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穴ぐさ傾向と対策

皐月賞も前走2000mの馬に勝機が!?


4月13日発売の『サラブレ』5月号にてご案内いたしましたが、競馬月刊誌『サラブレ』は6月号(5月13日発売予定)を最後に、その後の刊行を休止させていただくこととなりました。この携帯サイト『サラブレモバイル』は、引き続き情報発信を行なっていきますので、変わらずご愛用いただければ幸いです。よろしくお願いします!

先週(4月10日~11日)の穴ぐさは[2.7.7.99](複勝率13.9%)で、阪神牝馬S【A】評価だったドナウデルタが8番人気で③着、ニュージーランドT【B】評価だったシティレインボーが11番人気で③着に激走しました。馬券を獲ったみなさん、おめでとうございました!

ただ、桜花賞では③着に入ったファインルージュを指名しきれず、申し訳ありませんでした。桜花賞は連続開催9週目の馬場でしたが、ハイペースで流れて1分31秒1というレコード決着になりましたね。

先週のこのコーナーでは「馬番8番以内の母父ノーザンダンサー系の馬に注目!」と記しましたが、勝利したのは父ノーザンダンサー系(クロフネ産駒)のソダシでした。ソダシは4戦4勝でも今回は2番人気でしたが、ハイペースを自ら早めに動いて押し切るレースぶりで、それはそれは強い内容でしたね。

今週は皐月賞が予定されていて、混戦模様となっていますね。皐月賞は中山芝2000mでの開催で、今年の中山芝重賞での1番人気については、1~2月は好成績だったものの、3月以降は勝てないケースが続いています。

【2021年の中山芝重賞での1番人気】
月日 レース 1番人気 着順
4月10日 ニュージーランドT アヴェラーレ
4月3日 ダービー卿CT スマイルカナ
3月27日 日経賞 カレンブーケドール
3月21日 スプリングS ボーデン
3月20日 フラワーC ユーバーレーベン
3月13日 中山牝馬S ドナアトラエンテ
3月7日 弥生賞 ダノンザキッド
3月6日 オーシャンS カレンモエ
2月28日 中山記念 ヒシイグアス
1月24日 アメリカJCC アリストテレス
1月17日 京成杯 グラティアス
1月11日 フェアリーS テンハッピーローズ
1月5日 中山金杯 ヒシイグアス

今年の中山芝重賞での1番人気は、1~2月は[4.0.0.1]で5戦4勝だったのですが、3月以降は潮目が変わったのか[0.2.3.3]と勝てていません。3月28日のマーチSでも1番人気(アメリカンシード⑭着)は勝てなかったので、土曜日(17日)の中山グランドジャンプ、日曜日(18日)の皐月賞では、この流れを変えられるでしょうか。

中山芝2000mというコースに注目してみると、今年はこのコースの特別競走が8レース行われ、臨戦過程別の成績が次のようになっています。

【2021年の中山芝2000mでの特別競走】
臨戦 着別度数
前走が1800m以下 [0.3.3.34]
前走も2000m [7.4.3.21]
前走が2100m以上 [1.1.2.15]

8レースのうち7レースでは前走も2000mだった馬が勝利していて、前走も2000mだった馬は勝率20.0%・連対率31.4%・複勝率40.0%という好成績です。前走も2000mだった馬が勝てなかったのは4月4日の美浦Sだけで、その時は該当馬が1頭だけ(②着ルビーカサブランカ)でした。

中山芝2000mの特別競走での成績だけで、皐月賞も「前走2000m組が良さそう」と言えないことは重々承知です。ただ、今年の芝2000m重賞(7レース)もすべて前走が2000mだった馬が勝っていて、これを見ると皐月賞も!?という気がしてきませんか!?

【2021年の芝2000m重賞】
臨戦 着別度数
前走が1800m以下 [0.2.1.19]
前走も2000m [7.3.4.34]
前走が2200m以上 [0.2.2.17]

大阪杯レイパパレ(前走チャレンジC①着)が制したことは記憶に新しいところで、金鯱賞を10番人気で優勝したギベオンも前走が2000m(白富士S⑤着)でした。

皐月賞は、3年前までは前走が1800mだった馬の連勝が続いていましたが、近2年は前走がホープフルS①着だった馬(コントレイル、サートゥルナーリア)が優勝しています。前走2000m組に流れがきているかもしれませんので、今年もご注目ください。

