【穴ぐさをより活用するためにデータを深堀り!】
穴ぐさ長者への道
ついに出た! マーメイドSは長者の独断査定オール★★★★★! ユニコーンSも穴ぐさの相性は上々!!
文/藤山剣
先週は、日曜日の2重賞で穴ぐさが激走!
エプソムCは8番人気のガロアクリークが②着、函館スプリントSは7番人気のジュビリーヘッドが②着、13番人気のタイセイアベニールが③着とダブル激走で、高配当をもたらしてくれました。
特に函館スプリントSは、勝ったのが1番人気のナムラクレアでしたので、ここを絡めた馬券は穴ぐさファンであれば比較的イージーだったかもしれません。
今週もそんな高配当ゲットの一助となるよう、穴ぐさをナビゲートしていきます!
※本文中の穴ぐさの集計データは、特に記載がない場合は2018年以降、2022年6月12日終了時点のものです。
今週の重賞チェック
6月19日(日)
マーメイドS(G3)
阪神芝2000m ハンデ
阪神芝2000m ハンデ
穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 | ★★★★★ |
過去のレース波乱度 | ★★★★★ |
今年の出走頭数 | ★★★★★ |
今年の波乱期待度 | ★★★★★ |
近4年のマーメイドSの穴ぐさ
年 | 馬名 | 評価 | 人気 | 着順 |
---|---|---|---|---|
2018年 | アンドリエッテ | B | 10 | 1 |
エマノン | C | 7 | 8 | |
フェイズベロシティ | A | 12 | 10 | |
2019年 | サラス | A | 7 | 1 |
サンティール | B | 11 | 9 | |
アドラータ | C | 13 | 12 | |
2020年 | サマーセント | B | 7 | 1 |
マルシュロレーヌ | C | 13 | 6 | |
リンディーホップ | A | 11 | 12 | |
2021年 | クラヴェル | B | 5 | 2 |
レッドベルディエス | C | 11 | 10 | |
カセドラルベル | A | 7 | 12 |
とにかく荒れるのが牝馬限定のハンデ重賞。当然、穴ぐさの出番は増えるわけで、上表のように近4年のうち、3年で勝ち馬、残る1年も②着馬を指名できています。
これら穴ぐさ指名馬も含め、過去10年の6番人気以下を精査すると、前走の条件級(3勝クラス以下)を馬体重440~480kgで③着以内だった関西馬が[3.2.1.2](複勝率75.0%)。
今年の該当馬はキムケンドリームのみ。前走がダートですが、芝でも勝ちクラはある(2019年10月13日の京都5R・新馬戦)ので、52kgの軽ハンデを活かしてどこまでやれますか。
6月19日(日)
ユニコーンS(G3)
東京ダート1600m
東京ダート1600m
穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 | ★★★★☆ |
過去のレース波乱度 | ★★★★☆ |
今回の出走頭数 | ★★★★★ |
今回の波乱期待度 | ★★★★☆ |
近4年のユニコーンSの穴ぐさ
年 | 馬名 | 評価 | 人気 | 着順 |
---|---|---|---|---|
2018年 | エングローサー | A | 7 | 3 |
ホウショウナウ | B | 10 | 4 | |
ダンケシェーン | C | 11 | 12 | |
2019年 | ダンツキャッスル | A | 6 | 3 |
エルモンストロ | C | 10 | 5 | |
ニューモニュメント | B | 7 | 10 | |
2020年 | フルフラット | A | 6 | 6 |
サンライズホープ | C | 9 | 8 | |
メイショウベンガル | B | 7 | 10 | |
2021年 | スマッシャー | A | 7 | 1 |
ティアップリオン | C | 9 | 7 | |
カレンロマチェンコ | B | 8 | 15 |
今年のユニコーンSはJRAのOPクラスで③着以内がある馬が7頭と、明日のダート界を背負っていきそうな馬たちが揃った一戦に。
穴ぐさは、近4年で3頭が馬券圏内と相性は上々です。しかも、最先着はすべて「A評価」ですから、期待していいんじゃないでしょうか。
過去10年、6番人気以下の馬のデータをチェックすると、前走が国内で馬体重が470~480kgだった関西馬が[1.0.2.2](複勝率60.0%)と好成績。該当するのはジュタロウ、ハセドン、リメイク、ロードジャスティスの4頭。3連勝中のハセドンとリメイクは人気になりそうですが、この中から穴ぐさ指名が出れば面白そう。
さらに、重賞以外で注目したいレースをピックアップ!
