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穴ぐさ傾向と対策

阪神大賞典も若いノーザンファーム生産馬に注目!?


先週(3月14日~15日)の穴ぐさは[5.7.6.99](複勝率15.4%)で、単勝回収率が163%、複勝回収率が107%でした。金鯱賞では【A】評価のサトノソルタスが②着、【B】評価のダイワキャグニーが③着に入る【穴ぐさダブル】となり、フィリーズレビューでは【C】評価のナイントゥファイブが12番人気で③着、ファルコンSでは【C】評価のヴェスターヴァルトが8番人気で③着となりました。

「穴ぐさ報告掲示板」にも多数の書き込みをいただき、ありがとうございました。馬券を獲ったみなさん、おめでとうございました!

今年の重賞での穴ぐさは、評価別での成績が次のようになっています。

【2020年重賞での穴ぐさ】
評価 着別度数 複勝率
A [1.3.1.22] 18.5%
B [1.1.3.22] 18.5%
C [0.0.2.22] 8.3%

フィリーズレビューファルコンS【C】評価の馬が馬券に絡みましたが、連対圏に入った6頭は【A】【B】の評価でした。今週末以降の重賞でも、どうぞ参考にしてください。

金鯱賞では単勝1.3倍の圧倒的1番人気に推されたサートゥルナーリアが2馬身差で快勝し、斤量58kgでも力の違いを見せつけましたね。その一方で、ファルコンSではラウダシオンが②着、フィリーズレビューではカリオストロが④着となり、相変わらず今年の3歳限定重賞では1番人気が勝てていません

フィリーズレビューでは1枠1番だったカリオストロが1番人気に推されたので、最内枠馬の好成績1番人気の連敗のどちらが勝るのか、注目したのですが、カリオストロは粘りきれず④着でした。改めて、今年の3歳重賞の成績をご覧いただきましょう。

【2020年の3歳重賞】
レース
月日
①着
②着
③着
枠順 人気
フィリーズレビュー
3月15日
①着エーポス
②着ヤマカツマーメイド
③着ナイントゥファイブ
④着カリオストロ
3枠5番
4枠7番
3枠6番
1枠1番
5
2
12
1
ファルコンS
3月14日
①着シャインガーネット
②着ラウダシオン
③着ヴェスターヴァルト
3枠6番
5枠10番
1枠2番
6
1
8
弥生賞
3月8日
①着サトノフラッグ
②着ワーケア
③着オーソリティ
1枠1番
7枠8番
8枠10番
2
1
3
チューリップ賞
3月7日
①着マルターズディオサ
②着クラヴァシュドール
③着レシステンシア
8枠13番
1枠1番
3枠4
4
2
1
共同通信杯
2月16日
①着ダーリントンホール
②着ビターエンダー
③着フィリオアレグロ
④着マイラプソディ
6枠6番
2枠2番
7枠7番
8枠8番
3
4
2
1
クイーンC
2月15日
①着ミヤマザクラ
②着マジックキャッスル
③着セイウンヴィーナス
⑩着ルナシオン
1枠1番
6枠9番
4枠5番
3枠3番
2
4
12
1
きさらぎ賞
2月9日
①着コルテジア
②着ストーンリッジ
③着アルジャンナ
1枠1番
7枠7番
8枠8番
7
4
1
京成杯
1月19日
①着クリスタルブラック
②着スカイグルーヴ
③着ディアスティマ
1枠1番
8枠12番
6枠7番
7
1
6
フェアリーS
1月13日
①着スマイルカナ
②着チェーンオブラブ
③着ポレンティア
⑥着アヌラーダプラ
1枠1番
4枠8番
3枠5番
6枠11番
3
7
5
1
シンザン記念
1月12日
①着サンクテュエール
②着プリンスリターン
③着コルテジア
⑦着ルーツドール
1枠1番
6枠6番
3枠3番
8枠9番
2
5
9
1

馬番1~2番を灰色にして、1番人気を水色にしました。先週までの10レースで1番人気は[0.3.2.5]と未勝利で、馬番1~2番の馬が10レースのうち9レースで馬券圏内に入っています。今週末の3歳重賞はフラワーCスプリングSが予定されていて、果たして1番人気馬はどのような着順となるでしょうか。

