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穴ぐさ傾向と対策

阪神JFのノーザンファーム生産馬は偶数馬番が良い!?


先週(12月5日~6日)の穴ぐさは[4.10.13.91](複勝率22.9%)で、複勝回収率が147%でした。チャンピオンズCでは【C】評価だったインティが10番人気で③着に粘り込み、ステイヤーズSでは【A】評価だったオセアグレイトが7番人気で優勝しましたね。馬券を獲ったみなさん、おめでとうございました!

G1で6番人気以下の馬が馬券に絡んだのは秋華賞以来で、その激走馬を穴ぐさとして指名できてホッとしました。G1や重賞以外のレースも同様ですが、各馬の力量をきちんと評価して、今週末以降も美味しい穴馬を選び出せるように頑張ります。

先週は、チャンピオンズCは枠順が重要という話をしましたが、まさか断然人気のクリソベリルが外枠(8枠15番)に入り、馬券圏外に敗れる結果になるとは想像していませんでした。クリソベリルは、もちろん外枠の影響もあったのでしょうが、それ以上に、初の中4週でも馬体重が過去最多(12kg増の554kg)だったことが響いた面もあったのでしょう。

そんな状況でも、①&②着に入ったのがノーザンファーム生産のチュウワウィザード&ゴールドドリームだったのは、現在の同牧場生産馬の勢いを象徴していたように感じました。土曜日(5日)のチャレンジCノーザンファーム生産のレイパパレが勝利して、11月のJRA重賞10勝というのはJRA重賞の月間最多勝利記録(生産牧場)らしいですね。

そんなこともあって、今秋の阪神芝重賞では、ノーザンファーム生産馬の活躍が続いています。その成績をご覧ください。

【2020年秋の阪神芝重賞】
生産牧場 着別度数 勝率
連対率
複勝率
ノーザンファーム [6.5.4.19] 17.6%
32.4%
44.1%
ノーザンファーム以外 [1.2.3.52] 1.7%
5.2%
10.3%

今秋の阪神では芝重賞が7レース行われ、そのうち6レースでノーザンファーム生産馬が優勝しています。例外は先々週の京阪杯で、勝ったのは外国産馬のフィアーノロマーノですが、同馬は馬主が吉田和美氏ですから、ノーザンファーム関連馬が7連勝中と言うこともできるでしょう。

今週末の阪神JFや来週末の朝日杯FSも、注目すべきはノーザンファーム生産馬という印象で、阪神JFではソダシサトノレイナスメイケイエールインフィナイトなどが上位人気に推されそうです。

今秋の阪神芝重賞では、人気別成績や馬番別成績が次のようにもなっています。

【2020年秋の阪神芝重賞】
人気 着別度数
1番人気 [5.1.0.1]
2番人気 [0.3.0.4]
3番人気 [2.1.2.2]
4番人気 [0.0.1.6]
5番人気 [0.1.2.4]
6番人気 [0.0.0.7]
7番人気 [0.1.1.5]
8番人気以下 [0.0.1.42]

【2020年秋の阪神芝重賞】
馬番 着別度数
偶数馬番 [6.2.1.36]
奇数馬番 [1.5.6.35]

7レースの優勝馬は1~3番人気で、連対圏に入った14頭は1~7番人気でした。また、7レースのうち6レースで偶数馬番の馬が勝っていて、偶数馬番で1番人気に推された馬は4戦4勝だったりします。

阪神JFノーザンファーム生産馬の判断に困ったら、より上位の人気に推された馬や偶数馬番に入った馬を評価してみてはいかがでしょうか!?

ちなみに、今秋の阪神芝重賞については、馬体重の増減に関してこんなデータもあります。

【2020年秋の阪神芝重賞】
馬体重 着別度数 勝率
連対率
複勝率
4kg以上の馬体減 [0.2.1.15] 0.0%
11.1%
16.7%
増減幅が2kg以内 [6.2.3.25] 16.7%
22.2%
30.6%
4kg以上の馬体増 [1.3.3.31] 2.6%
10.5%
18.4%

7レースのうち6レースで馬体重の増減幅が2kg以内だった馬が優勝しています。例外は4kg増(554kg)だった京阪杯フィアーノロマーノで、チャンピオンズCクリソベリルのようなこともありますから、阪神JF朝日杯FSでも各馬の馬体重の増減はチェックできると良いでしょうね。

その阪神芝は今週末からBコースとなるので、その点もご注意ください。12月12日~13日に行われる中山、阪神、中京の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