今週の穴ぐさ特選レース
6月18日(土) 阪神5R
新馬
芝1600m外
芝1600m外
穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 | ★★★★☆ |
過去のレース波乱度 | ★★★★☆ |
今回の出走頭数 | ★★★☆☆ |
今回の波乱期待度 | ★★★★☆ |
このコースの新馬戦の穴ぐさは[2.3.3.25](複勝率24.2%)となかなかのパフォーマンスを見せています。
該当穴ぐさを精査するとエピファネイア産駒が[1.2.0.1]と絶好調で、このレースではダンツクリスタルがエントリーしています。12頭立てで穴ぐさ不在の可能性もありますが、注目しておいてもいい1頭です。
6月19日(日) 函館10R
檜山特別(2勝クラス)
ダート1700m ハンデ
ダート1700m ハンデ
穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 | ★★★★☆ |
過去のレース波乱度 | ★★★★☆ |
今回の出走頭数 | ★★★★☆ |
今回の波乱期待度 | ★★★★★ |
このコースの2~3勝クラスのハンデ戦の穴ぐさは[1.3.1.13](複勝率27.8%)。OP特別は振るわないんですが、条件戦では大奮闘中。
対象となる穴ぐさを深掘りすると、斤量が前走から3kg以上減った関東馬が[0.2.1.3]。半数が馬券圏内に好走しています。ここで該当するのはコスモセイリュウ1頭だけ。昨年の③着馬で前走も④着ですから、まったくの人気薄というわけにはいかないでしょうが、穴ぐさ指名があるかどうか。
6月19日(日) 東京12R
1勝クラス
ダート1400m
ダート1400m
穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 | ★★★★★ |
過去のレース波乱度 | ★★★★☆ |
今回の出走頭数 | ★★★★★ |
今回の波乱期待度 | ★★★★☆ |
最終レースが東京ダート1400mだったときの穴ぐさは、今年に入って[2.1.2.13](複勝率27.8%)と好調、6クラ中4クラ(ダブル激走1回含む)で馬券圏内を記録しています。先週の土曜日も6番人気のゼンカイテンが勝利と、いい流れが継続中。
該当穴ぐさを精査すると、前走の馬体重が504kg以上だった牡セン馬が[0.1.1.1]で、今回のメンバーでは、ヒシハルク、マイネルシトラス、レイデルマールの3頭がマッチします。上位食い込みなるか、ご注目。
先週の特選レースは、日曜日の東京最終・1勝クラスで穴ぐさのミッキーハローが13番人気で②着に激走してくれました。こちらは長者推奨馬でもあったので、うれしさ倍増の結果でした。
あと、穴ぐさには指名されなかったものの、日曜日の函館最終で、推奨馬のアポロリリー(13番人気)が③着。ゴール前で、穴ぐさのゲットアップ(④着)と接戦となって心中は複雑でしたが、穴ぐさ報告掲示板に「穴ぐさ長者への道でピックアップされたアポロリリーが3着激走で獲れました」といった旨の書き込みがあったので、参考にして的中されたユーザーさんがいるならなによりです。
メインはもちろん穴ぐさ馬なんですが、当コーナーの推奨馬も「裏穴ぐさ」的にお楽しみいただければ幸いです。
では、今週も馬券生活頑張りましょう!!
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