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オークス(G1)
東京11R 芝2400m 15時40分発走予定
桜花賞はステレンボッシュに◎を打っていました。出負け気味で、スタート直後はほぼ最後方の位置。そこからモレイラ騎手がうまくリカバーして、馬群の中を進出して、3コーナー付近では中団まで押し上げていたのが、結果的には好プレーでした。4コーナーでアスコリピチェーノを外に張り出して、進路を確保した時点で「勝負あり」の結果。
また、4コーナーでいちばん大外の最後方18番手から、③着まで伸びたライトバックの上がり3F32秒8は相当な切れ味。折り合いにやや難があるタイプですが、今回は果たして東京芝2400mの「緩ペース」で折り合えるか?
桜花賞④着スウィープフィートはライトバックのすぐ内にいましたが、捌けずに一度外に切り返すロスは響いたと思います。ただ、この桜花賞に関して重要と思っているのは、開催7週目で内寄りの芝が傷んでいた点。桜花賞当日の9R、10Rの両レースは、完全な中~外伸び競馬。桜花賞①、②、③着の馬番は「12、9、11番」。内の荒れた部分を通ることとなった内枠の馬は厳しかったでしょう。特に馬番2番だったクイーンズウォークはスタート直後から、内に切れ込んできた馬に神経を使う展開。最後は仕方なくという感じで荒れた内を通る形となったのでは厳しかったと思います。
まったく別の意味で、18番のチェルヴィニアも大外枠は致命傷に。噴かして位置は取りましたが、直線半ばで内と外の馬に前に割り込まれて、ブレーキをかけるシーンも見られました。スムーズに力を出し切れなかった印象です。
過去10年の人気別成績は以下の通り。
1番人気[6.2.0.2]
2番人気[1.3.3.3]
3番人気[3.0.1.6]。
優勝馬に限れば、1~3番人気までから必ず出ています。②、③着には人気薄の台頭はありますが、本命の軸馬は「人気馬」から選ぶのは一応得策かもしれません。
過去10年のステップ別成績も見てみましょう。
桜花賞[7.5.6.63]
忘れな草賞[2.0.1.8]
フローラS[1.3.1.39]。
こちらも桜花賞組が別格で、優勝馬のみならず②着馬の8頭も、ほぼこの主要3ローテーションに限られています。他ではフラワーC[0.1.0.8]、スイートピーS[0.1.0.11]は②着馬が出ているステップ。
桜花賞組以外から優勝候補を探すよりは、むしろ「桜花賞負け組」の傾向です。
今年の桜花賞は、勝ち馬ステレンボッシュや、②着アスコリピチェーノを基準(NHKマイルCであれだけスムーズさを欠きながら②着に入った)とすると、相当レベルが高かったのは間違いありません。
例えば、タガノエルピーダが勝った忘れな草賞は、完勝した内容は申し分ないのですが、同馬自身はチューリップ賞④着で、着差上は勝ち馬スウィープフィートには完敗でした。忘れな草賞の勝ち時計1分59秒4も悪くはありませんが、昨年の優勝馬グランベルナデット(1分59秒2)と比べてもほぼ同等。桜花賞組をしのぐほどのスケールは感じませんでした。
フローラSを勝ったのはアドマイヤベル。折り合って中団から手応え良く抜け出して1分59秒0は水準以上ですが、今春の東京開催は時計が出ているので「G1級か」となると、そこまでには達していない印象。チューリップ賞⑦着のラヴァンダが②着だったのを基準にしても、オークスに入ると、勝ち負けまでは? というレベル。半面、2000mで折り合いに特化した競馬をしている分、マイル組より距離慣れしている利はあるでしょう。
もう1ステップ。コガネノソラの勝ったスイートピーSも、勝ち時計「1分45秒6」は出ているのですが、②着ニシノティアモ(ミモザ賞②着)を基準にすると、むしろミモザ賞を勝ったエセルフリーダの方が上に映ります。
東京は開催5週目に入りました。内寄りが多少傷み始めましたが、避けるほど傷んでいる訳ではなく、土曜のレースでは実際に内を通った馬の活躍が目立ちました。
4R・3歳未勝利戦(芝1600m)は、2番人気ロジプラヤが純粋な逃げ切り勝ち。
