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穴ぐさ傾向と対策

マイルCSは偶数と奇数で大きな差が!?


先週(11月10日~11日)の穴ぐさは[3.9.6.84](複勝率17.6%)で、複勝回収率が109%した。エリザベス女王杯【B】評価だったクロコスミアが9番人気で②着、武蔵野S【B】評価だったクインズサターンが7番人気で②着、デイリー杯2歳S【A】評価だったメイショウショウブが6番人気で②着と、重賞で好配当を演出してくれました。馬券を獲ったみなさん、おめでとうございました!

今年の重賞での穴ぐさは、評価別の成績が次のようになっています。

【2018年重賞での穴ぐさ】
評価 着別度数 複勝率
A [3.4.8.92] 14.0%
B [5.6.9.86] 18.9%
C [1.4.10.83] 15.3%

依然として【A】評価馬の複勝率がいちばん低いことは問題ではあるのですが、今年のG1では[4.3.7.45](複勝率23.7%)で、単勝回収率が103%、複勝回収率が111%となっていますので、今週末のマイルCS以降もどうぞご期待ください。

そのマイルCSは、今年は多士済々のメンバーになりそうです。今年の安田記念を制したモズアスコットに、同②着のアエロリット、昨年のこのレース①&②着であるペルシアンナイト&エアスピネル、さらには3歳馬のケイアイノーテックステルヴィオ、前走のマイル重賞を快勝したロジクライミッキーグローリー皐月賞馬のアルラインヴィクトリアマイル勝ち馬のジュールポレールなどなど、目移りしてしまいます。

こういう時はいつも以上に枠順が重要になるんじゃないかと思うのですが、内にしろ外にしろ、まずは偶数馬番を引き当てたいのではないか?という気がします。というのも、マイルCS安田記念も、近年の優勝馬は偶数馬番ばかりだからです。

古馬の牡牝混合の芝1600mのG1は、春の安田記念と秋のマイルCSが行われていて、2012年以降は次の馬たちが優勝しています。

【2012年以降の安田記念&マイルCS勝ち馬】
年レース 優勝馬 馬番
2018年安田記念 モズアスコット 10番
2017年マイルCS ペルシアンナイト 18番
2017年安田記念 サトノアラジン 14番
2016年マイルCS ミッキーアイル 16番
2016年安田記念 ロゴタイプ 6番
2015年マイルCS モーリス 16番
2015年安田記念 モーリス 6番
2014年マイルCS ダノンシャーク 12番
2014年安田記念 ジャスタウェイ 10番
2013年マイルCS トーセンラー 5番
2013年安田記念 ロードカナロア 10番
2012年マイルCS サダムパテック 1番
2012年安田記念 ストロングリターン 4番

優勝馬13頭のうち、実に11頭が偶数馬番です。2014年以降は偶数馬番の馬が9連勝中で、その9レースの②着馬は9頭中7頭が偶数馬番でした。

上記の13レースのうち、奇数馬番で優勝したのは13年マイルCSでのトーセンラーと12年マイルCSでのサダムパテックで、この2頭はどちらも鞍上が武豊騎手でした。つまり、2012年以降の安田記念&マイルCSでは、偶数馬番の馬か武豊騎手が騎乗した馬しか勝てていないんですよ。今年のマイルCSでもこの流れに乗ってみる手はあるように思いますが、どうでしょう?

ちなみに、先週のこのコーナーでは、エリザベス女王杯の1番人気も勝ち切れないのでは?という論調でお伝えしましたが、1番人気だったモズカッチャンは③着まででした。マイルCSも、近年は1番人気がなかなか勝てていないので、その点は要注意かと思います。

マイルCSで1番人気が優勝したのは2009年のカンパニーが最後で、2010年以降は[0.2.2.4]です。カンパニーは偶数馬番(2枠4番)で、奇数馬番ながら1番人気に応えて優勝した馬は2004年のデュランダルまで遡ります。偶数奇数かは、思っている以上に重要なのではないでしょうか!?

東京、京都、福島とも、使用する芝コースが今週から変更となりますので、その点はご注意ください。11月17日~18日に行われる東京、京都、福島の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

11月17日~18日
場所
東京 Cコース・1週目
京都 Cコース・1週目
福島 Bコース・1週目

11月17日
場所 レース名 穴ぐさ成績
東京9R 伊勢佐木特別 [3.2.0.23]
東京10R ユートピアS [0.1.0.22]
東京11R 東スポ杯2歳S [0.1.3.23]
京都9R もちの木賞 [1.1.0.14]
京都10R 比叡S [2.1.1.7]
京都11R アンドロメダS [0.0.2.24]
福島10R 伊達特別 [1.1.2.22]
福島11R フルーツラインC [4.1.2.24]
福島12R 高湯温泉特別 [1.0.0.16]

