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穴ぐさ傾向と対策

秋華賞もノーザンファームの生産馬が勝つ!?


先週(10月5日~6日)の穴ぐさは[4.8.4.97](複勝率14.2%)でした。京都大賞典ではドレッドノータスが11番人気で優勝したものの指名しきれず、すみませんでした。

一方、フランスで行われた凱旋門賞では、3連覇を目指したエネイブルが②着となり、日本馬の3頭も⑦着以下に敗れてしまいましたが、「穴ぐさ的存在★」として評価していたヴァルトガイストが優勝しました。ヴァルトガイストは、JRAでは9番人気でしたね。

日本で馬券が発売されている海外競馬については、そのレースの「考え方」でを付けていて、「穴ぐさ的存在★」を発表しています(レースによっては存在しないものもあります)。「穴ぐさ的存在★」は、愛チャンピオンSでもマジックワンドが7番人気で②着、アンソニーヴァンダイクが6番人気で③着に入っていて、英インターナショナルSでもエラーカムが③着となりました。

海外競馬の「考え方」についても、出走馬の血統・戦績・レースぶりを研究し、過去傾向も分析して、を付けて「穴ぐさ的存在★」を発表しています。海外競馬は少頭数でも馬券の妙味があると感じるレースが多いので、どうぞ参考にして、馬券検討に役立ててください。

さて、今週末は3歳牝馬三冠の最終戦・秋華賞が予定されています。秋華賞は京都芝2000mで行われ、芝2000mのG1は他に大阪杯皐月賞天皇賞・秋ホープフルSがあります。今年の大阪杯はアルアイン、皐月賞はサートゥルナーリアが優勝していて、両馬はノーザンファーム生産馬です。

昨年以降の芝2000mのG1は、7レース中6レースでノーザンファーム生産馬が優勝しているので、勝ち馬を振り返ってみましょう。

【2018年以降の芝2000mのG1】
レース 勝ち馬 生産者
18年大阪杯 スワーヴリチャード ノーザンファーム
18年皐月賞 エポカドーロ 田上徹
18年秋華賞 アーモンドアイ ノーザンファーム
18年天皇賞・秋 レイデオロ ノーザンファーム
18年ホープフルS サートゥルナーリア ノーザンファーム
19年大阪杯 アルアイン ノーザンファーム
19年皐月賞 サートゥルナーリア ノーザンファーム

ノーザンファーム以外の生産馬が優勝したのは昨年の皐月賞でのエポカドーロだけで、7レース中5レースではノーザンファーム生産で1~2番人気に推された馬が勝利しています。

上記の7レースのうち、道悪馬場が昨年の皐月賞(稍重)だけで、今週末は台風19号が接近するようで、馬場が気になるところですが、秋華賞ノーザンファーム生産馬を中心に考えて良いんじゃないでしょうか。

近年の芝2000mのG1には、もうひとつ血統的な傾向も見られます。同父系の馬によるワンツーがほとんどないんですよ。2017年以降の連対馬をご覧ください。

【2017年以降の芝2000mのG1】
レース ①着
②着
17年大阪杯 ①着キタサンブラック
②着ステファノス
ブラックタイド
ディープインパクト
17年皐月賞 ①着アルアイン
②着ペルシアンナイト
ディープインパクト
ハービンジャー
17年秋華賞 ①着ディアドラ
②着リスグラシュー
ハービンジャー
ハーツクライ
17年天皇賞・秋 ①着キタサンブラック
②着サトノクラウン
ブラックタイド
Marju
17年ホープフルS ①着タイムフライヤー
②着ジャンダルム
ハーツクライ
Kitten's Joy
18年大阪杯 ①着スワーヴリチャード
②着ペルシアンナイト
ハーツクライ
ハービンジャー
18年皐月賞 ①着エポカドーロ
②着サンリヴァル
オルフェーヴル
ルーラーシップ
18年秋華賞 ①着アーモンドアイ
②着ミッキーチャーム
ロードカナロア
ディープインパクト
18年天皇賞・秋 ①着レイデオロ
②着サングレーザー
キングカメハメハ
ディープインパクト
18年ホープフルS ①着サートゥルナーリア
②着アドマイヤジャスタ
ロードカナロア
ジャスタウェイ
19年大阪杯 ①着アルアイン
②着キセキ
ディープインパクト
ルーラーシップ
19年皐月賞 ①着サートゥルナーリア
②着ヴェロックス
ロードカナロア
ジャスタウェイ

ピンク色がサンデー系、赤色がノーザンダンサー系、黄色がミスプロ系で、17年大阪杯こそ父サンデー系のワンツーになりましたが、その後は同父系のワンツーはありません

というか、いずれのレースでも父サンデー系が連対していて、その相手は、17年皐月賞~18年大阪杯が父ノーザンダンサー系で、18年皐月賞以降が父ミスプロ系となっています。この流れが継続されるなら、秋華賞の連対圏も「父サンデー系&父ミスプロ系」となる可能性がありそうですが、どうでしょうか!?

