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穴ぐさ傾向と対策

関屋記念も前走の
人気&着順にヒントがある!?


先週(8月4日~5日)の穴ぐさは[1.6.6.93](複勝率12.3%)で、レパードSは②着に【C】評価だったヒラボクラターシュ、③着に【B】評価だったビッグスモーキーが入る【穴ぐさダブル】になりました。馬券を獲ったみなさん、おめでとうございました!

今年の重賞での【穴ぐさダブル】は4度目で、なぜかいずれも左回りのコースで記録されています。

【2018年の重賞での穴ぐさダブル】
レース 穴ぐさ 評価
レパードS
新潟ダート1800m
②着ヒラボクラターシュ
③着ビッグスモーキー
C
B
ヴィクトリアマイル
東京芝1600m
①着ジュールポレール
③着レッドアヴァンセ
B
A
NHKマイルC
東京芝1600m
①着ケイアイノーテック
③着レッドヴェイロン
A
B
東海S
中京ダート1800m
②着コスモカナディアン
③着モルトベーネ
A
C

芝重賞とダート重賞が2レースずつですが、【穴ぐさダブル】を実現した馬の父系を見ると、8頭中5頭が父サンデー系で、2頭が父ミスプロ系です。父がサンデー系でもミスプロ系でもなかったのは、東海S②着のコスモカナディアン(ロージズインメイ産駒)だけ。今週末も左回りの重賞(関屋記念)がありますので、どうぞご注目ください。

レパードSは新潟ダート1800mの重賞で、先週のこのコーナーでは、左回りのダート1800m重賞が1番人気の好走率がいちばん高いと記したのに、1番人気(グレートタイム)は⑭着に敗れてしまいました……。言った途端に崩れる、というのは競馬のデータでは間々あることとはいえ、何もここで起こらなくても……という心境でした。

今週末の重賞では、過去10年での1番人気が[2.3.1.4](関屋記念)[2.1.3.4](エルムS)です。どちらも複勝率が60%で、そこまで信頼度が高い印象がありませんが、果たして今年はどうでしょうか。

昨年の関屋記念は、前走の七夕賞で⑪着に敗れていたマルターズアポジーが逃げ切りましたが、その後の古馬混合の芝1600m重賞では、ほとんどのレースで前走⑤着以内の馬が優勝しています。しかも、ほとんどの馬が前走で5番人気以内に推されていて、前走での人気&着順に勝ち馬のヒントが隠されていると言えそうです。

【2017年9月以降の古馬混合戦の芝1600m重賞の勝ち馬】
レース 勝ち馬 前走 前走
人気
前走
着順
2018年中京記念 グレーターロンドン 京王杯SC 3
2018年安田記念 モズアスコット 安土城S 1
2018年ヴィクトリアマイル ジュールポレール 阪神牝馬S 5
2018年マイラーズC サングレーザー 阪神C 3
2018年阪神牝馬S ミスパンテール 京都牝馬S 1
2018年ダービー卿CT ヒーズインラブ 武庫川S 2
2018年東京新聞杯 リスグラシュー エリザベス女王杯 7 8
2018年京都金杯 ブラックムーン リゲルS 2
2017年ターコイズS ミスパンテール 清水S 4
2017年マイルCS ペルシアンナイト 富士S 2
2017年富士S エアスピネル 札幌記念 2
2017年京成杯AH グランシルク 中京記念 2

該当レースは12レースで、そのうち11レースでは前走が5番人気以内で⑤着以内だった馬が勝利しています。例外は今年の東京新聞杯でのリスグラシューだけで、同馬は前走がG1(エリザベス女王杯⑧着)でした。ということで、勝ち馬12頭は、前走がG15番人気以内で⑤着以内だった馬、です。

しかも、ちょっと面白いのは、前走で人気を上回る着順だった馬が少ないことでしょう。前走で人気を上回る着順だったのは、昨年のターコイズSでのミスパンテール(前走が4番人気①着)だけで、人気と着順が同じだった馬が4頭(昨年の京成杯AHでのグランシルク、今年の阪神牝馬Sでのミスパンテール、今年のマイラーズCでのサングレーザー、今年のヴィクトリアマイルでのジュールポレール)。

今週末の関屋記念も、前走が5番人気以内で⑤着以内だった馬にマークして、馬券検討をしてみてはいかがでしょうか?

