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北枕鳩三郎の注目の馬体

【馬体講座】
2歳新馬戦で好走しやすい馬の見極め方と、アイビスSDの推奨馬を解説!


パドックの達人・北枕鳩三郎氏が推奨馬の馬体を詳細解説する本コラム。

2022年はフェブラリーSでカフェファラオが1着、大阪杯でレイパパレが2着、天皇賞・春でディープボンドが2着、ヴィクトリアマイルでファインルージュが2着、安田記念でシュネルマイスターが2着、宝塚記念でヒシイグアスが2着と、本コラムで取り上げた7レース中の6レースで推奨馬が馬券圏内に好走。

今回は、新馬戦で好走しやすい馬の見極め方と、アイビスSDの推奨馬3頭の馬体のポイントを解説していただいた。


パドックで読み取れる馬体と歩様から
新馬戦で好走しやすい馬は見抜ける!


2歳新馬戦が始まってから、早くも2ヵ月が過ぎようとしています。毎週、多くの2歳馬がデビューし、新しいヒーロー、ヒロイン候補が続々と誕生しています。一日の馬券収支においても、中間に行われる新馬戦の攻略は重要なポイントとなりますが、出走各馬にレース経験がなく情報が少ない新馬戦は “難しい” 、または “手を出しにくい” というファンも多いかもしれません。

しかし、そんな2歳新馬戦も、パドックから読み取ることのできる馬体と歩様を攻略のヒントとすることで、的中率を大幅に向上することが可能です。予想の材料が少ない新馬戦だからこそ、パドックから得ることのできる情報は、好走しやすい馬を見抜くうえでより有効度の高い材料になると言い換えることもできます。では、どういったタイプが人気の有無にかかわらず好走しやすいのか、細かく触れていきたいと思います。

トラック競技である以上、日本の競馬は先行馬が断然有利。スタートを決め、好位を折り合い良くキープし、勝負どころからのペースアップに対応し、しっかりとギアを変えることができる馬。つまり、前に行くことのできる先行馬、または逃げ馬を予測することが馬券における大きなポイントとなります。

人気薄の逃げ馬が穴を開けるシーンは、新馬戦と真摯に向き合っているファンほど多く目にしていると思います。逆に人気馬であっても、出遅れて後方から追い上げるも馬券圏内に届かず…といった場面も多く、苦い経験をしているファンも同様に多いはずです。

つまり、まだレース経験のない新馬であれ、まずは馬体や歩様からスタートの速い馬を見つけること。それができれば、的中率の向上や、それによる収支の安定に繋げられ、そして、人気薄の好走馬を見抜くことで思わぬ高配当を手にすることもできるのです。さらに言えば、距離が短いレースほどスタートの重要性が増すことは明らかですので、短距離戦が多く組まれる早期の2歳新馬戦であるほど、より有効な手段でもあります。

新馬戦で先行しやすい馬の特徴を
馬体の3つのポイントから解説


さてここからは、どういった馬体の馬、歩様であれば新馬戦で先行しやすいのかを、具体的に解説していきたいと思います。まずは先行しやすい、スタートが速い馬の特徴は大枠で以下の3つとなります。



約29年間、パドックの最前列にこだわり続け、学生時代には年間365日、南関と中央のパドックに立ち続けたことも。競馬場以外にもセレクトセールや一口馬主のツアーなどにも参加し、数え切れないほど馬体を見続けてきた。その馬見に関してはネットを中心にカリスマ的人気を誇る。サラブレ本誌をはじめ競馬メディアにも度々寄稿。近年はツイッターの鍵付きアカウントに限定して予想や馬産地で見た馬の情報などを公開中。