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穴ぐさ傾向と対策

ホープフルSも制するのも大型馬?


12月25日~26日の穴ぐさは[3.6.5.70](複勝率16.7%)でした。有馬記念阪神Cも馬券圏内は1~5番人気が占める結果で、有馬記念は1番人気に推されたエフフォーリアが差し切って、2018年のブラストワンピース以来となる3歳馬の有馬記念制覇を果たしましたね。エフフォーリアはこれで7戦6勝で、唯一敗れたダービーもハナ差(②着)。2022年以降も、本当に楽しみですね。

有馬記念で連対圏に入ったエフフォーリアディープボンドは5代血統表内にサドラーズウェルズニジンスキーを持っていて、③着クロノジェネシスと④着ステラヴェローチェはどちらも持っていませんでした。ペースが流れて、最後はスタミナ血脈の有無も影響した面があったでしょうか。

エフフォーリア5枠10番という枠順で、今年12月の中山芝1800m以上のレースでは、馬番別の成績が次のようになっています。

【2021年12月の中山芝1800m以上】
馬番 開催5~8日目
12月18~26日
開催1~4日目
12月4~12日
馬番1~5番 [7.2.4.42] [5.6.6.38]
馬番6~10番 [3.9.3.40] [4.3.3.41]
馬番11~18番 [1.0.4.51] [2.2.2.31]

25日の芝1800mの新馬戦で7枠13番のルージュエヴァイユが勝利を収めましたが、開催5日目以降の中山芝1800m以上で、馬番11番より外枠で連対圏に入ったのは同馬だけです。28日に行われるホープフルSも、馬番11番より外枠の馬は外を回らされると厳しくなるかもしれません。

ホープフルSは2歳G1で、このコーナーで何度も記してきた通り、今年の2歳芝重賞は馬格のあるタイプが優勝しているので、振り返っておきましょう。

【2021年の2歳芝重賞】
馬体重 牡馬 牝馬
458kg以下 [0.1.3.14] [1.3.2.36]
460~478kg [0.2.3.19] [4.4.2.11]
480kg以上 [8.3.1.20] [0.0.2.7]

今年の2歳芝重賞を制した牡馬(8頭)は、すべて480kg以上でした。ホープフルSは中山芝2000mで、今年の2歳の芝2000m重賞は京都2歳Sだけですが(優勝したジャスティンロックは488kg)、昨年のホープフルSは516kgだったダノンザキッドが勝ち、今年の有馬記念も500kg以上の馬のワンツーでしたから、馬格のある馬には注目していいんじゃないでしょうか。

ちなみに、今年、中山芝2000mでの重賞は5レースが行われ、そのうち4レースでノーザンファーム生産馬が勝利しています。

【2021年の中山芝2000m重賞】
レース 優勝馬 生産
紫苑S ファインルージュ ノーザンファーム
皐月賞 エフフォーリア ノーザンファーム
弥生賞 タイトルホルダー 岡田スタッド
京成杯 グラティアス ノーザンファーム
中山金杯 ヒシイグアス ノーザンファーム

弥生賞以外でノーザンファーム生産馬が勝ち、弥生賞では②着にシュネルマイスター(独・Northern Farm生産)が入ったので、ホープフルSでもノーザンファーム生産馬は見逃せないでしょうね。キラーアビリティコマンドラインジャスティンパレスフィデルの4頭が出走予定となっています。

12月28日に行われる中山、阪神の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

12月28日
場所
中山 Aコース・5週目
阪神 Bコース・5週目

12月28日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
中山7R YJSFR第1戦 [0.0.2.4]
中山9R YJSFR第2戦 [0.1.0.11]
中山10R ベストウィッシュC [0.0.2.8]
中山11R ホープフルS [2.1.2.29]
中山12R 立志S [0.0.0.9]
阪神9R 春待月賞 [0.0.1.8]
阪神10R フォーチュンC [0.0.0.9]
阪神11R ベテルギウスS [1.5.3.19]
阪神12R ファイナルS [2.3.3.34]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
ベテルギウスS(OP特別、阪神ダート1800m)

ベテルギウスSでの穴ぐさは[1.5.3.19](複勝率32.1%)で、複勝回収率は175%です。

③着以内に入った9頭の穴ぐさは4~8歳の牡セン馬で、そのうち8頭は関西馬で、7頭が4~5歳馬です。2009年以降に激走した7頭は馬番8~13番で、そのうち5頭は阪神か中山のダートの特別競走で勝ち鞍がありました。その7頭のうち6頭は4角5番手以内から馬券圏内に入ったので、早めに動けそうなタイプに妙味がありそうです。

注目レース
ファイナルS(3勝クラス、阪神芝1200m)

ファイナルSでの穴ぐさは[2.3.3.34](複勝率19.0%)で、芝1200~1400mの時に限ると[1.1.2.8](複勝率33.3%)で、複勝回収率は110%です。

芝1200~1400mで③着以内に入った4頭の穴ぐさは馬番5~11番で、馬体重が450~480kg台でした。4頭のうち3頭は父サンデー系で、同じく4頭のうち3頭は阪神芝内回りで連対歴があったので、父サンデー系と阪神実績馬をチェックして臨みましょう。

注目レース
YJSFR第1戦(1勝クラス、中山芝2000m)

YJSFR第1戦での穴ぐさは[0.0.2.4](複勝率33.3%)で、複勝回収率は180%です。

③着に入った2頭の穴ぐさは父ノーザンダンサー系で、馬番1~5番でした。2頭は4角9番手以下からメンバー中2位以内の上がりで差し込んでいて、初勝利を11~1月に挙げていたので、寒い時期の芝で持続的な末脚を使えそうなタイプに妙味がありそうです。

ちなみに…
ホープフルSでの穴ぐさは[2.1.2.29]という成績です。G1&G2の近7年では1~3番人気が優勝していて、7番人気以下で②~③着に入った馬は4頭います(そのうち3頭は穴ぐさ)。

馬券圏内に激走した4頭は父か母父がサンデー系で、そのうち3頭は父サンデー系×母父ミスプロ系という配合でした。4頭は前走が中山以外の芝1800~2000mで、メンバー中3位以内の上がり(33秒8~34秒9)で勝ち鞍を挙げていました。サンデー系内包で、前走をメンバー中上位の上がりで勝利していた馬をチェックしておきましょう。


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