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先週(8月10日～11日)の穴ぐさは[3.12.6.95](複勝率18.1%)で､複勝回収率が106%でした｡関屋記念では【A】評価のディオが8番人気で②着に激走してくれました｡馬券を獲ったみなさん､おめでとうございました!

関屋記念を制したのは3番人気だったトゥードジボンで､小倉記念は1番人気のリフレーミングが差し切って優勝しました｡先週の中京芝の特別競走は5レースすべてで1～3番人気が勝利し､今夏の新潟芝の特別競走では12レースのうち10レースで1～4番人気が勝っています｡

今週末は､新潟では重賞がありませんが､中京ではCBC賞が予定されています｡CBC賞は芝1200mのハンデ重賞ではあるものの､やはり上位人気に一目を置くべきですかね｡

今週末はG2の札幌記念が予定されていて､プログノーシス､シャフリヤール､ドゥラエレーデ､ジオグリフ､ノースブリッジなどが登録しています｡クイーンSの前にもお伝えした通り､今年3月以降の右回りの古馬混合の芝重賞(JRA)では､1～5番人気が19連勝中なので､札幌記念でもこのデータが継続されるのか､注目でしょう､

【2024年3月以降の右回りの古馬混合の芝重賞(JRA)】

人気	着別度数
1番人気	[6.2.2.9]
2番人気	[5.6.0.8]
3番人気	[3.1.4.11]
4番人気	[2.3.0.14]
5番人気	[3.2.4.10]
6番人気以下	[0.5.9.176]

札幌記念は札幌芝2000mでの施行で､古馬混合の芝2000mのG1&G2(JRA)については､昨年以降に6レースが行われ､①～③着馬は次のような人気でした｡

【2023年以降の古馬混合の芝2000mのG1&G2(JRA)】

レース	①着	②着	③着
2024年大阪杯	2人	3人	11人
2024年金鯱賞	2人	1人	6人
2023年天皇賞･秋	1人	6人	3人
2023年札幌記念	2人	9人	4人
2023年大阪杯	2人	1人	10人
2023年金鯱賞	1人	3人	6人

勝ち馬は1～2番人気ですが､②～③着に6～11番人気も入っています｡6レースすべてで､1～4番人気の2頭ずつが馬券に絡んでいますね｡

優勝した6頭は前走が国内で1番人気(3頭)か､前走が海外(3頭)でした｡6番人気以下で③着以内に激走した馬は6頭のうち5頭が母父ノーザンダンサー系で､6頭のうち5頭は父か母父がサンデー系でした｡今年の札幌記念も､そんな視点で穴馬をヒモに絡めるといいかもしれません｡

今夏の札幌開催では芝2000mのレースが12回あり､勝ち馬はすべて父か母父がサンデー系です｡その12レースのうち､特別競走は3レースあり､③着以内に入った馬は次の通りです｡

【2024年の札幌芝2000mの特別競走】

レース	①着 ②着 ③着	父
藻岩山特別	①着パトリックハンサム ②着クレバーテースト ③着タンゴバイラリン	バゴ オルフェーヴル イスラボニータ
STV賞	①着フェアエールング ②着スミ ③着シュバルツクーゲル	ゴールドシップ リオンディーズ キズナ
釧路湿原特別	①着ナックイルシーブ ②着ブラックヴァール ③着ギャンブルルーム	ハーツクライ ジャングルポケット キズナ

特別競走では､いずれも父サンデー系の馬が馬券圏内に2頭ずつ入っています｡

今年の札幌記念の登録馬は12頭で､父サンデー系の馬は3頭だけなんですよね｡シャフリヤール､チャックネイト､プログノーシスで､おそらくプログノーシスが1番人気ではないかと思うのですが……､果たしてどんな結果となるでしょうか!?

