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穴ぐさ傾向と対策

2歳重賞はミスプロ系、新潟記念はサンデー系かノーザンダンサー系!?


先週(8月25日~26日)の穴ぐさは[3.4.7.92](複勝率13.2%)で、キーンランドCでは【C】評価だったペイシャフェリシタが9番人気で③着、新潟2歳Sでは【B】評価だったスティルネスが8番人気で③着となりました。馬券を獲ったみなさん、おめでとうございました!

今週末も2歳重賞が予定されていますが、函館2歳Sでも穴ぐさのラブミーファインが7番人気で②着に入っていますので、札幌&小倉の2歳Sでも期待していただいて良いんじゃないですかね。ちなみに、ラブミーファインスティルネス【B】評価だったので、参考にしてください。

先週の重賞は、キーンランドCがナックビーナス、新潟2歳Sがケイデンスコールと、ともに制したのは1番人気馬でした。ナックビーナスはダイワメジャー産駒、ケイデンスコールはロードカナロア産駒で、今夏(今年7~8月)の芝重賞では、次の馬たちが優勝しています。

【2018年7~8月の芝重賞の勝ち馬】
レース 勝ち馬 人気 母父
キーンランドC ナックビーナス 1 ダイワメジャー More Than Ready
新潟2歳S ケイデンスコール 1 ロードカナロア ハーツクライ
北九州記念 アレスバローズ 6 ディープインパクト トニービン
札幌記念 サングレーザー 2 ディープインパクト Deputy Minister
関屋記念 プリモシーン 1 ディープインパクト Fastnet Rock
小倉記念 トリオンフ 1 タートルボウル ダンスインザダーク
アイビスSD ダイメイプリンセス 1 キングヘイロー ダンスインザダーク
クイーンS ディアドラ 1 ハービンジャー スペシャルウィーク
中京記念 グレーターロンドン 1 ディープインパクト ドクターデヴィアス
函館2歳S アスターペガサス 2 Giant's Causeway Trippi
函館記念 エアアンセム 5 シンボリクリスエス サンデーサイレンス
七夕賞 メドウラーク 11 タニノギムレット クロフネ
CBC賞 アレスバローズ 4 ディープインパクト トニービン
ラジオNIKKEI賞 メイショウテッコン 2 マンハッタンカフェ Lemon Drop Kid

人気と父&母父を記し、父&母父のところは、サンデー系をピンク色、ノーザンダンサー系を赤色、ミスプロ系を黄色、ロベルト系をオレンジ色にしてあります。また、レースのところで水色になっているのは、2歳&3歳の限定重賞です。

特徴的なのは血統面で、まず、2歳&3歳限定の芝重賞では、父か母父がミスプロ系の馬が優勝しています。古馬混合戦ではそのタイプの馬が勝てていませんから、これは注意した方が良さそうです。

今週末の札幌2歳S&小倉2歳Sでは、父か母父がミスプロ系の馬は、札幌2歳S6頭小倉2歳S5頭が登録しています。ラジオNIKKEI賞も函館2歳Sも新潟2歳Sも、勝ったのはミスプロ系を持つ上位人気馬(1~2番人気)だったので、人気を集めそうなタイプに注目してみてはいかがでしょうか。

一方、今夏の古馬混合戦の芝重賞では、父がサンデー系ロベルト系ノーザンダンサー系の馬が勝っています。父ロベルト系が勝ったのは七夕賞と函館記念で5~11番人気でした。それに対して、父サンデー系や父ノーザンダンサー系で優勝した馬は上位人気が多く、9レース中8レースの勝ち馬が1~4番人気です(例外は6番人気だった北九州記念のアレスバローズ)。

今週末の新潟記念の登録馬は、14頭中10頭が父サンデー系で、父ノーザンダンサー系が2頭、父ロベルト系と父ミスプロ系が1頭ずつとなっています。今夏の傾向的には、父サンデー系か父ノーザンダンサー系4番人気以内に推されたタイプが有力そうですが………果たして夏競馬を締めくくるのはどの馬でしょうか!?

9月1日~2日に行われる3場(新潟、小倉、札幌)の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

9月1日~2日
場所
新潟 Aコース・6週目
小倉 Bコース・2週目
札幌 Cコース・3週目

9月1日
場所 レース名 穴ぐさ成績
新潟9R 糸魚川特別 [0.0.2.18]
新潟10R 弥彦特別 [0.0.1.15]
新潟11R 長岡S [1.1.4.39]
小倉9R 八幡特別 [0.1.2.25]
小倉10R 玄海特別 [0.1.1.11]
小倉11R 北九州短距離S [0.2.1.19]
札幌10R 札幌スポニチ賞 [0.1.3.20]
札幌11R 札幌2歳S [2.1.6.23]
札幌12R 日高特別 [1.0.2.14]

9月2日
場所 レース名 穴ぐさ成績
新潟9R 両津湾特別 [0.0.2.23]
新潟10R 飯豊特別 [0.2.2.22]
新潟11R 新潟記念 [0.4.3.26]
新潟12R 雷光特別 [3.2.1.12]
小倉9R 若戸大橋特別 [1.0.0.17]
小倉10R 西日本スポーツ杯 [3.2.0.25]
小倉11R 小倉2歳S [0.1.3.28]
札幌10R すずらん賞 [1.2.2.17]
札幌11R 丹頂S [1.2.1.13]
札幌12R 釧路湿原特別 [0.1.1.17]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
新潟記念(G3、新潟芝外2000m)

