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穴ぐさ傾向と対策

オークスでも馬番5番以内の馬の血統に注目!


先週(5月15日~16日)の穴ぐさは[3.9.9.98](複勝率17.6%)でした。京王杯SC【A】評価だったカイザーミノルが③着に入ったものの、ヴィクトリアマイルでは②着に食い込んだランブリングアレーを指名しきれず、申し訳ありませんでした。

ランブリングアレー『メインレースの考え方』侮らない方が良さそうと書いたのですが、穴ぐさの選出においては他馬を上位に取ってしまいました……。芝1600mでの高速決着に不安を感じたのがその理由でしたが、本格化した現在の力をもっと評価すべきだったと反省しております。

ヴィクトリアマイルを4馬身差で圧勝したグランアレグリアの鞍上・ルメール騎手は、NHKマイルC(シュネルマイスター)に続く2週連続でのG1制覇で、ランブリングアレー吉田隼騎手桜花賞ソダシで制し、皐月賞ステラヴェローチェで③着に入りました。

他にも池添騎手NHKマイルC(②着ソングライン)と大阪杯(②着モズベッロ)で連対したり、福永騎手川田騎手が何度も③着以内に入るなど、今年はG1で馬券圏内に入るジョッキーに偏りを感じますね。オークスダービー安田記念と続くG1シリーズでも、勢いのあるジョッキーには注意すべきかもしれません。

グランアレグリアはご存知の通り、ノーザンファームの生産馬で、今年のJRAの芝G1の勝ち馬は次の通りになっています。

【2021年のJRA芝G1】
レース 優勝馬 人気 枠順 前走 生産
ヴィクトリアマイル グランアレグリア 1 3枠6番 大阪杯④着 ノーザンファーム
NHKマイルC シュネルマイスター 2 7枠15番 弥生賞②着 Northern Farm(独)
天皇賞・春 ワールドプレミア 3 1枠1番 日経賞③着 ノーザンファーム
皐月賞 エフフォーリア 2 4枠7番 共同通信杯①着 ノーザンファーム
桜花賞 ソダシ 2 2枠4番 阪神JF①着 ノーザンファーム
大阪杯 レイパパレ 4 6枠8番 チャレンジC①着 ノーザンファーム
高松宮記念 ダノンスマッシュ 2 7枠14番 香港スプリント①着 ケイアイファーム

1番人気惜敗の流れについに終止符が打たれました。大阪杯以降はノーザンファーム(Northern Farm)の生産馬が6連勝中で、オークスで7連勝となるでしょうか。

今週末のオークス、来週末のダービーはともに東京芝2400mでの施行で、昨年以降の芝2400mの重賞はほとんどのレースで4枠以内の馬が勝っているので、そのデータををご覧ください。

【2020年以降の芝2400mのJRA重賞】
枠順 着別度数
1枠 [1.1.1.9]
2枠 [3.0.0.10]
3枠 [1.1.2.10]
4枠 [1.2.2.9]
5枠 [0.1.1.12]
6枠 [0.1.0.13]
7枠 [1.0.0.17]
8枠 [0.1.1.17]

昨年以降にJRAでの芝2400mの重賞は7レースあり、そのうち6レースは1~4枠の馬が優勝しています。馬番で言えば、馬番1~6番の馬が[6.3.3.30]で、馬番7~18番の馬が[1.4.4.67]ですから、よりシビアに見るなら馬番6番以内に入った馬に注目すべきでしょう。

昨年のオークスを制したデアリングタクトは2枠4番で、父エピファネイア×母父キングカメハメハという配合です。上記の7レースでは、父&母父がサンデー系・ミスプロ系・ロベルト系のいずれかで馬番1~5番だった馬が連対圏に入っているので、この傾向はオークスでも無視できないと思われます。

【2020年以降の芝2400mのJRA重賞で、馬番1~5番で連対した馬】
レース 連対馬 枠順 母父
21年青葉賞 着ワンダフルタウン 1枠2番 ルーラーシップ ディープインパクト
20年ジャパンC 着アーモンドアイ 2枠2番 ロードカナロア サンデーサイレンス
20年京都大賞典 着キセキ 1枠2番 ルーラーシップ ディープインパクト
20年日本ダービー 着コントレイル 3枠5番 ディープインパクト Unbridled's Song
20年オークス 着デアリングタクト 2枠4番 エピファネイア キングカメハメハ
20年青葉賞 着オーソリティ 2枠3番 オルフェーヴル シンボリクリスエス
20年日経新春杯 着レッドレオン 3枠4番 ディープインパクト Smart Strike

