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穴ぐさ傾向と対策

中山も京都も金杯の1番人気は480kgがボーダーラインに!?


あけまして、おめでとうございます。本年も『サラブレモバイル』、並びに【穴ぐさ】をどうぞよろしくお願いいたします。

先週(12月28日)の穴ぐさは[1.1.4.36](複勝率14.3%)で、2019年の穴ぐさは[216.300.366.4565](複勝率16.2%)という成績でした。年間の穴ぐさ成績は2018年よりも向上したものの、重賞で振るわないケースが多くなってしまいました。2020年は重賞でもきちんと結果を残せるように頑張りたいと思います。

2020年もJRAは1月5日からスタートで、重賞は金杯(中山金杯京都金杯)が行われます。

昨年は、京都金杯では1番人気だったパクスアメリカーナが勝ちましたが、中山金杯は優勝したウインブライトが3番人気で、1番人気だったマウントゴールドは⑫着に敗れました。マウントゴールドは馬体重が452kgで、近10年の両金杯での1番人気は、馬体重によって対象的な成績となっているので、その結果をご覧ください。

【2010年以降の中山金杯・京都金杯での1番人気】
中山金杯 京都金杯
19年 マウントゴールド
⑫着452kg
パクスアメリカーナ
着470kg
18年 セダブリランテス
着522kg
レッドアンシェル
着458kg
17年 ツクバアズマオー
着480kg
エアスピネル
着480kg
16年 フルーキー
着490kg
トーセンスターダム
⑩着504kg
15年 ロゴタイプ
着502kg
グランデッツァ
⑤着504kg
14年 ディサイファ
着494kg
オースミナイン
着476kg
13年 ジャスタウェイ
着486kg
ダノンシャーク
着448kg
12年 アドマイヤコスモス
⑯着474kg
サダムパテック
⑤着500kg
11年 コスモファントム
着502kg
リーチザクラウン
④着518kg
10年 アクシオン
着532kg
スマートギア
着466kg

中山金杯での1番人気は[4.1.3.2]で、この10頭は、馬体重が480kg以上だと[4.1.3.0]で馬券圏外がなく、474kg以下だと[0.0.0.2]です。一方、京都金杯での1番人気は[3.2.1.4]で、この10頭は、馬体重が480kg以下だと[3.2.1.0]で馬券圏外がなく、それ以外の4頭は500kg以上で[0.0.0.4]です。

どちらの1番人気も480kgが目安となっていて、中山金杯では480kg以上の大型だと信頼度が高くなり、逆に、京都金杯ではあまり大きすぎない480kg以下だと人気に応えて好走しています。

一年の計は金杯にあり、という人も多いでしょうから、1番人気の480kgラインを参考にして、的中できるように頑張りましょう!

今年も1月は中山京都開催からスタートで、中山芝は昨年末までのAコースからCコースに変更となります。1月5日~6日に行われる中山、京都の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

1月5日
場所
中山 Cコース・1週目
京都 Aコース・1週目

1月5日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山9R 招福S [1.2.1.21]
中山10R サンライズS [1.2.3.32]
中山11R 中山金杯 [1.2.1.30]
京都9R 福寿草特別 [0.1.1.2]
京都10R 門松S [0.0.0.4]
京都11R 京都金杯 [1.3.2.29]

1月6日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山9R 初茜賞 [0.1.2.22]
中山10R ジュニアC [0.1.1.14]
中山11R カーバンクルS [1.1.2.5]
京都9R 許波多特別 [1.1.0.5]
京都10R 新春S [1.2.1.28]
京都11R 万葉S [0.1.0.14]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
カーバンクルS(OP特別、中山芝1200m)

カーバンクルSでの穴ぐさは[1.1.2.5](複勝率44.4%)で、複勝回収率は190%です。過去4回のうち穴ぐさのいた3年すべてで馬券に絡む馬が出ていて、昨年はレジーナフォルテが③着に食い込みました。

馬券圏内に入った4頭はいずれもひと桁馬番で、5~7歳馬でした。4頭は馬体重が476kg以上で、そのうち3頭は492~520kgだったので、馬格のあるベテランが侮れないでしょう。

注目レース
サンライズS(3勝クラス、中山芝1200m)

サンライズSでの穴ぐさは[1.2.3.32](複勝率15.8%)で、ハンデ戦以外だと[1.2.2.25](複勝率16.7%)で、複勝回収率は104%です。

馬券に絡んだ6頭は5~8歳で、中2~3週の臨戦でした。6頭のうち5頭は父か母父がサンデー系で、6頭のうち4頭は牝馬なので、間隔の詰まっているサンデー内包馬に注意しましょう。

注目レース
招福S(3勝クラス、中山ダート1800m)

招福Sでの穴ぐさは[1.2.1.21](複勝率16.0%)で、複勝回収率は128%です。

③着以内に入った4頭は偶数馬番で、そのうち3頭はふた桁馬番でした。4頭は前走が掲示板外でしたが、中4週以内の臨戦で、前走時馬体重が488~540kgでした。馬格のあるタイプで順調に使われている馬は前走着順だけで見限らないようにしましょう。

ちなみに…
中山金杯での穴ぐさは[1.2.1.30]で、京都金杯では[1.3.2.29]です。過去10年で7番人気以下で③着以内に入った馬は、中山金杯が6頭、京都金杯が8頭です。

中山金杯で激走した6頭は②~③着で、4~6歳の牡馬です。6頭のうち5頭は父か母父がサンデー系で、その5頭はハンデ54~56kgで、12~2月の芝で勝ち鞍がありました。サンデー内包で冬場の芝に実績があるタイプはマークしておきましょう。

京都金杯で激走した8頭は父か母父がサンデー系で、中5週以内の臨戦でした。2011年以降の激走馬7頭は近2走以内に連対歴があったので、近走成績もチェックしておきたいですね。8頭のうち7頭は偶数馬番で、6頭はひと桁馬番でした。真ん中から内目の枠の馬が侮れないでしょう。


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