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穴ぐさ傾向と対策

ラジオNIKKEI賞もCBC賞も穴は内枠!?


先週(6月26日~27日)の穴ぐさは[5.10.9.90](複勝率21.1%)で、複勝回収率が105%でした。宝塚記念では【B】評価だったユニコーンライオンが7番人気で②着に入りましたね。馬券を獲ったみなさん、おめでとうございました!

宝塚記念クロノジェネシスが制して、宝塚記念→有馬記念→宝塚記念というグランプリ3連覇を成し遂げましたね。①~③着に入った3頭が馬番1~7番で、④~⑥着にふた桁馬番の馬が入る決着でしたから、今年上半期の阪神芝は内が有利な傾向が最後まで続いたということですかね。

6月の穴ぐさは[18.27.28.354](複勝率17.1%)という成績でした。5月の複勝率が16.9%で、そこから上昇させることができたので、夏競馬となる7月以降もさらに伸ばせるように頑張りたいと思います。

今週末からは福島・小倉・函館という3場開催に移ります。重賞はラジオNIKKEI賞CBC賞が予定されていて、CBC賞は今年は小倉芝1200mになりますが、どちらもハンデ戦ですから波乱含みでしょう。

今年、芝のハンデ重賞は12レースが行われ、①~③着を1~6番人気が占めたケースはシルクロードSとダービー卿CTの2レースしかありません。12レースのうち10レースで7番人気以下の馬が馬券に絡んでいますから、人気薄の馬にも注目すべきでしょう。

今年の芝のハンデ重賞では、7番人気以下だった馬に関してこんなデータがあります。

【2021年の芝のハンデ重賞で7番人気以下だった馬】
枠順 着別度数
1枠 [2.0.0.10]
2枠 [1.0.2.8]
3枠 [1.1.0.16]
4枠 [0.0.0.18]
5枠 [1.0.0.15]
6枠 [0.0.0.13]
7枠 [2.0.1.11]
8枠 [0.0.3.17]

7番人気以下で③着以内に入った馬は14頭いて、そのうち7頭が1~3枠で、6頭が7~8枠でした。4~6枠だった馬は[1.0.0.46]で、内か外の枠から多くの激走馬が出ていますから、開幕週の施行となるラジオNIKKEI賞CBC賞は内枠(1~3枠)の馬に注意すべきですかね。

激走した14頭については、血統に関してこのように分けることもできます。

【2021年の芝のハンデ重賞で7番人気以下で③着以内に好走した馬】
血統 頭数
父サンデー系 8頭
母父サンデー系 5頭
父も母父もサンデー系以外 1頭

ハンデ重賞で激走した馬はほとんどが父か母父がサンデー系で、父も母父もサンデー系ではなかった馬は1頭(小倉大賞典①着テリトーリアル)だけとなっています。

CBC賞は小倉芝1200mでの開催なので、どうか分からない部分もありますが、ラジオNIKKEI賞は中山開催となった2011年も含めて2008年以降に父サンデー系が13連勝中のレースですからね。今年も注目すべきは父サンデー系ではないでしょうか。

7月3日~4日に行われる福島、小倉、函館の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

7月3日~4日
場所
福島 Aコース・1週目
小倉 Aコース・1週目
函館 Aコース・1週目

7月3日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
福島9R 開成山特別 [0.3.0.14]
福島10R 松島特別 [1.0.0.11]
福島11R テレビユー福島賞 [2.1.3.32]
小倉9R 国東特別 [0.0.1.13]
小倉10R 戸畑特別 [0.0.1.8]
小倉11R 九州スポーツ杯 [0.2.0.17]
函館10R 臥牛山特別 [0.1.0.2]
函館11R 函館日刊スポーツ杯 [2.0.4.32]
函館12R 洞爺湖特別 [0.3.3.16]

7月4日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
福島9R 鶴ヶ城特別 [0.1.3.36]
福島10R さくらんぼ特別 [2.1.0.27]
福島11R ラジオNIKKEI賞 [2.4.4.34]
小倉9R 彦島特別 [0.1.0.2]
小倉10R 西部スポニチ賞 [0.0.0.9]
小倉11R CBC賞 [0.3.2.39]
函館10R 檜山特別 [2.3.2.23]
函館11R 巴賞 [2.1.1.16]
函館12R HTB杯 [0.2.2.25]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
ラジオNIKKEI賞(G3、福島芝1800m)

ラジオNIKKEI賞での穴ぐさは[2.4.4.34](複勝率22.7%)で、複勝回収率は130%です。2013年以降は8年のうち7年で穴ぐさが馬券に絡んでいます。

過去10年では7番人気以下で③着以内に入った馬が12頭いて、そのうち11頭がハンデ53~54kgでした。12頭は馬番11番以内で、10頭は馬番1~7番だったので、真ん中から内枠でハンデ53~54kgの馬をマークしておきましょう。

激走した12頭のうち10頭は前走が左回りでしたが、12頭はいずれも右回りで③着以内の好走歴があり、8頭は右回りのO型コースで勝利実績がありました。小回りコースでの戦績をチェックして臨むと良さそうです。

注目レース
巴賞(OP特別、函館芝1800m)

巴賞での穴ぐさは[2.1.1.16](複勝率20.0%)で、複勝回収率は113%です。昨年はミラアイトーンが7番人気で②着に入りました。

馬券に絡んだ4頭の穴ぐさは5~7歳の牡馬で、いずれも前走が1800m以外で馬券圏外でしたが、1800mでの勝利実績がありました。4頭は4角5番手以内から③着以内に入ったので、先行力のある1800m巧者が侮れないでしょう。

注目レース
洞爺湖特別(2勝クラス、函館芝1800m)

洞爺湖特別での穴ぐさは[0.3.3.16](複勝率27.3%)で、複勝回収率は119%です。近2年で【A】か【B】評価の穴ぐさが馬券に絡んでいます。

③着以内に入った6頭の穴ぐさは4~5歳で、いずれも父か母父がサンデー系です。6頭のうち5頭は函館か札幌で勝利実績があったので、北海道で実績のある若いタイプに注目しましょう。

注目レース
檜山特別(2勝クラス、函館ダート1700m)

檜山特別での穴ぐさは[2.3.2.23](複勝率23.3%)で、複勝回収率は141%です。

馬券に絡んだ7頭の穴ぐさは5~7歳で、いずれも騎手が前走時から乗り替わっていた馬です。7頭のうち5頭は4角3番手以内から③着以内に入っていて、それ以外の2頭は馬番9~13番で4角8番手以下から差し込みました。先行力のあるタイプに注意しつつ、外からマクリ差しが決まるケースもあるので、そのようなタイプにも目を配ると良さそうです。

ちなみに…
CBC賞での穴ぐさは[0.3.2.39]です。過去10年では7番人気以下で③着以内に入った馬が11頭いて、そのうち6頭は5歳、4頭が6歳、1頭が7歳です。今年は小倉開催となりますが、激走した11頭のうち7頭は4角4番手以内から馬券圏内に入っていて、4角7番手以下から差し込んだ4頭のうち2頭は重~不良馬場だったので、基本的には先行馬に注意すべきでしょう。

11頭のうち8頭は7~8月に芝OPで③着以内に入ったことがあり、2014年以降に激走した9頭のうち7頭は芝1200m重賞で③着以内に好走したことがあったので、夏季実績や短距離重賞での実績を確認して臨むと良いでしょう。


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