独自視点で穴馬推奨!競馬予想支援情報【サラブレモバイル】

サラブレモバイル

メニュー

ログイン

穴ぐさ傾向と対策

秋華賞も内か外から好配当の使者が!?


先週(10月10日~11日)の穴ぐさは[6.8.11.95](複勝率20.8%)で、単勝回収率が144%、複勝回収率が106%でした。

重賞の京都大賞典毎日王冠では穴ぐさ【A】の2頭(シルヴァンシャー、カデナ)が④着止まりで、堅い決着になってしまいましたが、サウジアラビアRC【C】評価だったセイウンダイモスが9番人気で③着に食い込みました。

また、先週の最終レースは、土日×3場の6レースすべてで穴ぐさが馬券に絡んで、最終レースでの穴ぐさは[1.3.3.11](複勝率38.9%)で複勝回収率が210%でした。馬券を獲ったみなさん、おめでとうございました!

今週は、秋華賞&府中牝馬Sという牝馬限定重賞が予定されていて、秋華賞には春の二冠(桜花賞・オークス)を無敗で制したデアリングタクトが出走予定です。今回はオークス以来の4ヶ月半ぶりで、これだけ間隔が開くことは初めてですが、休み明けでも力の違いを見せ付けられるでしょうか。

先週の京都大賞典は17頭立てという多頭数でも1~3番人気が上位を独占する堅い決着でしたが、今年の京都芝での重賞上位人気馬が勝利するケースが多くなっているんですよね。

【2020年の京都芝重賞】
人気 着別度数
1番人気 [5.1.1.5]
2番人気 [2.2.3.5]
3番人気 [3.1.1.7]
4番人気 [1.1.1.9]
5番人気 [0.2.1.9]
6番人気 [0.2.0.10]
7番人気 [1.1.0.10]
8番人気以下 [0.2.5.74]

今年、京都芝で重賞は12レースが行われ、そのうち11レースを1~4番人気が制しています。5番人気以下の馬が勝利したのは、きさらぎ賞のコルテジア(7番人気)だけで、そのきさらぎ賞でも1番人気(アルジャンナ)が③着となっています。12レースすべてで1~3番人気が馬券圏内に入っていますから、秋華賞もまずは1~3番人気のどの馬を信頼するかがポイントでしょうか。

秋華賞は京都芝2000mで行われますが、このコースでの重賞は秋華賞と京都2歳Sだけで、上記の12レースの中に2000m戦はありません。芝2000mの重賞という観点に立つと、今年は穴馬の台頭が目立つので、その意味では秋華賞も一筋縄ではいかないのではないか?と思えてきます。

今年、芝2000mの重賞は18レースが行われ、①~③着を1~6番人気が占めたのは5レースで、その5レースは、11~12頭立てだった弥生賞・大阪杯・札幌記念と、左回りのフローラS・新潟記念です。右回りのO型コースで14頭立て以上だと、9レースすべてで7番人気以下の馬が馬券に絡んでいて、穴馬がバンバン来ています。

【右回りで14頭立て以上だった芝2000m重賞(2020年)】
レース ①着
②着
③着
人気
中山金杯 ①着トリオンフ
②着ウインイクシード
③着テリトーリアル
2
6
11
愛知杯 ①着デンコウアンジュ
②着アルメリアブルーム
③着レイホーロマンス
9
5
11
皐月賞 ①着コントレイル
②着サリオス
③着ガロアクリーク
1
3
8
鳴尾記念 ①着パフォーマプロミス
②着ラヴズオンリーユー
③着レッドジェニアル
10
1
4
マーメイドS ①着サマーセント
②着センテリュオ
③着リュヌルージュ
7
2
3
七夕賞 ①着クレッシェンドラヴ
②着ブラヴァス
③着ヴァンケドミンゴ
3
7
6
函館記念 ①着アドマイヤジャスタ
②着ドゥオーモ
③着バイオスパーク
15
13
3
小倉記念 ①着アールスター
②着サトノガーネット
③着アウトライアーズ
10
6
13
紫苑S ①着マルターズディオサ
②着パラスアテナ
③着シーズンズギフト
5
10
3

7番人気以下で③着以内に入った馬の人気を紫色にしましたが、人気薄の2頭セットも複数ありますし、ふた桁人気馬の激走も珍しくありません。ハンデ戦が多いということもありますが(9レースのうち6レースがハンデ戦)、それにしても穴馬の台頭が目立ちます。

上記の9レースに関しては、1~6番人気7番人気以下で、好走している馬の枠順に違いが見られるので、その集計データもご覧ください。

【右回りで14頭立て以上だった芝2000m重賞(2020年)】
枠順 1~6番人気 7番人気以下
1枠 [1.0.2.4] [1.0.1.8]
2枠 [1.0.0.3] [0.0.1.12]
3枠 [0.2.0.6] [2.1.1.6]
4枠 [1.4.1.5] [0.0.0.7]
5枠 [1.0.0.3] [0.0.0.14]
6枠 [0.0.1.3] [0.0.0.14]
7枠 [0.0.0.7] [2.1.0.10]
8枠 [0.0.1.8] [0.1.1.10]

