【穴ぐさをより活用するためにデータを深堀り!】
穴ぐさ長者への道
今週の最注目重賞は近2年で穴ぐさが好走中の福島牝馬S!
文/藤山剣
先週の重賞の穴ぐさは、馬券圏内なし。アーリントンCが5、4、2番人気、アンタレスSが1、4、2番人気、皐月賞が2、5、1番人気と、3クラとも5番人気以内が③着までを固める平穏な決着でしたから、穴馬の出る幕がありませんでした。
今週はG1がひと休みながらも、5月のビッグタイトルを見据えた前哨戦が3本。その他、おすすめのレースも紹介しますので、最後までお付き合いください。
※本文中の穴ぐさの集計データは、特に記載がない場合は2018年以降、2023年4月16日終了時点のものです。
今週の重賞チェック
4月22日(土)
福島牝馬S(G3)
福島芝1800m
福島芝1800m
穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 | ★★★★☆ |
過去のレース波乱度 | ★★★★☆ |
今回の出走頭数 | ★★★★★ |
今回の波乱期待度 | ★★★★★ |
近5年の福島牝馬Sの穴ぐさ
年 | 馬名 | 評価 | 人気 | 着順 |
---|---|---|---|---|
2018年 | ワンブレスアウェイ | B | 6 | 6 |
ブラックオニキス | C | 8 | 8 | |
ゲッカコウ | A | 5 | 9 | |
2019年 | 穴ぐさなし | |||
2020年 | カリビアンゴールド | A | 5 | 4 |
レッドアネモス | B | 9 | 6 | |
マルシュロレーヌ | C | 8 | 9 | |
2021年 | サンクテュエール | C | 10 | 3 |
ムジカ | B | 6 | 5 | |
クラヴァシュドール | A | - | 取消 | |
2022年 | サトノダムゼル | B | 5 | 3 |
サンクテュエール | A | 11 | 13 | |
ロザムール | C | 10 | 16 |
5月14日のヴィクトリアマイルも見据える牝馬重賞。近2年連続で穴ぐさは馬券圏内に入っており、好相性のレースです。
穴ぐさの候補となりうる6番人気以下の、過去10年を精査すると、前走が1600mか2000mのG3だった馬が[1.0.3.4](複勝率50.0%)。今年の該当馬はエリカヴィータ、ステラリア、ホウオウイクセル、ミスニューヨークの4頭。どんな走りを見せてくれるでしょうか。
4月23日(日)
マイラーズC(G2)
京都芝1600m
京都芝1600m
穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 | ★★☆☆☆ |
過去のレース波乱度 | ★★★☆☆ |
今回の出走頭数 | ★★★★★ |
今回の波乱期待度 | ★★★☆☆ |
近5年のマイラーズCの穴ぐさ
年 | 馬名 | 評価 | 人気 | 着順 |
---|---|---|---|---|
2018年 | ベルキャニオン | C | 10 | 5 |
グァンチャーレ | A | 8 | 6 | |
ダッシングブレイズ | B | 7 | 8 | |
2019年 | 穴ぐさなし | |||
2020年 | ベステンダンク | A | 7 | 2 |
ランスオブプラーナ | B | 6 | 7 | |
ブラックムーン | C | 5 | 8 | |
2021年 | ラセット | A | 5 | 11 |
ルフトシュトローム | B | 8 | 13 | |
パンサラッサ | C | - | 除外 | |
2022年 | シュリ | B | 10 | 12 |
ダイワキャグニー | C | 9 | 13 | |
ヴィクティファルス | A | 8 | 14 |
マイラーズCの穴ぐさは、近5年では1頭しか馬券絡みがないんですが、今回は新装・京都で初めて行われる重賞。これをきっかけに流れを変えたいところです。
過去10年の6番人気以下を精査すると、前走が重賞以外の芝のマイル戦で連対していた馬が[2.1.0.6](複勝率33.3%)。該当馬はキングエルメス、サヴァ、ジャスティンスカイの3頭。穴ぐさ指名があればチャンス拡大ですね。
4月23日(日)
フローラS(G2)
東京芝2000m
東京芝2000m
穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 | ★★☆☆☆ |
