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穴ぐさ傾向と対策

アイビスサマーダッシュも馬番12・14番にチャンスが!?


先週(7月17日~18日)の穴ぐさは[6.4.6.106](複勝率13.1%)でした。函館記念などで激走した馬を指名しきれず、申し訳ありませんでした。

今週末から3週間は、新潟&函館の2場開催になります。新潟は夏季開催がスタートするわけですが、ご存知の通り、今年は春の新潟開催が5月23日まで延びて、芝は馬場が傷んだ印象があったので、2ヶ月ぶりの開催でどこまで回復しているかがポイントになりそうです。

新潟芝直1000m戦は、土曜日(24日)の最終レースに1勝クラスのレースがあり、日曜日(25日)にアイビスサマーダッシュが予定されています。

近年のアイビスサマーダッシュ上位人気馬が優勝するケースが多く、近10年の勝ち馬のうち8頭が1~2番人気ですが、上位人気馬が強いのは最近の直線競馬の傾向と言えるんですよね。昨年以降、新潟芝直1000mでは特別競走が14レースあり、そのうち13レースで1~3番人気が勝ち、12レースで1~2番人気で勝利しています。

【2020年以降の新潟芝直1000mの特別競走】
人気 良馬場 道悪馬場
1番人気 [4.3.2.2] [1.0.0.2]
2番人気 [6.0.0.5] [1.1.0.1]
3番人気 [1.3.0.7] [0.2.0.1]
4番人気 [0.2.0.9] [0.0.0.3]
5番人気 [0.1.1.9] [0.0.0.3]
6番人気 [0.1.3.7] [0.0.0.3]
7番人気 [0.1.5.98] [1.0.3.30]

4番人気以下の馬が優勝したのは今春の韋駄天S(14番人気のタマモメイトウが①着)だけで、その時は稍重馬場でした。良馬場での11レースは1~3番人気が勝ち、そのうち10レースで1~2番人気が勝利を収めていますから、アイビスサマーダッシュも乾いた馬場での時計勝負となったら、上位人気馬が強さを見せるかもしれませんね。

昨年のアイビスサマーダッシュを制したジョーカナチャンは5枠9番で、近年の同レースは奇数馬番の馬がよく勝っていて(近10年のうち奇数馬番の馬が7勝)、2017年以降は奇数馬番の馬が4連勝中なんですが、今年は偶数馬番の馬が5年ぶりに勝つ可能性も…?という気がしています。というのも、今春の直線競馬では偶数馬番の馬が強さを見せていたからです。

【2021年の新潟芝直1000m】
馬番 奇数馬番 偶数馬番
ひと桁馬番 馬番1・3・5・7・9番
[0.0.2.33]
馬番2・4・6・8番
[1.0.2.25]
ふた桁馬番 馬番11・13・15番
[1.5.1.14]
馬番10・12・14・16番
[5.2.2.17]

今春は新潟芝直1000m戦が7レースあり、そのうち6レースで偶数馬番の馬が勝ちました。ふた桁の偶数馬番(馬番10・12・14・16番)の馬が5レースで優勝し、特に好走が目立ったのが馬番12番馬番14番の馬です。

馬番12番の馬が[4.0.1.2]、馬番14番の馬が[1.1.1.4]で、7レースすべてで馬番12番馬番14番の馬(もしくは両馬)が馬券に絡んだんですよね。春開催が延びた今年は、馬場の外側が例年以上に良い可能性もあるでしょうから、外の偶数馬番の馬の台頭があって不思議ないのではないでしょうか。

7月24日~25日に行われる新潟、函館の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

7月24日~25日
場所
新潟 Aコース・1週目
函館 Aコース・4週目

7月24日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
新潟9R 燕特別 [0.0.1.28]
新潟10R 豊栄特別 [0.3.3.36]
新潟11R 越後S [0.1.6.30]
函館9R 奥尻特別 [2.0.3.19]
函館10R 噴火湾特別 [1.0.1.22]
函館11R TVh杯 [1.0.3.32]

7月25日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
新潟9R 苗場特別 [1.1.6.34]
新潟10R 糸魚川特別 [0.1.2.20]
新潟11R アイビスSD [3.2.3.35]
函館9R 北海ハンデキャップ [1.1.1.20]
函館10R 立待岬特別 [2.1.2.24]
函館11R UHB杯 [2.0.1.28]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
越後S(3勝クラス、新潟ダート1200m)

越後Sでの穴ぐさは[0.1.6.30](複勝率18.9%)で、複勝回収率は135%です。昨年はスナークスターが7番人気で②着に入りました。

馬券圏内に入った7頭の穴ぐさは馬番10番以内で、6頭は馬番7番以内でした。7頭のうち5頭は前走が1400m以上で、同じく7頭のうち5頭は左回りで連対歴があったので、距離短縮馬や左回り実績馬に注意しましょう。

注目レース
豊栄特別(2勝クラス、新潟芝1400m)

豊栄特別での穴ぐさは[0.3.3.36](複勝率14.3%)で、複勝回収率は107%です。昨年はオーマイガイが7番人気で②着、一昨年はマイティーワークスが16番人気で③着に食い込みました。

芝1400mの時に限ると[0.1.3.17](複勝率19.0%)で、馬券に絡んだ4頭の穴ぐさは馬番9~15番で、そのうち3頭が牝馬です。4頭は4角5番手以内から激走したので、外目から先行できそうなタイプが侮れないでしょう。4頭はいずれも左回りの1400mで勝利実績があったので、その実績も確認して臨みましょう。

注目レース
立待岬特別(2勝クラス、函館芝1200m)

立待岬特別での穴ぐさは[2.1.2.24](複勝率17.2%)で、複勝回収率は132%です。

③着以内に入った5頭の穴ぐさは中9週以内での臨戦で、そのうち4頭は馬番9~14番でした。2011年以降の4頭は3~5歳で、前走でふた桁着順に敗れていたので、前走大敗馬でも若いタイプは見限らない方が良さそうです。5頭のうち4頭は5代血統表内にニジンスキーサドラーズウェルズを持っていたので、底力のありそうな血統馬をチェックしておきましょう。

注目レース
奥尻特別(1勝クラス、函館芝2000m)

奥尻特別での穴ぐさは[2.0.3.19](複勝率20.8%)で、複勝回収率は117%です。

馬券に絡んだ5頭の穴ぐさは3~4歳で、いずれもひと桁馬番でした。5頭のうち4頭は父か母父がサンデー系で、5頭は前走が掲示板外でしたが、中6週以内での臨戦だったので、順調に使われているサンデー系内包馬が侮れないでしょう。

ちなみに…
アイビスサマーダッシュでの穴ぐさは[3.2.3.35]です。過去10年では7番人気以下で③着以内に入った馬が7頭いて、2012年以降の6頭は7~9番人気でした。

激走した7頭は5~7歳で、6~8枠だったので、外目の枠のベテランが侮れないでしょう。7頭は中9週以内での臨戦で、そのうち6頭は前走で④着以内に入っていました。2012年以降の6頭は5代血統表内にノーザンダンサーのクロスを持っていたので、そのタイプもチェックしておくと良いでしょう。


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