも父か母父がサンデー系です。7頭は中9週以内での臨戦で、そのうち2018年以降の6頭は前走でメンバー中3位以内の上がりを計時して③着以内に入っていました。昨年のミツカネベネラ以外の6頭は芝1600m以上で勝利実績があったので、勝ち鞍を挙げたレースを確認しておきましょう。