昨年以降のJRAでの芝2400m重賞において馬番1~5番で連対したのは上記の7頭で、父&母父がサンデー系・ミスプロ系・ロベルト系のいずれかの組み合わせです。

今年のオークスに登録している馬で上記の配合に該当するのは、アールドヴィーヴル(父キングカメハメハ×母父ディープインパクト)、アカイトリノムスメ(父ディープインパクト×母父キングカメハメハ)、クールキャット(父スクリーンヒーロー×母父ダンスインザダーク)、タガノパッション(父キングカメハメハ×母父シンボリクリスエス)などです。この中で馬番5番以内に入る馬はいるのか!? どうぞご注目ください。

5月22日~23日に行われる東京、中京、新潟の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

5月22日~23日
場所
東京 Bコース・2週目
中京 Aコース・3週目
新潟 Bコース・7週目

5月22日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
東京9R カーネーションC [1.0.1.12]
東京10R 高尾特別 [2.0.4.23]
東京11R メイS [0.2.0.22]
中京9R メルボルンT [0.2.2.13]
中京10R シドニーT [2.2.1.30]
中京11R 平安S [0.1.1.39]
中京12R オーストラリアT [1.1.1.23]
新潟10R 早苗賞 [0.0.1.14]
新潟11R 大日岳特別 [1.3.0.22]
新潟12R 荒川峡特別 [2.1.2.19]

5月23日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
東京8R 是政特別 [1.1.3.31]
東京9R 調布特別 [0.1.0.25]
東京10R フリーウェイS [1.3.3.36]
東京11R オークス [0.0.2.42]
東京12R 丹沢S [0.1.2.31]
中京9R 御在所特別 [1.1.1.18]
中京10R 鳳雛S [1.0.0.4]
中京11R 大垣S 出走ナシ
新潟10R 二王子特別 [1.0.1.19]
新潟11R 韋駄天S [0.0.2.19]
新潟12R 火打山特別 [2.4.2.28]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
火打山特別(2勝クラス、新潟ダート1200m)

火打山特別での穴ぐさは[2.4.2.28](複勝率22.2%)で、複勝回収率は181%です。ダート1200mの時に限ると[0.1.1.10](複勝率16.7%)で、複勝回収率は163%です。

ダート1200mで馬券圏内に激走した2頭の穴ぐさは父サンデー系の4~6歳馬で、前走でふた桁着順に敗れていましたが、前走は阪神でした。2頭は直線平坦コースで勝ち鞍を挙げていて、左回りでの好走歴もあったので、コース替わりに妙味がありそうなタイプに注意しましょう。

注目レース
メルボルンT(1勝クラス、中京芝2200m)

メルボルンTでの穴ぐさは[0.2.2.13](複勝率23.5%)で、の時に限ると[0.1.2.8](複勝率27.3%)で複勝回収率が123%です。

3歳限定の芝戦(京都芝外2400m)で馬券に絡んだ2頭は中2週以内での臨戦で、前走が重賞でした。その2頭は芝1勝クラスで掲示板に載ったことがあったので、自己条件に戻るタイプが侮れないでしょう。2頭はハーツクライ産駒とオルフェーヴル産駒でした。


注目レース
カーネーションC(1勝クラス、東京芝1800m)

カーネーションCでの穴ぐさは[1.0.1.12](複勝率14.3%)で、複勝回収率は157%です。

③着以内に激走した2頭の穴ぐさは前走が⑦着以下でしたが、上がり33秒7~33秒9を計時していました。2頭は父がサンデー系とキングマンボ系で馬番3~5番だったので、内目の枠で決め手のあるタイプをマークしておきましょう。

ちなみに…
オークスでの穴ぐさは[0.0.2.42]で、平安Sでは[0.1.1.39]です。オークスでは過去10年で7番人気以下で③着以内に入った馬が7頭いて、平安Sでも7頭います。

オークスで激走した7頭は中5週以内の臨戦で、そのうち6頭は前走がフローラS忘れな草賞スイートピーSで①~③着でした。例外の1頭は前走の桜花賞で4番人気(⑩着)だったメイショウマンボです。そのメイショウマンボは馬体重が478kgでしたが、同馬と昨年③着のウインマイティー(474kg)以外の5頭は436~460kgだったので、小柄なタイプが侮れなさそうです。

激走した7頭のうち5頭は父サンデー系で、その5頭は馬番10番以内でした。父がサンデー系以外だった2頭は馬番16~18番から先行したので、父サンデー系は真ん中から内枠、父がサンデー系以外の馬は先行型に注目すると良さそうです。

平安Sで激走した7頭のうち、1900m(京都)での近8年で激走した馬は6頭で、この6頭は馬体重が490kg以上でした。6頭は馬番10番以内だったので、中京開催となる今年も馬格があって馬番10番以内に入った馬に注意するといいかもしれません。6頭のうち4頭は5代血統表内にニジンスキーを持っていたので、スタミナがありそうな馬をマークして臨みましょう。


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