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穴ぐさ長者への道

先週の重賞は3鞍中2鞍で穴ぐさが激走! 今週も期待度が高そうな重賞アリ!

文/藤山剣


今週の重賞はファンタジーS京王杯2歳SみやこSアルゼンチン共和国杯の4本立て。穴馬券を獲るために、厳選穴馬情報【穴ぐさ】の相性や波乱期待度、さらには長者的注目馬を、深掘りデータでナビゲートします! 穴ぐさと相性の良いレースをピックアップする【穴ぐさ特選レース】にも、ぜひご注目ください!

先週の重賞の穴ぐさは、土曜日のスワンSで10番人気のウイングレイテストが①着、日曜日の天皇賞・秋で6番人気のジャスティンパレスが②着と、3鞍中2鞍で激走!! 特に後者は圧倒的人気のイクイノックスが期待に応えて勝利しただけに、穴ぐさファンならイージーな馬券だったかもしれません。ゲットされた方、おめでとうございます!!

今週からは東京&京都に加えて、第3場は福島開催がスタート。穴馬探しで迷った際は、ぜひとも穴ぐさをご参考に!

※本文中の穴ぐさの集計データは、特に記載がない場合は2018年以降、2023年10月29日終了時点のものです。

 今週の重賞チェック

 11月4日(土)
 ファンタジーS(G3)
  京都芝外1400m 

穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 ★★★☆☆
過去のレース波乱度 ★★★★
今回の出走頭数 ★★★★★
今回の波乱期待度 ★★★★★

近5年のファンタジーSの穴ぐさ
馬名 評価 人気 着順
2018年 穴ぐさなし
2019年 ヒルノマリブ C 7 5
レジェーロ B 10 14
エレナアヴァンティ A 9 15
2020年 オパールムーン A 7 2
デルマカンノン C 10 7
フリード B 8 11
2021年 ホワイトターフ B 10 4
ヴィルチュオーズ A 7 9
スマートプレジール C 8 10
2022年 リバーラ A 10 1
トゥーテイルズ B 6 4
サラサハウプリティ C 7 5

今年は久々にフルゲート(18頭)で行われるファンタジーS。最後に18頭だったのは2013年で、勝ったのは4番人気のベルカントでしたが、②着に7番人気で穴ぐさのモズハツコイ、③着に15番人気のアドマイヤビジンが入って3連単61万馬券の波乱でした。今年もそんな事態になるでしょうか。

近5年の穴ぐさは2018年が9頭立てで不在でしたが、それを除いた4年で2頭が馬券圏内。残る2回も掲示板内には入っているので、相性はまずまずといったところ。

過去10年の6番人気以下を精査すると、前走の馬体重が464~468kgだった馬[0.1.2.1](複勝率75.0%)。今年の該当馬はバロンヒヒーンの2頭。サンプル数は少なめですが、数値はかなり高いだけに楽しみではあります。

 11月4日(土)
 京王杯2歳S(G2)
  東京芝1400m

穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 ★★★☆☆
過去のレース波乱度 ★★★★
今回の出走頭数 ★★★☆☆
今回の波乱期待度 ★★★★

近5年の京王杯2歳Sの穴ぐさ
馬名 評価 人気 着順
2018年 ココフィーユ A 5 4
2019年 グランチェイサー B 6 4
カイトレッド A 7 7
アポロニケ C 10 10
2020年 ストライプ B 7 4
ファルヴォーレ C 12 9
ニシノガブリヨリ A 8 15
2021年 キングエルメス B 8 1
テーオースパロー A 9 6
セルバーグ C 11 7
2022年 フロムダスク A 11 2
ブーケファロス B 9 6
ミスヨコハマ C 8 7

近3年は3連単10万円以上の配当で、特に昨年は222万馬券と暴風が吹き荒れた京王杯2歳S。2019年以前は、比較的平穏だっただけに、なぜ急に荒れ始めたのかは定かではないですが、いずれにしても傾向は傾向として頭に入れておくべきかもしれません。穴ぐさはその波乱の流れにも乗って、ここ2年で馬券圏内を記録しています。荒れれば今年もチャンスはありそう。

過去10年の6番人気以下を精査すると、前走がローカル(中央4場以外)の重賞で⑦着以内だった馬[1.1.1.3](複勝率50.0%)。該当馬はアスクワンタイムゼルトザームミルテンベルクの3頭。

 11月5日(日)
 みやこS(G3)
  京都ダート1800m

穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 ★★★★★
過去のレース波乱度 ★★★★
今回の出走頭数 ★★★★★
今回の波乱期待度 ★★★☆☆

