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【穴ぐさをより活用するためにデータを深堀り!】
穴ぐさ長者への道

東海Sは穴ぐさピント◎! 今年も荒れさえすれば期待大!?

文/藤山剣


先週の重賞穴ぐさは、土曜日愛知杯で7番人気のアイコンテーラーが②着に奮闘! 前後が1&2番人気だったので、馬連などの連勝式で拾えたユーザーさんも多かったことでしょう。

アイコンテーラーは、4走前から2走前の3戦で穴ぐさ指名ながら馬券圏外。前走の中日新聞杯でノーマークにすると③着(10番人気)に走られるというツンデレな馬でした。この愛知杯では、ようやく仕留められてひと安心といったところでしたかね。

今週も、穴ぐさの動向をナビゲートしますので、お付き合いください。

※本文中の穴ぐさの集計データは、特に記載がない場合は2018年以降、2023年1月15日終了時点のものです。

 今週の重賞チェック

 1月22日(日)
 東海S(G2)
  中京ダート1800m

穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 ★★★★★
過去のレース波乱度 ★★★★
今回の出走頭数 ★★★★★
今回の波乱期待度 ★★★★

近5年の東海Sの穴ぐさ
馬名 評価 人気 着順
2018年 コスモカナディアン A 13 2
モルトベーネ C 6 3
シャイニービーム B 11 15
2019年 コスモカナディアン B 6 4
マイネルバサラ A 9 11
モルトベーネ C 11 13
2020年 ヒストリーメイカー C 8 6
モズアトラクション A 7 8
コマビショウ B 9 10
2021年 アナザートゥルース A 7 2
デュードヴァン B 8 4
ロードアクシス C 10 15
2022年 スワーヴアラミス A 7 1
プリティーチャンス B 13 6
ゲンパチルシファー C 11 7

穴ぐさは近5年のうち3年(ダブル1回含む)で馬券圏内に入っている東海S。そのうちA評価の馬が3頭ですから、ピントも合っています。2019年と2020年はガチガチの結果だったので、荒れさえすればきっちり決められているレースです。

過去10年の6番人気以下を精査したところ、これといった有力な共通項は見当たりませんでした。強いて挙げるなら、前走4着馬[0.2.1.5](複勝率37.5%)といったところでしょうか。該当馬はアイアンバローズデルマルーヴルの2頭。

まあ、穴ぐさの相性がかなり良いレースなので、ここはシンプルに穴ぐさを信じて馬券を組み立てるのが賢明だと思います。

 1月22日(日)
 AJCC(G2)
  中山芝2200m

穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 ★★☆☆☆
過去のレース波乱度 ★★★★
今回の出走頭数 ★★★☆☆
今回の波乱期待度 ★★★☆☆

近5年のAJCCの穴ぐさ
馬名 評価 人気 着順
2018年 穴ぐさなし
2019年 ショウナンバッハ B 9 7
ステイインシアトル C 6 8
ミライヘノツバサ A 8 10
2020年 サトノクロニクル B 8 5
ウラヌスチャーム A 7 7
グローブシアター C 9 11
2021年 タガノディアマンテ C 8 9
サンアップルトン B 9 10
ジェネラーレウーノ A 10 15
2022年 スマイル C 8 8
ラストドラフト A 5 10
アンティシペイト B 6 11

東海Sに比べて穴ぐさのパフォーマンスが今ひとつなのがこちら。たしかに堅い決着の年もあったものの、掲示板内も1頭だけですから、苦手なレースと言わざるをえません。

過去10年の6番人気以下を精査すると、前走が重賞で4番人気以下で、さらに今回 4枠  7枠 だった馬[2.1.3.9](複勝率40.0%)。ややオカルトっぽいデータではありますが、該当馬がいた6年すべてで馬券圏内に入っているので、そう捨てたものでもないかと。

今年のメンバーのうち、前走が重賞4番人気以下だった馬は10頭と多いので、 4枠  7枠 に入る馬はきっといるはずですから、穴ぐさとともにご注目していただければ。



さらに、重賞以外で注目したいレースをピックアップ!

 今週の穴ぐさ特選レース

 1月21日(土) 中山12R
  1勝クラス
  芝2200m

穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 ★★★★★
過去のレース波乱度 ★★★★
今回の出走頭数 ★★★★
今回の波乱期待度 ★★★★★

このコースの1勝クラスの穴ぐさは[3.4.3.29](複勝率25.6%)。上で紹介したAJCCと同コースですが、穴ぐさの成績は1勝クラスのほうが良好。

対象の穴ぐさを精査すると、サンデーサイレンス系×母父ミスタープロスペクター系(キングマンボ系を含む)の配合馬[0.3.0.4](複勝率42.9%)。該当馬はザスリーサーティハイエスティームビヨンドザリミットの3頭。穴ぐさ指名があれば、注視したいところです。

 1月22日(日) 小倉10R
  海の中道特別(2勝クラス)
  芝2600m

穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 ★★★★★
過去のレース波乱度 ★★★★
今回の出走頭数 ★★★★
今回の波乱期待度 ★★★★

このコースの穴ぐさは[5.9.8.73](複勝率23.2%)。先週の帆柱山特別(1勝クラス)でもフィレンツェが10番人気で勝利したように、ローカルの長丁場は穴ぐさの期待大です。

該当の穴ぐさを精査すると、関東所属騎手が騎乗した関東馬で、前走が芝2000m以上だった馬[2.1.1.6](複勝率40.0%)。これにマッチするのはシーグラスマイネルメサイアの2頭だけなので、穴ぐさ指名があるかどうかご注目ください。

 1月22日(日) 中山10R
  江戸川S(3勝クラス)
  ダート1200m

穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 ★★★★★
過去のレース波乱度 ★★★★★
今回の出走頭数 ★★★★★
今回の波乱期待度 ★★★★

このコースの3勝クラスの穴ぐさは[7.10.4.80](複勝率20.8%)。昨年12月以降、3戦連続馬券圏外となっていますが、トータルではまだまだ高水準なので、ピックアップしておきます。

狙いは、過去にもたびたびプッシュしてきた 8枠 です。ピンク帽のときは[1.4.0.5]と半数が馬券に絡んでいます。あと、馬番1番[0.1.2.4](複勝率42.9%)。内か外か、両端に穴ぐさが入ったときは、お見逃しなきよう。



先週推奨した「穴ぐさ特選レース」3クラの中では、上でも触れたように、土曜日小倉の帆柱山特別で穴ぐさのフィレンツェが10番人気で勝利! 芝・ダート問わず、ローカルの長距離戦は、穴ぐさの稼ぎどころでもありますので、日曜日海の中道特別も注目の一戦。3場開催は忙しいですが、チャンスも広がるので楽しいですね。

では、今週も馬券生活頑張りましょう!!



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