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穴ぐさ傾向と対策

高松宮記念もストームキャットかノーザンテーストを持つ馬!?


先週(3月20日~21日)の穴ぐさは[7.7.6.101](複勝率16.5%)で、単勝回収率が110%でした。スプリングSでは【C】評価だったアサマノイタズラが7番人気で②着に入りました。馬券を獲ったみなさん、おめでとうございました!

重馬場となったスプリングSを制したのはヴィクティファルスで、先週のこのコーナーで記した通り、同馬は母父父がサドラーズウェルズで母母母父父がニジンスキーでした。アタマ差②着となったアサマノイタズラも母母父父がサドラーズウェルズで、やはり道悪の中山芝1800m重賞ではこれらの血脈を持つことがプラスに働くのでしょう。

中山芝1800mでの重賞は、今年はもう予定がありませんが、今週末もまた降雨の可能性がありそうなので、道悪馬場となったら距離を問わず、サドラーズウェルズニジンスキーヌレイエフを持つ馬に注目するようにしたいですね。

スプリングSのひとつ前の10R千葉S(ダート1200m)では、穴ぐさのロードラズライトが10番人気で③着に食い込みました。『穴ぐさ長者への道』が先週からリニューアルして、「中山の特別競走での穴ぐさはダート1200mとダート2400mで好成績」というデータが紹介されていたので、好結果につながってホッとしました。リニューアル一発目で3連複の勝負馬券も的中となったようで、良かったです。

リニューアルされた『穴ぐさ長者への道』では、穴ぐさのデータを扱いながらより効率良く馬券を的中させていこう、というコンセプトに変わりましたので、どうぞご注目ください。

さて、今週は高松宮記念があり、複数のG1馬が出走を予定していて盛り上がりそうですね。ただ、先々週の金鯱賞でのデアリングタクトや先週のファルコンSでのグレナディアガーズなど、今年の中京芝の重賞では1番人気が勝てていないので、その点は気になるところです。

【2021年の中京芝の重賞】
人気 着別度数
1番人気 [0.2.1.5]
2番人気 [1.2.3.2]
3番人気 [2.1.0.5]
4番人気 [2.0.1.5]
5番人気 [0.0.0.8]
6番人気 [0.1.1.6]
7番人気以下 [3.2.2.64]

今年の中京芝の重賞は8レースが行われ、1番人気は[0.2.1.5]と未勝利です。1月開催の5レースが[0.0.0.5]で、2月以降が②②②着なので、安定してきているとは言えそうですが、高松宮記念ではどうなるでしょうか。

昨年の高松宮記念で優勝したのはモズスーパーフレアで、その後の中京芝1200mでの重賞はセントウルSをダノンスマッシュ、シルクロードSをシヴァージが制しました。この3頭はいずれも3代血統表内にストームキャットを持っていた馬です。

昨年以降、中京芝1200mで準OP以上の競走は2歳戦を除くと8レースあり、いずれもストームキャットノーザンテーストを持つ馬が勝利しています。8頭の勝ち馬をご覧ください。

【2020年以降の中京芝1200mでの3勝クラス以上(2歳戦は除く)】
日付
レース
勝ち馬 血統
21年1月31日
シルクロードS
シヴァージ 父父父ストームキャット
21年1月10日
新春S
スギノヴォルケーノ 父母父ストームキャット
母父母父ノーザンテースト
21年1月9日
淀短距離S
トゥラヴェスーラ 父父母母父ノーザンテースト
父母母父ノーザンテースト
母父母父ノーザンテースト
20年12月5日
浜松S
ケイアイサクソニー 父母父ストームキャット
20年9月26日
長篠S
カレンモエ 父母父ストームキャット
20年9月13日
セントウルS
ダノンスマッシュ 父母父ストームキャット
20年3月29日
高松宮記念
モズスーパーフレア 父母父ストームキャット
20年3月1日
豊明S
タイセイアベニール 母母母父ノーザンテースト

血統欄には5代血統表内にあるストームキャットノーザンテーストを記しました。8レースのうち6レースでストームキャットを持つ馬が優勝していると言えますが、昨年の高松宮記念で1位入線(④着降着)となったクリノガウディーはノーザンテーストの4×5というクロスを持っていたので、ノーザンテーストを持つ馬にも注目すべきかと思います。

ちなみに、上記の8レースに関しては、馬体重枠順で次のように分類することもできます。

【2020年以降の中京芝1200mでの3勝クラス以上(2歳戦は除く)】
枠順 488kg以下 490kg以上
1枠 [1.1.1.10] [0.1.0.2]
2枠 [1.2.1.7] [0.0.0.5]
3枠 [0.0.1.8] [0.0.0.7]
4枠 [0.2.0.6] [0.1.1.6]
5枠 [0.0.0.9] [1.0.0.6]
6枠 [0.0.1.9] [0.0.1.5]
7枠 [0.1.1.7] [2.0.0.10]
8枠 [1.0.0.8] [2.0.1.10]