11R・メイS(芝1800m)は4コーナーで3番手以内までにいた3頭が①、②、③着。好位3番手にいたプレサージュリフトが伸び切り、②着は2番手から粘ったオニャンコポン。③着には逃げたシルトホルンが粘りました。レース前半の3F35秒7~同後半の3F34秒2という典型的な上がり決着。勝ち時計1分45秒1と、当然のように速い時計が出ています。前の馬が速い上がりでまとめてしまうと、中団~後方の差し馬台頭は容易ではありません。
内の粘りが利くという点では、明らかに「中~外差し馬場」だった桜花賞の時とは、真逆の設定といえるかもしれません。
まず乱ペースは考えにくいメンバー構成。行くのはパレハ、ヴィントシュティレ、桜花賞でハナを主張したショウナンマヌエラあたりか。前走の福島未勝利戦で、前半の3Fを34秒9で入ったヴィントシュティレが再び似たようなペースで行けば、Mペース以上はありますが、各馬が2400mを意識すれば、そこまで速くならないのでは? オークス特有の序盤は折り合い比べ。ここで掛かってしまった馬は苦しいでしょう。
ピッチが上がる3コーナー過ぎからスタミナの裏付けが乏しい馬は手応えが怪しくなり、最終的には持久力勝負に。最終4コーナーでは「少なくとも中団」あたりにいないと厳しいのが例年の特徴です。
末脚特化型のライトバック、スウィープフィートがどう対応するかも注目。
オークス(G1)
東京11R 芝2400m 15時40分発走予定
土曜午後5時半現在、◎クイーンズウォークは単勝11倍台。このオッズで買えるのなら悪くありません。もちろん、桜花賞本命のステレンボッシュには敬意を払います。
東京11R 芝2400m 15時40分発走予定
目次
- 桜花賞の本命馬はステレンボッシュでした
- とにかく人気馬が強いです
- 別路線組の評価
- 肝心の芝状態
- 展開は?
- 予想印入り出走表
- 有力馬・気になる馬の評価(無印含め全馬を解説)
- 万哲の決断馬券(買い目)
【桜花賞の本命馬はステレンボッシュでした】
桜花賞はステレンボッシュに◎を打っていました。出負け気味で、スタート直後はほぼ最後方の位置。そこからモレイラ騎手がうまくリカバーして、馬群の中を進出して、3コーナー付近では中団まで押し上げていたのが、結果的には好プレーでした。4コーナーでアスコリピチェーノを外に張り出して、進路を確保した時点で「勝負あり」の結果。
また、4コーナーでいちばん大外の最後方18番手から、③着まで伸びたライトバックの上がり3F32秒8は相当な切れ味。折り合いにやや難があるタイプですが、今回は果たして東京芝2400mの「緩ペース」で折り合えるか?
桜花賞④着スウィープフィートはライトバックのすぐ内にいましたが、捌けずに一度外に切り返すロスは響いたと思います。ただ、この桜花賞に関して重要と思っているのは、開催7週目で内寄りの芝が傷んでいた点。桜花賞当日の9R、10Rの両レースは、完全な中~外伸び競馬。桜花賞①、②、③着の馬番は「12、9、11番」。内の荒れた部分を通ることとなった内枠の馬は厳しかったでしょう。特に馬番2番だったクイーンズウォークはスタート直後から、内に切れ込んできた馬に神経を使う展開。最後は仕方なくという感じで荒れた内を通る形となったのでは厳しかったと思います。
まったく別の意味で、18番のチェルヴィニアも大外枠は致命傷に。噴かして位置は取りましたが、直線半ばで内と外の馬に前に割り込まれて、ブレーキをかけるシーンも見られました。スムーズに力を出し切れなかった印象です。
【とにかく人気馬が強いです】
過去10年の人気別成績は以下の通り。
1番人気[6.2.0.2]
2番人気[1.3.3.3]
3番人気[3.0.1.6]。
優勝馬に限れば、1~3番人気までから必ず出ています。②、③着には人気薄の台頭はありますが、本命の軸馬は「人気馬」から選ぶのは一応得策かもしれません。
過去10年のステップ別成績も見てみましょう。
桜花賞[7.5.6.63]
忘れな草賞[2.0.1.8]
フローラS[1.3.1.39]。
こちらも桜花賞組が別格で、優勝馬のみならず②着馬の8頭も、ほぼこの主要3ローテーションに限られています。他ではフラワーC[0.1.0.8]、スイートピーS[0.1.0.11]は②着馬が出ているステップ。
桜花賞組以外から優勝候補を探すよりは、むしろ「桜花賞負け組」の傾向です。
