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穴ぐさ傾向と対策

京都大賞典は2400mのG1馬の産駒に注目!


先週(10月3日~4日)の穴ぐさは[4.4.6.64](複勝率17.9%)で、シリウスSでは【C】評価だったサクラアリュールが7番人気②着、【A】評価だったエイコーンが9番人気③着に入る【穴ぐさダブル】になりました。馬券を獲ったみなさん、おめでとうございました!

スプリンターズSでは【B】評価ミスターメロディが見せ場を作ったものの④着までで、外差しの展開で期待したエイティーンガールは直線で前が壁になって追えなくなってしまいました……。

スプリンターズSは前半3Fが32秒8というペースになり、グランアレグリアが豪快に差し切ったわけですが、スプリンターズSを見ても凱旋門賞を見ても、馬場への適応力の有無が重要だと痛感させられましたね。今週末からは秋の東京&京都&新潟開催となるので、馬場を見極めてより良い穴馬を選出していきたいと思います。

開幕週となる今週は、恒例の毎日王冠&京都大賞典からスタートとなります。毎日王冠は登録頭数が11頭と少ないものの、京都大賞典は18頭がエントリーしていて、そのうち10頭が前走で③着以内に入っていますから予想が楽しみな一戦になりそうです。

京都大賞典京都芝外2400mでの施行で、このコースでの重賞は日経新春杯以来になり、同レースは①着モズベッロ・②着レッドレオンという決着でした。モズベッロはディープブリランテ産駒、レッドレオンはディープインパクト産駒で、いずれもダービー馬の産駒ということです。

今年、芝2400mの重賞は4レースが行われていて(日経新春杯、青葉賞、オークス、ダービー)、いずれも東京芝2400mのG1勝ち馬の産駒が優勝しているので、その結果をご覧ください。

【2020年の芝2400m重賞連対馬】
月日
レース
①着
②着
1月19日
日経新春杯
①着モズベッロ
②着レッドレオン
ディープブリランテ
ディープインパクト
5月2日
青葉賞
①着オーソリティ
②着ヴァルコス
オルフェーヴル
ノヴェリスト
5月24日
オークス
①着デアリングタクト
②着ウインマリリン
エピファネイア
スクリーンヒーロー
5月31日
ダービー
①着コントレイル
②着サリオス
ディープインパクト
ハーツクライ

ディープインパクトは2005年のダービー馬、オルフェーヴルは2011年のダービー馬、ディープブリランテは2012年のダービー馬で、エピファネイアは2014年のジャパンC優勝馬です。

他にも2008年にジャパンCを制したスクリーンヒーローの産駒がオークス②着となっていて、連対馬の8頭中6頭が東京芝2400mのG1勝ち馬の産駒です。さらに言えば、例外の2頭の父も、ハーツクライ(2006年ドバイシーマクラシック①着)とノヴェリスト(2013年キングジョージ①着)ですから、今年の京都大賞典も芝2400mのG1勝ち馬の産駒に注目すると面白そうです。

ちなみに、今年の芝2400m重賞は人気別の成績が次のようになっています。

【2020年の芝2400m重賞】
人気 着別度数
1番人気 [2.0.1.1]
2番人気 [1.1.0.2]
3番人気 [1.0.0.3]
4~7番人気 [0.3.0.13]
8~13番人気 [0.0.3.17]
14番人気以下 [0.0.0.16]

勝利した4頭は1~3番人気で、連対馬8頭は1~7番人気、馬券に絡んだ12頭は13番人気以内でした。4レースのうち3レースで③着に8~13番人気馬が入っているので、ヒモ荒れに注意すべきかもしれませんね。

一方、毎日王冠東京芝1800mでの施行で、今年の芝1800m重賞では1番人気があまり勝てていません。

【2020年の芝1800m重賞】
人気 着別度数
1番人気 [1.2.5.5]
2番人気 [2.1.3.7]
3番人気 [3.0.0.10]
4番人気 [1.4.1.7]
5番人気 [0.2.1.10]
6~9番人気 [4.1.1.45]
10番人気以下 [2.3.2.41]

今年は芝1800mの重賞が13レース行われ、1番人気は[1.2.5.5]という成績で、勝利したのが中山記念でのダノンキングリーだけです。13レースのうち6レースで6番人気以下の馬が優勝していて、人気薄の激走も目立っています。

13レースのうち9レースは馬場を1周するO型コースでの施行で、馬場を半周するU型コースでは4レースが行われ、次のような結果となっています。

【2020年の芝1800m重賞(U型コース)の①~③着】
月日
レース
馬場
①着
②着
③着
2月9日
きさらぎ賞
①着コルテジア
②着ストーンリッジ
③着アルジャンナ
シンボリクリスエス
ディープインパクト
ディープインパクト
2月16日
共同通信杯
稍重
①着ダーリントンホール
②着ビターエンダー
③着フィリオアレグロ
New Approach
オルフェーヴル
ディープインパクト
3月28日
毎日杯
稍重
①着サトノインプレッサ
②着アルジャンナ
③着ダノンアレー
ディープインパクト
ディープインパクト
ディープインパクト
6月14日
エプソムC
不良
①着ダイワキャグニー
②着ソーグリッタリング
③着トーラスジェミニ
キングカメハメハ
ステイゴールド
キングズベスト

