先週の穴ぐさは勝ち馬6頭と、突き抜けるケースが目立ちました。

特に強烈だったのが、土曜日の中京最終で穴ぐさに指名され①着となったセイレーンで、なんと単勝249.5倍!　しかも、②着にも穴ぐさのトランザクトが入ったので、穴ぐさに資金を集中していたユーザーさんは、笑いが止まらなかったことでしょう。

今週もそんな馬券のお手伝いができるよう、ナビゲートしたいと思います!!




穴ぐさ長者の独断査定

過去の穴ぐさ相性	★☆☆☆☆
過去のレース波乱度	★☆☆☆☆
今年の出走頭数	★★☆☆☆
今年の波乱期待度	★★☆☆☆

近4年の毎日杯の穴ぐさ

年	馬名	評価	人気	着順
2018年	穴ぐさ不在
2019年	オールイズウェル	A	8	6
	キングオブコージ	B	9	9
	セントウル	C	10	12
2020年	アーヴィンド	A	5	9
2021年	レヴェッツァ	B	6	5
	ダディーズビビッド	A	7	7

近4年とも上位3頭はすべて4番人気以内と、とにかく堅い毎日杯。少頭数となることも多いので、穴を狙うには少々ハードルが高いかもしれません。

今年も10頭立てで穴ぐさ不在の可能性が高そうではありますが、昇級馬も含めて前走好走馬が多い難解な一戦。普通に考えれば、まぎれてもおかしくないようにも見えます。

過去10年の6番人気以下の好走馬を見ると、前走の馬体重が480～498kgだった関東馬が[1.1.1.5](複勝率37.5%)。今年の該当馬はドゥラドーレスとホウオウプレミアの2頭だけ。人気薄かどうか微妙ですが、注目しておいて損はなさそうな2頭です。


穴ぐさ長者の独断査定

過去の穴ぐさ相性	★★★☆☆
過去のレース波乱度	★★☆☆☆
今年の出走頭数	★★★★★
今年の波乱期待度	★★★☆☆

近4年の日経賞の穴ぐさ

年	馬名	評価	人気	着順
2018年	チェスナットコート	C	7	2
	ソールインパクト	B	8	7
	ノーブルマーズ	A	9	8
2019年	ブラックバゴ	B	7	8
	チェスナットコート	C	9	9
	カフェブリッツ	A	8	10
2020年	アイスバブル	B	11	5
	ウインイクシード	A	8	8
	ポンデザール	C	10	9
2021年	ヒュミドール	C	8	4
	シークレットラン	A	9	10
	サトノルークス	B	11	13

過去4年の日経賞のうち、4番人気以内で上位を独占したのが2回。残る2回のうち、1回は穴ぐさ指名できているので、荒れさえすれば、といったところでしょう。

穴ぐさだった2018年のチェスナットコートを含め、近4年、6番人気以下で馬券圏内に好走した3頭は、いずれも年明けに何戦か消化してここに臨んでいた馬で、さらに前走が馬体減。今年のメンバーで該当するのは、アサマノイタズラ、ワイドエンペラーの2頭のみ。要警戒ですね。


穴ぐさ長者の独断査定

過去の穴ぐさ相性	★★☆☆☆
過去のレース波乱度	★★★★★
今年の出走頭数	★★★★★
今年の波乱期待度	★★★★★

近4年のマーチSの穴ぐさ

年	馬名	評価	人気	着順
2018年	コスモカナディアン	C	8	5
	ロンドンタウン	A	7	6
	サクラルコール	B	9	8
2019年	グレンツェント	A	9	7
	ジョーダンキング	C	6	8
	センチュリオン	B	10	9
2020年	コマビショウ	C	7	6
	ローズプリンスダム	A	11	11
	リアンヴェリテ	B	9	15
2021年	ナムラカメタロー	A	5	6
	デルマルーヴル	C	13	9
	マイネルユキツバキ	B	10	10

荒れるダート重賞として名高いマーチS。近4年の穴ぐさは⑤着までと苦戦傾向ではありますが、まともに決まらないことの多いレースなので、チャンスは十分あるんじゃないでしょうか。

過去10年の6番人気以下の傾向を探ってみると、前走から斤量増の関西馬が[1.2.1.10](複勝率28.6%)。単複ともに回収率180%程度あるので、狙う価値あり。該当するオメガレインボーとブルベアイリーデが穴ぐさに指名されれば、いいところはありそうです。


