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穴ぐさ傾向と対策

フェブラリーSを制する馬は馬番12~16番から出る!?


先週(2月13日~14日)の穴ぐさは[7.8.4.98](複勝率16.2%)で、単勝回収率が102%でした。京都記念では【A】評価だったダンビュライトが③着に入りましたが、共同通信杯では7番人気で②着となったヴィクティファルスを指名できず……、申し訳ありませんでした。

先週日曜(14日)の阪神最終レースでは、【C】評価だったリュウノゾロが①着、【B】評価だったメラナイトが②着に入る【穴ぐさワンツー】で、先々週の日曜(7日)は東京の最終レースで【B】評価だったボンボンショコラが①着、【A】評価だったアストロブレイクが②着に入る【穴ぐさワンツー】になりました。

最終レースでの穴ぐさは、2月に入ってから[2.5.2.24](複勝率27.3%)と好成績で、回収率は単勝が133%、複勝が126%となっています。最終レースとそれ以外で何かを変えているつもりはないのですが……今週末も最終レースにご注目いただくといいかもしれません。

今週末は重賞が4レース予定されていて、2021年最初のJRA・G1であるフェブラリーSがあります。フェブラリーSは東京ダート1600mでの施行で、今年の同コースでは15レースが行われ、枠順別の成績が次のようになっています。

【2021年の東京ダート1600m】
枠順 牡牝混合戦 牝馬限定戦
1枠 [0.0.3.18] [0.1.0.4]
2枠 [0.1.0.20] [1.0.0.5]
3枠 [3.1.0.19] [0.0.0.6]
4枠 [1.4.0.19] [1.0.0.5]
5枠 [0.2.2.20] [1.1.0.4]
6枠 [5.1.3.15] [0.1.1.4]
7枠 [1.2.2.19] [0.0.1.5]
8枠 [3.0.2.19] [0.0.1.5]

牝馬限定戦(3レース)では連対馬が1~6枠で、勝ち馬3頭が2~5枠から出ていますが、牡牝混合戦(12レース)では内枠が良いとは言えず、複勝率は1~5枠(15.0%)よりも6~8枠(26.4%)の方が高くなっています。

過去10年のフェブラリーSでは、馬番別の成績が次のようになっています。

【2011年以降のフェブラリーS】
馬番 着別度数
馬番1~6番 [4.3.4.49]
馬番7~11番 [0.2.6.42]
馬番12~16番 [6.5.0.37]

勝ち馬10頭は内枠(馬番1~6番)か外枠(馬番12~16番)で、なぜか中枠(馬番7~11番)の馬が勝てていません。この傾向と今年の東京ダート1600mの成績を加味すると、今年のフェブラリーSの優勝馬は馬番12~16番から出そうな気がしてきますが、どうでしょうか?

今年の東京ダート1600m戦(15レース)のうち、1勝クラス以上の牡牝混合戦は7レースがあり、勝ち馬(8頭)は次の馬たちです。

【2021年の東京ダート1600mでの1勝クラス以上(牝馬限定戦以外)の勝ち馬】
月日 勝ち馬 血統
2月14日
1勝クラス
グランツアーテム 母母母母父ニジンスキー
2月13日
2勝クラス
コラルノクターン 母母母母父ニジンスキー
2月7日
白嶺S
グローリーグローリ 母父母父ニジンスキー
2月7日
1勝クラス
ロワマージュ 父母母父サドラーズウェルズ
2月7日
1勝クラス
ラパンセソバージュ 母父父サドラーズウェルズ
2月6日
2勝クラス
ペイシャエヴァー 父母父父ニジンスキー
1月31日
1勝クラス
グロリアスホープ 母母父サドラーズウェルズ
1月30日
1勝クラス
タイセイスラッガー 母母母父ニジンスキー

血統の項目には5代血統表内のニジンスキーサドラーズウェルズを記しました。

先週の京都記念でも母系にスタミナ色の強いノーザンダンサー系を持つ馬が良いのではないか?と記し、その通りにはなりませんでしたが、上記の成績を見ると、フェブラリーSこそ5代血統表内にサドラーズウェルズニジンスキーを持つ馬が勝利するんじゃないかと思うのですが……。

ちなみに、昨年のフェブラリーSで優勝したモズアスコットは父父父サドラーズウェルズ・母母母父ニジンスキーで、4年前の優勝馬で2~3年前も②着に入ったゴールドドリームニジンスキーの5×5というクロスを持っていました。

今年のフェブラリーSで人気を集めそうな馬の中では、アルクトス(父母父父ニジンスキー)とサンライズノヴァ(父母母父父ニジンスキー)が該当するようです。オーヴェルニュは非該当ですが、ニジンスキーの6×6というクロスがあるので、その点は悪くないのかもしれませんね。

2月20日~21日に行われる東京、阪神、小倉の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

2月20日~21日
場所
東京 Dコース・4週目
阪神 Aコース・2週目
小倉 Bコース・2週目

2月20日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
東京9R フリージア賞 [1.0.1.10]
東京10R 金蹄S [0.2.2.34]
東京11R ダイヤモンドS [0.3.3.29]
阪神9R つばき賞 [0.1.2.6]
阪神10R 橿原S [0.1.3.30]
阪神11R 京都牝馬S [2.3.4.33]
小倉10R 八幡特別 [0.1.2.34]
小倉11R 皿倉山特別 [2.2.2.24]
小倉12R 紫川特別 [1.1.2.33]

