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穴ぐさ傾向と対策

チャンピオンズCもストームキャット持ちが!?


今週末の重賞はチャンピオンズCステイヤーズSチャレンジC。その予想に役立つ情報と穴ぐさの好走率が高い特別競走をご紹介します。チャンピオンズCストームキャット持ちの馬が制す!?

先週(11月23日~24日)の穴ぐさは[5.5.7.64](複勝率21.0%)で、複勝回収率が100%でした。重賞では、ジャパンC【B】評価のシンエンペラー(8番人気)と【C】評価のドゥレッツァ(7番人気)が②着(同着)となり、京阪杯【C】評価のヴェントヴォーチェが10番人気で③着に激走しました。馬券を獲ったみなさん、おめでとうございました!

ジャパンCは、◎ドウデュース、◯チェルヴィニア、▲ジャスティンパレスで、①着がドウデュース、②着(同着)がシンエンペラー&ドゥレッツァ、④着チェルヴィニア、⑤着ジャスティンパレスという結果だったので、掲示板内は印を付けた馬&穴ぐさでした。

レースの1000m通過が62秒2という超スローで、ペースが緩むことを想定して各馬を評価することができたかが今年のジャパンCのポイントだったと思いますが、穴ぐさはそれだけで選んだわけでもありませんでした。



ジャパンCの穴ぐさは、【A】評価がソールオリエンス【B】評価がシンエンペラー【C】評価がドゥレッツァでした。正直な話、3頭の穴ぐさを選び出す作業よりも、3頭の穴ぐさの序列を決めることに悩んだのですが、穴ぐさ選びも、穴ぐさ内の序列も、東京芝2400mでの実績を重視しました。

今年のジャパンCは海外馬も含めて好メンバーでしたが、東京芝2400mで実績がある馬が多かったわけではありません。東京芝2400mで重賞勝ちがあったのは、スターズオンアースチェルヴィニアドウデュースの3頭で、②着ならあったのがソールオリエンス、③着ならあったのがシンエンペラー。コース実績を重視すれば、普通にこれらの馬に目が行きます。

近年のジャパンCの好走馬を振り返っても、東京芝2400mの重賞(特にG1)で好走歴があった馬が多く、その関係性の深さが分かりました。長年、『サラブレモバイル』で予想を発表していて実感することですが、予想では素直さがとても大切ですひねった予想をした方がハズレます東京芝2400mのレースで、東京芝2400mで実績ある馬を狙う、東京芝で実績ある馬を狙う。これほどシンプルで有効な手段はありません。

今年の天皇賞・秋でのドウデュースは、東京の芝1800mや芝2400mでは勝ち鞍があったものの、芝2000mでは好走歴がありませんでした。それもあって▲という評価でしたが、ご存知の通り、豪脚を披露して差し切りました。もちろん、そのようなレース、そのような馬にも直面しますが、その結果を受けて、該当馬の評価をアップデートして、次のレースで活かせばいい話です。

ドウデュースは、このまま問題がなければ有馬記念へ向かう予定とのこと。中山芝でのドウデュースは過去に3戦して②③①着で、昨年の有馬記念覇者ですから、舞台は申し分ないでしょう。どんな走りを見せてくれるか、楽しみです。

主な 【穴ぐさ】 実績 と
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今週末はチャンピオンズCステイヤーズSチャレンジCという重賞が予定されています。チャンピオンズCにはレモンポップステイヤーズSにはアイアンバローズと、それぞれ昨年の勝ち馬が登録しています。

チャンピオンズCは中京ダート1800mでの施行で、今年、ダート1700m以上の重賞(JRA)は10レースが行われ、馬格のあるタイプが先行して押し切るケースが多くなっています。

【2024年のダート1700m以上の重賞(JRA)】
馬体重 4角
5番手以内
4角
6番手以下
488kg以下 [0.0.0.3] [0.1.2.29]
490kg以上 [9.8.6.29] [1.1.2.62]

勝ち馬10頭は馬体重が490kg以上で、そのうち9頭は4角5番手以内から制しています。4角6番手以下から差し切ったのは、ハンデ戦のマーチSでのヴァルツァーシャル(4角7番手)だけで、チャンピオンズCは定量戦ですから4角5番手以内にいる馬は何か?という視点を持つと良さそうです。

今年、中京ダートではOPのレースが5回行われていて、①&②着は6番人気以内の馬でした。

【2024年の中京ダートOP】
レース ①着 ②着
シリウスS 5人 1人
エニフS 1人 6人
名鉄杯 6人 2人
名古屋城S 4人 2人
昇竜S 4人 2人

5レースの連対圏は「1~2番人気 & 4~6番人気」でした。チャンピオンズCでも1~2番人気が連対する結果となるでしょうか。

上記の5レースは、距離が1400~1900mで幅がありますが、優勝馬はいずれもストームキャットを持っていました。

【2024年の中京ダートOP】
レース 勝ち馬 ストームキャット
シリウスS ハギノアレグリアス 父母父
エニフS エンペラーワケア 父母父
&母母父
名鉄杯 バハルダール 母父母父
名古屋城S テーオードレフォン 父父父父
昇竜S チカッパ 父母父
&母父父父父

勝ち馬5頭は4代血統表内にストームキャットを持っていて、エンペラーワケアとチカッパにはクロスがあります。

今年のチャンピオンズCの登録馬では、サンライズジパング(父母父)、ハギノアレグリアス(父母父)、レモンポップ(母父父)などが該当しますね。

レモンポップは前走時馬体重が514kgで、スタートが決まれば4角5番手以内にいそうですが……、果たして連覇となるでしょうか!?
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11月30日~12月1日に行われる中山、京都、中京の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

