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北枕鳩三郎の注目の馬体

【2022年フェブラリーS】
飛節の造りが好走のカギ!?…推奨馬の馬体とパドックでの注目ポイントを解説!


パドックの達人・北枕鳩三郎氏が推奨馬の馬体を詳細解説する本コラム。

昨秋のG1シーズンは、菊花賞でディヴァインラヴが6番人気3着、エリザベス女王杯でステラリアが7番人気2着、さらにはジャパンCでコントレイルとシャフリヤールが1・3着など、本コラムで推奨した馬が活躍。

今回は、フェブラリーSの推奨馬3頭の、それぞれの馬体を解説していただいた。



フェブラリーSは数少ない中央競馬のダートのG1競走だけに、他のダートグレード競走以上にトップスピードとその持続力が求められるレースであり、また、芝でも好走できるくらいのスピード能力が問われるレースであると言えます。そのため、求められる馬体的な特徴にも特有の傾向が出ています。

府中の長い直線で末脚の持続性を問われた際に、大きな武器となるのが飛節の造りが曲飛寄りであること。元来、東京のダート1600は、条件クラスであっても曲飛の馬が鋭く追い込みを決めることができるコースです。それが、フルゲートのG1ともなれば、少しペースが流れただけで末脚の持続力に優れた馬が、より一層台頭しやすくなります。

この馬体的な特徴がはっきりとしている馬として、ゴールドドリームノンコノユメが挙げられます。両馬ともダート馬としては曲飛寄りの飛節の持ち主で、適性の合ったこの東京ダート1600の舞台で高い好走率を誇っており、フェブラリーSでも複数の好走がありました。もちろん、ダート馬として主流の直飛がこのコースでダメというわけではありません。しかし、折りの深い曲飛であることを加点材料として考えるべきで、セオリーどおり、今年も曲飛の馬を狙うのが的中への近道と考えます。

今回も人気の有無にかかわらず、フェブラリーSの舞台に合った、この条件でパフォーマンスを上げるであろう馬を3頭挙げさせていただきます。




約28年間、パドックの最前列にこだわり続け、学生時代には年間365日、南関と中央のパドックに立ち続けたことも。競馬場以外にもセレクトセールや一口馬主のツアーなどにも参加し、数え切れないほど馬体を見続けてきた。その馬見に関してはネットを中心にカリスマ的人気を誇る。サラブレ本誌をはじめ競馬メディアにも度々寄稿。近年はツイッターの鍵付きアカウントに限定して予想や馬産地で見た馬の情報などを公開中。