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穴ぐさ傾向と対策

セントウルSもミスプロ系を持つ馬が台頭する!?


今週末の重賞はセントウルS京成杯AH紫苑S。その予想に役立つ情報と穴ぐさの好走率が高い特別競走をご紹介します。セントウルSと京成杯AHは、ミスプロ系内包馬の扱いがカギとなりそうです。

先週(9月2日~3日)の穴ぐさは[5.5.9.99](複勝率16.1%)でした。重賞では貢献できず、申し訳ありませんでした。

新潟記念3枠3番ノッキングポイント小倉2歳S8枠10番アスクワンタイム札幌2歳Sデクラレーションオブウォー産駒のセットアップがそれぞれ優勝し、先週のこのコーナーでお伝えした内容は、概ね当たっていましたね。

その中で、今週も引き続き気になるのは、芝1200m重賞に関するデータでしょう。今週末は、紫苑SセントウルS京成杯AHという重賞が予定されていて、セントウルS阪神芝1200mでの施行となります。

芝1200mの重賞は、馬番9番より外枠の馬の優勝が続いていて、父か母父がミスプロ系の馬が連対しているので、改めてそのデータをご覧ください。

【2023年の芝1200m重賞(JRA)】
レース 勝ち馬 馬番
小倉2歳S アスクワンタイム 10
キーンランドC ナムラクレア 14
北九州記念 ジャスパークローネ 15
函館2歳S ゼルトザーム 15
CBC賞 ジャスパークローネ 10
函館スプリントS キミワクイーン 15
葵S モズメイメイ 15
高松宮記念 ファストフォース 13
オーシャンS ヴェントヴォーチェ 9
シルクロードS ナムラクレア 2

【2023年の芝1200m重賞(JRA)で父か母父がミスプロ系で連対した馬】
レース 着順・馬名 ミスプロ系
小倉2歳S ①着アスクワンタイム ロードカナロア
キーンランドC ②着シナモンスティック 母父マイネルラヴ
北九州記念 ②着ママコチャ 母父キングカメハメハ
函館2歳S ①着ゼルトザーム
②着ナナオ
母父キングカメハメハ
ロードカナロア
CBC賞 ②着サンキューユウガ ロードカナロア
函館スプリントS ①着キミワクイーン
②着ジュビリーヘッド
ロードカナロア
ロードカナロア
葵S ②着ルガル ドゥラメンテ
高松宮記念 ①着ファストフォース ロードカナロア
オーシャンS ①着ヴェントヴォーチェ
②着ディヴィナシオン
母父Distant View
母父Street Sense
シルクロードS ②着ファストフォース ロードカナロア

小倉2歳Sは馬番10番だったロードカナロア産駒のアスクワンタイムが勝ち、これで芝1200mの重賞は馬番9番より外枠の馬9連勝中です。今年の芝1200mの重賞(JRA)では、父か母父がミスプロ系の馬が連対していますから、セントウルSでも見逃さない方がいいでしょう。

セントウルSは開幕週での施行ですから、普通に考えれば内枠の馬に有利に働きそうですが、阪神での近7年のセントウルS(2013~19年)を振り返ると、そのうち4年では5~8枠の馬が勝っています。圧倒的に内枠が有利、とは言えないので、真ん中から外枠の馬も、あまり割り引かずに考えた方が良さそうです。
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京成杯AHは中山芝1600mでのハンデ重賞で、今年は登録馬が11頭と少なくなっています。ただ、今年の古馬混合の芝1600m重賞は、1~2番人気が[1.4.4.9]という成績で、少頭数であっても馬券的には難しくなるかもしれません。

【2023年の古馬混合の芝1600m重賞(JRA)】
人気 着別度数
1番人気 [1.0.3.5]
2番人気 [0.4.1.4]
3番人気 [1.2.1.5]
4番人気 [4.2.0.3]
5番人気 [1.0.1.7]
6番人気以下 [2.1.3.91]

今年、古馬混合の芝1600m重賞は9レースあり、そのうち7レースで3~6番人気が勝っています。京成杯AHも、上位人気の5~6頭ぐらいはフラットに予想すべきですかね。

昨年の京成杯AHを制したのは父ディープインパクト×母父Hawk Wingという配合のファルコニアで、昨年以降の中山芝1600mの重賞では、父&母父がサンデー系&ミスプロ系という組み合わせの馬が連対しています。

【2022年以降の中山芝1600mの重賞で、父&母父がサンデー系&ミスプロ系という組み合わせで連対した馬】
レース 着順・馬名 母父
2023年
ニュージーランドT
①着エエヤン シルバーステート ティンバーカントリー
2023年
ダービー卿CT
①着インダストリア リオンディーズ ハーツクライ
2023年
フェアリーS
①着キタウイング
②着メイクアスナッチ
ダノンバラード
ルーラーシップ
アイルハヴアナザー
ディープインパクト
2022年
ターコイズS
①着ミスニューヨーク キングズベスト マンハッタンカフェ
2022年
京成杯AH
①着ファルコニア ディープインパクト Hawk Wing
2022年
ニュージーランドT
②着マテンロウオリオン ダイワメジャー キングカメハメハ
2022年
ダービー卿CT
①着タイムトゥヘヴン ロードカナロア アドマイヤベガ
2022年
フェアリーS
①着ライラック オルフェーヴル キングカメハメハ

中山芝1600mでの重賞は、昨年以降に8レースあり、父&母父がサンデー系&ミスプロ系という組み合わせの馬が8レースすべてで連対し、そのうち7レースで優勝しています。