12月12日~13日
場所
中山 Aコース・2週目
阪神 Bコース・1週目
中京 Aコース・2週目

12月12日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山9R 黒松賞 [1.2.2.28]
中山10R アクアラインS [2.1.3.35]
中山11R 師走S [0.2.2.35]
阪神9R エリカ賞 [0.0.1.4]
阪神10R 境港特別 [2.0.0.7]
阪神11R リゲルS [1.0.1.19]
中京10R 犬山特別 [1.3.2.27]
中京11R 中日新聞杯 [1.3.2.35]
中京12R 豊川特別 [2.0.2.14]

12月13日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山9R チバテレ杯 [3.0.1.14]
中山10R 常総S [1.0.3.11]
中山11R カペラS [0.1.3.32]
阪神9R オリオンS [0.1.1.20]
阪神10R 堺S [0.2.1.15]
阪神11R 阪神JF [0.2.3.37]
阪神12R 赤穂特別 [0.2.4.28]
中京10R つわぶき賞 [0.0.1.34]
中京11R 飛騨S [2.0.1.14]
中京12R 名古屋日刊スポーツ杯 [1.1.3.20]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
常総S(3勝クラス、中山芝1800m)

常総Sでの穴ぐさは[1.0.3.11](複勝率26.7%)で、複勝回収率は163%です。

馬券に絡んだ4頭の穴ぐさは馬番1~4番で、4頭のうち3頭が父サンデー系です。4頭のうち3頭は6~8歳でしたが、4頭はいずれも中山芝の特別競走で③着以内に入ったことがあったので、内枠に入った中山実績馬は高齢でも侮らないようにしましょう。

注目レース
チバテレ杯(2勝クラス、中山ダート1800m)

チバテレ杯での穴ぐさは[3.0.1.14](複勝率22.2%)で、ダート1800mの時に限ると[2.0.0.10](複勝率16.7%)です。

ダート1800mで勝利を収めた2頭は父&母父がサンデー系&ミスプロ系という配合の3~5歳で、前走で掲示板外に敗れていましたが、前走は東京ダート1600mでした。2頭は中山ダート1800mの1勝クラス(500万)以上で連対歴があったので、コース実績馬の巻き返しに注意しましょう。

注目レース
境港特別(2勝クラス、阪神芝外2400m)

境港特別での穴ぐさは[2.0.0.7](複勝率22.2%)で、複勝回収率は134%です。

勝利した2頭の穴ぐさは前走が馬券圏外でしたが、いずれも1800mでした。2頭は芝2400m以上での連対歴があったので、スタミナを活かせる距離に戻って妙味がありそうなタイプが侮れなさそうです。2頭は中4週以内の5~6歳馬だったので、順調に使われている馬をマークしておきましょう。

ちなみに…
阪神JFでの穴ぐさは[0.2.3.37]で、昨年は【A】評価だったマルターズディオサが②着に食い込みました。カペラSでは[0.1.3.32]、中日新聞杯で[1.3.2.35]で、昨年のカペラSでは【B】評価だったシュウジが③着に入りました。

過去10年の阪神JFでは7番人気以下で③着以内に入った馬が6頭いて、そのうち4頭が穴ぐさです。激走した6頭のうち4頭は前走が芝1400~1600mで①着で、残りの2頭は前走が芝1400~1600mの重賞で5番人気以内に推されて④~⑤着でした。6頭のうち5頭は1~3月生まれでもあります。

6頭のうち4頭は母父がネイティブダンサーの系統で、それ以外の2頭は母父がグレイソヴリン系です。2011年以降の激走馬5頭は父がサンデー系かノーザンダンサー系なので、そのような配合馬に注意しましょう。

過去10年のカペラSでは7番人気以下で③着以内に入った馬が10頭いて、いずれも前走もダートOPだった牡馬です。10頭のうち9頭が馬番7番より外枠で、8頭がふた桁馬番だったので、穴馬は外枠から探していった方が良さそうです。

10頭のうち9頭は中6週以内の臨戦で、同じく10頭のうち9頭は父か母父がサンデー系かミスプロ系です。昨年③着のシュウジは斤量57kgでしたが、激走した10頭のうち8頭は斤量56kgだったので、斤量は重すぎない方が良さそうです。

過去10年の中日新聞杯では7番人気以下で③着以内に入った馬が8頭いて、新装後の中京芝2000mで激走した馬は7頭です。その7頭のうち6頭は父か母父がサンデー系で、父&母父がサンデー系&ノーザンダンサー系という馬が5頭います。

中京で激走した7頭のうち6頭は前走の上がりがメンバー中3位以内34秒4~34秒5でした。7頭のうち5頭は中京芝か東京芝での勝ち鞍があったので、左回り実績と前走の上がりタイムに着目すると良さそうです。


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