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穴ぐさ傾向と対策

キーンランドCは中型馬が制する!?


先週(8月20日~21日)の穴ぐさは[4.2.8.101](複勝率12.2%)でした。札幌記念【B】評価だったウインマリリンが③着に入りましたが、これは5番人気でしたね。北九州記念を16番人気で優勝したボンボヤージを指名できていれば良かったんですが……。

ボンボヤージロードカナロア産駒で、【サラブレ馬券ゼミ】の第1回でロードカナロア産駒を取り上げ、小倉芝1200mの特別競走での狙い方も紹介していたんですが……、外が有利な馬場との見立てが間違っていました。すみませんでした。

札幌記念を制したのはジャックドールで、同馬はモーリス産駒なので、先週にお伝えした傾向は継続されましたね。昨年以降、札幌芝2000mでの2勝クラス以上のレースは、父か母父がキングマンボ系かロベルト系の馬が8連勝中で、今週末は土曜日のメインレース(2022ワールドオールスタージョッキーズ第2戦)が該当します。さらに連勝が伸びるでしょうか。

今週末は、キーンランドC新潟2歳Sが予定されています。キーンランドCが行われる札幌芝1200mでは今夏に特別競走が5レース行われ、大きすぎず小さすぎない馬が勝つケースが続いています。

【2022年の札幌芝1200mの特別競走】
馬体重 着別度数
438kg以下 [0.2.0.6]
440~470kg [5.3.3.19]
472kg以上 [0.0.2.32]

今年の札幌芝1200mの特別競走(5レース)で優勝した馬は馬体重440~470kgで、472kg以上だった馬は[0.0.2.32]で連対圏に入れていません。中型以下のタイプを上位に取る作戦が有効そうです。

上記の5レースのうち、牡牝混合戦は3レースで、性別によって対照的なデータがあります。

【2022年の札幌芝1200mでの牡牝混合の特別競走】
騎手 牡馬 牝馬
継続騎乗 [0.0.0.6] [1.3.1.10]
乗り替わり [2.0.0.14] [0.0.2.8]

牝馬で連対圏に入った4頭は騎手が継続騎乗したタイプで、牡馬で勝利を収めた2頭は騎手が乗り替わっていました。牡牝混合戦で好走率が高いのは牝馬(複勝率28.0%)なので(牡馬は複勝率9.1%)、キーンランドC騎手が継続騎乗する牝馬がいいかもしれませんね。

一方、新潟2歳Sは新潟芝外1600mでの施行で、同コースでの関屋記念スクリーンヒーロー産駒のウインカーネリアンが優勝しました。

今夏の新潟芝外1600mでは父サンデー系が勝てていなかったことを先々週のこのコーナーでお伝えしましたが、先週の2レースでは父サンデー系の馬が勝ちました。ただ、その2レースは未勝利戦で、新潟芝外1600mの特別競走では、昨年以降の成績が次のようになっています。

【2021年以降の新潟芝外1600mの特別競走】
父系 2022年 2021年
父サンデー系 [0.1.4.26] [8.5.5.53]
父ロベルト系 [3.2.0.4] [1.1.1.8]
父ミスプロ系 [0.0.0.8] [0.1.2.22]
父ノーザンダンサー系 [1.1.0.4] [0.2.0.11]
上記4系統以外の父系 [0.0.0.2] [0.0.1.7]

新潟芝外1600mの特別競走は、昨年に9レース、今年に4レースが行われ、昨年の9レースのうち8レースでは父サンデー系の馬が勝利したのに、今年の4レースでは父サンデー系が未勝利で、その4レースのうち3レースを父ロベルト系の馬が制しています。今年の4レースで優勝した馬は、いずれも父も母父もサンデー系ではないタイプとなっています。

ちなみに、今年の2歳の特別競走は先週までに5レースが行われ、いずれも牡牝混合戦ながらすべて牝馬が優勝しています。

【2022年の2歳の特別競走】
性別 着別度数
牡馬 [0.4.4.24]
牝馬 [5.1.1.14]

今年の新潟2歳Sに登録している11頭のうち牝馬は3頭で、いずれも父サンデー系です。父がサンデー系以外の馬は7頭で、父も母父も非サンデー系という馬は1頭だけ(スタンレー)ですが、果たしてどんな結果となるでしょうか。

