独自視点で穴馬推奨!競馬予想支援情報【サラブレモバイル】

サラブレモバイル

メニュー

ログイン

穴ぐさ傾向と対策

日経新春杯の上位人気も騎手に注目したい


今週末の平地重賞は日経新春杯京成杯愛知杯。その予想に役立つ情報と穴ぐさの好走率が高い特別競走をご紹介します。日経新春杯上位人気の騎手に注目しましょう。

先週(1月6日~8日)の穴ぐさは[4.6.8.104](複勝率14.8%)で、京都金杯【C】評価だったコレペティトールが8番人気で優勝し、中山金杯【A】評価だったククナが8番人気で②着に差し込みました。馬券を獲ったみなさん、おめでとうございました。また、「穴ぐさ報告掲示板」に多数の書き込みをしていただき、ありがとうございました。

先週のこのコーナーでは、昨年の芝2000mのハンデ重賞で馬番7番以内の馬や、父キングマンボ系・父ロベルト系の好走率が高いことを記しました。ククナキングカメハメハ産駒で、馬番7番だったんですよね。芝2000mのハンデ重賞は、今週末も愛知杯(小倉)がありますので、引き続き注目でしょう。
【月額会員が利用できるコーナー紹介】

先週の重賞を勝利した4頭(リカンカブール、コレペティトール、イフェイオン、ノーブルロジャー)は馬体重が480~494kgで、そのうち3頭はマイナス体重での出走でした。冬開催はプラス体重で出走してくる馬が多くなりがちですが、昨年12月以降の重賞においては、マイナス体重の馬の方が好走率が高いので、そのデータをご覧ください。

【2023年12月以降のJRA平地重賞】
馬体重 2024年1月 2023年12月
マイナス体重 [3.2.1.15]
勝率14.3%
連対率23.8%
複勝率28.6%
[6.5.6.50]
勝率9.0%
連対率16.4%
複勝率25.4%
前走と同体重 [0.0.0.8]
勝率0.0%
連対率0.0%
複勝率0.0%
[1.1.2.21]
勝率4.0%
連対率8.0%
複勝率16.0%
プラス体重 [1.2.3.32]
勝率2.6%
連対率7.9%
複勝率15.8%
[4.5.3.70]
勝率4.9%
連対率11.0%
複勝率14.6%

昨年12月以降のJRA平地重賞では、勝率・連対率・複勝率ともにマイナス体重がいちばんの好成績となっています。マイナス体重の馬の複勝回収率は、12月が119%、1月が188%で、今週末の重賞においても、馬体重の変動は要チェックでしょう。

日曜日(14日)に行われる日経新春杯は京都芝外2400mでの施行で、昨年は芝2400mの重賞が6レースあり、いずれも1~5番人気が優勝しました。

【2023年の芝2400mのJRA重賞】
人気 着別度数
1番人気 [3.1.1.1]
2番人気 [0.3.1.2]
3番人気 [1.1.0.4]
4番人気 [1.0.0.5]
5番人気 [1.0.1.4]
6番人気以下 [0.1.3.62]

【2023年の芝2400mのJRA重賞】
騎手 着別度数
継続騎乗 [5.5.3.41]
乗り替わり [1.1.3.37]

勝ち馬6頭のうち5頭は騎手が継続騎乗で、②着馬も6頭のうち5頭が継続騎乗でした。

上記の6レースでは、騎手が前走時と同じで1~3番人気に推された馬が連対しています。

【2023年の芝2400mのJRA重賞での1~3番人気】
レース 継続騎乗 乗り替わり
ジャパンC ④着 出走なし
京都大賞典 中止
神戸新聞杯 ⑤着 出走なし
ダービー ⑰着 ⑧着
オークス ⑦着
青葉賞 ⑫着

騎手が継続騎乗して1~3番人気に推された馬は[4.5.2.3](複勝率78.6%)で、6レースすべてで連対し、そのうち5レースで馬券圏内に2頭が入りました。日経新春杯での上位人気についても、騎手に注目すべきでしょう。

日曜日(14日)には京成杯(中山芝2000m)もありますが、現3歳世代の芝1800m以上の重賞も上位人気が好成績を収めています。

【現3歳世代の芝1800m以上のJRA重賞】
人気 着別度数
1番人気 [2.0.0.2]
2番人気 [0.1.2.1]
3番人気 [1.0.1.2]
4番人気 [1.1.0.2]
5番人気 [0.0.0.4]
6番人気以下 [0.2.1.27]

対象レースは札幌2歳S、東スポ杯2歳S、京都2歳S、ホープフルSで、いずれも1~4番人気が③着以内に2頭以上入っています。優勝した4頭は1~4番人気で、前走では4角3番手以内に付けていました。

【現3歳世代の芝1800m以上のJRA重賞】
前走の位置取り 着別度数
前走が
4角1~3番手
[4.2.2.27]
前走が
4角4番手以下
[0.2.2.11]

ホープフルSでレガレイラが後方から差し切ったことは記憶に新しいところですが、同馬も前走(アイビーS)では4角3番手に付けていました。京成杯の上位人気についても、前走の位置取りを確認しておくと良さそうです。

→中山・京都の金杯で【穴ぐさ】が連対!
今週も要注目!←

1月13~14日に行われる中山、京都、小倉の芝の使用コース平地特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