【別路線組の評価】
今年の桜花賞は、勝ち馬ステレンボッシュや、②着アスコリピチェーノを基準(NHKマイルCであれだけスムーズさを欠きながら②着に入った)とすると、相当レベルが高かったのは間違いありません。
例えば、タガノエルピーダが勝った忘れな草賞は、完勝した内容は申し分ないのですが、同馬自身はチューリップ賞④着で、着差上は勝ち馬スウィープフィートには完敗でした。忘れな草賞の勝ち時計1分59秒4も悪くはありませんが、昨年の優勝馬グランベルナデット(1分59秒2)と比べてもほぼ同等。桜花賞組をしのぐほどのスケールは感じませんでした。
フローラSを勝ったのはアドマイヤベル。折り合って中団から手応え良く抜け出して1分59秒0は水準以上ですが、今春の東京開催は時計が出ているので「G1級か」となると、そこまでには達していない印象。チューリップ賞⑦着のラヴァンダが②着だったのを基準にしても、オークスに入ると、勝ち負けまでは? というレベル。半面、2000mで折り合いに特化した競馬をしている分、マイル組より距離慣れしている利はあるでしょう。
もう1ステップ。コガネノソラの勝ったスイートピーSも、勝ち時計「1分45秒6」は出ているのですが、②着ニシノティアモ(ミモザ賞②着)を基準にすると、むしろミモザ賞を勝ったエセルフリーダの方が上に映ります。
【肝心の芝状態】
東京は開催5週目に入りました。内寄りが多少傷み始めましたが、避けるほど傷んでいる訳ではなく、土曜のレースでは実際に内を通った馬の活躍が目立ちました。
4R・3歳未勝利戦(芝1600m)は、2番人気ロジプラヤが純粋な逃げ切り勝ち。
11R・メイS(芝1800m)は4コーナーで3番手以内までにいた3頭が①、②、③着。好位3番手にいたプレサージュリフトが伸び切り、②着は2番手から粘ったオニャンコポン。③着には逃げたシルトホルンが粘りました。レース前半の3F35秒7~同後半の3F34秒2という典型的な上がり決着。勝ち時計1分45秒1と、当然のように速い時計が出ています。前の馬が速い上がりでまとめてしまうと、中団~後方の差し馬台頭は容易ではありません。
内の粘りが利くという点では、明らかに「中~外差し馬場」だった桜花賞の時とは、真逆の設定といえるかもしれません。
【展開は?】
まず乱ペースは考えにくいメンバー構成。行くのはパレハ、ヴィントシュティレ、桜花賞でハナを主張したショウナンマヌエラあたりか。前走の福島未勝利戦で、前半の3Fを34秒9で入ったヴィントシュティレが再び似たようなペースで行けば、Mペース以上はありますが、各馬が2400mを意識すれば、そこまで速くならないのでは? オークス特有の序盤は折り合い比べ。ここで掛かってしまった馬は苦しいでしょう。
ピッチが上がる3コーナー過ぎからスタミナの裏付けが乏しい馬は手応えが怪しくなり、最終的には持久力勝負に。最終4コーナーでは「少なくとも中団」あたりにいないと厳しいのが例年の特徴です。
末脚特化型のライトバック、スウィープフィートがどう対応するかも注目。
【予想印入り出走表 】
オークス(G1)
東京11R 芝2400m 15時40分発走予定
馬番 | 印 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | ミアネーロ | 牝3 | 55 | 津村 | |
2 | ◎ | クイーンズウォーク | 牝3 | 55 | 川田 |
3 | ☆ | エセルフリーダ | 牝3 | 55 | 武藤 |
4 | パレハ | 牝3 | 55 | 田辺 | |
5 | コガネノソラ | 牝3 | 55 | 石川 | |
6 | サンセットビュー | 牝3 | 55 | 三浦 | |
7 | ○ | ステレンボッシュ | 牝3 | 55 | 戸崎 |
8 | ホーエリート | 牝3 | 55 | 原 | |
9 | ラヴァンダ | 牝3 | 55 | 岩田望 | |
10 | ▲ | アドマイヤベル | 牝3 | 55 | 横山武 |
11 | ヴィントシュティレ | 牝3 | 55 | 北村宏 | |
12 | △ | チェルヴィニア | 牝3 | 55 | ルメール |