新潟記念での穴ぐさは[0.4.3.26](複勝率21.2%)で、複勝回収率は117%です。馬券に絡んだ穴ぐさ7頭はハンデ55~57kgの牡セン馬で、いずれも前走と同斤量でした。

過去10年では7番人気以下で③着以内に入った馬が15頭いて、そのうち13頭は父か母父がサンデー系です。2013年以降の激走馬7頭は、父と母父がサンデー系&ノーザンダンサー系か、サンデー系&ロベルト系なので、そのような配合馬に注目しましょう。

15頭のうち14頭は前走が重賞で、15頭のうち13頭は前走が重賞で中7週以内の臨戦でした。同じく15頭のうち13頭はひと桁馬番だったので、距離ロスなく走れそうなタイプを侮らないようにしましょう。

注目レース
札幌2歳S(G3、札幌芝1800m)

札幌2歳Sでの穴ぐさは[2.1.6.23](複勝率28.1%)で、複勝回収率は126%です。2012年以降は6年連続で穴ぐさが馬券に絡んでいて、昨年は【A】評価だったダブルシャープが③着に入りました。③着以内に入った穴ぐさ9頭のうち7頭はひと桁馬番です。

過去10年では7番人気以下で③着以内に入った馬が7頭いて、いずれも中1~5週の臨戦で、7頭中6頭は前走で勝ち鞍を挙げていました(例外馬は前走④着)。7頭のうち2頭は父サンデー系で、残りの5頭は母父がサンデー系だったので、サンデー系を持つ馬で前走で勝っている馬はマークしておきましょう。

注目レース
丹頂(OP特別、札幌芝2600m)

丹頂Sでの穴ぐさは[1.2.1.13](複勝率23.5%)で、複勝回収率は114%です。昨年は②着アングライフェン&③着バロンドゥフォールという【穴ぐさダブル】でした。

馬券に絡んだ4頭は父サンデー系で、前走が札幌芝でのOPでした(3頭が札幌日経OP、1頭が札幌記念)。4頭のうち3頭は前走でメンバー中3位以内の上がりを使って0秒3~0秒8差で走っていたので、前走の末脚に目立つ面があった馬は侮らないようにしましょう。

注目レース
すずらん賞(OP特別、札幌芝1200m)

すずらん賞での穴ぐさは[1.2.2.17](複勝率22.7%)で、複勝回収率は150%です。

③着以内に入った5頭は中5週以内の臨戦で、4代血統表内にミスプロ系を内包していました。5頭のうち4頭は4角4番手以内から馬券圏内に入ったので、ミスプロ系を持つ馬で前に行けそうなタイプが要注目でしょう。

注目レース
札幌スポニチ賞(1000万、札幌芝1200m)

札幌スポニチ賞での穴ぐさは[0.1.3.20](複勝率16.7%)で、複勝回収率は105%です。

馬券圏内に入った4頭は4~5歳馬で、ひと桁馬番での好走でした。中5週以内の臨戦で、近3走以内に③着以内の好走歴があったので、順調に使われていて、ある程度の勢いが感じられるタイプを狙いましょう。

注目レース
日高特別(1000万、札幌芝2000m)

日高特別での穴ぐさは[1.0.2.14](複勝率17.6%)で、複勝回収率は101%です。昨年は【C】評価だったミスズダンディーが③着に食い込みました。

③着以内に入った3頭は5歳馬で、中5週以内の臨戦でした。2000mで激走した2頭はふた桁馬番で、過去に札幌芝で勝ったことがあったので、札幌実績をチェックして臨みましょう。

注目レース
雷光特別(500万、新潟芝直1000m)

雷光特別での穴ぐさは[3.2.1.12](複勝率33.3%)で、複勝回収率は227%です。穴ぐさのいた6年中5年で馬券に絡む馬が出ていて、3年前はウールーシュヴァルが②着、2年前はミキノドラマーが①着、昨年はクラウンルシフェルが①着といずれも【B】評価の馬が連対しています。

馬券に絡んだ穴ぐさは馬番12~16番で、6頭のうち5頭は3~4歳でした。6頭中4頭は父か母父がミスプロ系で、残りの2頭はサクラバクシンオー産駒ショウナンカンプ産駒だったので、そのような血統馬が外枠に入っていたら要注目でしょう。

ちなみに…
小倉2歳Sでの穴ぐさは[0.1.3.28]で、昨年は【A】評価だったバーニングペスカが③着に入り、3年前は【B】評価だったサイモンゼーレが②着に食い込んでいます。

過去10年では7番人気以下で③着以内に入った馬が8頭いて、いずれも前走が4角4番手以内で勝ち鞍を挙げていて、8頭中7頭は前走の上がりがメンバー中3位以内でした。8頭の馬体重は482kg以下で、460kg以下の馬が6頭もいるので、開催最終週でも小柄なタイプを見逃さないようにしましょう。


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