過去のレース波乱度 | ★★★★☆ |
今回の出走頭数 | ★★★★★ |
今回の波乱期待度 | ★★★★★ |
近5年のフローラSの穴ぐさ
年 | 馬名 | 評価 | 人気 | 着順 |
---|---|---|---|---|
2018年 | ウスベニノキミ | C | 8 | 6 |
ヴェロニカグレース | B | 11 | 8 | |
ノーブルカリナン | A | 7 | 11 | |
2019年 | ペレ | C | 8 | 6 |
フォークテイル | B | 5 | 11 | |
エトワール | A | 10 | 15 | |
2020年 | ショウナンハレルヤ | B | 7 | 4 |
ルトロヴァイユ | C | 14 | 8 | |
ヴォリアーモ | A | 8 | 10 | |
2021年 | ウインアグライア | A | 7 | 5 |
オメガロマンス | C | 10 | 14 | |
ジェニーアムレット | B | 8 | 16 | |
2022年 | シンシアウィッシュ | B | 9 | 3 |
ホウオウバニラ | A | 7 | 7 | |
キタサンシュガー | C | 8 | 8 |
1番人気馬が4年連続で⑤着以下と、一筋縄ではいかないフローラS。そんな荒れるレースではありながら、穴ぐさの馬券圏内はここ5年で1頭と、ハードルは高め。
過去10年の6番人気以下を精査すると、前走が芝1800mで連対し、そのときの馬体重が448~472kgだった関西馬が[1.2.1.2](複勝率66.7%)。今年はイトカワサクラとソーダズリングの2頭。いずれも未勝利勝ち直後ですが、キャリアが浅い分、伸びしろはありそうな両馬です。
さらに、重賞以外で注目したいレースをピックアップ!
今週の穴ぐさ特選レース
4月22日(土) 福島10R
尾瀬特別(2勝クラス)
ダート1700m ハンデ
ダート1700m ハンデ
穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 | ★★★★☆ |
過去のレース波乱度 | ★★★★☆ |
今回の出走頭数 | ★★★★★ |
今回の波乱期待度 | ★★★★☆ |
このコースの2勝クラスのハンデ戦の穴ぐさは[0.4.0.11](複勝率26.7%)で、対象レース5クラのうち4クラで穴ぐさが連対しています。
ここは昇級組3頭を含めて好調馬が多く、また先行型も複数いるので、序盤から激しめのレースになりそう。その隙を穴ぐさが突けるか。
4月22日(土) 東京10R
晩春S(3勝クラス)
芝1400m ハンデ
芝1400m ハンデ
穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 | ★★★★★ |
過去のレース波乱度 | ★★★★★ |
今回の出走頭数 | ★★★★★ |
今回の波乱期待度 | ★★★★★ |
このコースのハンデ戦の穴ぐさは[7.6.9.73](複勝率23.2%)で、単複の回収率も169%と128%と好数値。馬券に絡んだ19クラのうち、14クラで3連単10万馬券以上の好配当となっています。
フルゲートで難解なメンバー構成ではありますが、穴ぐさを頼りにぜひとも仕留めたいところ。
4月22日(土) 東京12R
2勝クラス
ダート1400m
ダート1400m
穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 | ★★★★★ |
過去のレース波乱度 | ★★★★☆ |
今回の出走頭数 | ★★★★★ |
今回の波乱期待度 | ★★★★★ |
このコースの2勝クラスが最終レースだったときの穴ぐさは[6.10.12.82](複勝率25.5%)と、上々のパフォーマンス。
ここは、不安定な現級組が多いので、荒れる可能性は高いと見ます。穴ぐさ発表をお楽しみに。
先週の「穴ぐさ特選レース」の3クラは、3クラとも④着が最高と残念な結果に…。ここ2週、6クラのうち5クラで最高着順が④着という、まさに「④着地獄」にはまってしまいました。
この土日からは春競馬のクライマックスとも言える東京&京都(&引き続き福島)の開催となるので、新たな波が来ることを期待します!
では、今週末も穴ぐさ馬券生活、頑張りましょう!!
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