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穴ぐさ傾向と対策

今年の中京記念は内有利の可能性が!?


先週(7月13日~14日)の穴ぐさは[6.2.8.93](複勝率15.5%)でした。函館記念などなかなか好配当に結びつかず、すみませんでした。今週末で福島・中京・函館の3場開催も終わるので、これまでの反省も活かしながら好結果を出せるように頑張ります。

今週末の重賞は、サマーマイルシリーズ初戦の中京記念と2歳最初の重賞である函館2歳Sがあります。登録頭数は、中京記念が21頭、函館2歳Sが18頭で、どちらもフルゲートになりそうですね。

昨年の中京記念は大外枠(8枠16番)だったグレーターロンドンが制しましたが、2年前は2枠3番だったウインガニオンが勝ちました。中京芝1600mでの施行となってから(近7年)の優勝馬は、馬番2番→馬番16番→馬番15番→馬番6番→馬番13番→馬番3番→馬番16番で、内や外の極端枠の馬が制するケースが多いので、今年はどちらに有利に働く馬場か、その見極めが重要になりそうです。

今年の中京芝3勝クラス以上のレースを振り返ると、馬番に関して次のような傾向が見られます。

【2019年の中京芝3勝クラス以上】
馬番 6~7月 1~3月
ひと桁馬番 [3.3.3.17] [4.2.5.34]
ふた桁馬番 [0.0.0.5] [1.3.0.25]

今夏は頭数の少ないレースが多いこともあって、ふた桁馬番の馬が馬券圏内に入れていません。ただ、1~3月開催時も好走した馬はひと桁馬番が多く、ふた桁馬番で勝利したのはファルコンSでのハッピーアワー(8枠15番)だけとなっています。内枠決着となった高松宮記念も記憶に新しいところで、今年の中京記念馬場の内側が悪くない状態の可能性がありそうです。

ちなみに、ハッピーアワーはハービンジャー産駒、高松宮記念を制したミスターメロディはScat Daddy産駒で、今年の中京芝3勝クラス以上での優勝馬は次のような血統です。

【2019年の中京芝3勝クラス以上での勝ち馬】
日付 レース名 勝ち馬 母父
7月13日 マレーシアC カヴァル エイシンフラッシュ サンデーサイレンス
7月6日 豊明S トロワゼトワル ロードカナロア ハーツクライ
6月30日 CBC賞 レッドアンシェル マンハッタンカフェ Storm Cat
3月24日 高松宮記念 ミスターメロディ Scat Daddy Deputy Minister
3月16日 ファルコンS ハッピーアワー ハービンジャー ディープインパクト
3月10日 金鯱賞 ダノンプレミアム ディープインパクト Intikhab
3月9日 トリトンS グランドボヌール エンパイアメーカー フジキセキ
1月26日 愛知杯 ワンブレスアウェイ ステイゴールド Storm Cat

ノーザンダンサー系が赤色、サンデー系がピンク色、ミスプロ系が黄色で、この3系統にだけ色を付けましたが、8頭中7頭は父&母父がこの3系統です。中京記念でもそんな血統馬は評価したいですね。

一方、函館2歳Sが行われる函館芝1200mでは、今夏は特別競走が10回あり、人気別成績が次のようになっています。

【2019年の函館芝1200mでの特別競走】
人気 ハンデ戦以外 ハンデ戦
1番人気 [5.0.1.2] [1.1.0.0]
2番人気 [1.3.2.2] [0.0.0.2]
3番人気 [1.2.0.5] [0.0.0.2]
4番人気 [0.0.1.7] [0.0.0.2]
5番人気 [1.1.0.6] [0.0.2.0]
6番人気以下 [0.2.4.40] [1.1.0.19]

ハンデ戦では人気薄の勝利があるものの、ハンデ戦以外の特別競走の勝ち馬(8頭)はすべて1~5番人気です。今夏の函館芝1200mでは1分7秒台の決着がなく、最速の勝ち時計は1分8秒4(函館スプリントS、函館日刊スポーツ杯)で、普通に時計がかかって、力のある馬が地力を発揮しやすい印象があります。

近10年の函館2歳Sの勝ち馬も1~4番人気ですから、今年も上位人気馬を素直に信頼していいんじゃないでしょうか。ただ、函館2歳Sは、2013年以降の6年連続で②着や③着に7~13番人気が入っているので、ヒモ荒れに注意すべきでしょう。

