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穴ぐさ傾向と対策

天皇賞・春の優勝馬も外枠から!?


先週(4月20日~21日)の穴ぐさは[2.4.9.98](複勝率10.9%)でした。④~⑤着が20頭となってしまい、日曜日の成績が振るわず、すみませんでした。

今週末からは再びG1シリーズとなり、天皇賞・春があり、香港ではクイーンエリザベス2世Cチェアマンズスプリントプライズが予定されています。土曜日(27日)に青葉賞、日曜日(28日)に天皇賞・春、月曜日(29日)に新潟大賞典が行われる変則3日間開催です。

天皇賞・春は、一時期は波乱のケースが続いていましたが、近4年の優勝馬は1~2番人気で、一昨年・昨年はどちらも1~4番人気が③着以内を占める結果となっています。果たして今年は穴馬の出番があるでしょうか。

以前の天皇賞・春は内枠有利で、1番人気が外目の枠に入って敗れるケースが続いていましたが、近年の長距離戦は傾向に変化が見られます。芝3000m以上の重賞に関して、近4年の枠順別成績は次のようになっています。

【芝3000m以上の重賞】
枠順 2015~16年 2017~2019年
1枠 [3.0.3.11] [0.1.1.13]
2枠 [2.2.2.11] [1.2.1.13]
3枠 [1.0.0.16] [0.3.1.15]
4枠 [0.1.2.15] [0.0.4.15]
5枠 [1.1.0.16] [0.1.1.17]
6枠 [0.3.1.15] [3.3.0.15]
7枠 [1.1.1.20] [3.2.3.18]
8枠 [2.2.1.19] [5.0.1.22]

芝3000m以上の重賞は、ダイヤモンドS阪神大賞典天皇賞・春菊花賞ステイヤーズSとあり、2015~16年は内枠でも外枠でも勝ち馬が出ていましたが、一昨年以降は12レースのうち11レースで6~8枠の馬が優勝しています。その間、1~5枠の馬は[1.7.8.73]で、勝利したのは一昨年の天皇賞・春でのキタサンブラック(2枠3番)だけです。

2017年以降の優勝馬は12頭のうち11頭が1~3番人気で(例外は昨年の菊花賞でのフィエールマン・7番人気)、外枠有利というよりは、枠に関係なく上位人気に推された馬が地力の高さを見せている、という印象です。今年の天皇賞・春も、そんな視点をもって臨むといいのではないでしょうか。

天皇賞・春は、今年のJRA平地G1で6レース目となりますが、皐月賞を制したサートゥルナーリアも桜花賞を勝利したグランアレグリアもマイナス体重で、体が絞れている方が良いという傾向が見られます。

【2019年のJRA平地G1】
馬体重 着別度数
マイナス体重 [4.2.2.40]
前走と同体重 [1.0.1.11]
プラス体重 [0.3.2.16]

【2019年のJRA平地G1】
馬体重 牡セン馬 牝馬
488kg以下 [0.1.2.24] [1.1.1.17]
490kg以上 [4.3.2.21] [0.0.0.5]

優勝した5頭は前走と同体重マイナス体重で、4頭がマイナス体重でした。また、桜花賞のグランアレグリア以外の牡馬(4頭)は490kg以上で、芝G1を制した牡馬の3頭(ミスターメロディ、アルアイン、サートゥルナーリア)はマイナス4kgでの492~524kgでした。今年の天皇賞・春の出走馬はすべて牡馬で、果たしてマイナス4kgで出走してくる馬が現れるでしょうか!?

4月27日~29日に行われる3場(東京、京都、新潟)の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

4月27日~29日
場所
東京 Aコース・2週目
京都 Cコース・2週目
新潟 Bコース・1週目

4月27日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
東京9R 秩父特別 [0.0.0.5]
東京10R 春光S [1.0.3.14]
東京11R 青葉賞 [1.1.2.30]
新潟9R ゆきつばき賞 [0.1.3.23]
新潟10R 春日山特別 [1.0.0.3]
新潟11R 駿風S [1.0.0.16]

