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穴ぐさ傾向と対策

大阪杯も馬番8番以内の馬に勝機が!?


先週(3月27日~28日)の穴ぐさは[7.3.7.98](複勝率14.8%)でした。高松宮記念は重馬場となり、上位人気3頭が地力を見せて①~③着を占める結果になりました。ダノンスマッシュは香港スプリントに続くG1連勝で、脱帽の強さを見せつけられました。

1番人気に推されたレシステンシアも、初の芝1200mでも高い能力を見せて差してきましたが、クビ差及ばずの②着。今年の中京芝の重賞での1番人気は未勝利([0.3.1.5])となっているので、5月8日以降の次開催でも用心すべきかもしれませんね。

今週は大阪杯があり、コントレイル、グランアレグリア、サリオスなどが出走を予定しています。コントレイルとグランアレグリアの対決に注目が集まりそうですが、まずは今年の阪神芝重賞での傾向を振り返っておきましょう。

【2021年の阪神芝重賞】
人気 着別度数
1番人気 [3.1.0.3]
2番人気 [1.2.0.4]
3番人気 [3.1.0.3]
4番人気 [0.0.3.4]
5番人気 [0.1.0.6]
6番人気 [0.0.1.6]
7番人気以下 [1.1.3.49]

【2021年の阪神芝重賞】
馬番 着別度数
馬番1~8番 [8.4.3.41]
馬番9~18番 [0.2.4.34]

今年、阪神芝での重賞は7レースが行われ、そのうち6レースで1~3番人気が勝っています(チューリップ賞は①着同着)。1~3番人気は[7.4.0.10]という成績で、なぜか連対圏内か馬券圏外となっています。ちなみに、1~3番人気が①&②着となったケースは、京都記念、阪神大賞典、毎日杯、そして①着同着となったチューリップ賞がありますが、1~2番人気が①&②着となったのは先週の毎日杯だけです。

優勝した8頭はすべて馬番8番以内で、馬番9番より外枠だった馬は勝てていません。G1となってからの大阪杯は、4年のうち3年で馬番5番以内の馬が勝っているので(例外は2018年のスワーヴリチャード)、今年も枠順は重要なポイントかもしれませんね。

コントレイルもグランアレグリアもディープインパクト産駒で、JRAの芝G1で同産駒が1&2番人気となったケースは、これまでに16回あります。その16レースでは、次のような結果が残されています。

【JRAの芝G1でディープインパクト産駒が1&2番人気となったレース】
結果 レース数 レース
1&2番人気が①&②着 1レース 2012年秋華賞
1&2番人気の
どちらかが①着で
どちらかが③着
1レース 2013年マイルCS
1&2番人気の
どちらかが①着で
どちらかが④着以下
5レース 2012年桜花賞
2015年秋華賞
2016年菊花賞
2019年桜花賞
2020年皐月賞
1&2番人気の
どちらかが②着で
どちらかが③着
2レース 2016年ヴィクトリアマイル
2016年ダービー
1&2番人気の
どちらかが②着で
どちらかが④着以下
3レース 2013年秋華賞
2019年秋華賞
2019年マイルCS
1&2番人気の
どちらかが③着で
どちらかが④着以下
2レース 2013年オークス
2016年エリザベス女王杯
1&2番人気の
どちらも④着以下
2レース 2014年マイルCS
2014年ジャパンC

意外なことに、1&2番人気の2頭が①&②着になったレースは、2012年秋華賞(①着ジェンティルドンナ、②着ヴィルシーナ)しかありません。どちらかが①着でどちらかが④着以下というケースが5回でもっとも多くなっていますが、果たして大阪杯ではどうなるでしょうか。

なお、今年の阪神芝での重賞では、7レースすべてで母父がノーザンダンサー系だった馬が馬券に絡んでいるので、その好走馬をご覧ください。

【2021年の阪神芝重賞で③着以内に入った母父ノーザンダンサー系の馬】
レース 着順・馬名 枠順 母父
毎日杯 ②着グレートマジシャン 7枠7番 Sholokhov
阪神大賞典 ①着ディープボンド 5枠6番 キングヘイロー
フィリーズレビュー ①着シゲルピンクルビー
②着ヨカヨカ
3枠5番
4枠8番
High Chaparral
Danehill Dancer
チューリップ賞 ①着メイケイエール
①着エリザベスタワー
1枠1番
5枠5番
ハービンジャー
Doyen
阪急杯 ①着レシステンシア
②着ミッキーブリランテ
4枠8番
3枠6番
Lizard Island
Dansili
京都牝馬S ③着ブランノワール 7枠14番 Singspiel
京都記念 ①着ラヴズオンリーユー 4枠4番 Storm Cat