1~6番人気で連対圏に入った馬は10頭いて、いずれも1~5枠でした。対して7番人気以下で③着以内に入った馬は12頭いて、1~3枠(7頭)か7~8枠(5頭)でした。6~8枠で1~6番人気だった馬は[0.0.2.18]で、4~6枠で7番人気以下だった馬は[0.0.0.35]ですから、秋華賞も上位人気は真ん中から内枠が良く、穴馬は内か外の極端枠の馬が有力かもしれませんね。

近10年の秋華賞は優勝馬が1~4番人気で、7番人気以下で馬券に絡んだ5頭は1~3枠(2頭)か7枠(3頭)でした。ということで、やはり今年も、内か外の極端枠に好配当の使者がいるんじゃないでしょうか!?

10月17日~18日に行われる東京、京都、新潟の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

10月17日~18日
場所
東京 Aコース・2週目
京都 Aコース・2週目
新潟 Aコース・2週目

10月17日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
東京9R プラタナス賞 [0.0.3.23]
東京10R 白秋S [1.0.1.35]
東京11R 府中牝馬S [1.0.1.39]
京都9R 紫菊賞 出走ナシ
京都10R 清滝特別 [0.1.2.11]
京都11R 太秦S [1.2.2.17]
新潟10R 粟島特別 [1.3.3.14]
新潟11R 飛翼特別 [2.0.3.25]
新潟12R 寺泊特別 [0.2.1.27]

10月18日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
東京10R テレビ静岡賞 [2.1.2.32]
東京11R オクトーバーS [1.0.0.19]
東京12R 鷹巣山特別 [0.1.1.14]
京都9R もみじS [0.0.0.2]
京都10R 大原S [0.0.1.20]
京都11R 秋華賞 [0.1.2.38]
京都12R 平城京S [1.1.2.20]
新潟10R 稲光特別 [3.1.2.12]
新潟11R 信越S [2.1.0.21]
新潟12R 妙高特別 [2.0.4.32]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
太秦S(OP特別、京都ダート1800m)

太秦Sでの穴ぐさは[1.2.2.17](複勝率22.7%)で、1800mで行われた昨年に②着(ヴェンジェンス)&③着(ハイランドピーク)の【穴ぐさダブル】となりました。

短距離で行われていた頃も含めて③着以内に入った穴ぐさの5頭のうち4頭は、ダートOPで勝ち鞍がありました。同じく5頭のうち4頭は5~6歳馬で、5頭のうち4頭は騎手が前走時と同じだったので、前走で人気を落としている実績馬は侮らないようにしましょう。

注目レース
稲光特別(1勝クラス、新潟芝直1000m)

稲光特別での穴ぐさは[3.1.2.12](複勝率33.3%)で、複勝回収率は106%です。穴ぐさのいた6年のうち5年で馬券に絡んでいます。

③着以内に入った穴ぐさは5~8枠で、6頭のうち5頭は3~5歳で、4頭は牝馬でした。6頭はいずれも逃げ切りでの勝利実績があり、3頭はダートで勝ち鞍があったので、ダート実績も確認しておくと良さそうです。

注目レース
粟島特別(1勝クラス、新潟芝外1800m)

粟島特別での穴ぐさは[1.3.3.14](複勝率33.3%)で、芝の時に限ると[0.2.3.14](複勝率26.3%)で複勝回収率が142%です。

芝で馬券に絡んだ5頭は左回りで連対歴があり、そのうち4頭は左回りで勝ち鞍がありました。同じく5頭のうち4頭は馬番9~16番で、5頭は上がり32秒9~34秒4を計時して馬券圏内に入っていたので、真ん中から外枠で速い上がりを使えそうなタイプに注目しましょう。

ちなみに…
秋華賞での穴ぐさは[0.1.2.38]で、府中牝馬Sでは[1.0.1.39]です。過去10年では7番人気以下で③着以内に入った馬が秋華賞は5頭、府中牝馬Sは6頭います。

過去10年の秋華賞は優勝馬が勝ち馬が1~4番人気で、7番人気以下で馬券に絡んだ5頭は②~③着でした(5頭のうち4頭は③着)。5頭は中3週の臨戦で、4頭は前走がローズSでした。同じく5頭のうち4頭は前走が④着以内で、5頭はいずれも芝重賞で②~③着に入ったことがあったので、重賞実績をチェックして臨みましょう。

5頭のうち4頭は父か母父がサンデー系で、同じく5頭のうち4頭は父か母父がミスプロ系です。5頭は4代血統表内にサドラーズウェルズニジンスキーヌレイエフを持っていたので、スタミナ豊富な血脈を補完されている馬をマークしておきたいですね。

過去10年の府中牝馬Sで激走した6頭は、父サンデー系が2頭、母父サンデー系が4頭です。2013年以降に激走した4頭は父&母父がサンデー系&ノーザンダンサー系という配合でした。

6頭のうち5頭は近3走以内に芝で連対歴があり、同じく6頭のうち5頭は左回りの芝重賞で連対歴があったので、近走成績や左回りの重賞実績も確認しておくと良さそうです。


TOPページに戻る