7月20日~21日に行われる3場(福島、中京、函館)の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

7月20日~21日
場所
福島 Bコース・2週目
中京 Bコース・2週目
函館 Bコース・2週目

7月20日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
福島9R 栗子特別 [2.1.0.15]
福島10R いわき特別 [0.1.1.10]
福島11R 安達太良S [1.2.2.29]
中京9R 中京2歳S [0.0.0.1]
中京10R 日進特別 出走ナシ
中京11R 桶狭間S [1.1.1.27]
函館10R 横津岳特別 [1.1.1.7]
函館11R 函館日刊スポーツ杯 [2.0.3.27]
函館12R 駒場特別 [0.0.0.15]

7月21日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
福島9R 白河特別 [0.0.4.23]
福島10R 横手特別 [0.2.3.28]
福島11R 福島テレビOP [1.1.1.19]
中京9R 長久手特別 [0.1.1.17]
中京10R 尾頭橋特別 [0.1.3.27]
中京11R 中京記念 [2.2.0.32]
函館10R 松前特別 [0.1.1.11]
函館11R 函館2歳S [0.4.1.30]
函館12R 潮騒特別 [2.2.1.15]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
潮騒特別(2勝クラス、函館芝1200m)

潮騒特別での穴ぐさは[2.2.1.15](複勝率25.0%)で、複勝回収率は142%です。昨年は堅い決着でしたが、2~5年前は4年連続で穴ぐさが連対圏に入っています。

馬券に絡んだ5頭は4~8枠で、4頭は6~8枠でした。5頭のうち4頭は馬体重が490kg以上だったので、開催最終週の特別競走らしく、外目をスムーズに走れそうなパワータイプが狙い目になりそうです。

注目レース
松前特別(2勝クラス、函館芝2000m)

松前特別での穴ぐさは[0.1.1.11](複勝率15.4%)で、複勝回収率は128%です。昨年はエルリストンが8番人気で②着に食い込みました。

③着以内に入った2頭は馬番2~5番の父サンデー系です。2頭は馬体重が456~474kgでしたが、4角1~4番手で馬券圏内に入っているので、内目を立ち回れそうな馬に注意しましょう。

注目レース
栗子特別(1勝クラス、福島芝2000m)

栗子特別での穴ぐさは[2.1.0.15](複勝率16.7%)で、複勝回収率は103%です。

連対圏に入った3頭は馬体重が436~462kgでしたが、2頭は母父がグレイソヴリン系で、残りの1頭はコンデュイット産駒でした。3頭は4角4番手以内での激走で、小柄であっても開催最終週の馬場が合いそうな血統馬が狙い目でしょう。

注目レース
横津岳特別(1勝クラス、函館芝2600m)

横津岳特別での穴ぐさは[1.1.1.7](複勝率30.0%)で、複勝回収率は500%です。

③着以内に入った3頭は父か母父がサンデー系で、馬番6番以内でした。3頭は馬体重が444~454kgで、そのうち2頭は牝馬でもあったので、小柄でも内で脚を溜められそうな馬が侮れないでしょう。

ちなみに…
函館2歳Sでの穴ぐさは[0.4.1.30]で、中京記念では[2.2.0.32]です。昨年の函館2歳Sでは【B】評価だったラブミーファインが②着に入りました。過去10年の函館2歳Sで7番人気以下で③着以内に入った馬は7頭で、1600mの中京記念で7番人気以下で③着以内に入った馬は6頭です。

函館2歳Sで激走した7頭はすべて②~③着で、馬番1~10番でした。いずれも前走が芝1200~1800mでの①着で、6頭は1~4番人気で勝ち鞍を挙げていたので、上位人気で勝利していた馬が人気薄で放置されていたらチェックしておきましょう。7頭のうち6頭は父がサンデー系かミスプロ系です。

マイル戦の中京記念(近7年)で激走した6頭は父か母父がサンデー系で、いずれも左回りの芝で馬券に絡んだことがありました。6頭のうち4頭は東京芝の重賞で③着以内に入ったことがあったので、左回り実績は確認しておきたいですね。6頭のうち5頭は馬番9番より外枠だったので、外目の枠でも割り引かない方が良いでしょう。

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