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穴ぐさ傾向と対策

セントウルSも京成杯AHも同じ馬番が連対圏に!?


先週(9月5日~6日)の穴ぐさは[4.8.8.100](複勝率16.7%)でした。全体的な成績は悪くなかったものの、重賞は3レース(札幌2歳S、新潟記念、小倉2歳S)とも馬券圏内を1~5番人気が占める堅い決着になってしまいました。新潟記念ではサトノダムゼルが直線で先頭を窺う場面があったのですが……。

今週から秋競馬のスタートで、今年は中山中京という2場開催になります。開幕週は紫苑SセントウルS京成杯AHという3重賞が組まれていて、セントウルSは芝1200m重賞、京成杯AHはハンデ重賞ですから、改めて今年の両条件でのデータを確認しておきましょう。

【2020年の芝1200m重賞での1番人気】
馬番 レース 着順・馬名
偶数馬番 オーシャンS
葵S
函館スプリントS
北九州記念
着ダノンスマッシュ(1枠2番)
着ビアンフェ(6枠12番)
着ダイアトニック(3枠6番)
着モズスーパーフレア(5枠10番)
奇数馬番 シルクロードS
高松宮記念
CBC賞
函館2歳S
キーンランドC
小倉2歳S
着レッドアンシェル(1枠1番)
着タワーオブロンドン(5枠9番)
着クリノガウディー(4枠7番)
着モンファボリ(8枠15番)
着ダイアトニック(1枠1番)
着モントライゼ(8枠9番)

【2020年の芝のハンデ重賞】
人気 ハンデ54kg以下 ハンデ55kg以上
1番人気 [1.0.1.5] [0.1.0.12]
2番人気 [1.0.1.2] [2.2.1.11]
3番人気 [2.0.1.2] [2.2.2.9]
4番人気 [0.0.0.7] [2.0.0.11]
5番人気 [0.2.2.7] [0.0.1.8]
6番人気 [0.1.1.8] [0.4.0.6]
7番人気以下 [8.7.6.97] [2.1.4.78]

小倉2歳Sでは1番人気だったモントライゼ8枠9番で②着に入りましたが、これは今年の芝1200m重賞において、奇数馬番で馬券に絡んだ初の1番人気でした。小倉2歳Sは10頭立てという少頭数でしたから、19頭が登録している今週末のセントウルSは、やはり1番人気は偶数馬番の方が信頼しやすいのではないでしょうか。

一方、芝2000mのハンデ重賞だった新潟記念は2番人気だったブラヴァスが優勝しましたが、1番人気だった3歳馬のワーケアはハンデ53kgながら⑩着に敗れてしまいました。今年の芝のハンデ重賞での1番人気は[1.1.1.17]で、信頼度が低いので、京成杯AHの1番人気についても用心が必要でしょう。

ちなみに、セントウルSG2で、札幌記念前にこのコーナーで記した通り、今年の古馬の芝G2戦は1~2番人気が勝つケースが続いているので、そのデータも確認しておきましょう。

【2020年の芝G2戦】
人気 古馬混合戦 3歳限定戦
1番人気 [7.0.1.4] [0.2.2.4]
2番人気 [5.3.1.3] [2.3.2.1]
3番人気 [0.0.2.10] [1.1.1.5]
4番人気 [0.1.2.9] [3.1.0.4]
5番人気 [0.3.0.9] [1.1.1.5]
6番人気 [0.3.2.7] [1.0.0.7]
7番人気 [0.1.1.10] [0.0.1.7]
8番人気 [0.1.0.11] [0.0.0.8]
9番人気以下 [0.0.3.51] [0.0.1.52]

札幌記念を勝ったのは2番人気だったノームコアで、今年の古馬の芝G2戦を勝利した馬(12頭)はいずれも1~2番人気でした。セントウルSも近4年はすべて1番人気が制しているので、今年もまずは上位人気に注目でしょうかね。

なお、近4年(2016年以降)のセントウルS京成杯AHについては不思議なつながりが見られる面もあるので、それぞれの連対馬をご覧ください。

【2016年以降のセントウルSと京成杯AHの連対馬】

レース
①着
②着
枠順
2019年
セントウルS
①着タワーオブロンドン
②着ファンタジスト
5枠7番
5枠6番
2019年
京成杯AH
①着トロワゼトワル
②着ディメンシオン
5枠10番
6枠11番
2018年
セントウルS
①着ファインニードル
②着ラブカンプー
8枠14番
2枠2番
2018年
京成杯AH
①着ミッキーグローリー
②着ワントゥワン
6枠10番
8枠14番
2017年
セントウルS
①着ファインニードル
②着ラインミーティア
5枠7番
4枠6番
2017年
京成杯AH
①着グランシルク
②着ガリバルディ
3枠6番
2枠3番
2016年
セントウルS
①着ビッグアーサー
②着ネロ
1枠1番
7枠10番
2016年
京成杯AH
①着ロードクエスト
②着カフェブリリアント
5枠10番
2枠3番