こうしてみると、日曜日(10日)の重賞(セントウルS京成杯AH)は、どちらもミスプロ系内包馬をどう扱うかがカギになるかもしれませんね。

紫苑Sは3歳牝馬限定重賞で、現3歳世代の牝馬限定重賞については、人気別成績が次のようになっています。

【現3歳世代の牝馬限定重賞】
人気 G1 G2&G3
1番人気 [3.0.0.0] [0.2.0.6]
2番人気 [0.1.0.2] [2.2.1.3]
3番人気 [0.0.0.3] [1.0.2.5]
4番人気 [0.0.0.3] [0.0.1.7]
5番人気 [0.0.1.2] [0.0.1.7]
6番人気以下 [0.2.2.35] [5.4.3.68]

現3歳世代の牝馬限定重賞は11レースが行われ、G1の3レース(阪神JF、桜花賞、オークス)はいずれも1番人気だったリバティアイランドが勝ちましたが、G2&G3では1番人気が[0.2.0.6]で勝てていません。紫苑SはG2ですから、1番人気は過信禁物かもしれませんね。

現3歳世代の牝馬限定重賞は、11レースすべてで6番人気以下の馬が③着以内に入っていて、6番人気以下の馬については次のようなデータがあります。

【現3歳世代の牝馬限定重賞で6番人気以下の馬】
血統 着別度数
父サンデー系 [5.4.2.49]
母父サンデー系 [0.2.2.39]
父も母父も
サンデー系以外
[0.0.1.21]

6番人気以下で③着以内に入った馬はほとんどが父か母父がサンデー系で、父も母父もサンデー系ではなかったのはオークス③着のドゥーラだけとなっています。紫苑Sでも、サンデー系内包馬の激走があるでしょうか。

→昨年9月の重賞の穴ぐさは単複回収率150%超!←

9月9~10日に行われる中山、阪神の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

9月9~10日
場所
中山 Bコース・1週目
阪神 Aコース・1週目

9月9日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山9R アスター賞 出走なし
中山10R 汐留特別 [2.5.1.26]
中山11R 紫苑S [1.1.3.41]
阪神9R 出石特別 [0.2.2.32]
阪神10R ムーンライトH [2.0.1.25]
阪神11R エニフS [3.1.0.33]

9月10日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山9R 白井特別 [0.0.2.9]
中山10R セプテンバーS [1.2.4.39]
中山11R 京成杯AH [1.5.2.43]
阪神9R 能勢特別 [0.0.0.10]
阪神10R オークランドTRT [0.3.2.26]
阪神11R セントウルS [1.2.3.44]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
京成杯AH(G3、中山芝1600m)

京成杯AHでの穴ぐさは[1.5.2.43](複勝率15.7%)で、昨年は【A】評価だったクリノプレミアムが7番人気で③着、一昨年は【B】評価だったコントラチェックが12番人気で②着に入っています。

近10年では7番人気以下で③着以内に入った馬が13頭いて、いずれも父か母父がサンデー系で、2017年以降の7頭のうち6頭が父サンデー系です。激走した13頭は馬体重が470kg以上で、中山で激走した9頭は芝重賞での連対歴があったので、重賞実績のあるサンデー系内包馬が侮れないでしょう。激走した13頭のうち9頭は5~6歳でした。

注目レース
セプテンバーS(3勝クラス、中山芝1200m)

セプテンバーSでの穴ぐさは[1.2.4.39](複勝率15.2%)で、2018年以降は5年連続で馬券圏内に入っています。昨年は【A】評価だったセリシアが8番人気で③着に入りました。

馬券圏内に激走した7頭の穴ぐさはひと桁馬番だった4~6歳馬で、そのうち6頭が牝馬です。7頭のうち6頭は前走が④着以下でしたが、7頭は中山か阪神か中京で連対実績があったので、直線に急坂があるコースでの実績をチェックしておきましょう。

注目レース
汐留特別(2勝クラス、中山芝1200m)

汐留特別での穴ぐさは[2.5.1.26](複勝率23.5%)で、複勝回収率は217%です。芝1200mの時に限ると[1.2.0.8](複勝率27.3%)で、昨年は【A】評価だったカレンヒメが8番人気で②着に入りました。

芝1200mの時に連対した3頭の穴ぐさは4~5歳の牝馬で、馬番2~7番でした。3頭は父か母父がノーザンダンサー系で、4角2~3番手からの勝利実績があったので、ノーザンダンサー系内包で先行力のある牝馬をマークして臨みましょう。

ちなみに…
セントウルSでの穴ぐさは[1.2.3.44]で、紫苑Sでは[1.1.3.41]です。昨年のセントウルSでは【A】評価だったファストフォースが6番人気で②着に入りました。

中京施行時も含めて近10年のセントウルSでは7番人気以下で③着以内に入った馬が5頭いて、その5頭は前走が芝重賞で、2016年以降の4頭は中3週以内での臨戦でした。

阪神で激走した4頭は馬番6~13番で、そのうち3頭は4角3番手以内から③着以内に入ったので、先行力のある馬は真ん中から外枠でも侮れなさそうです。阪神での4頭は7~9月に勝ち鞍があったので、暑い時期の実績もチェックしておきましょう。

重賞での近7年の紫苑Sでは6番人気以下で③着以内に入った馬が6頭いて、いずれも②~③着です。6頭のうち5頭は芝OPで④着以内に入ったことがあり、例外の1頭は連勝中でした。6頭のうち5頭はキャリア5~6戦で、同じく6頭のうち5頭は芝1800m以上で勝ち鞍があったので、過去の実績を確認しておきましょう。


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