穴ぐさ長者への道
手強い今週の2重賞で､穴ぐさ長者は計5頭の注目馬をピックアップ!
文/藤山剣
今週の重賞は函館2歳Sと函館記念。穴馬券を獲るために､厳選穴馬情報【穴ぐさ】の過去の相性や今年の波乱期待度､さらには長者的注目馬を､深掘りデータでナビゲート! 【穴ぐさ】と特に相性の良いレースをピックアップする【穴ぐさ特選レース】にも､ぜひご注目ください!
先週の重賞の穴ぐさは、プロキオンS、七夕賞ともに馬券圏内なし…。七夕賞は、ダンディズム(9番人気)が③着とはクビ差の④着と惜しい競馬でした。
土曜日のメインは、小倉の釜山Sでクロデメニル(7番人気)が③着、福島の鶴ヶ城Sでショウナンライシン(9番人気)が①着と奮闘していたので、このあたりをうまく的中につなげられたユーザーさんは、土日で黒字計上できたかもしれません。
今週は函館で2重賞で、いずれも難解な雰囲気。穴ぐさの相性は決して良くはないんですが、荒れればチャンスはあるはず。それ以外のレースでも、穴ぐさの出番がありそうなところをピックアップしたので、ご参考に!
※本文中の穴ぐさの集計データは､特に記載がない場合は2019年以降､2024年7月7日終了時点のものです。
今週の重賞チェック
7月13日(土)
函館2歳S(G3)
函館芝1200m
函館芝1200m
穴ぐさ長者の独断査定
| 過去の穴ぐさ相性 | ★★☆☆☆ |
| 過去のレース波乱度 | ★★★★★ |
| 今回の出走頭数 | ★★★★☆ |
| 今回の波乱期待度 | ★★★★★ |
近5年の函館2歳Sの穴ぐさ
| 年 | 馬名 | 評価 | 人気 | 着順 |
|---|---|---|---|---|
| 2019年 | ブルーパピヨン | B | 8 | 6 |
| メイショウナパワン | C | 13 | 7 | |
| マンバー | A | － | 除外 | |
| 2020年 | リメス | A | 8 | 6 |
| ディープエコロジー | C | 13 | 10 | |
| グレイトミッション | B | 6 | 14 | |
| 2021年 | イチローイチロー | C | 8 | 4 |
| カワキタレブリー | A | 9 | 5 | |
| トーセンヴァンノ | B | 5 | 6 | |
| 2022年 | ゴキゲンサン | B | 10 | 4 |
| ミスヨコハマ | A | 7 | 5 | |
| ロッソランパンテ | C | 11 | 13 | |
| 2023年 | ゼルトザーム | C | 10 | 1 |
| レガテアドール | A | 7 | 4 | |
| クールベイビー | B | 5 | 12 |
世代初の重賞で、当然ながらキャリアの浅い馬たちばかりの函館2歳S。1番人気は現在6年連続馬券圏外と苦戦中。穴ぐさは、昨年はゼルトザーム(10番人気)が勝利しましたが、近5年の馬券圏内は1頭だけ。難しいレースであることは間違いないでしょう。
過去10年の6番人気以下を精査すると、栗毛か黒鹿毛か芦毛で、前走が馬体重456～484kgで新馬戦を走っていた馬が[1.1.4.4](複勝率60.0%)。今年の該当馬はヴーレヴーとモズナナスターの2頭。ご注目あれ。
7月14日(日)
函館記念(G3)
函館芝2000m ハンデ
函館芝2000m ハンデ
穴ぐさ長者の独断査定
| 過去の穴ぐさ相性 | ★☆☆☆☆ |
| 過去のレース波乱度 | ★★★★☆ |
| 今回の出走頭数 | ★★★★★ |
| 今回の波乱期待度 | ★★★★☆ |
近5年の函館記念の穴ぐさ
| 年 | 馬名 | 評価 | 人気 | 着順 |
|---|---|---|---|---|
| 2019年 | ドレッドノータス | A | 7 | 4 |
| アメリカズカップ | C | 12 | 5 | |
| メートルダール | B | 8 | 7 | |
| 2020年 | プレシャスブルー | C | 9 | 9 |
