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穴ぐさ傾向と対策

ジャパンCも2系統の血脈が必須に!?


先週(11月20日~21日)の穴ぐさは[6.3.6.103](複勝率12.7%)でした。マイルCSは1~5番人気が馬券圏内を占める決着で、グランアレグリアが引退レースを勝利で飾りましたね。

マイルCSは緩い流れになったので、後方に位置していたグランアレグリアには厳しい展開かと思ったのですが、ルメール騎手が4角8番手まで押し上げ、直線で外から差し切りました。シュネルマイスターはスムーズだったとは言い切れなかったと思いますが、それでも、外から差し切ったグランアレグリアの末脚は圧巻でした。

今週末は東京芝2400mでジャパンCがあります。先週の東京芝では東スポ杯2歳S(1800m)があり、1番人気のイクイノックスが快勝しましたよね。同馬は父キタサンブラック×母父キングヘイロー×母母父トニービンという配合で、11月7日に行われたアルゼンチン共和国杯(2500m)は父オルフェーヴル×母父シンボリクリスエスという配合のオーソリティが優勝しました。

東京芝は開催が進み、1800m以上の上級条件では、ロベルト系かグレイソヴリン系を持つ馬が優勝するケースが増えています。東京芝1800m以上の3勝クラス以上の競走は今秋に11レースが行われ、3代血統表内にロベルト系かグレイソヴリン系を持つ馬が次のように連対しています。

【2021年秋の東京芝1800m以上の準OP以上で、3代血統表内にロベルト系かグレイソヴリン系を持ち連対圏に入った馬】
月日
レース
着順・馬名 ロベルト系・グレイソヴリン
11月20日
東スポ杯2歳S
①着イクイノックス 母母父トニービン
11月14日
ユートピアS
①着ラルナブリラーレ
②着シングフォーユー
父母父トニービン
母父シンボリクリスエス
11月7日
アルゼンチン共和国杯
①着オーソリティ
②着マイネルウィルトス
母父シンボリクリスエス
スクリーンヒーロー
11月6日
ノベンバーS
①着イルーシヴパンサー 父母父トニービン
10月31日
天皇賞・秋
①着エフフォーリア エピファネイア
10月24日
甲斐路S
①着トラストケンシン 父母父トニービン
10月23日
アイビーS
①着ドウデュース
②着グランシエロ
父母父トニービン
父母父トニービン
10月17日
オクトーバーS
該当馬なし  
10月16日
府中牝馬S
①着シャドウディーヴァ
②着アンドラステ
父母父トニービン
母父Dynaformer
10月10日
毎日王冠
①着シュネルマイスター 母母父Highest Honor
10月10日
六社S
②着レティキュール 父母父トニービン

3代血統表内にロベルト系かグレイソヴリン系を持つ馬は11レースのうち10レースで連対していて、9レースで優勝し、10月23日以降は7連勝中です。11レースのうち、重賞の5レース(毎日王冠、府中牝馬S、天皇賞・秋、アルゼンチン共和国杯、東スポ杯2歳S)は、いずれも3代血統表内にロベルト系かグレイソヴリン系を持つ馬が制しているので、ジャパンCでもこの流れは重要かもしれませんね。

今年のジャパンCに登録している馬では、アリストテレス(父エピファネイア、母母父トニービン)、オーソリティ(母父シンボリクリスエス)、キセキ(父母父トニービン)、サンレイポケット(父ジャングルポケット)、シャドウディーヴァ(父母父トニービン)、ユーバーレーベン(母母父ブライアンズタイム)などが該当しますね。果たして、どうなるでしょうか?

ちなみに、今秋の東京芝では重賞が9レース行われ、古馬混合の5レースではある程度の馬格があったタイプが優勝しています。

【2021年秋の東京芝での古馬混合重賞】
馬体重 着別度数
478kg以下 [0.4.3.33]
480kg以上 [5.1.2.31]

【2021年秋の東京芝での古馬混合重賞】
馬番 着別度数
馬番1~10番 [5.3.4.38]
馬番11~18番 [0.2.1.26]

対象の5レースは、毎日王冠、府中牝馬S、富士S、天皇賞・秋、アルゼンチン共和国杯で、いずれも馬番10番以内で馬体重が480kg以上だった馬が制しました。優勝した5頭は1~4番人気でもあったので、ジャパンCも馬番・馬体重・人気のチェックをして臨みましょう。

