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穴ぐさ傾向と対策

クイーンSの1~2番人気も外枠優勢に!?


先週(7月24日~25日)の穴ぐさは[4.5.5.73](複勝率16.1%)でした。アイビスサマーダッシュ【B】評価のジュランビル【C】評価のトキメキが③着争いをしている……と思ったんですが、最内枠から内ラチ沿いを走ったバカラクイーンに敵いませんでした……。

今週も新潟&函館という2場開催で、函館ではクイーンSが予定されています。今週も重賞は1レースだけですが、巻き返せるように頑張ります。

クイーンS函館で開催されるのは2013年以来で、その時は①着アイムユアーズ・②着スピードリッパーという結果で、ファルブラヴ産駒のワンツーでした。③着はタニノギムレット産駒のオールザットジャズで、父がサンデー系ではなかった馬が馬券圏内を占めたわけですが、今夏の函館芝1800mの2勝クラス以上では、4レースのうち3レースで父サンデー系が勝利しているので、今年のクイーンSは2013年とは違う結果になるのでは?と感じます。

今夏の函館芝1800mでの2勝クラス以上(4レース)では、次のような結果が残されています。

【2021年の函館芝1800mでの2勝クラス以上】
月日
レース
①着(人気)
②着(人気)
母父
7月17日
かもめ島特別
①着イカット(2)
②着ナギサ(9)
ディープインパクト
フェノーメノ
Forestry
タイキシャトル
7月11日
五稜郭S
①着モンブランテソーロ(2)
②着サクラトゥジュール(4)
ダノンバラード
ネオユニヴァース
Danehill Dancer
シンボリクリスエス
7月4日
巴賞
①着サトノエルドール(2)
②着マイネルファンロン(7)
ディープインパクト
ステイゴールド
Fasliyev
ロージズインメイ
7月3日
洞爺湖特別
①着サトノセシル(2)
②着プライムフェイズ(3)
Frankel
ディープインパクト
Observatory
Distorted Humor

連対馬は上記の通りで、父と母父の部分はサンデー系をピンク色、ノーザンダンサー系を赤色にしました。連対馬の8頭のうち7頭は父サンデー系で、勝ち馬4頭は父か母父がノーザンダンサー系とも言えます。7月4日の巴賞以降は父サンデー系×母父ノーザンダンサー系の馬が3連勝中ですね。

ちょっと気になるのは、勝ち馬(4頭)がいずれも2番人気で、1番人気が連対できていないことでしょう。1番人気は[0.0.1.3]という成績です。

今夏の函館芝では重賞が2レース(函館2歳S、函館記念)行われましたが、そこでも1番人気は連対できませんでした。今夏の函館芝での1~2番人気については、3勝クラス以上に限ると次のような着順となっています。

【2021年函館芝の3勝クラス以上での1~2番人気】
月日・レース
距離・馬場
1番人気(馬番) 2番人気(馬番)
7月24日TVh杯
1200m・良
(12) ⑦(5)
7月18日函館記念
2000m・良
⑨(1) (8)
7月17日函館2歳S
1200m・良
⑦(4) (6)
7月11日五稜郭S
1800m・稍重
(1) (14)
7月4日巴賞
1800m・良
⑤(7) (1)
7月3日函館日刊スポーツ杯
1200m・良
⑬(11) (2)

1番人気([1.0.1.4])よりも2番人気([3.2.0.1])の方が好成績で、1番人気と2番人気が一緒に馬券圏内に入ったのは稍重馬場だった五稜郭Sだけとなっています。

着順の後ろに馬番を記しましたが、五稜郭S以降の4レースで連対圏に入った4頭は馬番6~14番で、1~2番人気のうちで枠が外だった馬なんですよね。函館芝は今週末からBコースに変更となりますが、連続開催5週目ですから、クイーンSの1~2番人気についても枠が外になった方を信頼するという手がありそうです。

7月31日~8月1日に行われる新潟、函館の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

7月31日~8月1日
場所
新潟 Aコース・2週目
函館 Bコース・1週目

7月31日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
新潟9R 麒麟山特別 [2.3.2.30]
新潟10R 月岡温泉特別 [0.1.3.37]
新潟11R 佐渡S [0.1.0.16]
函館9R 八甲田山特別 [0.0.3.7]
函館10R 美利河特別 [0.0.0.8]
函館11R STV杯 [1.3.4.24]

8月1日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
新潟9R 出雲崎特別 [0.1.1.22]
新潟10R 柳都S [1.1.4.18]
新潟11R 関越S [0.1.0.14]
函館9R 長万部特別 [1.1.2.20]
函館10R 横津岳特別 [1.1.1.10]
函館11R クイーンS [1.3.2.30]
函館12R 竜飛崎特別 [0.0.2.8]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
クイーンS(G3、函館芝1800m)

クイーンSでの穴ぐさは[1.3.2.30](複勝率16.7%)で、複勝回収率は107%です。過去10年(2013年だけ函館で、それ以外の9年は札幌)では7番人気以下で③着以内に入った馬が9頭います。

激走した9頭のうち4頭は馬番1~4番で、残りの5頭のうち4頭は馬番10~14番でした。最内枠だった2頭以外(7頭)は偶数馬番だったので、内か外の極端枠、そして偶数馬番の馬に気を付けた方が良さそうです。

9頭は4~6歳で、そのうち8頭は父か母父がサンデー系でした。激走した9頭のうち8頭は馬体重が450~480kgで、4角6番手以下から差し込んでいるので、決め手のあるサンデー系内包馬に要注意でしょう。

注目レース
柳都S(3勝クラス、新潟ダート1800m)

柳都Sでの穴ぐさは[1.1.4.18](複勝率25.0%)で、複勝回収率は137%です。昨年はキーフラッシュが10番人気で③着に食い込みました。

③着以内に入った6頭の穴ぐさは5~7歳で、そのうち5頭が馬番7番より外枠の5歳でした。6頭は中6週以内での臨戦で、いずれもマイナス体重での出走でした。6頭は前走が掲示板外でしたが、左回りのダートで連対実績があったので、左回り実績馬の巻き返しに注意しましょう。

注目レース
横津岳特別(2勝クラス、函館芝2600m)

横津岳特別での穴ぐさは[1.1.1.10](複勝率23.1%)で、複勝回収率は384%です。

馬券圏内に入った3頭の穴ぐさは父か母父がサンデー系で、馬番1~6番でした。3頭は馬体重が434~454kgで、そのうち2頭は牝馬だったので、小柄でも内目を立ち回れそうなタイプが侮れないでしょう。

注目レース
八甲田山特別(1勝クラス、函館芝2600m)

八甲田山特別での穴ぐさは[0.0.3.7](複勝率30.0%)で、複勝回収率は153%です。

③着に入った3頭の穴ぐさは中3週以内での臨戦で、前走が馬券圏外でしたが0秒4~0秒6差でした。3頭の前走の上がりはメンバー中最速か34秒4だったので、前走で速い上がりを使っていた馬をマークしておきましょう。


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