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【穴ぐさをより活用するためにデータを深堀り!】
穴ぐさ長者への道

先週はオーシャンSで穴ぐさのディヴィナシオンが15番人気②着の大激走!! 今週も穴ぐさ的注目重賞が!?

文/藤山剣


先週の重賞穴ぐさは、土曜日のチューリップ賞では7番人気のモズメイメイが①着、オーシャンSでも15番人気(単勝154.7倍!)のディヴィナシオンが②着と奮闘!!

ディヴィナシオンは、今回で3戦連続の穴ぐさ指名でしたが、その前の2戦は⑥⑬着。それでもめげずに推したのが好結果につながりましたね。

今週からは中山&阪神&中京の3場開催となり、穴馬を狙うチャンスも増加。可能性が高そうなレースをナビゲートしていきますので、チェックしてみてください。

※本文中の穴ぐさの集計データは、特に記載がない場合は2018年以降、2023年3月5日終了時点のものです。

 今週の重賞チェック

 3月11日(土)
 中山牝馬S(G3)
  中山芝1800m 牝馬限定 ハンデ 

穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 ★★☆☆☆
過去のレース波乱度 ★★★★★
今回の出走頭数 ★★★★★
今回の波乱期待度 ★★★★

近5年の中山牝馬Sの穴ぐさ
馬名 評価 人気 着順
2018年 ゲッカコウ C 10 6
キンショーユキヒメ A 8 7
ワンブレスアウェイ B 4 11
2019年 フローレスマジック A 7 5
レイホーロマンス C 13 8
ランドネ B 6 13
2020年 レイホーロマンス A 9 5
フィリアプーラ C 6 10
ゴージャスランチ B 10 13
2021年 ロザムール B 5 2
ロフティフレーズ C 15 11
アブレイズ A 10 12
2022年 シングフォーユー A 4 11
シャムロックヒル C 11 12
ロザムール B 14 13

昨年はふた桁人気がワンツーを決め3連単173万馬券の大波乱だった中山牝馬S。それも含めて、近4年連続で3連単は10万オーバーですから、牝馬限定のハンデ戦らしい暴れっぷり。

その割に、穴ぐさの馬券圏内は5年で1頭だけですが、それだけ手に負えない人気薄が突っ込んでいる証ともいえます。今年も、上下7キロのハンデ幅があり、まともに決まる可能性は低そう。

過去10年の6番人気以下を精査すると、5歳の関西馬が、近3年連続で馬券絡みを果たしています。今年はイリマシャーレイポピーの2頭なので、ご注目ください。

 3月12日(日)
 金鯱賞(G2)
  中京芝2000m

穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 ★★★☆☆
過去のレース波乱度 ★★★★
今回の出走頭数 ★★★☆☆
今回の波乱期待度 ★★★☆☆

近5年の金鯱賞の穴ぐさ
馬名 評価 人気 着順
2018年 穴ぐさなし
2019年 ムイトオブリガード C 9 7
モズカッチャン B 7 9
タニノフランケル A 8 10
2020年 サトノソルタス A 8 2
ダイワキャグニー B 6 3
ケイデンスコール C 10 7
2021年 サンレイポケット A 7 6
ペルシアンナイト B 8 8
ジナンボー C 9 9
2022年 ランブリングアレー C 10 9
ステラリア A 6 11
シャドウディーヴァ B 7 12

大阪杯を見据える芝2000mのG2ですが、G1馬はポタジェのみと、やや小粒なメンバー構成。

この時期に行われるようになった2017年以降の6番人気以下を精査すると、前走がOP特別(リステッド)だった6歳以下の馬[1.0.3.3](複勝率57.1%)ディープモンスターヤマニンサルバムの2頭が該当するので、穴ぐさ指名があればさらに楽しめそう。