4月28日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
東京9R 陣馬特別 [0.0.2.19]
東京10R 晩春S [1.2.2.25]
東京11R スイートピーS [1.0.1.29]
京都8R 糺の森特別 [0.0.1.13]
京都9R 鷹ヶ峰特別 [1.2.1.30]
京都10R 端午S [1.2.4.24]
京都11R 天皇賞・春 [1.0.1.32]
京都12R 高瀬川S [1.0.3.31]

4月29日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
京都9R 矢車賞 [0.0.0.5]
京都10R 烏丸S [0.2.1.20]
京都11R 天王山S [0.1.2.22]
新潟9R 湯沢特別 [2.0.6.28]
新潟10R 火打山特別 [2.4.1.23]
新潟11R 新潟大賞典 [2.3.2.29]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
青葉賞(G2、東京芝2400m)

青葉賞での穴ぐさは[1.1.2.30](複勝率11.8%)で、複勝回収率は106%です。

過去10年では7番人気以下で③着以内に入った馬が8頭いて、いずれも前走が芝2200~2400mで④着以内でした。8頭のうち7頭は父か母父がサンデー系だったので、サンデー系内包で長距離を使われてきた馬に注目でしょう。8頭のうち6頭は左回りで③着以内に入ったことがあったので、左回り実績がある馬は評価を上げても良さそうです。

注目レース
新潟大賞典(G3、新潟芝外2000m)

新潟大賞典での穴ぐさは[2.3.2.29](複勝率19.4%)で、複勝回収率は121%です。昨年は【C】評価だったナスノセイカンが11番人気で③着に食い込みました。

ナスノセイカンステイゴールド産駒で、過去10年のこのレースで7番人気以下で③着以内に入った馬は10頭いて、そのうち9頭は父か母父がサンデー系です。2012年以降に激走した8頭のうち7頭はハンデ56kg以上で、同じくその8頭のうち7頭は6~8歳の牡馬でした。実績あるベテランが侮れないでしょう。

注目レース
端午S(OP特別、京都ダート1400m)

端午Sでの穴ぐさは[1.2.4.24](複勝率22.6%)で、複勝回収率は154%です。昨年は②着タイセイアベニール、③着アスターソードという【穴ぐさダブル】でした。

1400m戦での穴ぐさは[1.2.3.12](複勝率33.3%)で、馬券に絡んだ6頭はいずれも前走が馬券圏外でしたが、ダート1600~1800mや芝1400mでした。6頭のうち5頭は2走前以前にダート1400mで連対したことがあったので、ダート1400m実績をチェックして臨みましょう。

注目レース
春光S(1600万、東京ダート2100m)

春光Sでの穴ぐさは[1.0.3.14](複勝率22.2%)で、複勝回収率は135%です。昨年はバイタルフォースが10番人気で③着、一昨年はデビルズハーツが13番人気で①着、3年前はセイカフォルテが11番人気で③着に食い込んでいます。

2100m戦で③着以内に入った穴ぐさ3頭は馬番4~7番で、左回りで2勝以上を挙げていました。3頭の前走は右回りで⑨着以下に敗れていたので、内目の枠に入った左回り実績がある馬を見逃さないようにしましょう。

注目レース
湯沢特別(500万、新潟芝1200m)

湯沢特別での穴ぐさは[2.0.6.28](複勝率22.2%)で、複勝回収率は201%です。昨年は【B】評価だったシュエットヌーベルが11番人気で勝ち、【C】評価だったタイキラトナンジュが7番人気で③着に入る【穴ぐさダブル】になりました。

馬券に絡んだ穴ぐさは父か母父がサンデー系かミスプロ系で、8頭のうち7頭が4~5歳で、5頭が牝馬です。2015年以降の激走馬5頭は448~460kgだったので、小柄なタイプを侮らないようにしましょう。

ちなみに…
天皇賞・春での穴ぐさは[1.0.1.29]です。近2年は1~4番人気が馬券圏内を占めているので、今年は穴馬の出番があってほしいところです。

過去10年では7番人気以下で③着以内に入った馬が8頭いて、そのうち7頭は馬番6番以内です。2010年以降の7頭は父サンデー系なので、内目に入った父サンデー系はマークしておきましょう。

8頭のうち5頭は前走が④着以内で、それ以外の3頭は芝3000m以上のOPで③着以内に好走したことがありました。8頭のうち6頭は10番人気以下だったので、かなりの人気薄まで検討を怠らないようにしましょう。

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