穴ぐさ長者への道
今週の長者は発見した“素敵なデータ”を元に東京のダート戦を狙います!
文/藤山剣
目の付けどころは悪くなかったと思うんですが…。先週はこんな作戦でした。
【作戦&買い目】
●日曜日の東京11R安田記念で、アーモンドアイ&インディチャンプから穴ぐさへの3連複
的中なし
●日曜日の阪神12R1勝クラスで、オヌシナニモノとセカンドエフォートから穴ぐさへのワイド
的中なし
安田記念は、2頭軸が②&③着に入るも、勝ったグランアレグリアが3番人気では、どうしようもなし。穴ぐさのノームコアが、直線猛追し④着に入っていたので、「頭がいなければ…」という結果ではありましたが、グランアレグリアは先に抜け出して後続に2馬身半差ですから、ケチのつけようのない完勝。声を出すタイミングもありませんでしたね。
そして、阪神最終は、軸馬で穴ぐさでもあったセカンドエフォートが③着、もう1頭の軸馬オヌシナニモノが④着。軸馬も穴ぐさも馬券圏内に好走したにも関わらず、払い戻しなしという切ない結果に。こっちも「頭がいなければ…」というレースではありました。
だから、どちらも狙いは悪くなかったんです。これを続けていれば、いつか幸運が舞い降りてくると信じて…。
さて、今週は、G1シリーズが小休止で、重賞は東京でエプソムCと阪神でマーメイドS。この両重賞の比較では、やはり牝馬限定のハンデ戦ということで、マーメイドSのほうが波乱の可能性が高そう。
ただ、このところダート戦を毎週のように買う中で、ひとつ素敵なデータを発見! それを取っ掛かりとして、東京のダート戦を狙ってみようかな、と。そのデータがこちらです。
・東京ダ1300mのサウスヴィグラス産駒
(2019年以降)
[3.7.5.12] 複勝率55.6%
ダートにおけるサウスヴィグラス産駒の強さは言わずもがなですが、東京ダ1300mでは2019年以降、別格のハイパフォーマンスを記録しているんです。2018年までは複勝率30%前後なので、どんなきっかけがあったのかは判然としないものの、とにかくそういうことなので、事実を受け止めて、馬券に活用したいと思います。
今週の東京ダ1300mは3クラ。どのレースにもサウスヴィグラス産駒はエントリーしていますが、そのうちのひとつは未勝利戦(土曜日の3R)なので、残る土曜日の10R三浦特別(2勝クラス)、日曜日の12R(1勝クラス)で勝負。
土曜日の三浦特別は、サウスヴィグラス産駒が2頭。ティアップサンダーは、3走前にこのコースで③着(15番人気)という実績あり。8歳馬の3ヵ月半ぶりですから人気はないでしょうが、この血統ですから一発があっても。
もう1頭はレイテントロアーです。初のOPクラスとなった前走の端午Sは、序盤、ややもたつき加減で普段よりも位置取りが後ろになってしまい、そのままゴールに流れ込む形の⑫着。2走前は、中山ダ1200mの良馬場で、先行して1分11秒0を記録しているように、スピードはある馬です。100m短縮で走りに活気が出れば。
馬券はこの2頭から穴ぐさへのワイドで。
もう1本は、日曜日の東京12Rです。ここはサウスヴィグラス産駒がアイムソーグレイト、アストロブレイク、カッチョエペペ、スマートエリスと4頭。ここは2頭に絞るのが難しいので、この4頭のうち、人気上位の2頭を軸馬にします。調子が良くないときは、あえて自分の考えを入れずに買うのも手ですね。
馬券は、その軸馬2頭から穴ぐさへのワイドで。
一部の東北地方以外は梅雨入りとなり、ここからしばらくはモヤっとした天気が続きます。梅雨がない北海道でも、日曜日は雨予報。まあ、降ると言って降らないことも多いので、現地の中継映像と馬場状態は、細かく確認したほうがよさそう。では、今週も頑張りましょう!!
2020年長者馬券の回収率44.4%