独自視点で穴馬推奨!競馬予想支援情報【サラブレモバイル】

サラブレモバイル

メニュー

ログイン

穴ぐさ傾向と対策

オークスを制するのも最速上がりの馬!?


先週(5月13日~14日)の穴ぐさは[3.9.4.101](複勝率13.7%)で、京王杯SC【A】評価だったダディーズビビッドが6番人気で③着に入りました。馬券を獲ったみなさん、おめでとうございました。

ヴィクトリアマイルソダシが抜け出したところにソングラインが内から迫り、最後にアタマ差交わしてソングラインが優勝しました。ソングラインが計時した上がりは33秒2で、1番人気に推されたスターズオンアースは上がり33秒6を使ったものの③着。古牝馬の芝重賞では、1番人気がなかなか勝てませんね。

ヴィクトリアマイルはレース中にが降っていたものの良馬場で、もう少し早い時間から降る天気予報を見ていたので、馬場を読み違えました。最近の東京競馬は、雨予報が出ながら降ったり降らなかったりで……。オークス&ダービー良馬場で行われてほしいところですが、どうなるでしょうか。

今週末のオークスには、桜花賞で掲示板に載った馬やフローラSの連対馬などが出走予定で、人気の中心はもちろん桜花賞馬のリバティアイランドでしょうね。リバティアイランドは桜花賞を1番人気で制していて、現3歳世代の牝馬限定重賞は、G1は1番人気が勝ち、G2&G3は2番人気以下の馬が優勝するケースが続いています。

【現3歳世代の牝馬限定芝重賞】
人気 G1 G2・G3
1番人気 [2.0.0.0] [0.2.0.6]
2番人気 [0.0.0.2] [2.2.1.3]
3番人気 [0.0.0.2] [1.0.2.5]
4番人気 [0.0.0.2] [0.0.1.7]
5番人気 [0.0.1.1] [0.0.1.7]
6番人気以下 [0.2.1.23] [5.4.3.68]

G1の2戦は阪神JF桜花賞で、どちらも優勝したのはリバティアイランドです。リバティアイランドの力が抜けている証左かもしれませんが、気になるのはG1の2戦で2~5番人気が[0.0.1.7]と不振なことですね。

現3歳世代の牝馬限定芝重賞では1~5番人気が[5.4.6.35]という成績ですが、馬券圏内(①~③着)を1~5番人気が占めたケースがありません。オークスでも、②&③着に人気薄が入る可能性はあるでしょう。

オークスは東京芝2400mでの施行で、昨年以降、JRAでは芝2400mの重賞が6レースあり、勝ち馬はいずれも1~4番人気でした。メンバー中上位の上がりを使った馬が優勝しているので、そのデータをご覧ください。

【2022年以降のJRAの芝2400m重賞】
人気 着別度数
1番人気 [1.2.0.3]
2番人気 [1.3.0.2]
3番人気 [3.0.1.2]
4番人気 [1.0.2.3]
5番人気 [0.0.0.6]
6番人気以下 [0.1.3.61]

【2022年以降のJRAの芝2400m重賞】
上がり3F順位 着別度数
メンバー中1位 [4.3.1.1]
メンバー中2位 [2.0.1.3]
メンバー中3~5位 [0.3.3.9]
メンバー中6位以下 [0.0.1.64]

優勝した6頭は1~4番人気で、メンバー中1~2位の上がりを使っていました。メンバー中最速の上がりを使った馬が[4.3.1.1]という成績で、リバティアイランドが桜花賞の時に見せたような末脚を使ったら、二冠制覇の可能性が高まりそうです。

上記の6レースの連対馬は父がサンデー系かキングマンボ系で、次のような馬たちです。

【2022年以降のJRAの芝2400m重賞】
レース 着順・馬名
2023年
青葉賞
①着スキルヴィング
②着ハーツコンチェルト
キタサンブラック
ハーツクライ
2022年
ジャパンC
①着ヴェラアズール
②着シャフリヤール
エイシンフラッシュ
ディープインパクト
2022年
京都大賞典
①着ヴェラアズール
②着ボッケリーニ
エイシンフラッシュ
キングカメハメハ
2022年
日本ダービー
①着ドウデュース
②着イクイノックス
ハーツクライ
キタサンブラック
2022年
オークス
①着スターズオンアース
②着スタニングローズ
ドゥラメンテ
キングカメハメハ
2022年
青葉賞
①着プラダリア
②着ロードレゼル
ディープインパクト
ディープインパクト

ピンク色がサンデー系、黄色がキングマンボ系で、昨年のジャパンCこそ①着馬と②着馬の父系が異なりましたが、それ以外の5レースは①着馬と②着馬が同じ父系です。今年のオークスにおいても、父サンデー系と父キングマンボ系でチーム分けする作戦は有効かもしれません。