スプリングSにはホープフルS②着のヴェルトライゼンデやジュニアCを快勝したサクセッションが登録していて、この2頭はノーザンファーム生産馬です。同牧場の生産馬は、フラワーCには2戦2勝のシーズンズギフトやミアマンテがいて、天皇賞・春の前哨戦となる阪神大賞典にはユーキャンスマイルや上がり馬のボスジラなどが登録しています。

先週の重賞でノーザンファーム生産馬は、サートゥルナーリアが金鯱賞、フェアリーポルカが中山牝馬S、シャインガーネットがファルコンSで優勝しました。今週末の重賞でも、人気を集めそうな馬が何頭もいますね。

今年のJRA芝重賞におけるノーザンファーム生産馬は[10.7.9.71](勝率10.3%、連対率17.5%、複勝率26.8%)という成績で、人気と年齢別で次のようなデータがあります。

【2020年JRA芝重賞でのノーザンファーム生産馬】
人気 着別度数
1番人気 [3.2.3.9]
2番人気 [3.1.2.5]
3番人気 [2.0.1.6]
4番人気 [1.1.0.8]
5番人気 [0.1.0.5]
6番人気 [1.1.1.5]
7番人気 [0.0.0.5]
8番人気 [0.1.1.5]
9番人気以下 [0.0.1.23]

【2020年JRA芝重賞でのノーザンファーム生産馬】
年齢 着別度数 勝率
連対率
複勝率
3歳 [4.3.7.18] 12.5%
21.9%
43.8%
4歳 [4.1.1.13] 21.1%
26.3%
31.6%
5歳 [2.3.1.20] 7.7%
19.2%
23.1%
6歳以上 [0.0.0.20] 0.0%
0.0%
0.0%

優勝した10頭は1~6番人気で、そのうち9頭は1~4番人気の支持を集めていました。7番人気以下で③着以内に入った馬が3頭いますが、この3頭は先週の3頭(ファルコンS③着ヴェスターヴァルト、金鯱賞②着サトノソルタス、フィリーズレビュー③着ナイントゥファイブ)で、前述の通り、いずれも穴ぐさでしたから、人気薄は穴ぐさをフォローしておくと良さそうです。

4歳以上の古馬重賞では、③着以内に入った馬がすべて4~5歳となっています。4~5歳で1~3番人気に推された馬は[5.1.2.8]で、12頭立て以下の時に限ると①①着という成績ですから、登録頭数が10頭の阪神大賞典でも若くて上位人気のノーザンファーム生産馬を中心に考えると良いんじゃないでしょうか。

今年の3歳芝重賞でのノーザンファーム生産馬は[4.3.7.18]という成績で、枠順別の成績が次のようになっています。

【2020年の3歳芝重賞でのノーザンファーム生産馬】
着別度数
1枠 [3.0.1.0]
2枠 [0.0.0.1]
3枠 [1.0.2.4]
4枠 [0.0.0.2]
5枠 [0.0.0.2]
6枠 [0.0.1.3]
7枠 [0.2.1.2]
8枠 [0.1.2.4]

優勝した4頭は1~3枠で、1枠に入った馬は[3.0.1.0]で馬券圏外がありません(③着はファルコンSのヴェスターヴァルト)。今年の3歳芝重賞は10レースのうち8レースで1~3枠の馬が勝っていて、このような傾向になるのも当然かもしれませんが、中山&阪神での3日間開催(20~22日)となる今週末は天候も良さそうですから、ノーザンファーム生産馬内目の枠に入った馬に注目すると良いかもしれません。

今週末は20日(金)~22日(日)の3日間開催で、金曜日からレースが行われる予定ですからご注意ください。3月20日~22日に行われる中山、阪神の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

3月20日~22日
場所
中山 Aコース・4週目
阪神 Aコース・4週目

3月20日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山9R 市原特別 [0.0.1.6]
中山10R 幕張S [0.1.0.13]
中山11R フラワーC [1.3.2.33]
阪神9R さわらび賞 出走ナシ
阪神10R 夙川特別 [2.4.1.28]
阪神11R 尼崎S [0.0.1.4]