4月17日~18日に行われる中山、阪神、新潟の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

4月17日~18日
場所
中山 Bコース・3週目
阪神 Bコース・2週目
新潟 Bコース・2週目

4月17日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山9R 山藤賞 出走ナシ
中山10R 下総S [1.0.2.28]
中山11R 中山グランドジャンプ 出走ナシ
中山12R 利根川特別 [2.0.3.29]
阪神9R 千種川特別 [3.4.1.29]
阪神10R 陽春S [0.2.3.36]
阪神11R アーリントンC [1.3.3.27]
新潟10R 雪うさぎ賞 [1.1.2.31]
新潟11R ラジオ福島賞 [2.2.2.29]
新潟12R 三国特別 [0.1.1.15]

4月18日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山8R 隅田川特別 [2.0.1.26]
中山9R 鹿野山特別 [1.3.3.20]
中山10R 京葉S [2.2.6.26]
中山11R 皐月賞 [2.3.1.36]
中山12R サンシャインS [1.0.1.25]
阪神9R 須磨特別 [1.2.1.13]
阪神10R 心斎橋S [1.2.1.30]
阪神11R アンタレスS [2.0.1.38]
新潟10R 奥の細道特別 [1.1.1.19]
新潟11R 福島民報杯 [2.2.4.29]
新潟12R 角田浜特別 [0.0.0.3]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
皐月賞(G1、中山芝2000m)

皐月賞での穴ぐさは[2.3.1.36](複勝率14.3%)で、複勝回収率は140%です。中山での近9年の皐月賞では7番人気以下で③着以内に入った馬が8頭います。

激走した8頭は前走が芝1800~2000mのOPで、2016年以降の7頭は前走が重賞で、8頭のうち7頭は前走が①~③着でした(例外馬は前走④着)。8頭は馬番7番より外枠で、7頭はふた桁馬番だったので、馬場の良いところを走れそうな馬が侮れなさそうですね。

8頭のうち7頭は父がサンデー系かキングマンボ系で、その7頭は母父か母母父か母母母父がナスルーラの系統でした。8頭のうち7頭は前走で4角5番手以内に付けていたので、そのようなタイプを選出して臨みましょう。

注目レース
アーリントンC(G3、阪神芝外1600m)

アーリントンCでの穴ぐさは[1.3.3.27](複勝率20.6%)で、複勝回収率は155%です。過去10年のアーリントンCでは7番人気以下で③着以内に入った馬が8頭います(4月開催時は3頭)。

8頭のうち、2015年以降の7頭は馬番8番より外枠で、馬番8~12番の馬が6頭と多くなっています。8頭のうち5頭は前走で4角3番手以内の競馬をしていて、残りの3頭は前走が4角4番手以下からメンバー中3位以内の上がり(33秒0~34秒0)を使って③着以内に好走していました。

2016年以降に激走した5頭は阪神芝で④着以内に入ったことがあり、そのうち4頭は阪神芝で連対歴があったので、距離を問わず、阪神実績はチェックしておくと良いでしょう。

注目レース
京葉S(OP特別、中山ダート1200m)

京葉Sでの穴ぐさは[2.2.6.26](複勝率27.8%)で、複勝回収率は127%です。昨年はヒロシゲゴールドが勝利していて、2012年以降は8年のうち7年で穴ぐさが馬券に絡んでいます。

③着以内に入った10頭の穴ぐさのうち8頭はふた桁馬番で、同じく10頭のうち8頭が偶数馬番でした。別定戦で馬券に絡んだ4頭のうち3頭は前走が1400mで、同じく4頭のうち3頭は7~8歳のベテランだったので、キャリアが豊富なタイプを見逃さないようにしましょう。

注目レース
鹿野山特別(2勝クラス、中山芝2000m)

鹿野山特別での穴ぐさは[1.3.3.20](複勝率25.9%)で、複勝回収率は162%です。昨年はエターナルヴィテスが8番人気で③着に食い込みました。

馬券圏内に入った7頭は4~6歳の関東所属の牡馬で、そのうち6頭は前走も中山で中6週以内の臨戦でした。2013年以降の6頭は前走が1800mだったので、距離延長馬に妙味がありそうです。

ちなみに…
アンタレスSでの穴ぐさは[2.0.1.38]です。過去10年のアンタレスSでは6番人気以下で③着以内に入った馬が6頭いて、そのうち5頭が6~8番人気でした。6頭は4~6歳の牡セン馬で、父がミスプロ系かサンデー系となっています。

6頭は前走がダート1800m以上の重賞で、そのうち2頭は前走が①~③着でした。前走が馬券圏外だった4頭も2~3走前に③着以内に好走していて、そのうち3頭は2~3走前にダート重賞で馬券に絡んでいたので、近走に好走歴があるタイプが人気薄で放置されていたら期待してみると良さそうです。


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