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穴ぐさ傾向と対策

宝塚記念は父キングマンボ系の出番か!?


今週末の平地重賞は、宝塚記念函館スプリントS。その予想に役立つ情報と穴ぐさの好走率が高い特別競走をご紹介します。今年の宝塚記念は父キングマンボ系の出番かもしれません。

先週(6月7日~8日)の穴ぐさは[2.1.7.71](複勝率12.3%)でした。安田記念では貢献できず、申し訳ありませんでした。

安田記念はレースの前半3F通過が35秒0というスローペースで、これはロゴタイプが逃げ切った2016年(前半3F通過35秒0)と同じ遅さでした。決着時計は、稍重馬場だった昨年(1分32秒3)よりも遅い1分32秒7で、ペースをどう読むかがポイントだったと言えそうです。

勝利したジャンタルマンタル5枠10番、②着ガイアフォース4枠7番、③着ソウルラッシュ7枠13番で、今年の芝G1では、相変わらず内枠の馬が勝てないケースが続いています。

【2025年の芝G1(JRA)】
枠順 着別度数
1枠 [0.1.1.16]
2枠 [0.0.1.19]
3枠 [1.0.1.17]
4枠 [2.1.1.16]
5枠 [2.3.1.14]
6枠 [2.0.2.16]
7枠 [2.2.3.21]
8枠 [1.3.0.24]

勝ち馬は3~8枠から出ていて、10レースすべてで馬番10~14番の馬が馬券に絡んでいます。今週末は宝塚記念があり、今年は開催2週目での施行となりますが、それでも真ん中から外枠の馬に追い風が吹く結果となるでしょうか。

主な 【穴ぐさ】 実績 と
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京都で行われた昨年の宝塚記念は重馬場となり、ブローザホーンが差し切って優勝しました。芝2200mの重賞(JRA)は昨年以降に12レースあり、4角7番手以内に付けた馬が勝利を収めています。

【2024年以降の芝2200mの重賞(JRA)】
4角位置取り 着別度数
4角7番手以内 [12.8.11.61]
4角8番手以下 [0.4.1.71]

宝塚記念が行われる阪神芝2200mは内回りコースですから、先行できなかったとしても、勝負所で位置を押し上げられる機動力があった方が良さそうです。

上記の12レースは、枠順別の成績が次のようになっています。

【2024年以降の芝2200mの重賞(JRA)】
枠順 良馬場 道悪馬場
1枠 [2.0.3.5] [1.1.0.3]
2枠 [0.1.0.11] [0.0.1.5]
3枠 [2.1.0.10] [0.1.1.3]
4枠 [2.0.2.9] [0.0.0.7]
5枠 [0.2.0.12] [0.1.0.8]
6枠 [1.1.0.12] [0.1.1.7]
7枠 [0.1.1.13] [1.0.2.7]
8枠 [0.1.1.14] [3.1.0.6]

12レースのうち、良馬場だった7レースでは1~4枠の馬が勝利するケースが多く、道悪馬場だった5レースでは7~8枠の馬がよく勝っていました。良馬場だと真ん中から内枠、道悪馬場だと外枠が優勢で、今週末の宝塚記念も、馬場状態はポイントでしょう。

なお、今年の阪神芝での重賞は、次の馬が優勝しています。

【2025年の阪神芝の重賞】
レース 距離 勝ち馬
フィリーズレビュー 1400m ショウナンザナドゥ キズナ
チューリップ賞 1600m クリノメイ オルフェーヴル
チャーチルダウンズC 1600m ランスオブカオス シルバーステート
阪神牝馬S 1600m サフィラ ハーツクライ
桜花賞 1600m エンブロイダリー アドマイヤマーズ
毎日杯 1800m ファンダム サートゥルナーリア
大阪杯 2000m ベラジオオペラ ロードカナロア
阪神大賞典 3000m サンライズアース レイデオロ

上表は距離順に並べました。一目瞭然ですが、1400~1600mの5レースは父サンデー系の馬が勝ち、1800m以上の3レースは父キングマンボ系の馬が制しています。宝塚記念芝2200m戦なので……!?

今年の宝塚記念の登録馬では、アーバンシックショウナンラプンタヨーホーレイクレガレイラなどが父サンデー系で、ドゥレッツァベラジオオペラロードデルレイが父キングマンボ系です。

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6月14日~15日に行われる東京、阪神、函館の芝の使用コース平地特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

6月14日~15日
場所
東京 Cコース・3週目
阪神 Aコース・2週目
函館 Aコース・1週目

6月14日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
東京9R 日野特別 [0.4.3.29]
東京10R 夏至S [1.0.4.33]
東京11R ジューンS [1.0.2.33]
阪神9R 三田特別 [2.2.0.16]
阪神10R 安芸特別 [0.2.1.45]
阪神11R 三宮S [0.3.0.35]
函館9R 奥尻特別 [4.1.3.25]
函館10R 松前特別 [1.2.1.24]
函館11R 函館スプリントS [1.3.2.42]