2月21日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
東京9R ヒヤシンスS [1.3.0.22]
東京10R アメジストS [0.1.1.26]
東京11R フェブラリーS [1.1.2.37]
東京12R 大島特別 [1.3.3.24]
阪神9R 川西特別 [1.0.0.4]
阪神10R 斑鳩S [0.1.4.17]
阪神11R 大和S [2.2.2.30]
小倉10R あざみ賞 [0.0.1.10]
小倉11R 小倉大賞典 [0.0.2.38]
小倉12R 伊万里特別 [1.2.1.14]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
京都牝馬S(G3、阪神芝1400m)

京都牝馬Sでの穴ぐさは[2.3.4.33](複勝率21.4%)で、複勝回収率は124%です。昨年は【A】評価だったプールヴィルが②着に入り、一昨年は【C】評価だったデアレガーロが①着、【B】評価だったリナーテが②着に入る【穴ぐさワンツー】でした。

1600mの頃も含めて過去10年(いずれも京都で施行)では7番人気以下で③着以内に入った馬が10頭いて、そのうち7頭が穴ぐさです。10頭のうち7頭は5歳以上で、5~6歳馬が6頭います。

1400m戦で激走した5頭のうち4頭は近2走以内に芝で連対歴があり、例外の1頭は4走前に勝ち鞍を挙げていました。その例外馬は芝重賞での連対歴がありましたが、他の4頭は芝重賞での連対歴がなかったので(3頭は芝重賞での③着以内がなかった)、重賞実績よりも勢いを重視した方が良さそうです。

注目レース
斑鳩S(3勝クラス、阪神芝1400m)

斑鳩Sでの穴ぐさは[0.1.4.17](複勝率22.7%)で、複勝回収率は105%です。今年は登録頭数が12頭と少ないものの、穴ぐさのいた近3年すべてで馬券に絡んでいます。

馬券圏内に入った穴ぐさ5頭は5~6歳で、いずれもひと桁馬番でした。5頭のうち4頭は2ヶ月以上の休み明けでしたが、その4頭のうち3頭は過去に休み明けでの勝利実績があったので、阪神開催の今年も間隔が開いているタイプを侮らないようにしましょう。

注目レース
大島特別(2勝クラス、東京ダート1400m)

大島特別での穴ぐさは[1.3.3.24](複勝率22.6%)で、複勝回収率は115%です。昨年は【A】評価だったスズカゴーディーが10番人気で③着に入り、一昨年は【A】評価だったラレータが②着、【C】評価だったカタナが③着に入る【穴ぐさダブル】でした。

③着以内に入った7頭の穴ぐさは4~6歳の牡馬で、父と母父がサンデー系・ミスプロ系・ノーザンダンサー系のいずれかの組み合わせでした。ダート1400mで馬券に絡んだ4頭は、いずれも1勝クラス以上の東京ダート1400mで勝ったことがあったので、コース実績をチェックして臨むと良いでしょう。

注目レース
皿倉山特別(2勝クラス、小倉芝2600m)

皿倉山特別での穴ぐさは[2.2.2.24](複勝率20.0%)で、複勝回収率は105%です。

馬券に絡んだ6頭の穴ぐさは中6週以内の臨戦で、そのうち5頭は中1~2週でした。6頭はいずれも父も母父もサンデー系ではなく、6頭のうち4頭は父か母父がノーザンダンサー系でした。6頭のうち5頭は芝2500m以上で勝ち鞍があったので、長距離実績をチェックしておきましょう。

注目レース
つばき賞(1勝クラス、阪神芝外1800m)

つばき賞での穴ぐさは[0.1.2.6](複勝率33.3%)で、複勝回収率は203%です。

馬券圏内に入った3頭の穴ぐさは中2~3週の臨戦で、前走は芝1800m以外の条件でした。3頭はいずれも4代血統表内にグレイソヴリン系を持っていたので、直線距離の長いコースで脚を長く使えそうなタイプが狙い目でしょう。

ちなみに…
フェブラリーSでの穴ぐさは[1.1.2.37]で、ダイヤモンドSでは[0.3.3.29]、小倉大賞典では[0.0.2.38]です。過去10年のフェブラリーSでは7番人気以下で③着以内に入った馬が7頭いて、過去10年のダイヤモンドSでは5頭、小倉大賞典では8頭います。

フェブラリーSで激走した7頭はいずれも関西所属の牡馬で、馬体重が504~530kgでした。7頭はすべてダート1700m以上のOPで勝ち鞍があり、6頭はダート1800m以上のG2(Jpn2)以上で勝ったことがあったので、1600mを超える距離での実績を確認しておきましょう。

2013年以降に激走した6頭は前走で4角6番手以内の競馬をしていて、5頭は前走が4角2~4番手でした。2014年①着のコパノリッキー以外の6頭は5歳以上で、6~8歳馬が4頭いるので、実績あるベテランが侮れないでしょう。

ダイヤモンドSで激走した5頭は5~8歳で、そのうち4頭は6~8歳でした。5頭のうち4頭は中7週以内の臨戦で、斤量が前走から減っていました(例外の1頭は前年のダイヤモンドS②着)。

5頭のうち3頭は母父がノーザンダンサー系で、その他の2頭は5代血統表内にノーザンダンサーのクロスを持っていたので、ノーザンダンサー系の有無を確認しておくと良さそうです。

小倉大賞典で激走した8頭は6~9歳で、そのうち6頭は7~9歳です。2012年以降の7頭は父か母父がサンデー系で、サンデー系内包のベテランが侮れません。

2012年以降の7頭のうち、前走が芝1800mだった馬は2頭で、その2頭は前走でメンバー中3位以内の上がりを計時していました。それら以外の5頭は前走が芝2000~2500mの重賞だったので、距離短縮馬と決め手の有無をチェックして臨むと良さそうです。


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