11月27日~28日に行われる東京、阪神の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

11月27日~28日
場所
東京 Cコース・2週目
阪神 Aコース・8週目

11月27日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
東京9R カトレアS [1.1.2.10]
東京10R シャングリラS [0.3.1.32]
東京11R キャピタルS [4.2.2.35]
阪神9R 江坂特別 [1.2.0.15]
阪神10R 茨木S 出走ナシ
阪神11R 京都2歳S [0.0.1.6]

11月28日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
東京8R ベゴニア賞 [1.0.0.18]
東京9R オリエンタル賞 [0.1.0.17]
東京10R アプローズ賞 [0.0.2.17]
東京11R ウェルカムS [0.0.3.28]
東京12R ジャパンC [1.1.0.40]
阪神9R 白菊賞 [1.2.2.9]
阪神10R 立雲峡S [0.1.0.2]
阪神11R カノープスS [0.0.0.3]
阪神12R 京阪杯 [3.1.1.39]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
キャピタルS(OP特別、東京芝1600m)

キャピタルSでの穴ぐさは[4.2.2.35](複勝率18.6%)で、昨年はミラアイトーンが9番人気で③着に入りました。2014年以降は7年中5年で馬券に絡んでいます。

③着以内に入った8頭の穴ぐさのうち7頭は中4週以内での臨戦で、同じく8頭のうち7頭はひと桁馬番でした。8頭は前走が掲示板外でしたが、7頭は芝OPでの勝利実績があったので、OP実績馬は前走着順が悪くても見限らないように気を付けましょう。

注目レース
カトレアS(OP特別、東京ダート1600m)

カトレアSでの穴ぐさは[1.1.2.10](複勝率28.6%)で、複勝回収率は160%です。昨年はプルスウルトラが7番人気で③着に食い込みました。

馬券圏内に激走した4頭の穴ぐさは中6週以内での臨戦で、前走が左回りのダートで⑤着以内でした。4頭は6~8枠だったので、前走で掲示板に載っている外目の枠の馬に注意しましょう。

注目レース
白菊賞(1勝クラス、阪神芝外1600m)

白菊賞での穴ぐさは[1.2.2.9](複勝率35.7%)で、複勝回収率は237%です。

馬券に絡んだ5頭の穴ぐさは父か母父がサンデー系で、前走で4角5番手以内に付けていました。5頭のうち3頭は前走が芝で①着で、残りの2頭は前走が芝重賞で0秒3~0秒5差で走っていました。前走で先行力を見せて大崩れしなかった馬はマークしておきましょう。

ちなみに…
ジャパンCでの穴ぐさは[1.1.0.40]で、京阪杯では[3.1.1.39]、京都2歳Sでは[0.0.1.6]です。

過去10年のジャパンCでは6番人気以下で③着以内に入った馬が7頭いて、いずれも②~③着です。そのうち3頭はディープインパクト産駒、3頭はジャングルポケット産駒、1頭はハーツクライ産駒で、日本ダービーで連対圏に入った馬を父に持つ馬が侮れなさそうです。

7頭は中3週以内での臨戦で、前走が芝2000m以上のG1かG2でした。7頭は芝2000m以上のG1で④着以内に入ったことがあったので(6頭は芝G1での③着以内あり)、G1実績は重要そうです。7頭のうち6頭は社台グループの生産馬です。

過去10年の京阪杯では7番人気以下で③着以内に入った馬が14頭いて、そのうち10頭がふた桁人気でした。2014年以降に激走した9頭は5~7歳で、そのうち8頭は関西馬だったので、関西所属のベテランホースを警戒しましょう。

2014年以降に激走した9頭のうち7頭は前走が①~④着で、その他の2頭は前走が1~4番人気でした。9頭のうち6頭は芝重賞で③着以内に入ったことがあったので、重賞実績も確認しておくと良さそうです。

OP特別の頃も含めて過去10年の京都2歳Sで7番人気以下で③着以内に入った馬は5頭いて、いずれも②~③着です。5頭は近2走以内に初勝利を挙げていて、そのうち4頭は父か母父がサンデー系です。5頭は前走時馬体重が470~480kg台だったので、前走での馬体重をチェックして臨むようにしましょう。


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