ドゥラメンテ産駒のリバティアイランドは父キングマンボ系で、同父系の馬は他にドゥーラドゥアイズミッキーゴージャスが登録しています。父サンデー系の登録馬は12頭で、モーリス産駒(父ロベルト系)のペリファーニアには、ロベルトの父がヘイルトゥリーズン(サンデーサイレンスの父父)ですから、近いのはサンデー系ですかね。

5月20~21日に行われる東京、京都、新潟の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

5月20~21日
場所
東京 Bコース・2週目
京都 Bコース・2週目
新潟 Bコース・4週目

5月20日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
東京9R カーネーションC [1.0.1.15]
東京10R 高尾特別 [3.0.4.25]
東京11R メイS [0.2.0.28]
京都9R メルボルンT [0.2.2.18]
京都10R シドニーT [2.2.2.35]
京都11R 平安S [0.1.1.45]
京都12R オーストラリアT [1.1.1.25]
新潟9R 飛竜特別 [2.2.2.33]
新潟10R 二王子特別 [2.1.1.23]
新潟11R 大日岳特別 [1.4.0.27]

5月21日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
東京8R 是政特別 [1.1.3.34]
東京9R 調布特別 [0.1.0.25]
東京10R フリーウェイS [1.3.4.41]
東京11R オークス [0.1.2.47]
東京12R 丹沢S [0.1.2.37]
京都9R 紫野特別 [0.0.0.5]
京都10R 鳳雛S [1.0.1.6]
京都11R 高瀬川S [1.0.3.37]
新潟9R 石打特別 [0.0.4.32]
新潟10R 火打山特別 [3.4.3.32]
新潟11R 韋駄天S [0.1.2.24]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
高尾特別(2勝クラス、東京芝1400m)

高尾特別での穴ぐさは[3.0.4.25](複勝率21.9%)で、2009年以降に限ると[3.0.4.19](複勝率26.9%)で、複勝回収率は122%です。昨年は【A】評価だったフェルミスフィアが7番人気で優勝しました。

馬券圏内に入った7頭の穴ぐさは中8週以内で、2010年以降の6頭は4~5歳で、2011年以降の5頭は牝馬です。2011年以降の5頭の牝馬は父か母父がサンデー系で、そのうち4頭は馬番1~3番だったので、内枠の牝馬が侮れないでしょう。

注目レース
火打山特別(2勝クラス、新潟ダート1200m)

火打山特別での穴ぐさは[3.4.3.32](複勝率23.8%)で、ダート1200mの時に限ると[1.1.2.14](複勝率22.2%)で、複勝回収率は152%です。昨年は【C】評価だったビップエレナが10番人気で優勝しました。

ダート1200mの時に③着以内に入った4頭の穴ぐさは父サンデー系の4~6歳馬で、馬番9~15番でした。4頭は前走が右回りで⑥着以下に敗れていましたが、左回りで③着以内に入った実績があったので、左回り替わりで妙味のあるタイプに注意しましょう。

注目レース
カーネーションC(1勝クラス、東京芝1800m)

カーネーションCでの穴ぐさは[1.0.1.15](複勝率11.8%)で、複勝回収率は130%です。

馬券圏内に激走した2頭の穴ぐさは馬番3~5番で、前走が⑦着以下だったものの上がり33秒7~33秒9を計時していました。2頭は中7週以内での臨戦で、内目の枠で決め手のありそうなタイプを侮らないようにしましょう。

ちなみに…
オークスでの穴ぐさは[0.1.2.47]で、平安Sでは[0.1.1.45]です。昨年のオークスでは【C】評価だったスタニングローズが10番人気で②着に食い込みました。

近10年のオークスでは7番人気以下で③着以内に入った馬が4頭いて、中8週以内での臨戦で、そのうち3頭は前走が芝1800~2000mのOPで①着でした。例外は前走の桜花賞が4番人気(⑩着)だったメイショウマンボで、前走での人気&着順を確認しておきましょう。

4頭は父か母父がサンデー系かミスプロ系で、馬体重が450~470kg台でした。4頭はキャリア4~7戦で、近4走のうち3戦で馬券圏内に入っていたので、近走で安定した走りを見せているタイプに注意しましょう。

近10年の平安Sでは7番人気以下で③着以内に入った馬が7頭いて、馬体重が490kg以上の関西馬です。7頭は父か母父がサンデー系かミスプロ系で、いずれもダート重賞で⑤着以内に入ったことがありました。7頭は馬番10番以内で、そのうち6頭はひと桁馬番だったので、距離ロスを抑えて走れそうな枠順が良さそうです。


TOPページに戻る