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穴ぐさ傾向と対策

スプリンターズSの1番人気も偶数か奇数かが重要に!?


先週(9月21日~22日)の穴ぐさは[2.6.6.62](複勝率18.4%)でした。オールカマー【B】評価だったスティッフェリオが勝ちましたが、最終的に4番人気に支持されていましたね。

阪神で行われた神戸新聞杯では、単勝1.4倍の支持を集めたサートゥルナーリアが直線で抜け出して快勝しましたが、計時した上がりが32秒3で、相変わらず今秋の中山&阪神の芝は高速タイム・高速上がりのレースが続いています。今週末はスプリンターズSがありますが、またしてもレコードが出る可能性もあるんじゃないでしょうか。

スプリンターズSが行われる中山芝1200mでのレースは、今秋は8回行われ、そのうち7レースではひと桁馬番の馬が勝ち、牡牝混合戦の7レースではいずれも牝馬が優勝しています。

【2019年秋の中山芝1200m】
馬番 着別度数
ひと桁馬番 [7.5.6.53]
ふた桁馬番 [1.3.2.46]

【2019年秋の中山芝1200m(牡牝混合戦)】
性別 着別度数
牡馬 [0.1.2.25]
セン馬 [0.0.0.6]
牝馬 [7.6.5.58]

ふた桁馬番で勝利したのは、開催2日目(9月8日)の1勝クラスでのアゴベイ(8枠16番、1番人気)だけで、同馬を含めて牡牝混合戦(7レース)で勝ったのは牝馬です。今年のスプリンターズSは上位人気が牡馬になりそうですが、今秋の傾向的には牝馬も侮れない気がしますね。

ちなみに、昨年のスプリンターズS4枠8番だったファインニードルが1番人気に応えて優勝しましたが、今春の高松宮記念では1番人気だったダノンスマッシュが④着に敗れ、同馬は7枠13番でした。芝1200mのG1での1番人気は、近年は偶数馬番の方が勝率が高い面が見られるので、注意が必要かと思われます。

【2009年以降の芝1200mのG1での1番人気】
レース 偶数馬番 奇数馬番
スプリンターズS ⑤⑦①①①① ④⑬⑫
高松宮記念 ③③

近10年だと、偶数馬番では[6.2.0.4]で、奇数馬番では[1.0.3.5]です。レース別にすると上記の通りで(丸数字は着順)、スプリンターズSでは偶数馬番だと2013年以降に4連勝中(ロードカナロア、ストレイトガール、レッドファルクス、ファインニードル)であるのに対して、奇数馬番の3頭は馬券圏外に敗れています。

スプリンターズSで奇数馬番だった1番人気が勝利したケースは、2006年のテイクオーバーターゲット(7枠13番)が最後で、ひと桁馬番の奇数馬番で優勝した馬は1990年のバンブーメモリー(1枠1番)だけとなっていますから、今年の1番人気も偶数奇数かは重要なんじゃないでしょうか!?

今週末の中山・阪神の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

9月28日~29日
場所
中山 Cコース・2週目
阪神 Bコース・2週目

9月28日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山9R カンナS [0.3.2.11]
中山10R 茨城新聞杯 [1.0.3.32]
中山11R 秋風S [2.0.2.25]
阪神9R 戎橋特別 [1.2.1.19]
阪神10R 道頓堀S [0.0.2.21]
阪神11R シリウスS [2.0.3.23]

9月29日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山9R サフラン賞 [1.1.0.18]
中山10R 勝浦特別 [1.4.3.22]
中山11R スプリンターズS [0.1.3.33]
中山12R 鋸山特別 [2.0.0.9]
阪神9R 兵庫特別 [0.0.0.14]
阪神10R 竹田城S 出走ナシ
阪神11R ポートアイランドS [2.1.0.27]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
シリウスS(G3、阪神ダート2000m)

シリウスSでの穴ぐさは[2.0.3.23](複勝率17.9%)で、複勝回収率は105%です。

過去10年では7番人気以下で③着以内に入った馬が5頭いて、その5頭は4~6歳の父サンデー系の牡セン馬です。5頭のうち4頭は母父か母母父がノーザンダンサー系だったので、そのような配合馬はマークしておきましょう。5頭のうち3頭はでも勝ち鞍があったので、決め手のあるタイプが侮れないでしょう。
注目レース
ポートアイランドS(OP特別、阪神芝外1600m)

ポートアイランドSでの穴ぐさは[2.1.0.27](複勝率10.0%)で、複勝回収率は104%です。昨年は穴ぐさ不在で、一昨年はムーンクレストが9番人気で①着となり、3年前はマイネルアウラートが11番人気で②着に入りました。

馬券に絡んだ3頭は5~6歳の牡馬で、前走が馬券圏外でしたが、過去にOP特別で③着以内に入ったことがありました。3頭のうち2頭は前走が重賞だったので、OP特別での実績を確認しておくと良いでしょう。3頭はいずれも阪神芝外回りで勝ったことがなかったので、その実績を気にする必要はなさそうです。

注目レース
カンナS(OP特別、中山芝1200m)

カンナSでの穴ぐさは[0.3.2.11](複勝率31.3%)で、複勝回収率は170%です。

③着以内に入った穴ぐさ5頭はいずれも前走で初勝利を挙げていて、3番手以内に付けての押し切り勝ちでした。5頭のうち4頭は父サンデー系だったので、父サンデー系で先行力を見せていたタイプをチェックしておきましょう。

注目レース
秋風S(3勝クラス、中山芝1600m)

秋風Sでの穴ぐさは[2.0.2.25](複勝率13.8%)で、複勝回収率は109%です。

激走した穴ぐさ4頭はいずれも父か母父がノーザンダンサー系で、4頭のうち3頭は馬体重が500kg以上でした。4頭は中山芝阪神芝の内回りコースで勝利実績があったので、直線距離が短く急坂があるコースで好走歴がある馬を侮らないようにしましょう。

注目レース
勝浦特別(2勝クラス、中山芝1200m)

勝浦特別での穴ぐさは[1.4.3.22](複勝率26.7%)で、複勝回収率は157%です。一昨年は①着クラウンアイリス&②着ベルディーヴァという【穴ぐさワンツー】で、昨年は②着セイウンリリシイ&③着スマートシャヒーンという【穴ぐさダブル】でした。

馬券に絡んだ穴ぐさは8頭のうち6頭が牝馬で、同じく8頭のうち6頭はひと桁馬番でした。8頭は中5週以内の臨戦で、6頭は前走で4角4番手以内のレースをしていたので、前走で先行力を見せていたタイプが侮れないでしょう。

ちなみに…
スプリンターズSでの穴ぐさは[0.1.3.33]です。過去10年では7番人気以下で③着以内に入った馬が14頭いて、2012年以降の中山で激走した8頭はひと桁馬番でした。中山で激走した13頭のうち9頭は父か母父がミスプロ系で、それ以外の4頭のうち3頭は父サンデー系です。

昨年は近6走がすべて馬券圏外だったラインスピリットが③着に食い込みましたが、2011年以降に激走した11頭のうち10頭は近3走以内に芝で連対歴があったので、近走での好走歴の有無は重要そうです。

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