| レッドサイオン | B | 8 | 12 | |
| マイネルファンロン | A | 10 | 14 | |
| 2021年 | ドゥオーモ | C | 15 | 11 |
| マイネルファンロン | B | 7 | 14 | |
| アドマイヤジャスタ | A | 10 | 16 | |
| 2022年 | タイセイモンストル | C | 9 | 7 |
| スマイル | B | 5 | 8 | |
| サトノクロニクル | A | 10 | 11 | |
| 2023年 | スカーフェイス | A | 9 | 10 |
| ヤマニンサルバム | B | 11 | 11 | |
| イクスプロージョン | C | 12 | 14 |
昨年こそ1→4→2番人気の順と、堅めな結果だった函館記念ですが、そこはローカルのハンデG3。過去10年でふた桁人気馬の馬券圏内が8頭と、猛威を振るっています。
そんな荒れているレースながら、近5年の穴ぐさの馬券圏内はなし。それだけ手強いレースと言えるかもしれません。
過去10年の6番人気以下を精査すると、前走がG1でふた桁人気だった馬が[1.1.1.4](複勝率42.9%)。該当馬はサヴォーナ、ハヤヤッコ、リカンカブールの3頭。相手が楽になり巻き返しがあるでしょうか。
→昨年の函館2歳Sでは【穴ぐさ】の
ゼルトザームが10番人気①着!←
ゼルトザームが10番人気①着!←
続いて、重賞以外で注目したいレースをピックアップ!
今週の穴ぐさ特選レース
7月13日(土) 函館7R
1勝クラス
芝2600m
芝2600m
穴ぐさ長者の独断査定
| 過去の穴ぐさ相性 | ★★★★★ |
| 過去のレース波乱度 | ★★★★☆ |
| 今回の出走頭数 | ★★★☆☆ |
| 今回の波乱期待度 | ★★★★☆ |
このコースの1勝クラスの穴ぐさは、平場に限ると[2.4.1.10](41.2%)とハイアベレージで、現在5戦連続馬券圏内(ダブル2回含む)と絶好調。早い時間のレースだけに、穴ぐさ不在の可能性もありますが、指名馬がいた場合は大チャンス。
7月13日(土) 福島10R
信夫山特別(2勝クラス)
芝2600m
芝2600m
穴ぐさ長者の独断査定
| 過去の穴ぐさ相性 | ★★★★★ |
| 過去のレース波乱度 | ★★★★☆ |
| 今回の出走頭数 | ★★★☆☆ |
| 今回の波乱期待度 | ★★★★☆ |
このコースの2勝クラスの穴ぐさは[1.2.3.24](複勝率20.0%)。今回は前走現級馬券圏内が1頭もいないローカルらしいメンバー構成なので、穴馬台頭の可能性は高そう。
7月14日(日) 小倉11R
佐世保S(3勝クラス)
芝1200m
芝1200m
穴ぐさ長者の独断査定
| 過去の穴ぐさ相性 | ★★★★★ |
| 過去のレース波乱度 | ★★★★☆ |
| 今回の出走頭数 | ★★★★★ |
| 今回の波乱期待度 | ★★★★★ |
このコースの3勝クラスの穴ぐさは、7～9月の夏開催だと[2.1.4.23](複勝率23.3%)と好数値。佐世保Sに限定しても、4鞍中3鞍で馬券圏内を記録しています。今年は18頭立てで、簡単にはいかなそうなレースですが、穴ぐさを活用して好結果につなげたいところですね。
先週の 【穴ぐさ特選レース】 の3鞍は、土曜日の函館9R北斗特別でマイバラード(7番人気)が③着、日曜日の函館9R噴火湾特別でサイレンスゴールド(8番人気)が②着と激走! 馬たちも夏休み中なのか、頭数が揃わないレースも多いんですが、なんとか3打数2安打でひと安心です。今週の3鞍も手応えは感じているので、お役立ていただければ。
そして、引き続き的中馬券報告も募集中です! ナイスな穴ぐさ馬券をゲットされた方は、Xにて｢#穴ぐさ的中｣をつけてポストしてみてください。
では、今週も穴ぐさ馬券生活頑張りましょう!!
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