母父ノーザンダンサー系の馬が7レースすべてで馬券に絡んでいて、そのうち6レースでは馬番8番以内の母父ノーザンダンサー系が連対しています。

今年の大阪杯の登録馬で母父がノーザンダンサー系であるのは、カデナ、ギベオン、クレッシェンドラヴ、サリオス、モズベッロ、レイパパレです。この中から馬番8番以内に入る馬はいるでしょうか!?

中山芝は今週末からBコースに替わるのでご注意ください。4月3日~4日に行われる中山、阪神の芝の使用コースと特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

4月3日~4日
場所 芝
中山 Bコース・1週目
阪神 Aコース・8週目

4月3日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山9R 葛飾特別 [0.1.0.6]
中山10R 安房特別 [1.1.2.23]
中山11R ダービー卿CT [1.1.5.34]
阪神9R アザレア賞 [0.0.0.4]
阪神10R 仲春特別 [3.2.4.22]
阪神11R コーラルS [1.2.0.38]

4月4日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山9R 山吹賞 [0.0.1.10]
中山10R 両国特別 [0.0.1.6]
中山11R 美浦S [2.3.3.17]
阪神9R 明石特別 [1.0.1.6]
阪神10R 淀屋橋S [2.4.2.30]
阪神11R 大阪杯 [1.2.0.24]
阪神12R 鳴門S [0.0.3.36]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

☆注目レース☆
美浦S(3勝クラス、中山芝2000m)

美浦Sでの穴ぐさは[2.3.3.17](複勝率32.0%)で、複勝回収率は184%です。

馬券に絡んだ穴ぐさ8頭は前走が⑤着以下でしたが、中6週以内の臨戦でした。8頭は6歳以下で、そのうち6頭は中山芝で勝利実績があったので、順調に使われている中山実績馬をマークしておきましょう。

☆注目レース☆
仲春特別(2勝クラス、阪神芝1400m)

仲春特別での穴ぐさは[3.2.4.22](複勝率29.0%)で、複勝回収率は147%です。

芝1400mの時に③着以内に入った穴ぐさは4頭で、中9週以内の臨戦でひと桁馬番でした。4頭は父サンデー系で、母父か母母父がミスプロ系だったので、そのような配合馬に注目しましょう。

☆注目レース☆
明石特別(2勝クラス、阪神芝2000m)

明石特別での穴ぐさは[1.0.1.6](複勝率25.0%)で、複勝回収率は138%です。

③着以内に入った2頭は父も母父もサンデー系ではない馬で、馬番1~3番でした。その2頭は前走が掲示板外でしたが、芝2000~2200mで0秒3~0秒6差だったので、内枠の馬は前走着差を確認しておくようにしましょう。

■ちなみに…■
大阪杯での穴ぐさは[1.2.0.24]で、ダービー卿CTでは[1.1.5.34]です。ダービー卿CTでは、一昨年に【C】評価だったマイスタイルが③着となり、昨年は【A】評価のボンセルヴィーソが②着、【B】評価のレイエンダが③着に入る【穴ぐさダブル】になりました。

G2の頃も含めて過去10年の大阪杯では6番人気以下で③着以内に入った馬が7頭いて、いずれも中9週以内での臨戦で父か母父がサンデー系でした。2014年以降の5頭は馬番3~5番だったので、内目を立ち回れそうなタイプが面白そうです。

G1になってから6番人気以下で馬券に絡んだ馬は3頭で、それらは社台グループの生産馬で、過去に芝2000mのG1で連対したことがありました。G1実績を確認して臨むと良さそうです。

過去10年のダービー卿CTでは7番人気以下で③着以内に入った馬が9頭いて、いずれも中7週以内の臨戦で、父か母父がサンデー系かミスプロ系です。2014年以降に激走した6頭は近3走以内に芝で③着以内の好走歴があり、そのうち5頭は4~5歳だったので(例外馬は6歳)、ある程度若くて勢いが感じられるタイプが侮れないでしょう。


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