2016年と2017年はセントウルSで②着に入った馬番が同年の京成杯AHで優勝していて、2018年はセントウルSで①着となった馬番が同年の京成杯AHで②着となりました。昨年はその関係性が崩れたものの、セントウルSが過去33回の歴史で初めて枠連のゾロ目(5-5)となり、その5枠の馬が京成杯AHでも優勝したので、関係性が継続されたと言ってもいいんじゃないでしょうか(笑)。

いずれにしても、セントウルS京成杯AHも秋競馬の開幕週に行われる芝重賞ということで、好走馬の出る枠順に似た面が見られるので、その結果に注目してみると面白いのではないかと思います。

9月12日~13日に行われる中山、中京の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

9月12日~13日
場所
中山 Bコース・1週目
中京 Aコース・1週目

9月12日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山9R アスター賞 出走ナシ
中山10R セプテンバーS [1.2.1.33]
中山11R 紫苑S [1.1.3.35]
中京9R 木曽川特別 [0.0.0.14]
中京10R 日進特別 出走ナシ
中京11R エニフS [2.1.0.25]

9月13日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山9R 白井特別 [0.0.2.9]
中山10R 初風S [2.1.1.27]
中山11R 京成杯AH [1.4.1.36]
中京9R 知多特別 [1.3.1.25]
中京10R ムーンライトH [2.0.1.17]
中京11R セントウルS [1.1.3.36]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
セントウルS(G2、中京芝1200m)

セントウルSでの穴ぐさは[1.1.3.36](複勝率12.2%)で、昨年は【A】評価だったファンタジストが②着、一昨年は【B】評価だったグレイトチャーターが③着に入っていて、近4年のうち3年で【A】【B】の馬が馬券に絡んでいます。

近10年では7番人気以下で③着以内に入った馬が5頭いて(そのうち3頭が穴ぐさ)、そのうち4頭は中1~2週の臨戦でした。5頭は阪神か中京の芝で連対歴があり、中京で施行される今年も直線に急坂があるコースでの実績はチェックしておくと良さそうです。5頭は7~9月に芝の特別競走で勝利した実績があったので、暑い時期の成績もチェックしておきましょう。

注目レース
紫苑S(G3、中山芝2000m)

紫苑Sでの穴ぐさは[1.1.3.35](複勝率12.5%)で、一昨年は【C】評価だったランドネが③着、昨年は【A】評価だったフェアリーポルカが②着に食い込んでいます。

過去10年で7番人気以下で③着以内に入った馬は5頭いて(そのうち3頭が穴ぐさ)、馬番8~12番でした。5頭のうち3頭は4角2番手以内からの粘り込みだったので、先行力のある馬が侮れないでしょう。5頭のうち4頭は4代血統表内にグレイソヴリン系を持っていたので、そのタイプをマークしておきましょう。

注目レース
知多特別(2勝クラス、中京芝1400m)

知多特別での穴ぐさは[1.3.1.25](複勝率16.7%)で、1400m戦に限ると[1.3.0.11](複勝率26.7%)で、複勝回収率は127%です。

1400m戦で連対した4頭は牝馬で、そのうち3頭は4角6番手以下からの差し込みでした。4頭は前走がOP⑤着に入っていたので、前走で大きく負けていない牝馬はマークしておくと良さそうです。4頭はいずれも3代血統表内にミスプロ系を持っていました。

ちなみに…
京成杯AHでの穴ぐさは[1.4.1.36]で、過去10年で7番人気以下で③着以内に入った馬は10頭います。激走馬10頭のうち5頭はハンデ53~54kgで、この5頭は馬番9~14番でした。それ以外の5頭はハンデ55~57kg馬番2~8番だったので、ハンデと馬番をかけ合わせて考えると良さそうです。

10頭はいずれも父か母父がサンデー系で、2011年以降の中山での激走馬7頭は芝重賞での連対歴があったので、重賞実績も確認して臨むようにしましょう。


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