先週の穴ぐさは、重賞では札幌記念のウインマリリンが③着に好走!　やや人気サイド(5番人気)ではありましたが、勝ったジャックドールが3番人気、②着のパンサラッサが2番人気と、上位人気馬と一緒に来たので、穴ぐさファンにとっては、比較的当てやすかったかもしれません。

重賞以外では、ダブル激走2本を含めて[3.1.3.35](複勝率20.0%)の小倉の穴ぐさが好調でした。馬券を的中された方、おめでとうございます!!

今週も、美味しいところをピックアップしてナビゲートしますので、お付き合いください。




穴ぐさ長者の独断査定

過去の穴ぐさ相性	★★★★☆
過去のレース波乱度	★★★★☆
今回の出走頭数	★★★★★
今回の波乱期待度	★★★★★

近4年のキーンランドCの穴ぐさ

年	馬名	評価	人気	着順
2018年	ペイシャフェリシタ	C	9	3
	デアレガーロ	A	7	8
	キングハート	B	11	15
2019年	ナックビーナス	B	4	5
	ハッピーアワー	C	8	10
	カイザーメランジェ	A	10	12
2020年	エイティーンガール	B	5	1
	カッパツハッチ	C	12	13
	イベリス	A	10	14
2021年	マイネルアルケミー	A	11	6
	タイセイアベニール	C	8	9
	ジョーアラビカ	B	13	11

過去10年で、上位3頭とも6番人気以内だったことが5回、残りの5回のうち3連単9万円以上が4回と、堅いか波乱か極端な結果となっているキーンランドC。

今年は実力伯仲のメンバーが揃ってフルゲートの16頭立て。まともに決まる可能性は低そうに見えるので、穴ぐさの出番はあるんじゃないでしょうか。

過去10年の6番人気以下を精査してみると、前走で掲示板外だった5～6歳の牝馬が[0.2.3.6](複勝率45.5%)と好成績。今年のメンバーでは、エイティーンガール、メイショウミモザの2頭がマッチするので、ご注目。


穴ぐさ長者の独断査定

過去の穴ぐさ相性	★★☆☆☆
過去のレース波乱度	★☆☆☆☆
今回の出走頭数	★★★☆☆
今回の波乱期待度	★★☆☆☆

近4年の新潟2歳Sの穴ぐさ

年	馬名	評価	人気	着順
2018年	スティルネス	B	8	3
	エイカイキャロル	A	7	10
2019年	クリアサウンド	C	7	4
	ウインカーネリアン	B	6	7
	グランチェイサー	A	10	16
2020年	セイウンダイモス	C	9	6
	ハヴァス	A	7	9
	ジュラメント	B	8	10
2021年	キミワクイーン	C	8	6
	クラウンドマジック	A	7	10
	サイード	B	10	12

過去の3連単配当を見ると、2015年に26万馬券が出て以降、毎年下がり続けていて、ここ2年は出走頭数も少なめだったこともあり、上位人気3頭が③着以内を独占し万馬券未満。とにかく堅いレースです。

穴が出ないので、穴ぐさの存在感も薄くなりがち。上表にあるように、2018年に穴ぐさのスティルネスが8番人気③着に入っていて、この時が今年と同じ11頭立てで、連対馬2頭は1＆2番人気でした。ハマるとしたらこのパターンでしょうか。まあでも、穴狙いの方はキーンランドCに資金を集中したほうがいいのかも。

それでも狙いたい方には、こんなデータをご紹介。過去10年、ノーザンファームの生産馬のトータル成績が[2.5.2.13](複勝率40.9%)で、今年はアイスグリーン1頭だけなんです。ここを取っ掛かりにした馬券なら、現実的ではないでしょうか。

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さらに、重賞以外で注目したいレースをピックアップ!



穴ぐさ長者の独断査定

過去の穴ぐさ相性	★★★★☆
過去のレース波乱度	★★★★☆
今回の出走頭数	★★★★★
今回の波乱期待度	★★★★★

このコースの2勝クラスの穴ぐさは[3.8.6.51](複勝率25.0%)。騎手招待競走･WASJの第3戦ということで、各騎手も前日のポイントを踏まえて、渾身の騎乗を見せてくれるはず。そうなると、穴馬台頭のチャンスが高まるのではないかと。

対象の穴ぐさを精査すると、前走で東京･中山･中京で走っていた馬が[2.0.3.5](複勝率50.0%)と好成績。今回のメンバーでは、ユウゲンのみ。他の穴ぐさも含めて要注目です。


穴ぐさ長者の独断査定

過去の穴ぐさ相性	★★★★☆
過去のレース波乱度	★★★☆☆
今回の出走頭数	★★★★★
今回の波乱期待度	★★★★★

近4年の朱鷺Sの穴ぐさ最先着は③⑤②⑤着と、相性は良好。⑤着の2頭は、いずれも③着とは0秒1差と、惜しいところまで迫っています。

馬券圏内に好走した2頭は、いずれも7歳牡馬。今回のメンバーで該当するのはエントシャイデンだけで、他に7歳は、牝馬のアンコールプリュとセン馬のルッジェーロのみ。ベテラン馬が穴ぐさに指名されるようなら、一発があるかも。


穴ぐさ長者の独断査定

過去の穴ぐさ相性	★★★★☆
過去のレース波乱度	★★★★☆
今回の出走頭数	★★★☆☆
今回の波乱期待度	★★★★☆

今年の7月16日から先週までのこのコースの穴ぐさは、[4.0.7.31](複勝率26.2%)。土曜日のひまわり賞も同コースですが、そちらは九州産馬限定とやや特殊な一戦。このレースのほうが攻めやすそうなので、ピックアップしました。

対象となる穴ぐさに騎乗し、馬券に絡んだことのある騎手は10名いながらも、このレースに参戦しているのがシーズザデイの富田暁騎手とデルマヤクシの高倉稜騎手だけ。11頭立てなので穴ぐさ不在の可能性もありそうですが、この2頭が穴ぐさ指名されるなら、要チェックです。

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先週の「穴ぐさ特選レース」は、2週前と同様に3クラのうち2クラで穴ぐさが存在し、いずれも③着以内なし…。噛み合わない感じが続いていますが、夏競馬も残り2週。いい思い出を残せるよう、今週も馬券生活頑張りましょう!!

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