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穴ぐさ傾向と対策

今年の高松宮記念もヒモ荒れが!?


先週(3月16日~17日)の穴ぐさは[7.7.7.84](複勝率20.0%)で、単勝回収率が128%でした。これで3月の単勝回収率は118%となっています。

スプリングSでは【C】評価だったエメラルファイトが①着、【A】評価だったディキシーナイトが③着に入る【穴ぐさダブル】となりました。馬券を獲ったみなさん、おめでとうございました!

そのスプリングSは1番人気だったファンタジストがアタマ差の②着で、土曜日に行われたフラワーCも1番人気だったエールヴォアは②着でした。今年の中山芝のOPでは、人気別の成績が次のようにになっています。

【2019年の中山芝でのOP】
人気 牡セン馬 牝馬
1番人気 [0.2.1.5] [2.1.0.4]
2番人気 [0.3.1.6] [2.1.0.2]
3番人気 [3.0.1.5] [1.2.0.3]
4番人気 [1.0.1.7] [0.1.1.4]
5番人気 [1.0.1.8] [1.1.2.1]
6番人気 [0.1.0.5] [0.1.1.7]
7番人気 [1.2.3.4] [0.0.0.5]
8番人気以下 [3.0.2.54] [0.0.1.40]

相変わらず1~2番人気に推された牡セン馬は勝てていません。今週末は日経賞がありますが、果たしてどうなるでしょうか。

中京競馬場では、今年最初の芝G1である高松宮記念が予定されています。昨年のスプリントG1を連勝したファインニードルは種牡馬入りしていませんが、芝1200mを強い内容で連勝しているダノンスマッシュモズスーパーフレアがいて、見応えのある一戦になりそうです。

昨年のこのコーナーでは「高松宮記念はヒモ荒れになるのでは!?」と記して、①着・2番人気(ファインニードル)、②着・3番人気(レッツゴードンキ)、③着・10番人気(ナックビーナス)という結果になりました。芝1200mの重賞でヒモ荒れが続いていたためにそのような見解を載せたのですが、1年経っても、傾向にはあまり変化がありません。

昨年の高松宮記念以後、古馬混合の芝1200m重賞は9レースが行われ、①~③着には次の馬が入っています。

【昨夏以降の古馬混合の芝1200m重賞】
月日
レース
着順・馬名 人気
2018年6月17日
函館スプリントS
①着セイウンコウセイ
②着ヒルノデイバロー
③着ナックビーナス
3
10
1
2018年7月1日
CBC賞
①着アレスバローズ
②着ナガラフラワー
③着セカンドテーブル
4
9
8
2018年8月19日
北九州記念
①着アレスバローズ
②着ダイメイプリンセス
③着ラブカンプー
6
4
7
2018年8月26日
キーンランドC
①着ナックビーナス
②着ダノンスマッシュ
③着ペイシャフェリシタ
1
4
9
2018年9月9日
セントウルS
①着ファインニードル
②着ラブカンプー
③着グレイトチャーター
1
2
7
2018年9月30日
スプリンターズS
①着ファインニードル
②着ラブカンプー
③着ラインスピリット
1
11
13
2018年11月25日
京阪杯
①着ダノンスマッシュ
②着ナインテイルズ
③着ダイアナヘイロー
1
12
11
2019年1月27日
シルクロードS
①着ダノンスマッシュ
②着エスティタート
③着ティーハーフ
1
11
12
2019年3月2日
オーシャンS
①着モズスーパーフレア
②着ナックビーナス
③着ダイメイフジ
1
2
7

7番人気以下を紫色にしましたが、ご覧の通り、9レースすべてで②~③着に7番人気以下の馬が入っています。昨年のキーンランドC以降は1番人気馬が6連勝中でもあるので、今年の高松宮記念も上位人気が勝ち、ヒモに人気薄が入るケースがあり得るんじゃないでしょうか?

ちなみに、上表の馬名がピンク色になっているのは穴ぐさで、9レースのうち7レースで穴ぐさが②~③着に入っています。

昨年以降の芝1200m重賞での穴ぐさは[1.5.7.32](複勝率28.9%)という成績で、複勝回収率は188%となっています。その評価別の成績は次の通りです。

【2018年以降の芝1200m重賞での穴ぐさ】
評価 着別度数 複勝率
A [0.0.2.13] 13.3%
B [1.3.2.9] 40.0%
C [0.2.3.10] 33.3%

あまり良いことではありませんが、【A】評価の馬よりも【B】【C】の評価馬の好走率が高くなっています。高松宮記念も、どうぞご注目ください。

その高松宮記念が行われる中京芝は、今週末からBコースに替わりますのでご注意ください。3月23日~24日に行われる3場(中山、阪神、中京)の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