3月21日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山9R 黄梅賞 [0.1.3.15]
中山10R 館山特別 [0.0.0.8]
中山11R 千葉S [1.3.1.33]
阪神9R 川西特別 [1.0.0.1]
阪神10R 仲春特別 [3.2.4.19]
阪神11R 若葉S [1.1.0.17]

3月22日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山9R 鎌ヶ谷特別 [1.1.1.17]
中山10R 韓国馬事会杯 [1.0.0.33]
中山11R スプリングS [1.1.3.27]
阪神9R 須磨特別 [1.2.1.13]
阪神10R なにわS [1.1.3.27]
阪神11R 阪神大賞典 [0.0.0.14]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
なにわS(3勝クラス、阪神ダート1200m)

なにわSでの穴ぐさは[1.1.3.27](複勝率15.6%)で、複勝回収率は112%です。

馬券圏内に入った5頭の穴ぐさはいずれも阪神ダートで③着以内の好走歴があり、5頭のうち4頭は阪神ダートの500万(1勝クラス)以上での勝利実績がありました。5頭は前走で4角4番手以内に付けていて、そのうち4頭は馬番8~14番だったので、真ん中から外枠に入った先行型に注意しましょう。

注目レース
仲春特別(2勝クラス、阪神芝1200m)

仲春特別での穴ぐさは[3.2.4.19](複勝率32.1%)で、複勝回収率は162%です。

穴ぐさのいた11レースのうち9レースで馬券に絡む馬が出ていて、芝1200~1400mの時に限ると[2.2.2.13](複勝率31.6%)という成績です。芝1200~1400mで③着以内に入った6頭は中9週以内の臨戦で、6頭のうち5頭はひと桁馬番でした。6頭は父か母父がサンデー系だったので、ひと桁馬番でサンデー系を持つ馬をマークして臨みましょう。

注目レース
黄梅賞(1勝クラス、中山芝1600m)

黄梅賞での穴ぐさは[0.1.3.15](複勝率21.1%)で、複勝回収率は138%です。

馬券圏内に入った4頭の穴ぐさは父か母父がサンデー系で、ひと桁馬番でした。4頭は前走が東京芝で④着以下で、そのうち3頭は4角2番手以内で③着以内に入ったので、東京中山替わりで先行力のありそうなタイプを侮らないようにしましょう。

ちなみに…
フラワーCでの穴ぐさは[1.3.2.33]で、スプリングSでは[1.1.3.27]、阪神大賞典では[0.0.0.14]です。昨年のスプリングSでは【C】評価だったエメラルファイトが①着、【A】評価だったディキシーナイトが③着に入る【穴ぐさダブル】となりました。

過去10年で7番人気以下で③着以内に入った馬は、フラワーCが6頭、スプリングSも6頭、阪神大賞典が2頭です。

フラワーCで激走した6頭は②~③着で、いずれも馬番10番以内で、6頭のうち5頭はひと桁馬番でした。同じく6頭のうち5頭は4角7番手以下からの差し込みだったので、差し脚質のタイプが侮れないでしょう。

6頭はいずれも東京芝阪神芝で勝ち鞍があり、2012年以降の5頭は父か母父がサンデー系でした。6頭のうち5頭は馬体重が402~446kgだったので、小柄でも直線に坂のあるコースで実績があるサンデー系内包馬をマークしておきましょう。

スプリングSで激走した6頭も父か母父がサンデー系ですが、そのうち4頭は馬番9~15番だったので、内枠である必要はなさそうです。6頭は前走が芝で⑤着以内で、2011年以降の5頭は前走で連対圏に好走していたので、前走着順が良くて人気薄で放置されているタイプを見逃さないようにしたいですね。

6頭の前走の上がりは33秒3~35秒3で、6頭のうち5頭は前走でメンバー中3位以内の上がりを計時していたので、前走での上がり順位も確認しておきましょう。

過去10年の阪神大賞典では6番人気以下で③着以内に入った馬が4頭いて、そのうち前走が掲示板外だった2頭は前走がG1&G2で、前走が掲示板内だった2頭は前走がG3準OP戦でした。4頭は中山阪神で勝利実績があったので、右回りで直線に急坂があるコースで勝ち鞍がある馬をチェックしておくと良さそうです。


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