13 | スウィープフィート | 牝3 | 55 | 武豊 | |
14 | △ | ライトバック | 牝3 | 55 | 坂井 |
15 | △ | サフィラ | 牝3 | 55 | 松山 |
16 | ショウナンマヌエラ | 牝3 | 55 | 岩田康 | |
17 | △ | タガノエルピーダ | 牝3 | 55 | M.デムーロ |
18 | ランスオブクイーン | 牝3 | 55 | 横山和 |
【有力馬・気になる馬の評価】
◎②クイーンズウォーク
桜花賞は内枠が災いしました。マイルも本質的に短いのでしょう。川田騎手が手綱を押して位置は取りに行きましたが、スタート後の向正面で各馬が内に殺到してきたため、狭くなるシーンも多々あり、ずっとストレスのかかる展開になりました。それ以上に、芝の傷んだ内ラチ沿いを走ることになったのも響きました。大きなストライドで、ギアが上がってから長くスピードが持続するのが一番の長所。東京芝2400mなら、位置は取れるはずですし、恐らく3~6番手辺りの競馬になるとみます。大箱の東京なら、ガス欠しない特長がフルに活きるでしょう。○⑦ステレンボッシュ
ずっとマイルに機敏に対応してきた分、桜花賞は「経験値」も大きかったと思いますし、結果的には枠順などすべてがプラスに働いた印象はあります。そこまで、ちぎって勝ってきた訳ではなく、人気程の信頼感は? いちばんのポイントは「スタート」とみます。桜花賞も出負け気味でした。そこからリカバーして、進出したモレイラ騎手の好判断は光りました。互角に出てある程度の位置で運べれば、折り合いはスムーズなタイプだけに、十分に優勝まで狙えるでしょう。流れの中では「中団より後ろ」になってしまった時が、末脚では似たような馬もいるだけに試練となるでしょう。▲⑩アドマイヤベル
確かに、フローラSはメンバーレベルは「普通」だったと思います。ただ、2000m専念のローテを組んできて、折り合える強みは、Sペース濃厚のここでは大きな強みになるはず。以前より反応面が良くなっている点、東京慣れしているのも強み。問題は桜花賞組に立ち向かえるかどうか? やはり、桜花賞組に一目置くとすれば、馬券的には「②、③着の狙い」が妥当かもしれません。半姉にアドマイヤリードがいる血統的バックボーンを含めて、怖い存在であるのは事実です。☆③エセルフリーダ
3連単の最大の穴候補です。ミモザ賞勝ち馬は過去にレディパステル、ウインマリリンらが好走しています。血統的にはスクリーンヒーローの近親で、父キタサンブラックならスタミナ面の不安はないでしょう。また、ミモザ賞の勝ち時計2分0秒4は、例年なら弥生賞の勝ち時計ぐらいに相当するなかなかのレベルです。東京でV実績もあり、展開次第では好位取りも可能。まだG1で勝ち負けする爆発力はないかもしれませんが、相手なりに走ってきた粘り強さは侮れません。△⑫チェルヴィニア
桜花賞は大外枠や直線の不利もありましたが、結果的には順調さを欠いたのが大きかったです。叩いて順当に良化と見たいところですが、個人的にはもっとハッキリ良くなるかと思っていました。素軽さも出て、良化はしていますが、ガラリ一変まであるかとなると…。評価が難しい馬です。△⑭ライトバック
とにかく引っ掛かる印象。なので、道中でどれだけなだめていけるかが鍵になるでしょう。その点、桜花賞の坂井騎手は素晴らしかったです。ただ、オークスは後方一辺倒では「展開待ち」になるレース。馬場傾向的にも中~外差しが利いた桜花賞とは真逆の設定になっています。Sペースになった時、中団付近で折り合ってしまえば脅威ですが。血統的な延長不安はないのですが、位置での不利はやはりカギに。△⑮サフィラ
クイーンCは東京競馬場到着後にカイバを食べず馬体減。その点、桜花賞をパスして馬体回復に専念したのは、中間の馬体重増加傾向からもプラスに出たと思います。兄サリオスとはまったく体形も違って、ハーツクライ産駒らしい中長距離型。阪神JFでもそれなりに形がつくれており、潜在能力はここでも劣らないと見ています。もちろん、ハーツ産駒は晩成型も多く、本格化はまだ先とみるのも自然ですが、このオッズで買えるなら押さえておく手はあります。△⑰タガノエルピーダ