穴ぐさ長者の独断査定

過去の穴ぐさ相性	★★★☆☆
過去のレース波乱度	★★★★☆
今年の出走頭数	★★★★★
今年の波乱期待度	★★★★☆

近4年の高松宮記念の穴ぐさ

年	馬名	評価	人気	着順
2018年	ナックビーナス	B	10	3
	レーヌミノル	A	7	7
	シャイニングレイ	C	8	12
2019年	ティーハーフ	B	11	5
	デアレガーロ	C	8	7
	アレスバローズ	A	7	9
2020年	グルーヴィット	C	13	6
	セイウンコウセイ	B	6	7
	アウィルアウェイ	A	11	11
2021年	サウンドキアラ	C	7	6
	マルターズディオサ	B	9	8
	ダノンファンタジー	A	8	12

昨年こそ1～3番人気3頭の上位独占という超平穏決着でしたが、2019年の3連単449万馬券を筆頭に波乱も起きている高松宮記念。

近4年の穴ぐさの馬券圏内は、表のように1頭のみと、微妙な感じ。ただ、上述したように波乱は起きていて、今回もフルゲート。人気薄の激走があってもおかしくない状況です。

過去10年の6番人気以下で馬券に絡んだ馬を精査すると、前走はオーシャンSかシルクロードSのみ。それも②～⑤着だった馬が[1.2.2.23](複勝率17.9%)。前哨戦で掲示板内の馬が、本番で人気薄というのは意外な感じですが、2020年9番人気①着のモズスーパーフレア(前走シルクロードS④着)、2019年17番人気③着のショウナンアンセム(前走オーシャンS⑤着)など、人気の盲点となった馬が穴馬券の立役者となっています。

今年のメンバーでは、シャインガーネット(前走シルクロードS②着)とナランフレグ(前走オーシャンS②着)の2頭が該当。穴ぐさに抜擢されるようなら期待度アップですね。

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さらに、重賞以外で注目したいレースをピックアップ!



穴ぐさ長者の独断査定

過去の穴ぐさ相性	★★★★★
過去のレース波乱度	★★★★☆
今回の出走頭数	★★★★★
今回の波乱期待度	★★★★☆

毎度おなじみ中山ダート1200mから、今週は春風Sを。このコースの3勝クラスの穴ぐさは[6.8.4.65](複勝率21.7%)で、単勝回収率216%、複勝回収率134%という好数値。

この中で、 8 枠だと[0.3.0.4]と、①着はないものの、ハイアベレージで馬券絡みを果たしているので、ピンク帽の穴ぐさがいれば最優先でチェックしましょう。さらに加えるなら母父ブライアンズタイムの馬は[1.1.0.3]。該当するスリーピートとロイヤルバローズも気にしておいていい馬ですね。


穴ぐさ長者の独断査定

過去の穴ぐさ相性	★★★★★
過去のレース波乱度	★★★★☆
今回の出走頭数	★★★★★
今回の波乱期待度	★★★★★

このコースのOP特別の穴ぐさは[3.2.3.27](複勝率22.9%)。同条件の昨年5月の栗東Sは、穴ぐさのダブル激走が発生。得意コースといっていいでしょう。

好走パターンを探ってみると、前走がダート1400mで⑦～⑨着だった馬が[1.0.2.1]。今年の該当馬はトウカイエトワールだけなので、お忘れなきよう。


穴ぐさ長者の独断査定

過去の穴ぐさ相性	★★★★★
過去のレース波乱度	★★★★☆
今回の出走頭数	★★★★☆
今回の波乱期待度	★★★★☆

最終レースが中山芝1200mの2勝クラスだった場合の穴ぐさは[4.3.6.46](複勝率22.0%)。ここは13頭立てと頭数もお手頃で、買いやすいんじゃないでしょうか。

好走した穴ぐさをさらにふるいにかけると、 1 ～ 3 枠に入った場合が[1.3.4.14](複勝率36.4%)。同じ中山の1200mでも、穴ぐさの得意ゾーンは芝とダートで逆の傾向が出ています。

穴ぐさのチェック時に、枠順にも留意しておくと高配当が転がり込んでくるかもしれません。

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先週の日曜日の中山最終で、当コーナーで推奨したジャスパーゴールドが①着に入りました!　根拠のひとつでもあった外枠ではなかったのでどうかと思いましたが、2年目の松本大輝騎手がうまいこと導いてくれましたね。

報告掲示板にも、バグバグさんより「中山最終R穴ぐさ長者で推奨しているジャスパーゴールドを信じて馬連ワイドゲット!!明日も楽しみです＼(^_^)／」と、コメントをいただきうれしい限りです。

重賞以外でピックアップしているレースは、穴ぐさ自体の相性がいいところをみつくろっているので、推奨馬や理由と多少ズレようとも、注目していただけると幸いです。では、今週も馬券生活頑張りましょう!!

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