穴ぐさ長者への道
今週は特別競走の特注データを掘り返し、朝日岳特別と戎橋Sをロックオン!
文/藤山剣
夏の延長戦とも言える中山&中京の開催も終わり、今週からは東京&阪神&新潟の3場に。 今週のメインレースは、毎日王冠と京都大賞典。やはり、秋競馬はここからです。先週は堅い決着にやられましたが、今週こそはビシッと見極めて穴ぐさでひと儲けを決めます!!
今週の特注穴ぐさデータ
3場の各コースを精査し、穴ぐさ指名馬がいる可能性が高い特別競走に絞ってデータを掘り返したところ、浮上したのがこちら!
まず、新潟芝1200mの特別競走全体の穴ぐさは、複勝率22.4%(18年以降)と好調で、1勝クラス、3勝クラスだと、さらに数値がググッとアップ!
続いて、阪神芝1400mの特別競走の穴ぐさも、トータルでは複勝率22.2%(18年以降)と好調。下表をご覧いただければわかるように、クラス別に見ても、3勝クラスと重賞は、単複回収率も100%以上ですしね。
それらを踏まえて、今週はこちらをターゲットにします!
注目レース①
土曜 新潟12R
朝日岳特別
1勝クラス 芝1200mこのコースでは、日曜日に3勝クラスの北陸Sも組まれていて、迷うところですが、上の表にあるように1勝クラスのほうがサンプル数が多く、より信頼度が高いと見て、こちらで勝負。
18頭立てで、昇級馬が2頭、前走現級で掲示板内の馬が7頭と、実力伯仲の組み合わせ。非常に難解ですが、ここはデルマカンノンに頑張ってもらいましょう。
同馬は、芝1200mの良馬場は[1.2.2.1]で、唯一の着外も③着とクビ差の④着。近2走も②③着と堅実に走っており、このメンバーでは安定感が一枚上と見ます。
それを踏まえて、まず馬券はデルマカンノンから穴ぐさへのワイドを本線として3000円分(オッズに応じて振り分け)。
そして、ローカルは鞍上がより重要ということで、先週までの時点で25勝以上の騎手が乗る馬、イヴ(26勝・津村明秀騎手)、カレンヒメ(63勝・横山和生騎手)、ゲノム(71勝・吉田隼人騎手)、タイクーンバゴ(26勝・富田暁騎手)、ブラックアーシャ(30勝・秋山稔樹騎手)、リーガルマナー(54勝・鮫島克駿騎手)、ルミナスライン(30勝・丹内祐次騎手)の7頭をピックアップ。
この7頭を1頭目欄、デルマカンノンを2頭目欄、穴ぐさを3頭目欄に置いた3連複フォーメーションも仕込みます(各100円、買い目は最大21点)。
買い目
◆ワイド(3000円を振り分け)
[軸]…デルマカンノン
[相手]…穴ぐさ3頭
◆3連複フォーメーション(各100円)
[1頭目欄]…イヴ、カレンヒメ、ゲノム、タイクーンバゴ、ブラックアーシャ、リーガルマナー、ルミナスライン
[2頭目欄]…デルマカンノン
[3頭目欄]…穴ぐさ3頭
[軸]…デルマカンノン
[相手]…穴ぐさ3頭
◆3連複フォーメーション(各100円)
[1頭目欄]…イヴ、カレンヒメ、ゲノム、タイクーンバゴ、ブラックアーシャ、リーガルマナー、ルミナスライン
[2頭目欄]…デルマカンノン
[3頭目欄]…穴ぐさ3頭
注目レース②
日曜 阪神10R
戎橋S
3勝クラス 芝1400m ハンデ上の表2にあるように、阪神芝1400mの特別競走は、2勝クラス以外は好成績。今週は日曜日の戎橋S(3勝クラス)が該当するので、狙います。
こちらも朝日岳特別に負けず劣らずの好調なメンバーが集結し、しかもハンデ戦。悩むところですが、ハンデ重めの馬が実績通りの力を発揮すると見て、トップハンデ(56kg)の4頭のうち、前走で馬券圏内に入っているシャイニーロック、スマートクラージュ、ルプリュフォールの3頭から穴ぐさへの馬連で攻めてみます。上のデータを見ても、穴ぐさの連対率は20%近くありますからね。これを4000円分、オッズに応じて振り分けます。
そして、3頭を1&2頭目欄、穴ぐさを3頭目欄に置いた3連複フォーメーションも100円ずつ仕込んでおきます(最大9点)。
買い目
◆馬連(4000円を振り分け)
[軸]…シャイニーロック、スマートクラージュ、ルプリュフォール
[相手]…穴ぐさ3頭
◆3連複フォーメーション(各100円)
[1&2頭目欄]…シャイニーロック、スマートクラージュ、ルプリュフォール
[3頭目欄]…穴ぐさ3頭
[軸]…シャイニーロック、スマートクラージュ、ルプリュフォール
[相手]…穴ぐさ3頭
◆3連複フォーメーション(各100円)
[1&2頭目欄]…シャイニーロック、スマートクラージュ、ルプリュフォール
[3頭目欄]…穴ぐさ3頭
以上、今週はこの2クラにご注目! そして、先週はこんな結果でした。
注目レース①
土曜 阪神11R シリウスS
⇒的中なし
注目レース②
土曜 中山12R 外房S
⇒的中なし
両レースとも、上位3頭は5番人気以内が独占し、穴馬の出番なし。まさに、商売上がったりです…。人気は割れ加減だったにもかかわらず、そこに割り込むことができませんでした。
穴ぐさの最先着は、シリウスSが⑤着のサクラアリュール、外房Sが⑥着のガンケンと、あと一歩。とくにガンケンは、手応えよく4コーナーを回ってきたように見えたんですが、伸び切れず。穴ぐさのワイドカントが発走直前に競走除外となり、2700円分返還。それが唯一のリターンでした…。
お隣で連載中の「馬迷男の挑戦」がバンバン当ててるので、こちらも負けないように結果を出さなければ。では、今週も穴ぐさの動向にご期待ください!!