1月13~14日
場所
中山 Cコース・2週目
京都 Aコース・2週目
小倉 Aコース・1週目

1月13日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山9R 菜の花賞 [5.3.3.26]
中山10R 初春S [1.3.0.44]
中山11R ニューイヤーS [1.2.3.38]
京都9R 五条坂特別 [0.1.2.22]
京都10R 紅梅S [2.3.2.31]
京都11R 淀短距離S [1.5.3.39]
小倉9R 響灘特別 [2.4.0.28]
小倉10R 小郡特別 [2.2.4.40]
小倉11R 愛知杯 [3.5.1.41]

1月14日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山9R サンライズS [1.2.4.43]
中山10R ジャニュアリーS [1.5.2.36]
中山11R 京成杯 [0.1.2.45]
京都9R 逢坂山特別 [3.1.1.14]
京都10R 雅S [1.4.1.28]
京都11R 日経新春杯 [3.1.2.38]
小倉9R 玄海特別 [1.1.1.24]
小倉10R 壇之浦S [0.2.1.29]
小倉11R 門司S [2.1.2.36]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
愛知杯(G3、小倉芝2000m)

愛知杯での穴ぐさは[3.5.1.41](複勝率18.0%)で、複勝回収率は119%です。近4年連続で穴ぐさが③着以内に激走していて、昨年は【C】評価だったアイコンテーラーが7番人気で②着に入りました。

近10年の愛知杯では7番人気以下で③着以内に入った馬が10頭いて、そのうち8頭はひと桁馬番で、2頭は重馬場でのふた桁馬番でした。10頭のうち9頭は父と母父がサンデー系・ミスプロ系・ノーザンダンサー系のいずれかの組み合わせです。10頭のうち7頭は芝1800m以上の重賞で③着以内に入ったことがあり、そのほかの3頭のうち2頭は前走で勝ち鞍を挙げていました。勢いか重賞実績があるタイプが狙い目でしょう。

注目レース
ジャニュアリーS(OP特別、中山ダート1200m)

ジャニュアリーSでの穴ぐさは[1.5.2.36](複勝率18.2%)で、複勝回収率は106%です。

③着以内に入った8頭の穴ぐさは5~8歳で、そのうち7頭は中7週以内での臨戦で、8頭のうち6頭はふた桁馬番でした。8頭のうち7頭は父か母父がサンデー系かミスプロ系で、同じく8頭のうち7頭は4角5番手以下から馬券圏内まで差し込んでいたので、差し脚質の馬に妙味がありそうです。

注目レース
逢坂山特別(2勝クラス、京都芝外1800m)

逢坂山特別での穴ぐさは[3.1.1.14](複勝率26.3%)で、複勝回収率は106%です。

馬券圏内に入った5頭の穴ぐさは中5週以内での臨戦で、前走が⑤着以下でしたが、前走は直線に急坂のある阪神&中京で0秒4~0秒8差でした。5頭は京都小倉の芝で勝ち鞍があったので、平坦実績馬の巻き返しに注意しましょう。

注目レース
響灘特別(2勝クラス、小倉ダート1700m)

響灘特別での穴ぐさは[2.4.0.28](複勝率17.6%)で、複勝回収率は134%です。

連対圏に入った6頭の穴ぐさは中7週以内での臨戦で、そのうち5頭はひと桁馬番でした。6頭は前走が⑦着以下でしたが、そのうち5頭は2~3走前に③着以内があったので、前走で評価を落としている馬が狙い目でしょう。6頭のうち5頭はダート1700mで1勝クラスを勝利した実績があったので、1700mでの戦績も確認しておくと良さそうです。

注目レース
菜の花賞(1勝クラス、中山芝1600m)

菜の花賞での穴ぐさは[5.3.3.26](複勝率29.7%)で、複勝回収率は168%です。昨年は【A】評価だったトラベログが6番人気で①着、【B】評価だったニシノコウフクが10番人気で②着に入る【穴ぐさワンツー】となりました。

③着以内に入った11頭の穴ぐさは馬番6~13番で、ふた桁馬番だった3頭のうち2頭は重馬場の時でした。11頭のうち10頭は初勝利を4角3番手以内から挙げていました。11頭のうち8頭は4角4番手以内から③着以内に入ったので、先行力のある馬に注意しましょう。

ちなみに…
日経新春杯での穴ぐさは[3.1.2.38]で、京成杯では[0.1.2.45]です。

近10年の日経新春杯では7番人気以下で③着以内に入った馬が8頭いて、5~6歳で、父か母父がサンデー系の馬です。8頭のうち6頭は芝重賞での③着以内がなかった馬で、8頭のうち7頭は12~3月に勝ち鞍があったので、重賞実績よりも冬実績を重視した方が良さそうです。8頭のうち6頭は馬体重が496kg以上で、京都で激走した4頭はひと桁馬番でした。

近10年の京成杯では7番人気以下で③着以内に入った馬が6頭いて、7~9番人気でした。6頭のうち5頭は父か母父がサンデー系で、同じく6頭のうち5頭はひと桁馬番でした。6頭は前走が4角3~8番手で、そのうち4頭は前走でメンバー中2位以内の上がりを計時していました。前走でメンバー上位の上がりを使っていた馬をマークしておきましょう。


TOPページに戻る