3月23日~24日
場所
中山 Aコース・5週目
阪神 Aコース・5週目
中京 Bコース・1週目

3月23日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山9R ミモザ賞 [0.0.1.14]
中山10R 春風S [1.2.2.27]
中山11R 日経賞 [0.2.2.18]
阪神9R 君子蘭賞 [1.2.2.9]
阪神10R 天神橋特別 [0.0.0.2]
阪神11R 毎日杯 [0.1.1.20]
中京10R 刈谷特別 [1.3.1.26]
中京11R 名古屋城S [1.0.2.15]
中京12R 熊野特別 [1.0.1.16]

3月24日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山9R 両国特別 [0.0.1.6]
中山10R 美浦S [2.3.3.14]
中山11R マーチS [2.0.1.33]
阪神9R 四国新聞杯 [0.0.1.15]
阪神10R 淀屋橋S [2.3.1.29]
阪神11R 六甲S [0.0.1.20]
中京9R 大寒桜賞 [0.0.1.4]
中京10R 岡崎特別 [0.0.0.27]
中京11R 高松宮記念 [0.0.3.32]
中京12R 鈴鹿特別 [0.1.2.28]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
日経賞(G2、中山芝2500m)

日経賞での穴ぐさは[0.2.2.18](複勝率18.2%)で、複勝回収率は105%です。昨年は【C】評価だったチェスナットコートが②着に入り、穴ぐさのいた近4年のうち3年で馬券に絡む馬が出ています。

③着以内に入った穴ぐさはいずれも母父がノーザンダンサー系で、4頭のうち3頭は父サンデー系です。4頭は馬体重が458~480kgだったので、大きな馬格が必要という印象はありません。

過去10年では7番人気以下で③着以内に入った馬が8頭いて、4~6歳の牡馬で、2012年以降の6頭は父か母父がサンデー系です。その6頭は芝2200m以上で2勝以上をマークしていたので、長距離実績のあるサンデー系内包馬に注目しましょう。

注目レース
美浦S(1600万、中山芝2000m)

美浦Sでの穴ぐさは[2.3.3.14](複勝率36.4%)で、複勝回収率は209%です。

ハンデ戦として行われた時も含めて馬券に絡んだ穴ぐさは3~6歳で、8頭中6頭は中山芝で勝ったことがありました。8頭はいずれも前走が中山以外で⑤着以下で、中6週以内の臨戦だったので、順調に使われている中山実績馬を侮らないようにしましょう。

注目レース
名古屋城S(1600万、中京ダート1800m)

名古屋城Sでの穴ぐさは[1.0.2.15](複勝率16.7%)で、複勝回収率は155%です。

馬券圏内に入った3頭はいずれも5歳牡馬で、馬体重が492kgでした。3頭は前走が右回りでふた桁着順でしたが、いずれも過去に前走ふた桁着順から一変して連対したことがあり、左回りのダートでも好走歴がありました。左回り実績がある馬の変わり身に注意しましょう。

注目レース
君子蘭賞(500万、阪神芝外1800m)

君子蘭賞での穴ぐさは[1.2.2.9](複勝率35.7%)で、複勝回収率は294%です。

馬券に絡んだ5頭は中3週以内の臨戦で、前走が芝で⑤着以下でしたが、5頭のうち4頭は2~3走前に勝ち鞍を挙げていました。5頭中3頭は前走がOPだったので、前走着順だけで見限らないようにしましょう。

注目レース
刈谷特別(500万、中京芝1600m)

刈谷特別での穴ぐさは[1.3.1.26](複勝率16.1%)で、複勝回収率は101%です。

馬券圏内に入った5頭は中3~9週の臨戦で、5頭のうち4頭は父がサンデー系かミスプロ系の4歳馬です。芝1600mで③着以内に入った2頭は前走から距離短縮の臨戦だったので、前走で1700m以上を使われていた馬をチェックしておきましょう。

ちなみに…
高松宮記念での穴ぐさは[0.0.3.32]、マーチSでは[2.0.1.33]、毎日杯では[0.1.1.20]です。昨年の高松宮記念では【B】評価だったナックビーナスが10番人気で③着に食い込みました。

高松宮記念は過去10年の勝ち馬が1~5番人気で、7番人気以下で③着以内に入った馬は5頭です。その5頭は中7週以内の臨戦で、近2走以内に芝1200mの重賞で連対歴があったので、そのようなタイプは人気薄でも侮れないでしょう。5頭のうち4頭は馬体重が500kg以上だったので、馬格をチェックして臨むと良さそうです。

過去10年のマーチSでは7番人気以下で③着以内に入った馬が9頭いて、5~7歳馬です。2011年以降に激走した8頭のうち7頭はダート重賞で馬券に絡んだことがあり、2012年以降に中山で激走した6頭のうち5頭は父か母父がミスプロ系でした。ミスプロ系内包の実績馬が侮れなさそうです。

過去10年の毎日杯では7番人気以下で③着以内に入った馬が4頭いて、いずれも父か母父がミスプロ系です。4頭は前走が④着以内で、中5週以内の臨戦でした。4頭のうち3頭は道悪芝かダートで勝ち鞍があったので、パワーがありそうなタイプに注意しましょう。

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