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穴ぐさ傾向と対策

アイビスサマーダッシュは外枠過ぎない方が良い!?


先週(7月18日~19日)の穴ぐさは[4.5.8.97](複勝率14.9%)でした。中京記念では【A】評価だったラセットが②着に入ったものの、他に重賞で激走した馬を指名できず、申し訳ありませんでした。先週の重賞3レースはいずれもふた桁人気の馬が勝つ波乱で、かなりの人気薄ではありましたが、もっと結果を残せるように改善したいと思います。

今週末からは新潟&札幌開催に替わり、重賞はアイビスサマーダッシュが予定されています。ご存知の通り、アイビスサマーダッシュは直線競馬ですが、26日(日)は他に直線競馬はなく、前日(25日)も第1Rに2歳未勝利戦が組まれているだけです。直線競馬は特殊なので、重賞の前に特別競走を組んでもらって、今夏の馬場傾向を見させてもらいたかったところです。

そう言ってても始まらないので、昨夏以降の新潟芝直1000mの特別競走に関して、データを取ってみました。昨年のアイビスサマーダッシュは1番人気に応えてライオンボスが優勝しましたが、他のレースも上位人気ばかりが勝っているんですよね。

【2019年夏以降の新潟芝直1000mの特別競走】
人気 着別度数
1番人気 [4.1.3.4]
2番人気 [3.3.1.5]
3番人気 [1.1.1.9]
4番人気 [3.2.1.6]
5番人気 [1.2.0.9]
6番人気 [0.1.2.9]
7番人気以下 [0.2.4.122]

昨夏以降に新潟芝直1000mでの特別競走は12レースが行われ、勝ち馬はいずれも1~5番人気でした。ということで、今週の重賞は上位人気馬の優勝確率が高いのではないでしょうか。

上記の12レースにおける1~5番人気には、ちょっと面白いデータがあります。1~5番人気について、5頭の中で枠順がいちばん内だった馬からいちばん外だった馬の順に着順を並べると、次のようになります。

【2019年夏以降の新潟芝直1000mの特別競走での1~5番人気】
月日レース 1~5番人気
の中で枠が
いちばん内
だった馬
1~5番人気
の中で枠が
2番目に内
だった馬
1~5番人気
の中で枠が
真ん中
だった馬
1~5番人気
の中で枠が
2番目に外
だった馬
1~5番人気
の中で枠が
いちばん外
だった馬
5月24日韋駄天S 5 9 4
5月10日邁進特別 8 16 10
5月9日はやぶさ賞 5 7 9 4
10月27日ルミエールAD 10 7 17
10月20日飛翼特別 7 4
10月19日稲光特別 6 10
10月5日飛翔特別 6 10 4
9月1日雷光特別 9 4
8月24日稲妻S 15 7 6
8月4日驀進特別 4 10 6
7月28日アイビスSD 6 13 5
7月27日閃光特別 8 4
12レース集計 [2.1.0.9] [2.3.3.4] [6.0.1.5] [1.2.0.9] [1.3.2.6]

直線競馬は外枠有利であるとの認識だと思いますが、上記の12レースの1~5番人気は、5頭の中でいちばん外枠だった馬が[1.3.2.6]で、2番目に外枠だった馬が[1.2.0.9]で、あまり勝てていません。勝利数がもっとも多いのは1~5番人気の中で枠が真ん中だった馬で、12レースのうち6レースで優勝しています。

上記の12レースの1~5番人気について、枠順別の成績を記すと次のようになります。

【2019年夏以降の新潟芝直1000mの特別競走での1~5番人気】
枠順 着別度数
1枠 [0.0.0.1]
2枠 [0.1.0.1]
3枠 [0.1.0.3]
4枠 [2.1.0.2]
5枠 [3.0.2.3]
6枠 [3.0.0.6]
7枠 [3.3.2.6]
8枠 [1.3.2.11]

1~3枠だった馬は勝てていませんが、実は8枠の馬も[1.3.2.11](勝率5.9%)であまり勝てていません。昨年のアイビスサマーダッシュで優勝したライオンボスは、1~5番人気の5頭の中でいちばん外枠の馬でしたが、それでも6枠11番でした。最近の直線競馬は、枠が外過ぎると囲まれたりして勝ち切れないケースも散見されるので、今年のアイビスサマーダッシュもその認識を持って臨むのが良いのではないでしょうか。

7月25日~26日に行われる新潟、札幌の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

7月25日~26日
場所
新潟 Aコース・1週目
札幌 Aコース・1週目

7月25日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
新潟9R 燕特別 [0.0.1.25]
新潟10R 豊栄特別 [0.2.3.34]
新潟11R 越後S [0.0.6.28]
札幌9R 利尻特別 [0.1.0.8]
札幌10R 大倉山特別 [2.1.0.22]
札幌11R しらかばS [1.1.1.10]

7月26日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
新潟9R 苗場特別 [1.1.5.32]
新潟10R 糸魚川特別 [0.1.2.20]
新潟11R アイビスサマーダッシュ [3.2.3.32]
札幌9R HTB賞 [1.1.1.14]
札幌10R 知床特別 [3.2.2.17]
札幌11R 大雪ハンデキャップ [3.0.3.30]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
越後S(3勝クラス、新潟ダート1200m)

越後Sでの穴ぐさは[0.0.6.28](複勝率17.6%)で、複勝回収率は126%です。

③着に激走した6頭の穴ぐさは5~8歳で、5頭が5~6歳でした。6頭は馬番10番以内で、5頭が馬番1~7番だったので、内目の枠のベテランが侮れなさそうです。6頭のうち5頭は前走で1400m以上を走っていたので、距離短縮の臨戦馬にも注意しましょう。

注目レース
豊栄特別(2勝クラス、新潟芝1400m)

豊栄特別での穴ぐさは[0.2.3.34](複勝率12.8%)で、複勝回収率は103%です。昨年はマイティーワークスが16番人気で③着に食い込み、同馬を含めて芝1400mでは[0.0.3.15](複勝率16.7%、複勝回収率171%)です。

芝1400mで激走した3頭は3~4歳の牝馬で、父か母父がサンデー系でした。3頭は中5週以内の臨戦で、いずれも左回りの芝1400mで勝利実績があったので、距離実績のある牝馬が侮れないでしょう。

注目レース
大倉山特別(2勝クラス、札幌ダート1700m)

大倉山特別での穴ぐさは[2.1.0.22](複勝率12.0%)で、複勝回収率は110%です。ダート1700mの時に限ると[1.1.0.10](複勝率16.7%)で、複勝回収率は175%です。

ダート1700mで連対圏に入った2頭は馬番9~14番の牡馬で、前走が馬番7番以内で掲示板外に敗れていました。2頭はどちらも札幌ダート1700mで1勝クラスを勝った実績があったので、外目の枠に入ったコース実績馬に注目しましょう。

ちなみに…
アイビスサマーダッシュでの穴ぐさは[3.2.3.32]で、昨年は【C】評価のオールポッシブルが③着、一昨年は【A】評価だったナインテイルズが③着、3年前は【B】評価だったラインミーティアが優勝しました。この3頭は8~9番人気でもあります。過去10年では7番人気以下で馬券に絡んだ馬が8頭いて、そのうち5頭が穴ぐさでした。

激走した8頭は中9週以内の臨戦だった5~7歳馬で、2011年以降の6頭は馬番9~16番でした。2012年以降に激走した5頭はいずれも5代血統表内にノーザンダンサーのクロスを持っていたので、真ん中から外枠に入ったノーザンダンサークロス馬をチェックしておきましょう。


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