6月15日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
東京9R 芦ノ湖特別 [1.1.1.5]
東京10R 江の島S [0.4.2.26]
東京11R パラダイスS [2.1.4.25]
阪神8R 逆瀬川特別 [0.0.2.14]
阪神9R 武庫川特別 [2.0.3.28]
阪神10R 花のみちS [3.1.2.20]
阪神11R 宝塚記念 [1.3.2.46]
阪神12R リボン賞 [1.3.0.32]
函館9R 八雲特別 [1.0.0.19]
函館10R 津軽海峡特別 [2.2.3.29]
函館11R 函館日刊スポーツ杯 [3.0.5.42]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。



注目レース
パラダイスS(リステッド、東京芝1400m)

パラダイスSでの穴ぐさは[2.1.4.25](複勝率21.9%)で、複勝回収率は128%です。

③着以内に激走した7頭の穴ぐさは馬番11番以内で、2019年以降の4頭はハンデ54kgの牡セン馬です。2016年以降の6頭は5~7歳で、2018年以降の5頭は5代血統表内にノーザンダンサーのクロスを持っていたので、各馬の血統表チェックをしておくと良いでしょう。



注目レース
三田特別(2勝クラス、阪神芝外2400m)

三田特別での穴ぐさは[2.2.0.16](複勝率20.0%)で、複勝回収率は106%です。

連対した4頭の穴ぐさは前走が①~⑤着で、中3週以内での臨戦でした。4頭は母父がノーザンダンサー系かミスプロ系で、そのうち3頭は4代血統表内にニジンスキーを持っていたので、スタミナ血脈を持ち、順調に使われている馬が合いそうです。



注目レース
松前特別(2勝クラス、函館芝1800m)

松前特別での穴ぐさは[1.2.1.24](複勝率14.3%)で、複勝回収率は102%です。昨年は【A】評価のエープラスが9番人気で優勝しました。

馬券に絡んだ4頭の穴ぐさは父か母父がサンデー系で、馬番2~6番でした。4頭のうち3頭は札幌芝で勝ち鞍があり、例外の1頭は北海道の洋芝が初めてだった3歳馬です。内目の枠に入ったサンデー系内包馬で、洋芝適性がありそうなタイプを見つけ出しましょう。



注目レース
津軽海峡特別(2勝クラス、函館ダート1700m)

津軽海峡特別での穴ぐさは[2.2.3.29](複勝率19.4%)で、複勝回収率は123%です。

③着以内に入った7頭の穴ぐさは5~6歳で、父か母父がミスプロ系かノーザンダンサー系です。7頭のうち6頭は前走が④着以下でしたが、7頭はいずれもダート1700mで1勝クラス(500万)を勝った実績があったので、ダート1700mで実績がある馬の巻き返しに注意しましょう。



注目レース
奥尻特別(1勝クラス、函館芝2000m)

奥尻特別での穴ぐさは[4.1.3.25](複勝率24.2%)で、複勝回収率は124%です。

馬券に絡んだ8頭の穴ぐさは3~4歳で、いずれもひと桁馬番で、8頭のうち7頭は馬番1~4番でした。8頭のうち7頭は父がサンデー系かロベルト系で、残りの1頭は母父がサンデー系でした。8頭は前走が掲示板外でしたが、中7週以内での臨戦だったので、順調に使われている若い馬が侮れないでしょう。



ちなみに…
宝塚記念での穴ぐさは[1.3.2.46]で、函館スプリントSでは[1.3.2.42]です。

近10年の宝塚記念では7番人気以下で③着以内に入った馬が10頭いて、4~5歳(9頭)か、香港から遠征してきたセン馬(1頭)です。10頭のうち7頭はひと桁馬番で、ふた桁馬番だった3頭は16頭立て以上で稍重馬場の時でした。10頭のうち、良馬場の時の4頭は馬番1~6番でした。

10頭のうち、前走がG1だった馬が5頭いて、それ以外の5頭のうち4頭は前走が①~②着でした(例外の1頭は香港馬)。10頭のうち9頭は父か母父がサンデー系かノーザンダンサー系で、10頭のうち8頭は馬体重が480kg以下だったので、大柄過ぎないタイプが侮れなさそうです。

近10年の函館スプリントSでは7番人気以下で③着以内に入った馬が9頭いて、父か母父がサンデー系かノーザンダンサー系です。9頭のうち3歳馬が2頭いて、それ以外の7頭のうち5頭が6~9歳だったので、ベテランも侮れない印象があります。牝馬の2頭は馬体重が464~476kgで、牡セン馬の7頭は480~534kgでした。9頭のうち6頭は馬番9番より外枠だったので、真ん中から外枠の馬にも注意を払った方が良いでしょう。


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