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穴ぐさ傾向と対策

エリザベス女王杯も絞れた馬が穴を出す!?


先週(11月7日~8日)の穴ぐさは[4.8.11.91](複勝率20.2%)で、複勝回収率が123%でした。ファンタジーSでは【A】評価だったオパールムーンが7番人気で②着、みやこSでは【C】評価だったエイコーンが9番人気で③着に食い込みました。馬券を獲ったみなさん、おめでとうございました!

東京での2重賞(京王杯2歳S、アルゼンチン共和国杯)でも穴馬の激走があったので、穴ぐさとして指名できれば良かったんですが、京王杯2歳Sストライプが③着と同タイムの④着、アルゼンチン共和国杯タイセイトレイルが③着と0秒1差の⑤着で、ワンパンチを利かせられませんでした……。

京王杯2歳Sもアルゼンチン共和国杯も③着が柴田善騎手(ユングヴィ、サンアップルトン)で、ベテランらしいソツのない騎乗に穴ぐさが封じ込められる結果になってしまいました。申し訳ありません。

それでも、11月の穴ぐさは単勝回収率が136%、複勝回収率が117%となっているので、コンスタントに稼げるように今週末も頑張りたいと思います。

今週末から年末までは毎週G1があり、今週末は阪神でエリザベス女王杯が予定されています。連覇を狙うラッキーライラックや昨年③着のラヴズオンリーユーが登録していて、3歳馬も6頭がエントリーしています。登録馬の19頭のうち10頭がノーザンファーム生産馬でもあります。

今年、古牝馬の芝重賞は9レースが行われていて、府中牝馬Sでノーザンファーム生産馬がワンツー(①着サラキア、②着シャドウディーヴァ)を飾ったことは記憶に新しいところですが、その9レースでのノーザンファーム生産馬については、騎手によって次のような成績の違いがあります。

【2020年古牝馬の芝重賞でのノーザンファーム生産馬】
騎手 着別度数 勝率
連対率
複勝率
前走時と同騎手 [4.2.2.18] 15.4%
23.1%
30.8%
前走時から乗り替わり [0.1.0.27] 0.0%
3.6%
3.6%

騎手が前走時と同じか・乗り替わりかによって、明暗クッキリです。乗り替わって馬券に絡んだのはマーメイドS②着のセンテリュオ(福永騎手)だけで、同馬はデビュー戦を勝利した時の鞍上が福永騎手でしたから、ノーザンファーム生産馬に関しては、騎手が継続騎乗する馬か、過去に好走実績のあるコンビを狙うと良いのかもしれませんね。

府中牝馬Sは8頭立てながら①~③着に入ったのが6~8番人気で、今年の古牝馬の芝重賞波乱含みであることも特徴のひとつと言えます。

【2020年古牝馬の芝重賞】
人気 着別度数
1番人気 [2.0.2.5]
2番人気 [1.1.0.7]
3番人気 [2.0.1.6]
4番人気 [0.2.0.7]
5番人気 [0.1.1.7]
6番人気 [0.3.0.6]
7番人気 [2.0.0.7]
8番人気 [0.0.1.8]
9番人気 [1.0.0.7]
10番人気以下 [1.2.4.48]

人気薄の台頭が非常に多く、馬券圏内が6番人気以内の馬に占められたのはヴィクトリアマイルだけです。9レースのうち8レースでは7番人気以下の馬が③着以内に入っていて、6レースで7番人気以下の馬が連対しています。

7番人気以下の馬については、馬体重に関してこんなデータがあります。

【2020年古牝馬の芝重賞での7番人気以下】
前走時馬体重 着別度数
前走時がマイナス体重 [0.1.0.23]
前走時が増減なし [2.0.1.10]
前走時がプラス体重 [2.1.4.37]

【2020年古牝馬の芝重賞での7番人気以下】
馬体重 着別度数
マイナス体重 [2.0.2.30]
増減なし [2.2.0.11]
プラス体重 [0.0.3.29]

7番人気以下で激走した馬はほとんどが前走時でマイナス体重以外で、連対圏まで入った6頭はレース当日がプラス体重以外でした。つまり、前走時で体が減ってなく、レース当日に増えていない、もしくは絞れていたタイプがよく穴を開けているわけです。「信じるか信じないかはアナタ次第」という感じのデータですが(笑)、例えば3歳馬のウインマイティー&ウインマリリンなどは前走の秋華賞がプラス10~12kgでしたから、このような馬はエリザベス女王杯当日にどんな馬体重で出てくるか、チェックすると良い気がしますね。

今週末も東京、阪神、福島の3場開催ですが、福島芝は今週末からBコースとなります。11月14日~15日に行われる東京、阪神、福島の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

11月14日~15日
場所
東京 Bコース・3週目
阪神 Aコース・2週目
福島 Bコース・1週目

11月14日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
東京9R オキザリス賞 [0.1.1.16]
東京10R ユートピアS [1.1.1.26]
東京11R 武蔵野S [1.2.3.35]
阪神9R 岸和田S 出走ナシ
阪神10R 摩耶S [1.5.2.28]
阪神11R デイリー杯2歳S [0.1.1.23]
福島10R 三春駒特別 [2.0.4.22]
福島11R みちのくS [1.1.5.33]
福島12R 相馬特別 [1.3.2.26]