→関屋記念では【穴ぐさ･A】の
ディオが8番人気②着!←

今週末から札幌芝は【Cコース】に変更となるので､ご注意ください｡8月17～18日に行われる新潟､中京､札幌の芝の使用コースと平地特別競走での穴ぐさ成績は､次の通りです｡

8月17～18日

場所	芝
新潟	Aコース･4週目
中京	Aコース･2週目
札幌	Cコース･1週目

8月17日

場所	レース名	穴ぐさ 成績
新潟9R	瀬波温泉特別	[1.4.3.40]
新潟10R	上越S	[0.1.3.11]
新潟11R	日本海S	[2.1.2.14]
中京9R	御在所特別	[1.1.1.20]
中京10R	四日市特別	[0.0.0.9]
中京11R	豊明S	[2.2.0.36]
札幌9R	千歳特別	[1.1.0.24]
札幌10R	富良野特別	[2.3.0.25]
札幌11R	札幌日刊スポーツ杯	[1.3.2.38]

8月18日

場所	レース名	穴ぐさ 成績
新潟9R	閃光特別	[1.2.1.46]
新潟10R	阿賀野川特別	[1.2.1.27]
新潟11R	NST賞	[1.2.1.37]
中京9R	濃尾特別	[3.1.2.24]
中京10R	中京スポニチ賞	[1.2.2.36]
中京11R	CBC賞	[1.4.2.46]
札幌8R	クローバー賞	[1.2.1.14]
札幌9R	大通公園特別	[0.1.1.9]
札幌10R	知床特別	[3.2.2.26]
札幌11R	札幌記念	[1.3.3.44]

※条件が過去とは異なるレースもあります｡レース番号が変更になる場合もあります｡

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☆注目レース☆
上越S(3勝クラス､新潟ダート1200m)

上越Sでの穴ぐさは[0.1.3.11](複勝率26.7%)で､複勝回収率は148%です｡昨年は【A】評価のメズメライザーが8番人気で③着に入りました｡

③着以内に入った4頭の穴ぐさは父か母父がノーザンダンサー系の牡セン馬で､馬番4～10番でした｡4頭は前走が④着以下でしたが､いずれも左回りで③着以内に入ったことがあったので､左回り実績馬の巻き返しに注意しましょう｡

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☆注目レース☆
日本海S(3勝クラス､新潟芝2200m)

日本海Sでの穴ぐさは[2.1.2.14](複勝率26.3%)で､複勝回収率は132%です｡

馬券に絡んだ5頭の穴ぐさは馬番3～11番で､中2～5週での臨戦でした｡5頭のうち4頭は左回りで勝ち鞍があり､2008年以降の4頭は4～5歳だったので､年齢と左回り実績をチェックして臨みましょう｡

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☆注目レース☆
濃尾特別(2勝クラス､中京ダート1800m)

濃尾特別での穴ぐさは[3.1.2.24](複勝率20.0%)で､複勝回収率は113%です｡

ダート1800mの時に限ると[2.0.2.17](複勝率19.0%)で､③着以内に激走した4頭は父がミスプロ系かサンデー系の4～5歳でした｡4頭はダート2勝クラス(1000万)での馬券圏内があったので､現級実績馬をマークしておくと良さそうです｡

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■ちなみに…■
札幌記念での穴ぐさは[1.3.3.44]で､CBC賞では[1.4.2.46]です｡昨年のCBC賞では【B】評価のサンキューユウガが8番人気で②着に激走しました｡

近10年の札幌記念では7番人気以下で③着以内に入った馬が5頭いて､父がキングマンボ系かノーザンダンサー系です｡5頭は前走が重賞で､そのうち4頭は中10～11週での臨戦で､2015年以降の4頭は前走でメンバー中3位以内の上がりを計時していました｡5頭は馬体重が474kg以上で､札幌か函館の芝で③着以内に入ったことがあったので､北海道の洋芝での実績を確認しておきましょう｡

近10年のCBC賞では7番人気以下で③着以内に入った馬が12頭いて､そのうち中京では9頭です｡中京での9頭のうち8頭は5～7歳で､9頭のうち7頭は中7週以内での臨戦だったので､順調に使われているベテランが侮れなさそうです｡中京での9頭は8～9月に勝ち鞍があり､2016年以降の8頭は左回りの芝で連対実績があったので､季節と回りに関する戦績をチェックしておくと良さそうです｡