 3月12日(日)
 フィリーズレビュー(G2)
  阪神芝1400m 

穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 ★★★★
過去のレース波乱度 ★★★★
今回の出走頭数 ★★★★★
今回の波乱期待度 ★★★★★

近5年のフィリーズレビューの穴ぐさ
馬名 評価 人気 着順
2018年 リバティハイツ C 8 1
アリア B 11 12
コーディエライト A 7 15
2019年 イベリス B 9 4
エイティーンガール A 7 9
ココフィーユ C 10 17
2020年 ナイントゥファイブ C 12 3
クーファイザナミ A 10 14
ソーユーフォリア B 9 15
2021年 シゲルピンクルビー B 8 1
ミニーアイル C 11 3
エイシンヒテン A 4 11
2022年 ブッシュガーデン C 12 6
アドヴァイス B 9 8
サウンドクレア A 10 14

フルゲート18頭のうち、1勝クラスの馬が半数の9頭。その馬たちは③着までに入って権利を得ないと桜花賞の出走が難しくなるだけに、激戦必至。

穴ぐさは、近5年で4頭が馬券圏内と相性は上々ながら、そのうち3頭がC評価ですから、やはり難しいレースであることは否めません。そのあたりは注意して臨みたいところですね。

過去10年の6番人気以下を精査すると、前走が芝1400~1600mの1勝クラスで5番人気以内だった馬[2.1.2.10](複勝率33.3%)。該当馬は、サラサハウプリティポリーフォリアの2頭のみ。波乱の立役者になれるか。



さらに、重賞以外で注目したいレースをピックアップ!

 今週の穴ぐさ特選レース

 3月11日(土) 10R
  恋路ケ浜特別(2勝クラス)
  芝2000m

穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 ★★★★★
過去のレース波乱度 ★★★★
今回の出走頭数 ★★☆☆☆
今回の波乱期待度 ★★★★

このコースの2勝クラスの穴ぐさは[3.5.4.37](複勝率24.5%)。ちなみに、10頭立てに絞っても[1.1.1.8](複勝率27.3%)ですから、チャンスは十分だと思います。

 3月12日(日) 中山10R
  東風S(L)
  芝1600m

穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 ★★★☆☆
過去のレース波乱度 ★★★★
今回の出走頭数 ★★★☆☆
今回の波乱期待度 ★★★★★

東風Sは、2019年にリステッド競走となって以降、1番人気が⑥⑩⑥⑤着と不発続き。一方で、穴ぐさの最先着は⑤⑤④②着と善戦しています。

ここは成績が不安定なメンバーが揃った感じがするので、頭数少なめでも穴ぐさの出番はあるはず。

 3月12日(日) 中山12R
  1勝クラス
  ダート1200m

穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 ★★★★★
過去のレース波乱度 ★★★★
今回の出走頭数 ★★★★★
今回の波乱期待度 ★★★★★

このコースの最終の穴ぐさは、[7.13.18.150](複勝率20.2%)。先週も日曜日の中山最終で穴ぐさのが③着に激走し、昨秋以降、7クラ中6クラで③着以内に入っています(残る1クラも④着)。

今週の最後のレースですから、気分良く月曜日を迎えるためにも、穴ぐさでビシッと締めたいところですね。



先週の「穴ぐさ特選レース」3本は、上でも触れたように日曜日の中山12R(ダート1200m)で7番人気のブルーダイヤカフェ③着に激走! なんとか1本結果を出すことができました。

それよりも、日曜日の阪神10R戎橋Sを推しきれなかったのが痛恨(穴ぐさが①&③着のダブル激走。ゲットされた方、おめでとうございます!!)。好相性の条件だったので、早い段階で候補に挙げていたんですが、10頭立てになって、しかも好調馬が多かったため、見送ってしまったんですよね…。

そんなこともあり、今週は頭数少なめのレースでも、ひるまずプッシュしてみましたがどうなりますか。ご参考にしていただければ。では、穴ぐさ馬券生活、頑張りましょう!!



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