11月15日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
東京9R 神奈川新聞杯 [0.3.1.19]
東京10R 秋色S 出走ナシ
東京11R オーロC [3.0.1.30]
阪神9R 黄菊賞 [0.0.0.6]
阪神10R オータムリーフS [0.0.3.16]
阪神11R エリザベス女王杯 [2.2.1.35]
阪神12R ドンカスターC [1.1.0.26]
福島10R 福島2歳S [1.3.4.31]
福島11R 福島記念 [0.3.2.35]
福島12R 会津特別 [1.1.1.28]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
福島2歳S(OP特別、福島芝1200m)

福島2歳Sでの穴ぐさは[1.3.4.31](複勝率20.5%)で、複勝回収率は101%です。

馬券圏内に入った8頭は中8週以内の臨戦で、前走時馬体重が408~480kgでした。8頭のうち6頭は前走で4角2番手以内の競馬をしていて、残りの2頭は前走がOPで④~⑤着だったので、前走で先行策を採っていた馬か、前走のOPで掲示板に載っていた馬をチェックしておきましょう。

注目レース
摩耶S(3勝クラス、阪神ダート1800m)

摩耶Sでの穴ぐさは[1.5.2.28](複勝率22.2%)で、複勝回収率は126%です。ハンデ戦の時に限ると[1.4.2.18](複勝率28.0)で、昨年はスズカフリオーソが9番人気②着&タガノボンバーが8番人気③着という【穴ぐさダブル】でした。

1800m戦で激走した穴ぐさは7頭で、そのうち6頭は中3週以内の臨戦でハンデ54~55kgだった馬で、同じく7頭のうち6頭はひと桁馬番でした。7頭のうち2頭は父サンデー系で、それ以外の5頭は父か母父がミスプロ系となっています。

注目レース
みちのくS(3勝クラス、福島芝1200m)

みちのくSでの穴ぐさは[1.1.5.33](複勝率17.5%)で、複勝回収率は106%です。

福島施行時に馬券圏内に激走した穴ぐさは6頭で、いずれもひと桁馬番でした。6頭の鞍上は前走時から乗り替わっていて、2010年以降の5頭は中4週以内の臨戦でした。その5頭は父か母父がサンデー系なので、サンデー系内包で間隔が詰まっている馬が侮れなさそうです。

注目レース
神奈川新聞杯(2勝クラス、東京芝1600m)

神奈川新聞杯での穴ぐさは[0.3.1.19](複勝率17.4%)で、複勝回収率は140%です。

③着以内に入った4頭は中5週以内の臨戦で、偶数馬番でした。4頭はいずれも前走が馬券圏外でしたが、上がり33秒6~34秒6を計時していて、左回りの芝で勝利実績があったので、左回りでの成績と前走の上がりタイムを確認して臨むと良いでしょう。

注目レース
三春駒特別(1勝クラス、福島芝1800m)

三春駒特別での穴ぐさは[2.0.4.22](複勝率21.4%)で、複勝回収率は143%です。昨年はラルムドールが7番人気で③着に食い込みました。

馬券に絡んだ6頭の穴ぐさは父か母父がサンデー系で、2012年以降の5頭は3~5歳馬です。6頭はいずれも前走で掲示板外に敗れていましたが、左回りや直線に急坂があるコースでした。6頭は右回りで勝ち鞍があり、そのうち4頭は右回りでの直線平坦コースで勝利実績があったので、福島替わりが好材料となりそうな馬を探したいですね。

ちなみに…
エリザベス女王杯での穴ぐさは[2.2.1.35]で、昨年も一昨年も【B】評価だったクロコスミアが②着に激走しています。福島記念での穴ぐさは[0.3.2.35]で、昨年は【B】評価だったステイフーリッシュが②着に入りました。武蔵野Sでの穴ぐさは[1.2.3.35]で、デイリー杯2歳Sでは[0.1.1.23]です。

近2年のクロコスミアを含めて、過去10年のエリザベス女王杯では7番人気以下で③着以内に入った馬が5頭いて、いずれも①~②着です。重馬場で勝利した2012年のレインボーダリア(8枠15番)以外はひと桁馬番ですが、今年は阪神開催である点がどうでしょうか。

激走した5頭はいずれも前走が府中牝馬Sで、昨年時のクロコスミア以外の4頭は前走がプラス体重でした。レインボーダリア以外の4頭は芝G2での勝利実績があったので、前走をプラス体重で出走した実績馬はマークしておきましょう。

過去10年の福島記念では7番人気以下で馬券に絡んだ馬が7頭いて、いずれも牡馬で、7頭のうち6頭はハンデ54~55kgでした。福島施行時の6頭はひと桁馬番となっています。福島での6頭は父がサンデー系かノーザンダンサー系だったので、ひと桁馬番に入った両父系の馬はチェックしておきましょう。

過去10年の武蔵野Sでは7番人気以下で馬券圏内に入った馬が11頭いて、いずれも奇数馬番だった関西馬です。11頭のうち9頭は東京ダートで勝利実績があり、例外の2頭は東京ダートが初めてでした。

11頭のうち6頭は前走から距離短縮で、この6頭のうち5頭は前走が⑤着以下でした。11頭のうち5頭は前走から距離延長で、この5頭は前走が1400mで④着以内だったので、臨戦過程によって前走着順の評価方法を変えると良さそうです。

過去10年のデイリー杯2歳Sでは6番人気以下で③着以内に入った馬が5頭いて、6~8番人気でした。5頭は前走が4角1~4番手で、そのうち4頭は前走で初勝利を挙げていました。前走①着の4頭は前走時馬体重が470~498kgだったので、ある程度の馬格がある先行型が侮れないでしょう。


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