11月30日~12月1日
場所
中山 Aコース・1週目
京都 Cコース・2週目
中京 Aコース・1週目

11月30日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山9R 葉牡丹賞 [3.5.3.23]
中山10R 鹿嶋特別 [1.3.2.38]
中山11R ステイヤーズS [2.3.2.41]
京都9R さざんか賞 [1.0.1.9]
京都10R 姫路S [0.2.0.21]
京都11R チャレンジC [2.3.0.35]
中京9R 犬山特別 [1.4.4.36]
中京10R 中京日経賞 [1.3.3.40]
中京11R 飛騨S [2.2.1.21]

12月1日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山9R 南総S [1.2.1.28]
中山10R 市川S [5.2.6.33]
中山11R ラピスラズリS [0.4.3.34]
京都9R 聚楽第特別 出走なし
京都10R 嵯峨野S [0.0.0.3]
京都11R ギャラクシーS [2.2.3.36]
中京9R こうやまき賞 [0.0.0.2]
中京10R クロフネC [0.0.1.2]
中京11R チャンピオンズC [1.2.7.44]
中京12R 栄特別 [0.0.1.32]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
チャンピオンズC(G1、中京ダート1800m)

チャンピオンズC&JCダートでの穴ぐさは[1.2.7.44](複勝率18.5%)で、複勝回収率は130%です。昨年のチャンピオンズCでは【B】評価のドゥラエレーデが9番人気で③着に入りました。

近10年のチャンピオンズCでは7番人気以下で③着以内に入った馬が10頭いて、いずれも前走が重賞で、そのうち9頭は前走がダート重賞中7週以内での臨戦でした。10頭のうち9頭は前走が1~5番人気で、例外の1頭は前走が③着だったので、前走での人気と着順をチェックしておきましょう。

10頭は父がサンデー系かミスプロ系で、そのうち7頭は父&母父がサンデー系&ミスプロ系の組み合わせでした。10頭のうち9頭は左回りのダート重賞で③着以内に入ったことがあったので、左回りでの実績も確認しておくと良さそうです。

注目レース
ギャラクシーS(OP特別、京都ダート1400m)

ギャラクシーSでの穴ぐさは[2.2.3.36](複勝率16.3%)で、複勝回収率は110%です。昨年は【C】評価のマルモリスペシャルが8番人気で勝利し、一昨年は【B】評価のボイラーハウスが9番人気で③着に入っています。

馬券に絡んだ7頭の穴ぐさは中2~5週での臨戦で、前走がダート1400m以外のコースでした。2008年以降の6頭は前走時馬体重が492kg以上で、そのうち5頭は前走時馬体重が500kg以上だったので、順調に使われている大型馬で、ダート1400mに替わって妙味のありそうな馬が狙い目でしょう。

注目レース
南総S(3勝クラス、中山芝1200m)

南総Sでの穴ぐさは[1.2.1.28](複勝率12.5%)で、複勝回収率は196%です。昨年は【C】評価のオードゥメールが15番人気で②着に激走しました。

③着以内に入った4頭の穴ぐさは4~5歳で、父か母父がサンデー系です。4頭は前走が⑨着以下でしたが、中山以外の競馬場でした。4頭のうち3頭は中山芝1200mで馬券圏内に入ったことがあったので(例外の1頭は中山が未経験だった)、コース実績馬の一変に注意しましょう。

注目レース
市川S(3勝クラス、中山ダート1800m)

市川Sでの穴ぐさは[5.2.6.33](複勝率28.3%)で、中山ダート1800mの時に限ると[2.0.1.9](複勝率25.0%)で、複勝回収率は122%です。

ダート1800mの時に馬券に絡んだ3頭の穴ぐさはセン馬で、馬番8~12番の偶数馬番でした。3頭は2ヶ月以上の休み明けでしたが、過去に休み明けでの勝利実績があったので、間隔が開いている馬を侮らないようにしましょう。

注目レース
葉牡丹賞(1勝クラス、中山芝2000m)

葉牡丹賞での穴ぐさは[3.5.3.23](複勝率32.4%)で、複勝回収率は153%です。

馬券圏内に入った11頭の穴ぐさのうち10頭はひと桁馬番で、2016年以降の7頭は父か母父がサンデー系かキングマンボ系で、そのうち6頭は馬体重が480kg以上でした。2010年以降の10頭は前走が芝1800~2000mで、2016年以降の7頭は前走が④着以内でした。2018年以降の6頭は中8週以上での臨戦で、前走でメンバー中最速の上がりを計時していたので、前走の上がり順位を確認しておきましょう。

ちなみに…
ステイヤーズSでの穴ぐさは[2.3.2.41]で、チャレンジCでは[2.3.0.35]です。

近10年のステイヤーズSでは7番人気以下で③着以内に入った馬が5頭いて、父がオルフェーヴル(3頭)、ルーラーシップ(1頭)、ダンスインザダーク(1頭)です。この5頭は5代血統表内に、サドラーズウェルズニジンスキーヌレイエフを持っていました。5頭のうち3頭は関西馬ですが、鞍上はいずれも関東所属騎手でした。5頭のうち4頭は馬番7番より外枠で、開幕週でも内枠である必要はなさそうです。

近10年のチャレンジCでは7番人気以下で③着以内に入った馬が7頭いて、そのうち6頭は5~6歳です。7頭は11~12月に勝利実績があり、そのうち6頭は近3走以内に連対歴があったので、好調さが感じられ、今の時期が合いそうなタイプをチェックしておくと良さそうです。芝2000m(阪神)で激走した3頭は父がサンデー系以外でひと桁馬番でした。


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