8月27~28日に行われる新潟、小倉、札幌の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

8月27~28日
場所
新潟 Aコース・5週目
小倉 Bコース・2週目
札幌 Cコース・2週目

8月27日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
新潟9R 岩室温泉特別 [0.1.2.44]
新潟10R 長岡S [1.1.3.34]
新潟11R BSN賞 [1.2.2.30]
小倉9R ひまわり賞 [0.0.0.3]
小倉10R 西海賞 [0.0.2.12]
小倉11R 釜山S [1.1.2.19]
札幌9R ルスツ特別 [0.1.1.4]
札幌10R WASJ第1戦 [1.0.2.12]
札幌11R WASJ第2戦 [1.0.2.12]
札幌12R ニセコ特別 [0.1.1.29]

8月28日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
新潟9R 五頭連峰特別 [0.0.2.31]
新潟10R 朱鷺S [3.1.1.27]
新潟11R 新潟2歳S [0.1.3.42]
小倉9R 英彦山特別 [0.4.1.6]
小倉10R RKB賞 [2.0.2.4]
小倉11R 小倉日経OP [0.4.2.13]
札幌9R 小樽特別 [3.2.4.31]
札幌10R WASJ第3戦 [1.1.0.10]
札幌11R キーンランドC [2.3.2.41]
札幌12R WASJ第4戦 [1.0.0.14]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
小倉日経OP(OP特別、小倉芝1800m)

小倉日経OPでの穴ぐさは[0.4.2.13](複勝率31.6%)で、複勝回収率は168%です。

馬券に絡んだ6頭の穴ぐさは中8週以内での臨戦で、そのうち5頭はひと桁馬番でした。6頭のうち4頭は小倉芝1800~2000mで勝ち鞍があり、2012年以降の激走馬4頭は父か母父がサンデー系だったので、サンデー系内包で小倉に実績がある馬をマークしておきましょう。

注目レース
WASJ第2戦(3勝クラス、札幌芝2000m)

WASJ第2戦での穴ぐさは[1.0.2.12](複勝率20.0%)で、複勝回収率は123%です。

③着以内に入った3頭の穴ぐさは4~5歳の牡馬で、5代血統表内にロベルト系を持っていました。3頭は札幌&函館の芝ダートで勝利実績があったので、パワーのありそうな牡馬を評価すると良さそうです。

注目レース
RKB賞(2勝クラス、小倉ダート1700m)

RKB賞での穴ぐさは[2.0.2.4](複勝率50.0%)で、複勝回収率は223%です。

ダート1700mで馬券圏内に入った2頭の穴ぐさは父か母父がサンデー系で、休み明け1~2戦目でした。どちらも前年の8~9月にダート1700mで連対圏に入っていたので、前年の夏季実績を確認しておくと良いでしょう。

注目レース
英彦山特別(1勝クラス、小倉芝2000m)

英彦山特別での穴ぐさは[0.4.1.6](複勝率45.5%)で、複勝回収率は155%です。

馬券に絡んだ5頭の穴ぐさは父か母父がサンデー系の3~4歳馬で、いずれもひと桁馬番でした。5頭のうち4頭は中5週以内での臨戦だったので、順調に使われている若い馬を評価すると良さそうです。

注目レース
小樽特別(1勝クラス、札幌芝1200m)

小樽特別での穴ぐさは[3.2.4.31](複勝率22.5%)で、複勝回収率は109%です。1200mの時に限ると[2.2.2.18](複勝率25.0%)で、複勝回収率は117%です。

1200mで③着以内に入った6頭の穴ぐさは中6週以内での臨戦で、そのうち5頭は中1~3週だった3~4歳馬です。2015年以降の5頭は前走が芝1勝クラスで掲示板外でしたが、そのうち4頭は前走時馬体重が468~498kgでした。ある程度の馬格があって順調に使われている馬に妙味がありそうです。

ちなみに…
キーンランドCでの穴ぐさは[2.3.2.41]で、新潟2歳Sでは[0.1.3.42]です。

近10年のキーンランドCでは7番人気以下で③着以内に入った馬が7頭いて、牝馬が5頭、牡セン馬が2頭です。7頭は芝OPでの連対歴があり、そのうち6頭は芝重賞で③着以内に入ったことがあったので、実績はチェックして臨みたいですね。

激走した7頭のうち6頭は父か母父がサンデー系で、同じく7頭のうち6頭は馬番8番より外枠でした。7頭は5~9歳で、真ん中から外枠に入った5歳以上の馬をマークしておきましょう。

近10年の新潟2歳Sでは7番人気以下で③着以内に入った馬が6頭いて、いずれも②~③着です。6頭は中4~8週での臨戦で、そのうち5頭は関東馬です。同じく6頭のうち5頭は馬番7~13番でした。

6頭は前走の上がりがメンバー中1~2位で、そのうち5頭は前走で勝ち鞍を挙げていました。6頭は父がサンデー系かミスプロ系だったので、そのようなタイプに妙味がありそうです。


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