穴ぐさ長者への道
先週は中山ダ1200mでワイドダブル的中! 今週も同コースのレースを狙います!
文/藤山剣
ワイドダブル的中で連敗ストップ! 先週はこんな作戦でした。
【作戦&買い目】
●土曜日の中山11R紫苑Sで、ウインマイティーとマルターズディオサから穴ぐさへのワイド&3連複
的中なし
●日曜日の中山10R初風Sでアイアムハヤスギルとシスルから穴ぐさへのワイド
☆的中!!☆
ワイド8-11
8.4倍×2000円=1万6800円
ワイド8-15
15.0倍×1100円=1万6500円
土曜日の紫苑Sは、軸馬のマルターズディオサが好位から抜け出し快勝。やはり、桜花賞、オークスの敗因は連戦の疲れが大きな原因だったということですかね。12kg増と馬体も回復し、力を出せる状態に戻っていたんでしょう。ただ、穴ぐさとは噛み合わず…。
しかし、日曜日の初風Sは、やってくれました! 軸馬のシスルが好スタートから、狙い通りの単騎逃げ。手応え十分で直線に向くと、穴ぐさのロードラズライドに交わされながらも、後続は離して楽々と馬券圏内を確保してくれました。上位2頭は、直線半ばでセーフティリード。ワイド的中は確保の上、後続に目をやると、混戦の③着争いからもう1頭の軸馬アイアムハヤスギルが抜けてきて③着に浮上! ワイドダブルゲットです!!
馬場は稍重ぐらいを想定していたので、良まで乾いたことは誤算でしたが、それでも決着タイムは1分9秒9。水分はかなり残っていましたね。
ともあれ、9月に入ってようやくの初的中。この流れに乗っていかねば。
さて、今週は、中山&中京で土日月の3日間開催。日曜日にローズS、月曜日にセントライト記念と、トライアルの2重賞が組まれています。
セントライト記念は頭数少なめなので、ここはローズSで勝負。軸は2頭で、1頭目はリアアメリアです。過去10年、前走がオークスで掲示板内だった馬が[7.2.2.10](複勝率52.4%)と好走率が高く、該当馬がいた9年すべてで馬券絡み。今年はリアアメリア1頭だけなので、黙って買いでいいでしょう。デビュー2連勝後のG1・3戦は⑥⑩④着ともうひとつでしたが、夏休みでリフレッシュできていればここでも足りる器です。
2頭目はリリーピュアハートで。牝馬重賞でディープインパクト産駒がズラリと顔を揃える事態はもはや珍しくなく、このローズSでも、産駒デビュー以降の過去9年で[6.4.3.25]と幅を利かせています。その中でも、母父サドラーズウェルズ系の馬がタッチングスピーチ、シンハライト、カンタービレと3戦3勝で、しかも、3頭は7、1、5番人気でした。今年のディープインパクト産駒4頭のうち、母父がサドラーズウェルズ系なのはリリーピュアハートのみ(母父ガリレオ)。こちらも、買っておいて損はない1頭です。前走はオークス⑨着で、今回の出走馬の中ではリアアメリアに次ぐ着順でもありますしね。
というわけで、馬券は上記2頭から穴ぐさへのワイドを本線に、2頭軸の3連複も少々。2頭ともおそらく人気の一角で、ビッグリターンは期待薄ですが、その分、着実に仕留めたいところ。
そしてもう1本は、先週当たった中山ダ1200mから、月曜日の中山9R浦安特別(2勝クラス)を。このコースのレースは、未勝利戦も含めると3日間で8クラ組まれているんですが、特別競走はこれだけなので、狙ってみます。
メンバーを見ると、短距離戦なのに、先行馬が少ない組み合わせで、前残りの可能性が高そう。軸馬も前に行ける組の中から、まずはアストロブレイクを。ここまでキャリア6戦[2.3.1.0]と④着以下がない堅実な馬。2勝はいずれも逃げ切っていて、それも4馬身、2馬身半と、後続を離しています。ここもハナを切れれば、押し切る可能性は十分。時計面でやや見劣る感じもあるんですが、そこは3歳馬の成長力に期待します。
もう1頭はパラーティウムで。このコースの2勝クラスのレースは、年明けから先週まで11クラ行なわれていて、東西別の複勝率は、関東馬16.4%、関西馬34.6%と、明らかに西高東低を示しています。ここは関西馬が2頭出ていますが、先行タイプのこちらをチョイス。現級のダートでは、京都と阪神で6回走って④⑨②④⑧④着。今回、関東馬相手なら、もう一歩前進を見込んでいいでしょう。
馬券は、この2頭から穴ぐさへのワイドを本線に、もう1頭の関西馬であるガンケンを加えた3頭軸から穴ぐさに流す3連複も仕込んでおきます。
先週の的中により、回収率は70%が見えるところまでアップ。2週間後は早くも秋のG1が始まるので、まだまだ上げていきます! では、今週も頑張りましょう!!
2020年の長者馬券回収率67.4%