なお、今年の秋華賞は登録頭数が19頭で、そのうち父サンデー系は13頭で、父ミスプロ系は3頭、父ノーザンダンサー系は2頭、それら以外にバゴ産駒のクロノジェネシスがいます。

今週末は東京・京都での3日間開催が予定されていて、10月12日~14日に行われる東京・京都の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

10月12日~14日
場所
東京 Aコース・2週目
京都 Aコース・2週目

10月12日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
東京9R プラタナス賞 [0.0.2.21]
東京10R 山中湖特別 [0.0.1.11]
東京11R 白秋S [1.0.1.32]
京都9R もみじS 出走ナシ
京都10R 堀川特別 [0.2.3.13]
京都11R 太秦S [1.1.1.16]

10月13日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
東京9R 三峰山特別 [2.1.1.20]
東京10R テレビ静岡賞 [2.0.2.30]
東京11R オクトーバーS [1.0.0.16]
京都9R 紫菊賞 出走ナシ
京都10R 三年坂特別 [0.1.1.13]
京都11R 秋華賞 [0.1.2.35]
京都12R 平城京S [1.1.2.18]

10月14日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
東京9R 昇仙峡特別 [0.0.1.9]
東京10R 国立特別 [1.0.2.23]
東京11R 府中牝馬S [1.0.1.36]
京都9R 鳴滝特別 [0.0.0.1]
京都10R 大原S [0.0.1.17]
京都11R オパールS [2.2.5.19]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
オパールS(OP特別、京都芝1200m)

オパールSでの穴ぐさは[2.2.5.19](複勝率32.1%)で、複勝回収率は145%です。昨年はアンヴァルが8番人気で①着となり、芝1200mで穴ぐさがいた時は9年中6年で馬券に絡む馬が出ています。

芝1200mで激走した8頭はいずれも前走が馬券圏外で、5頭が牝馬です。母父がサンデー系の馬が4頭いますが、父はミスプロ系かノーザンダンサー系かサクラバクシンオーで、父サンデー系の馬はいません。8頭のうち6頭は前走が重賞で⑧着以下に敗れていたので、OP特別に替わって巻き返しが期待できそうなタイプを狙いましょう。

注目レース
堀川特別(2勝クラス、京都芝外1800m)

堀川特別での穴ぐさは[0.2.3.13](複勝率27.8%)で、複勝回収率は130%です。

牝馬限定戦で③着以内に入った4頭は偶数馬番で、いずれも前走が阪神で④着以下でしたが、直線平坦コースで勝利実績がある馬でした。4頭は中1~3週の臨戦だったので、順調に使われている平坦巧者の巻き返しに注意しましょう。

注目レース
国立特別(2勝クラス、東京芝1400m)

国立特別での穴ぐさは[1.0.2.23](複勝率11.5%)で、昨年はエスターテが9番人気で①着となりました。穴ぐさのいた近6年のうち3年で③着以内に激走する馬が出ています。

馬券に絡んだ3頭は父&母父がサンデー系&ノーザンダンサー系で、いずれも東京芝1400mで勝利実績がありました。3頭は近4走以内に勝ち鞍があったので、ある程度の勢いが感じられるコース実績馬に注目しましょう。

ちなみに…
秋華賞での穴ぐさは[0.1.2.35]で、府中牝馬Sでは[1.0.1.36]です。昨年の府中牝馬Sでは【A】評価だったフロンテアクイーンが③着に入りました。

過去10年の秋華賞では勝ち馬が1~3番人気で、7番人気以下で馬券に絡んだ馬は4頭です(いずれも②~③着)。その4頭は中3週の臨戦で、4頭のうち3頭は前走がローズSでした。4頭はいずれも重賞未勝利ながら重賞で②~③着に入ったことがあったので、重賞好走歴がある馬が人気薄で放置されていたら気をつけた方が良さそうです。

4頭は父か母父がミスプロ系で、4頭のうち、京都芝で勝利実績があった馬は1頭だけなので、コース実績よりもミスプロ系の有無をチェックしておきましょう。

過去10年の府中牝馬Sでは7番人気以下で③着以内に入った馬が7頭いて、いずれも父か母父がサンデー系です。7頭のうち6頭は近2走以内に④着以内があり、例外の1頭はG1馬でした。7頭のうち5頭は左回りの芝重賞で③着以内に入ったことがあったので、左回り実績馬はマークしておきましょう。

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