稍重馬場だった毎日杯でディープインパクト産駒が①~③着となっていて、良~稍重の3レースではいずれもディープインパクト産駒が馬券に絡み、父サンデー系の馬が③着以内に2頭以上入っています。ただ、不良馬場だったエプソムCではディープインパクト産駒は4頭が出走したもののいずれも掲示板外に敗れ、父キングマンボ系の馬が③着以内に2頭入りました。

今週末は台風の影響を受ける可能性があるようですから、無事に開催されることを祈りつつ、馬場状態を確認しながら適性に合ったタイプで勝負していきたいですね。

10月10日~11日に行われる東京、京都、新潟の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

10月10日~11日
場所
東京 Aコース・1週目
京都 Aコース・1週目
新潟 Aコース・1週目

10月10日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
東京9R 山中湖特別 [0.0.1.11]
東京10R 神無月S [1.2.3.24]
東京11R サウジアラビアRC [0.0.0.5]
京都9R 高雄特別 [0.1.1.9]
京都10R 長岡京S [1.0.2.15]
京都11R オパールS [2.2.5.22]
新潟10R 萬代橋特別 [1.3.2.24]
新潟11R 魚沼特別 [0.0.2.9]
新潟12R 朝日岳特別 [0.0.1.13]

10月11日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
東京9R 六社S [1.2.1.20]
東京10R グリーンチャンネルC [0.1.1.17]
東京11R 毎日王冠 [3.1.4.29]
京都9R りんどう賞 [0.0.0.7]
京都10R 藤森S [0.1.4.25]
京都11R 京都大賞典 [0.2.1.19]
新潟10R 松浜特別 [0.2.1.19]
新潟11R 北陸S [3.2.1.19]
新潟12R 菅名岳特別 [0.0.0.5]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
毎日王冠(G2、東京芝1800m)

毎日王冠での穴ぐさは[3.1.4.29](複勝率21.6%)で、複勝回収率は122%です。

馬券圏内に入った穴ぐさ8頭のうち7頭は馬番8番以内で、過去10年では7番人気以下で③着以内に入った馬が8頭いて、いずれも馬番8番以内となっています。その8頭は芝重賞で連対歴があり、東京か新潟の芝での勝ち鞍があったので、左回り実績もチェックしておくと良いでしょう。

8頭のうち6頭が父か母父がサンデー系の馬ですが、父か母父がミスプロ系の馬は1頭だけとなっています。

注目レース
オパールS(OP特別、京都芝1200m)

オパールSでの穴ぐさは[2.2.5.22](複勝率29.0%)で、複勝回収率は131%です。昨年は開催5日目での施行で堅い決着でしたが、開幕週の時は[2.2.4.16](複勝率33.3%)なので、今年は穴ぐさの台頭に期待したいですね。

芝1200mで馬券に絡んだ8頭の穴ぐさはいずれも父がサンデー系以外の3~6歳で、牝馬が5頭、牡馬が3頭です。8頭は前走で馬券圏外に敗れていましたが、そのうち6頭は前走が重賞だったので、対戦メンバーの軽くなっていそうな馬の巻き返しに注意でしょう。8頭のうち5頭は馬番9番よりも外枠だったので、開幕週でも内枠有利と考え過ぎないようにしましょう。

注目レース
萬代橋特別(1勝クラス、新潟芝2400m)

萬代橋特別での穴ぐさは[1.3.2.24](複勝率20.0%)で、複勝回収率は113%です。

馬券圏内に入った6頭の穴ぐさは3~4歳で、こちらは若い馬をマークしておきたいですね。6頭は父がサンデー系かノーザンダンサー系で、そのうち5頭は馬体重が468kg以下でした。6頭のうち3頭は新潟芝で連対歴があり、それ以外の3頭は新潟で初出走だったので、新潟で好走実績があるか、未経験の馬をチェックして臨みましょう。

ちなみに…
京都大賞典での穴ぐさは[0.2.1.19]で、サウジアラビアRCでは[0.0.0.5]です。7番人気以下で③着以内に入った馬は、過去10年の京都大賞典では4頭いて、過去5年のサウジアラビアRCでは1頭です。

京都大賞典で激走した4頭はひと桁馬番で、いずれも直線平坦の芝重賞で③着以内に入ったことがありました。4頭のうち3頭は京都芝の準OP以上で勝利実績があったので、それらの実績はチェックしておくべきでしょう。

4頭は父がサンデー系以外で、父か母父がノーザンダンサー系の馬が3頭います。同じく4頭のうち3頭は騎手が前走時から替わっていて、その3頭は過去にもそのコンビで勝利実績はなかったので、騎手との相性は気にしすぎない方が良いでしょう。

過去5年のサウジアラビアRCでは6~7番人気で馬券に絡んだ馬が2頭いて、どちらも父サンデー系×母父ミスプロ系という配合でした。2頭は新潟芝での前走をメンバー中3位以内の上がりで勝っていたので、左回りの経験がある馬はマークしておくと良さそうです。


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