近5年のみやこSの穴ぐさ
馬名 評価 人気 着順
2018年 JBC開催でみやこSなし
2019年 ヴェンジェンス A 7 1
アングライフェン B 8 4
ラビットラン C 9 11
2020年 エイコーン C 9 3
マグナレガーロ A 7 5
ナムラカメタロー B 8 7
2021年 ロードブレス A 6 2
アナザートゥルース B 10 3
ラストマン C 14 16
2022年 メイショウフンジン C 9 8
サクラアリュール B 10 9
クリンチャー A 7 10

近5年のうち、2018年はJBCシリーズがJRAで開催されたためみやこSは行われませんでしたが、残る4年で穴ぐさは4頭が馬券圏内と、かなりの好相性。ただ、今年は好調馬が多く、そうした馬たちが実力どおりの走りをすれば、堅めの決着もありそうな雰囲気。穴ぐさがその牙城を崩せるかどうか。

過去10年のうち、2018年を除く9回の6番人気以下を精査すると、前走が中山か中京のOP特別かG3で走っていた馬[1.1.3.4](複勝率55.6%)。該当馬はウィリアムバローズだけなので、ご注目を。

 11月5日(日)
 アルゼンチン共和国杯(G2)
  東京芝2500m ハンデ

穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 ★★★☆☆
過去のレース波乱度 ★★★★
今回の出走頭数 ★★★★★
今回の波乱期待度 ★★★★

近5年のアルゼンチン共和国杯の穴ぐさ
馬名 評価 人気 着順
2018年 エンジニア A 8 5
ガンコ B 6 6
ホウオウドリーム C 9 11
2019年 タイセイトレイル A 5 2
トラストケンシン B 9 5
ポポカテペトル C 11 6
2020年 タイセイトレイル C 13 5
ゴールドギア B 11 9
アイスバブル A 10 12
2021年 レクセランス C 9 4
アイアンバローズ A 6 6
ロードマイウェイ B 10 13
2022年 ブレークアップ A 6 1
コトブキテティス C 16 12
ダンディズム B 10 16

ハンデ戦の割に、波乱は少なめのアルゼンチン共和国杯。近5年の穴ぐさも2頭が馬券圏内を記録していますが、表のように5~6番人気と、やや人気サイド。今年は18頭立てでかなりの混戦模様なので、波乱がありそうにも思えますが、果たしてどうなりますか。

過去10年の6番人気以下を精査すると、馬券圏内に入ったのは6頭で、[2.2.2.105]という成績。この6頭とも、前走より斤量減で、なおかつ5頭が前走重賞以外。これに該当するのはセファーラジエルチャックネイトレッドバリエンテの3頭。穴ぐさ指名があれば面白そう。

→天皇賞・秋で穴ぐさが6番人気②着! 今週も要注目!←

さらに、重賞以外で注目したいレースをピックアップ!

 今週の穴ぐさ特選レース

 11月4日(土) 福島10R
  三陸特別(2勝クラス)
  芝2600m

穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 ★★★★★
過去のレース波乱度 ★★★★
今回の出走頭数 ★★★★★
今回の波乱期待度 ★★★★

このコースの2勝クラスの穴ぐさは[2.1.4.23](複勝率23.3%)。ここは前走現級掲示板内が5頭、昇級馬が4頭と、好調馬多めで難解なメンバー構成ですが、その間隙を突く穴ぐさの激走に期待します。

 11月5日(日) 京都8R
  2勝クラス
  ダート1200m

穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 ★★★★★
過去のレース波乱度 ★★★★
今回の出走頭数 ★★★★
今回の波乱期待度 ★★★★★

このコースの2勝クラスの穴ぐさは[6.8.5.71](複勝率21.1%)と好数値。この条件では、4月から3連続馬券圏内中ですから、その波に乗りたいところですね。

 11月5日(日) 東京10R
  馬事公苑リニューアルオープン記念(3勝クラス)
  ダート1600m

穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 ★★★★★
過去のレース波乱度 ★★★★
今回の出走頭数 ★★★★
今回の波乱期待度 ★★★★

このコースの3勝クラスの穴ぐさは[5.5.9.82](複勝率18.8%)で中の上といった感じですが、11月に限れば[0.0.3.9](複勝率25.0%)。ここは前走馬券圏内の馬たちが安定感があるタイプばかりでもないので、穴ぐさ台頭のチャンスはありそう。



先週の【穴ぐさ特選レース】は、3鞍のうち2鞍で穴ぐさ指名馬がいましたが、いずれも馬券圏内到達ならず…。連続マルチ激走も4週でストップしてしまいましたが、ここは切り替えて前進あるのみ。

冒頭でも触れた通り、月が替わり福島開催も始まるので、また新潟とは違ったタイプの穴馬が激走してくれるはず。では、今週も穴ぐさ馬券生活頑張りましょう!!



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