馬体重が488kg以下で勝利した3頭のうち2頭は1~2枠で、490kg以上で優勝した5頭のうち4頭は7~8枠です。大柄なタイプは外枠、中型より小さいタイプは内枠でよく勝っているので、高松宮記念でもこの傾向を頭に入れて臨むと良いのではないでしょうか。

なお、中京芝は今週末からBコースに替わるので、ご注意ください。3月27日~28日に行われる中山、阪神、中京の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

3月27日~28日
場所
中山 Aコース・5週目
阪神 Aコース・7週目
中京 Bコース・1週目

3月27日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山9R 春風S [1.4.2.31]
中山10R 伏竜S [0.1.1.13]
中山11R 日経賞 [0.2.2.24]
阪神9R 君子蘭賞 [1.2.3.11]
阪神10R 天神橋特別 [0.0.0.7]
阪神11R 毎日杯 [0.1.1.24]
中京10R 恋路ヶ浜特別 [0.0.2.17]
中京11R 名鉄杯 [2.3.4.24]
中京12R 天白川特別 [0.0.0.2]

3月28日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山9R ミモザ賞 [0.0.1.17]
中山10R 春興S [0.0.4.17]
中山11R マーチS [2.0.1.39]
阪神9R 四国新聞杯 [0.0.1.15]
阪神10R 御堂筋S [0.2.1.14]
阪神11R 六甲S [1.0.1.25]
中京9R 大寒桜賞 [0.0.1.6]
中京10R 鈴鹿S [0.1.3.33]
中京11R 高松宮記念 [0.0.3.38]
中京12R 四日市特別 出走ナシ
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
春風S(3勝クラス、中山ダート1200m)

春風Sでの穴ぐさは[1.4.2.31](複勝率18.4%)で、近4年のうち3年で連対圏に入っています。

馬券圏内に入った7頭の穴ぐさは4~5歳で、そのうち6頭は偶数馬番で、5頭はふた桁馬番でした。7頭のうち6頭は前走が馬券圏外でしたが、その6頭のうち5頭は2~3走前に連対圏に入っていたので、前走着順で人気を落としている馬に妙味がありそうです。

注目レース
春興S(3勝クラス、中山芝1600m)

春興Sでの穴ぐさは[0.0.4.17](複勝率19.0%)で、昨年はロフティフレーズが③着に入りました。

③着となった4頭の穴ぐさは5~6歳で、父がサンデー系以外の馬です。4頭は中8週以内での臨戦で、そのうち3頭は前走で4角3番手以内の競馬をしていたので、順調に使われていて先行力のあるタイプをマークしておきましょう。

注目レース
君子蘭賞(1勝クラス、阪神芝外1800m)

君子蘭賞での穴ぐさは[1.2.3.11](複勝率35.3%)で、複勝回収率は312%です。昨年はザイラが11番人気で③着に食い込みました。

馬券に絡んだ6頭の穴ぐさは中1~3週での臨戦で、いずれも前走が馬券圏外でしたが、そのうち5頭は2~3走前に勝ち鞍を挙げていました。芝1800mの時に③着以内に入った3頭は馬番3~8番だったので、距離ロスを抑えられそうなタイプが狙い目でしょう。

ちなみに…
高松宮記念での穴ぐさは[0.0.3.38]で、日経賞では[0.2.2.24]、マーチSでは[2.0.1.39]、毎日杯では[0.1.1.24]です。

過去10年の高松宮記念では7番人気以下で③着以内に入った馬が7頭いて、4頭が前走オーシャンS、3頭が前走シルクロードSでした。7頭のうち5頭は前走が⑤着以内で、残りの2頭は前走が3~5番人気だったので、オーシャンS組とシルクロードS組の前走着順&前走人気をチェックして臨みましょう。

激走した7頭のうち6頭は馬体重が490kg以上で、その6頭は5~7歳でした。中京で激走した6頭のうち5頭はノーザンテーストダンチヒを内包していたので、馬体重や、ノーザンテーストダンチヒの有無に着目すると良さそうです。

過去10年の日経賞では7番人気以下で③着以内に入った馬が7頭いて、いずれも父か母父がサンデー系の牡馬です。7頭は芝2200m以上での勝ち鞍があり、そのうち6頭は芝2200m以上で2勝以上をマークしていたので、長めの距離実績があった方が良いでしょう。2013年以降の激走馬6頭は近4走以内に芝で勝ち鞍を挙げていたので、近走成績も確認しておきましょう。

過去10年のマーチSでは7番人気以下で③着以内に入った馬が12頭いて、そのうち11頭は馬体重が488kg以上でした(500kg以上の馬が7頭)。12頭のうち7頭は前走が①~③着で、前走が馬券圏外だった5頭のうち3頭はダート重賞での連対歴がありました。中山で激走した10頭のうち、5頭が馬番5番以内で、4頭がふた桁馬番となっています。

過去10年の毎日杯では7番人気以下で③着以内に入った馬が3頭いて、いずれも7番人気でした。その3頭は父か母父がミスプロ系で、前走が芝1800~2200mで③~④着でした。3頭は直線に坂のある芝で好走歴があったので、そのようなタイプをマークしておくと良いでしょう。


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