8月11日~12日に行われる3場(新潟、小倉、札幌)の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

8月11日~12日
場所
新潟 Aコース・3週目
小倉 Aコース・3週目
札幌 Aコース・3週目

8月11日
場所 レース名 穴ぐさ成績
新潟9R 三面川特別 [0.3.0.20]
新潟10R 麒麟山特別 [2.2.2.22]
新潟11R 新潟日報賞 [2.2.0.28]
小倉9R フェニックス賞 [0.0.0.1]
小倉10R 宮崎特別 [0.1.0.24]
小倉11R 阿蘇S [0.2.1.22]
札幌10R コスモス賞 [0.0.0.6]
札幌11R STV賞 [1.3.0.22]
札幌12R 知床特別 [2.2.1.17]

8月12日
場所 レース名 穴ぐさ成績
新潟9R 豊栄特別 [0.2.2.29]
新潟10R 柳都S [1.1.3.13]
新潟11R 関屋記念 [0.1.3.29]
小倉9R 筑後川特別 [0.2.1.8]
小倉10R 西部日刊スポーツ杯 [3.2.2.21]
小倉11R 博多S [1.0.4.12]
札幌10R HTB賞 [1.1.0.12]
札幌11R エルムS [1.2.1.25]
札幌12R 大雪HC [2.0.1.26]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
博多S(1600万、小倉芝2000m)

博多Sでの穴ぐさは[1.0.4.12](複勝率29.4%)で、複勝回収率は117%です。昨年はサンライズタイセイがハンデ54kgで③着に入りました。

馬券に絡んだ5頭は前走が馬券圏外でしたが、上がり33秒4~35秒2を計時して0秒2~0秒7差でした。5頭の前走は小倉以外でしたが、5頭のうち4頭は小倉芝で③着以内に入ったことがあったので、コース実績馬の巻き返しに注意しましょう。

注目レース
柳都S(1600万、新潟ダート1800m)

柳都Sでの穴ぐさは[1.1.3.13](複勝率27.8%)で、複勝回収率は161%です。

③着以内に入った5頭は5~7歳で、5頭中4頭が5歳馬でした。5頭はいずれも前走が掲示板外でしたが、中4週以内の臨戦で、いずれも左回りのダートで連対歴がありました。5頭のうち4頭は左回りのダートで勝利実績があったので、順調に使われているサウスポーを侮らないようにしましょう。

注目レース
筑後川特別(500万、小倉芝1800m)

筑後川特別での穴ぐさは[0.2.1.8](複勝率27.3%)で、複勝回収率は166%です。

馬券に絡んだ穴ぐさは3~4歳馬で、中6週以内の臨戦でした。3頭は小倉芝か京都芝で勝ち鞍があったので、右回りの直線平坦コースでの実績を確認しておきましょう。

注目レース
知床特別(500万、札幌芝2000m)

知床特別での穴ぐさは[2.2.1.17](複勝率22.7%)で、複勝回収率は143%です。昨年は【B】評価だったローリングタワーが6番人気で勝利を収めました。

馬券圏内に入った穴ぐさは3~4歳の牡馬で、5頭中4頭は父か母父がサンデー系です。5頭中4頭は中6週以内の臨戦で、同じく5頭中4頭は4角1~2番手からの激走だったので、順調に使われていて機動力がありそうなタイプを狙うと良さそうです。

ちなみに…
エルムSでの穴ぐさは[1.2.1.25]で、関屋記念では[0.1.3.29]です。過去10年で7番人気以下で③着以内に入った馬はエルムSが8頭、関屋記念が7頭です。

エルムSで激走した8頭はいずれも4角6番手以内で、6頭は4角3番手以内からの粘り込みでした。8頭はいずれも前走の4角位置取りが6番手以内で、7頭は4角4番手以内でしたから、前走での位置取りは要チェックでしょう。

8頭のうち、休み明け以外で激走した5頭は前走が④着以内で、休み明けで激走した3頭はダート重賞の勝ち馬でした。ある程度の勢いがあるか、重賞実績のあるタイプが侮れないでしょう。

関屋記念で激走した7頭のうち、昨年に逃げ切ったマルターズアポジー(2枠3番)以外の6頭は5~8枠でした。7頭のうち5頭は3番手以内に先行していて、新潟芝外回りコースでも先行力のある馬は見逃さないようにしましょう。

7頭のうち、父か母父がサンデー系だった馬は1頭で、7頭のうち6頭はダンチヒノーザンテーストストームキャットを持っていました。スピードタイプのノーザンダンサー系を持つ馬に注目しましょう。


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