11月18日
場所 レース名 穴ぐさ成績
東京9R 赤松賞 [2.0.0.8]
東京10R 錦秋S [0.1.1.28]
東京11R 霜月S [2.2.2.28]
京都9R 秋明菊賞 [0.0.0.2]
京都10R 衣笠特別 [0.3.1.21]
京都11R マイルCS [1.1.2.32]
京都12R 西陣S [1.2.2.24]
福島10R 土湯温泉特別 [0.1.1.19]
福島11R 福島民友C [1.2.3.23]
福島12R 飯坂温泉特別 [1.1.5.21]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
東スポ杯2歳S(G3、東京芝1800m)

東スポ杯2歳Sでの穴ぐさは[0.1.3.23](複勝率14.8%)で、複勝回収率は132%です。近年は少頭数のことが多いレースですが、今年は17頭が登録していますので、ぜひとも多頭数になってほしいですね。

過去10年では7番人気以下で③着以内に入った馬が7頭いて、いずれも前走で初勝利を挙げていた馬で、09年以降の6頭は前走の上がりがメンバー中2位以内でした。7頭はいずれも父か母父がサンデー系だったので、サンデー系を持つ馬で決め手のあるタイプに期待しましょう。

注目レース
霜月S(OP特別、東京ダート1400m)

霜月Sでの穴ぐさは[2.2.2.28](複勝率17.6%)で、複勝回収率は114%です。穴ぐさが馬券に絡んだ時はいずれも良馬場で、馬場は乾いた方が良さそうです。

③着以内に入った穴ぐさは6頭中5頭が馬番5番以内で、その5頭は父か母父がミスプロ系サンデー系でした。その5頭は4角5~10番手から差していて、内目で決め手のありそうなタイプをマークしておきましょう。激走した6頭は5歳以上で、4頭は6~9歳だったので、ベテランも侮らないようにしたいですね。

注目レース
比叡S(1600万、京都芝外2200m)

比叡Sでの穴ぐさは[2.1.1.7](複勝率36.4%)で、複勝回収率は214%です。

馬券圏内に入った4頭は中7週以内の臨戦で、いずれも京都で勝ち鞍がありました。4頭のうち3頭は休み明け2~3戦目だったので、使われて良化している京都巧者をマークしておきましょう。

注目レース
伊勢佐木特別(1000万、東京ダート2100m)

伊勢佐木特別での穴ぐさは[3.2.0.23](複勝率17.9%)で、複勝回収率は112%です。昨年はサンホッブズが9番人気で優勝しました。

連対した5頭は3~5歳の牡馬で、近3走以内に勝ち鞍がありました。5頭はいずれも中4週以内の臨戦だったので、順調に使われていてある程度の勢いを感じられる馬に注意しましょう。

注目レース
フルーツラインC(1000万、福島芝2600m)

フルーツラインCでの穴ぐさは[4.1.2.24](複勝率22.6%)で、複勝回収率は124%です。芝2600mの時に限ると[1.1.0.7](複勝率22.2%)で、昨年はメイショウキトラが9番人気で優勝しました。

芝2600mで連対した2頭は父サンデー系の4~6歳の牡馬で、前走が中山で馬券圏外でしたが、直線が平坦のコースで勝ち鞍がありました。近3走以内にメンバー中3位以内の上がりを使って④着以内に入っていたので、そのようなタイプはマークしておきましょう。

注目レース
赤松賞(500万、東京芝1600m)

赤松賞での穴ぐさは[2.0.0.8](複勝率20.0%)で、複勝回収率は203%です。

勝利した2頭は母父がノーザンダンサー系で、前走でメンバー中3位の上がり(34秒4~34秒8)を使っていました。どちらも左回りの芝で連対歴があったので、東京や新潟で好走歴がある馬は侮らないようにしましょう。

ちなみに…
マイルCSでの穴ぐさは[1.1.2.32]です。今年はハイレベルのメンバーになりそうで、穴馬の激走があるでしょうか。

過去10年のマイルCSでは7番人気以下で③着以内に入った馬が8頭いて、4頭が馬番1~4番、4頭が馬番12~15番です。内か外の極端枠が良さそうで、内枠で激走した4頭のうち3頭は前走が1400m以下で、外目の枠で激走した4頭のうち3頭は前走が1600m以上でした。

激走した8頭は3~6歳の牡馬で、8頭中5頭が5歳でした。2014年以降の激走馬4頭は父サンデー系で、そのうち3頭は母父がノーザンダンサー系です。8頭の前走は芝重賞で、8頭中6頭は前走が1~5番人気だったので、前走人気も確認して臨みましょう。

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