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穴ぐさ傾向と対策

ダート1800m重賞が近年で
1番人気の好走率がいちばん高い


先週(7月28日~29日)の穴ぐさは[1.3.7.95](複勝率10.4%)で、アイビスサマーダッシュ【A】評価だったナインテイルズが8番人気で③着に入りました。馬券を獲ったみなさん、おめでとうございました!

アイビスサマーダッシュでの穴ぐさの激走は、昨年①着のラインミーティアに続いて2年連続となりました。昨年はレパードSでも穴ぐさ(ローズプリンスダム)が勝利を収めたので、今年の同レースでも継続して好走できるように頑張ります。

そのレパードSは、昨年はエピカリスが断然人気に推されながら直線で前が詰まり、③着に敗れました。ただ、過去9回のレパードS1番人気は[5.1.3.0]と馬券圏外になったことがなく、近年では1番人気の好走率がいちばん高い重賞と言えますね。

調べてみると、レパードSに限らず、近年は左回りのダート重賞、それも1800mという距離だと、1番人気はほとんどが馬券圏内をキープしています。昨年以降のJRAダート重賞での1番人気の成績は、左回り右回りで次のようになっています。

【昨年以降のJRAダート重賞での1番人気】
枠順 左回り 右回り
1枠 出走なし [1.0.0.0]
2枠 [1.0.0.1] 出走なし
3枠 [0.0.1.1] [0.1.0.3]
4枠 [2.1.0.0] 出走なし
5枠 [0.2.1.0] [1.0.0.0]
6枠 出走なし [0.0.0.1]
7枠 [1.2.0.0] [0.0.0.2]
8枠 出走なし [0.0.0.1]

左回りで13レース、右回りで10レースが行われ、左回りでの1番人気は[4.5.2.2](複勝率84.6%)であるのに対して、右回りでは[2.1.0.7](複勝率30.0%)です。上表をご覧いただければ分かるように、左回りのダート重賞で馬券圏外となった1番人気は2~3枠で、4~7枠だと[3.5.1.0]でもあります。

考えてみれば、JRAのダートG1は左回り(フェブラリーS、チャンピオンズC)で行われているわけで、強い馬が強いレースをしやすい下地があるのかもしれません。

左回りのダート重賞の中でも1番人気の好走率が高いのが1800mという距離で、2010年以降に限ると18レースが行われて、次のような結果になっています。

【2010年以降の左回りのダート1800m重賞での1番人気】
レース 1番人気
チャンピオンズC 14年⑫着コパノリッキー
15年⑦着コパノリッキー
16年②着アウォーディー
17年②着テイエムジンソク
東海S 13年③着ホッコータルマエ
14年①着ニホンピロアワーズ
15年①着コパノリッキー
16年③着ロワジャルダン
17年①着グレンツェント
18年①着テイエムジンソク
レパードS 10年③着ソリタリーキング
11年①着ボレアス
12年③着イジゲン
13年①着インカンテーション
14年①着アジアエクスプレス
15年①着クロスクリーガー
16年②着ケイティブレイブ
17年③着エピカリス

レパードSでは[4.1.3.0]、東海Sでは[4.0.2.0]で、G1のチャンピオンズC以外では[8.1.5.0]で④着以下に敗れた馬がいません。今週末のレパードSの馬券も、1番人気をどう絡めて買うか?がポイントになってくるんじゃないでしょうか。

8月4日~5日に行われる3場(新潟、小倉、札幌)の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

8月4日~5日
場所
新潟 Aコース・2週目
小倉 Aコース・2週目
札幌 Aコース・2週目

8月4日
場所 レース名 穴ぐさ成績
新潟9R ダリア賞 [0.1.0.8]
新潟10R 信濃川特別 [1.0.1.16]
新潟11R 越後S [0.0.5.23]
小倉9R 都井岬特別 [1.1.2.15]
小倉10R 指宿特別 [2.1.1.24]
小倉11R 九州スポーツ杯 [0.0.0.11]
札幌10R 十勝岳特別 [0.2.1.15]
札幌11R 札幌日経OP [0.1.0.10]
札幌12R HBC賞 [0.1.1.26]