忘れな草賞はそこまでメンバーレベルが高かったわけではないと思われるものの完勝でした。ただ、これまでオークスで好走してきた忘れな草賞組のミッキークイーン、ウインマイティーあたりと比べると、本馬は俊敏すぎて果たして2400mが合うかの懸念もあります。2000mあたりが上限かも…。それでも、朝日杯FS(③着)でも馬券圏内に頑張った底力は評価して押さえます。①ミアネーロ
フラワーCは内で巧妙に立ち回っての差し切り。ただ、相手関係は低調という印象でしたし、うまく立ち回った好騎乗が光りました。距離は延びるより、むしろ1800m辺りが理想とも思え、東京コース未経験はここではネックになるでしょう。④パレハ
マイペースで逃げられたとしても、高速決着に現状で対応できる裏付けはありません。理想は雨でしょうが、レース時間帯までには降らないでしょう。⑤コガネノソラ
スイートピーSの勝ち時計は優秀なのですが、時計の出る東京の馬場と展開が味方した面も。4月以降で3戦目。さらなる上積みは?⑥サンセットビュー
重賞での直近2戦の内容から、ここでは厳しいでしょう。⑧ホーエリート
好走時は時計が掛かった時の馬場レベル。いまのパンパンの超高速東京では苦戦か。⑨ラヴァンダ
フローラSの立ち回りは素晴らしかったですし、トライアルやG2レベルなら今後も相当やれる馬でしょう。ただ、ここは相手強化のG1で。⑪ヴィントシュティレ
東京芝2400mとは真逆の設定の福島芝2000mで大逃げ快勝。ただ、コース的に求められるのもがまったく違いますし、今回のメンバーでは逃げたとしても、離しての逃げは厳しいでしょう。⑬スウィープフィート
乗り難しそうな馬を何とかなだめて、力を引き出している武豊騎手の手腕が光ります。決め手は素晴らしいのですが、オークスで問われる「器用さ」や「追走力」が現状では物足りなく感じます。⑯ショウナンマヌエラ
今年2戦が意外な大敗。強調材料がありません。⑱ランスオブクイーン
未勝利勝ち直後で、いきなり通用するメンバーではないでしょう。今年の上位陣は強力です。【万哲の決断馬券】
土曜午後5時半現在、◎クイーンズウォークは単勝11倍台。このオッズで買えるのなら悪くありません。もちろん、桜花賞本命のステレンボッシュには敬意を払います。
券種・買い方 | 組み合わせ・点数 |
---|---|
馬単 |
各1,500円(計3,000円)
|
馬単 |
各800円(計4,000円)
|
馬単 |
各1,000円(計2,000円)
|
馬単 |
1,000円
|
合計 | 10,000円 |
ご注意
レースに関する情報は、主催者発表のものをご確認ください。また、勝馬投票券の購入はお客様のご判断の元で行ってください。
記事の配信(発売)後は、出走取消・除外・騎手変更などがあっても、原稿の差し替え等は基本的に行っておりません。あらかじめご了承ください。
記事の配信(発売)後は、出走取消・除外・騎手変更などがあっても、原稿の差し替え等は基本的に行っておりません。あらかじめご了承ください。
小田哲也 プロフィール
スポーツニッポン新聞社記者。コラム「万哲の乱」担当。2015年には宝塚記念で3連単52万馬券を当てるなど、万馬券メーカーであることから「万哲」という愛称で競馬ファンに親しまれている。2004年天皇賞・春のイングランディーレ(10番人気)、2009年天皇賞・春のマイネルキッツ(12番人気)、同年菊花賞のスリーロールス(8番人気)など長距離G1の本命馬激走多数。グリーンチャンネル「中央競馬全レース中継」パドック解説を担当中。
【予想スタイル】
まず重視するのは好走した時の最大パフォーマンス。極論すれば、条件に合わない距離、競馬場、馬場状態、あるいは展開等での凡走は無視してOK。着順タイプは常に善戦型より、三振か本塁打か?の「1着型」を好んで狙う傾向あり。京都、阪神と馬券相性が良く、中山はダート1200メートルがとにかく好き。
【予想スタイル】
まず重視するのは好走した時の最大パフォーマンス。極論すれば、条件に合わない距離、競馬場、馬場状態、あるいは展開等での凡走は無視してOK。着順タイプは常に善戦型より、三振か本塁打か?の「1着型」を好んで狙う傾向あり。京都、阪神と馬券相性が良く、中山はダート1200メートルがとにかく好き。