8月5日
場所 レース名 穴ぐさ成績
新潟9R 燕特別 [0.0.1.22]
新潟10R 驀進特別 [0.1.1.22]
新潟11R レパードS [1.2.2.22]
小倉9R 青島特別 [0.2.1.17]
小倉10R 天草特別 [1.0.2.21]
小倉11R 小倉記念 [1.0.5.24]
小倉12R 筑紫特別 [1.1.1.26]
札幌10R 大倉山特別 [1.0.0.18]
札幌11R UHB賞 [2.0.2.13]
札幌12R 藻岩山特別 [1.2.2.13]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
レパードS(G3、新潟ダート1800m)

レパードSでの穴ぐさは[1.2.2.22](複勝率18.5%)で、複勝回収率は127%です。一昨年はレガーロが【B】評価で③着、昨年はローズプリンスダムが【C】評価で①着となりました。

馬券に絡んだ穴ぐさ5頭は馬番10番以内で、いずれも父がミスプロ系サンデー系ではない馬でした。5頭のうち4頭は中7週以内の臨戦で、前走が掲示板外だったのは昨年のローズプリンスダムだけなので、順調さも加味して選ぶと良いかもしれません。

過去9回のこのレースで7番人気以下で③着以内に入った馬は7頭いて、いずれも中8週以内の臨戦で、前走がジャパンダートダービーだった馬が7頭のうち2頭で、それ以外の5頭は前走で③着以内に好走していました。同じく7頭のうち5頭は左回りで勝ち鞍があったので、左回り実績も確認しておきましょう。

注目レース
小倉記念(G3、小倉芝2000m)

小倉記念での穴ぐさは[1.0.5.24](複勝率20.0%)で、複勝回収率は126%です。一昨年は【A】評価だったエキストラエンドが、昨年は【B】評価だったフェルメッツァがそれぞれ③着に入っています。

③着以内に入った穴ぐさ6頭は5~7歳の牡馬で、6頭中5頭は中7週以内でひと桁馬番でした。

過去10年で7番人気以下で③着以内に入った馬は8頭いて、09年以降の7頭中5頭は前走から2ヵ月以上空いていました。その7頭中4頭は6~8歳馬なので、間隔が空いている馬やベテランを侮らないようにしたいですね。激走した8頭のうち6頭は父サンデー系で、同じく8頭のうち6頭は3代血統表内にグレイソヴリン系を持っていたので、血統にも注目しましょう。

注目レース
UHB賞(OP特別、札幌芝1200m)

UHB賞での穴ぐさは[2.0.2.13](複勝率23.5%)で、複勝回収率は102%です。

馬券圏内に入った4頭は父か母父がノーザンダンサー系で、中3週以内の臨戦でした。4頭はいずれも前走が③着以下だったので、ノーザンダンサー系を持つ馬で順調に使われている馬は、前走着順に惑わされないようにしましょう。

注目レース
越後S(1600万、新潟ダート1200m)

越後Sでの穴ぐさは[0.0.5.23](複勝率17.9%)で、複勝回収率は137%です。

③着に入った穴ぐさはいずれも馬番7番以内で、父も母父もサンデー系ではない馬でした(父か母父がミスプロ系の馬も1頭だけ)。5頭中4頭は前走で1400m以上を走っていたので、前走から距離を短縮されて内目を立ち回れそうなタイプをマークしておきましょう。

注目レース
都井岬特別(500万、小倉芝2000m)

都井岬特別での穴ぐさは[1.1.2.15](複勝率21.1%)で、複勝回収率は112%です。

馬券に絡んだ穴ぐさは3~4歳の関西馬で、いずれもひと桁馬番でした。牝馬限定戦となってからの激走馬は初勝利を小倉芝で挙げていたので、コース実績馬をチェックしておきましょう。

注目レース
十勝岳特別(500万、札幌芝1800m)

十勝岳特別での穴ぐさは[0.2.1.15](複勝率16.7%)で、複勝回収率は130%です。

激走した穴ぐさは3~4歳で、いずれも父サンデー系×母父ノーザンダンサー系という配合でした。前走が掲示板外でしたが、2~3走前に③着以内の好走歴があったので、前走着順で評価を落としているタイプが狙い目になりそうです。


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